最新更新日:2024/12/06 | |
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77期ヨーロッパ研修旅行【第6・7日目】<最終回>***********11月17日(日)「ウィーンから日本へ」*********** 天気: 晴れ 気温: ウィーン 最低0度 最高8度 ◆ウィーン市内研修 朝、窓を見ると霧で外が真っ白に。バスに乗っても少し前が見づらいほどで、日本ではなかなか見られない光景でした。ガイドさんから冬のウィーンをはじめヨーロッパではよくある景色だとの説明に、一同聞き入っていました。 そして、霧が少しかかって幻想的なベルヴェデーレ宮殿へ。バロック建築を代表する建物で、中には美術品が数多く展示されていました。 クリムトの代表作「接吻」「ユディット」をはじめ、さまざまな画家の作品を鑑賞しました。ガイドさんから作品の特徴や背景などの説明を聞きながら見ると、作品を深く捉えることができ、とても勉強になりました。そのあとは、庭園に出て散策したり、昨日班別研修を行ったウィーン中心部が遠くに見えているのを写真におさめたりしていました。 次は、ウィーン中央墓地です。 ウィーン中央墓地には自分たちが普段演奏している作曲家たちが埋葬されている場所です。 ウィーンで活躍したベートーヴェン、シューベルト、ブラームスなどのお墓を見たり、モーツァルトの記念碑の前で、クラス全員で「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を合唱したりしました。神聖な雰囲気の中での歌声は、とても思いのこもったものとなりました。 その後、ウィーン国際空港へ。 名残を惜しむ生徒がたくさんいて、またぜひ来たいとか住んでみたいという声もたくさん聞かれました。 写真や映像で見るのとは違い、実際に自分の眼で見て、その場所の空気を肌で感じることで、ものの捉え方がこれまでとはがらっと変わったのではないでしょうか。 日本に戻っても、この1週間で見たこと、感じたことを大切にして学びを進めていってほしいと思います。 ◆ヨーロッパを離れ、一路、日本へ。 まだ帰りたくないと思いながらも、飛行機は乗り継ぎのドーハへ。すっかり機内での過ごし方にも慣れてきて、行きとは違ってリラックスした雰囲気でした。 経由地を経て、関西国際空港へ。 空港の案内の文字や放送が日本語で、少し安心したように見えました。 出国手続き、預け荷物のピックアップ後、旅行委員さんによる解団式をして、それぞれ帰宅の途につきました。 この研修旅行中、私たちのためにいろいろご尽力くださった、ヤナーチェク音楽院の先生方・関係者のみなさん、添乗員さんや看護師さん、各地でお世話になったガイドさんや通訳の方々、ドライバーさんなど、たくさんの方々に支えられたこと、そして、全員健康で過ごせたことに心から感謝したいと思います。 そして、77期生たちのご家族の皆さま、さまざまなご協力をありがとうございました。 研修旅行の成果が、77期のみんなの今後の学校生活やそれぞれの音楽に、素晴らしい果実をもたらしてくれることを信じています。 (生徒の記録より) ・ベルヴェデーレ宮殿では、ガイドさんから「絵の深さ」を学ぶことができました。こだわりを表現し、一回出来上がっても変化させていくのは音楽と同じだと教えていただき、とても素敵だと思いました。ウィーン中央墓地では、ベートーヴェン、シュトラウス、ブラームスなど多くの作曲家たちの墓を巡り、五感を使って感じ取ることができました。今後の演奏にも活かせることを、40人それぞれが自分なりに考え、心に刻んだ1日でした。(H.K.) ・ベルヴェデーレ宮殿ではモネやナポレオンの有名な絵など、いつも教科書の中でしか見ることのできない絵がたくさんあって、みんなでワクワクしながら鑑賞しました。中央墓地では、有名な作曲家から建築家まで、ウィーンで活躍した様々な分野の人たちのお墓がたくさんあり、ベートーヴェンやブラームス、シュトラウスにブラームス、スッペなどが目の前のお墓に眠っていると思うと感慨深く、圧倒されました。(N.M.) ・ブルノのホテルのリンゴよりウィーンのホテルのリンゴの方がおいしかった。ベルヴェデーレ宮殿から、カールス・ヴォティーフ・シュテファンの各教会などウィーン市内が見渡せて良い眺めだった。展示されている絵画を見て、時代ごとに絵画の役割が変化していることを実感した。音楽も絵画と同様に「内と外からの力」によって形を変えてきたのだろう。中央墓地で僕は、今回の旅のなかで大音楽家たちを最も身近に感じた。死の象徴ともいえる墓たちは、彼らが生きていた証人として力強く語りかけてきた。かの人々はウィーンの市内を歩き、あるいはリンゴを食べ、そして芸術を成して墓を残したのであろう。(Y.K.) ***************************************************** 77期ヨーロッパ研修旅行【第7日目(最終日)】速報
11月18日(月)
77期ヨーロッパ研修旅行の一行が乘ったカタール航空802便は、予定より少し早く、16:06に関西国際空港に無事、着陸した模様です。 これから入国審査などが続きます。最後の最後まで、しっかりと! 77期ヨーロッパ研修旅行【第6・7日目】速報
11月17日(日)
朝8:30、ウィーンのホテルを時間通りに出発し、最後の市内研修に出かけました。 お昼過ぎにウィーン国際空港へ。 セキュリティチェック、出国審査にかなり時間がかかり、搭乗まであまり時間がなく、トイレと補食を買いにいくぐらいの慌ただしい出国となりました。 ドーハ国際空港には予定通り、現地時間23時前に到着し、トランジットとなりました。 11月18日(月) ドーハ国際空港を、現地時間 午前1:10(日本時間 午前7:10)に飛び立ち、関西国際空港に向かっています。みんな元気です。 ************************************************** 11月17日(日)第6日目の活動の様子などは、改めて、掲載させていただきます。 77期ヨーロッパ研修旅行【第5日目】その2*********11月16日(木) 「ウィーン市内研修とカールス教会ミニコンサート」********** 天気: 曇り時々晴れ 気温: ブルノ 最低2度 最高9度 ウィーン 最低1度 最高12度 ◆ウィーンへ 今日は朝早く集合して、3日間過ごしたブルノをあとにし、再びウィーンへ。 ウィーンからブルノに移動してきた際は、夜だったので暗くて何も見えなかったのですが、今日は移動中周りの景色をたくさん見ることができました。 遠くまで続く田園地帯や、湖、時々シカや鳥など野生動物もいて、みんなそれぞれ指差しながら、車窓の風景を楽しんでいました。 そして、ウィーンに向かうバスの中で、今日カールス教会でのコンサートでの打ち合わせと、演奏する曲の練習をしました。バスの中がまるで音楽室のようでした。 ◆ウィーン市内 班別研修 ウィーンに到着して、まずはオペラ座の前で集合写真。そこからは、班ごとに立てた計画をもとに班別研修へ。 ウィーンを代表する教会、シュテファン寺院をはじめ、モーツァルトがウィーンで住んでいた現存する唯一の建物であるモーツァルトハウス、200年以上にわたって楽譜貸し出し業や出版業でも歴史のある老舗楽譜店ドブリンガー、ザッハトルテで有名なホテルザッハーなど、いろいろな場所を回って、ウィーンの歴史・文化・伝統的な食べ物などに触れていました。 ◆カールス教会でのコンサート 班別研修を終えて、カールス教会へ。 カールス教会はバロック建築を代表する建物で、神聖ローマ帝国皇帝のカール6世が当時流行していたペストの撲滅を願って建てた歴史ある教会です。 声楽のアンサンブル、フルート四重奏、クラス全員での合唱。ブルノでは演奏していない楽曲もあったのですが、バス車内での練習の成果もあって、たくさんのお客様に喜んでいただくことができました。 ホールでの音の響きとは全く違う、天から降り注ぐような音を実感。教会の雰囲気とも相まって、とても素敵な空間でした。長い間準備してきた成果が発揮され、また研修旅行の締めくくりとして、とてもいいコンサートになりました。 ◆クリスマスマーケット コンサートが終了してから、市庁舎前のクリスマスマーケットへ。実は今日がこの場所のクリスマスマーケットの初日。クリスマスツリーと市庁舎の点灯式を見ることができました。 たくさんの人がこの場所を訪れて、クリスマスの準備のための物や、冬を過ごすために欠かせない手袋や帽子を買ったり、この季節を代表する食べ物や飲み物を楽しんでいました。 ヨーロッパの人たちの生活に密接に関わるものの一つが現地で体験できました。 夕食の時間は、この旅行期間中に誕生日を迎えた人たちのお祝いをしました。 ケーキやお土産のプレゼントがあって、みんなで“Happy Birthday”を歌いました。おめでとう!! 明日はもう少し、ウィーン市内研修を行ってから帰国します。もう帰ると思うと少し寂しいですが、あと1日しっかりと学びを得たいと思います。 (生徒の記録より) ・ウィーンに到着し班別研修スタート。限られた時間の中,事前に立てた計画書や地図を見ながら教会や王宮など歴史的な建物を見学していきました。道を歩いているだけでも数々の素敵な建物を見ることができて幸せでした。続いて,カールス教会でのコンサート。とても美しく響く教会で77期の音楽を奏でられたことは,とても印象深く貴重な経験となりました。(N.K.) ・教会での合唱は、人生で初めての響きに涙が出ました。(A.U.) ・ウィーン市内研修では、班のみんなで立てた計画通りに市内を巡りました。昼食をとる予定だったお店が長蛇の列で入れず、代わりに入った近くのレストランがとてもおいしくて感動しました。美しい建築物はどこを見ても新鮮で、昔の作曲家たちは.この石畳の道を毎日歩いてこの街並みを見ていたのだ、この教会にも通ったにちがいないなどと実感し、驚きの連続でした。また将来、自分で来たいです。(T.Y.) ***************************************************** 77期ヨーロッパ研修旅行【第5日目】
11月16日(土)
引率団からの詳細なレポートは、今日は残念ながらお休みです。 概要のみ、お知らせいたします。 ****************************************** ヨーロッパ研修の一行は、前日のヤナーチェク音楽院でのコンサートの疲れをものともせず、朝の集合時刻の3分前には集合が完了するという、素晴らしい形で、ブルノからウィーンへとチャーターバスで出発しました。 ウィーンには少し早めに到着できたので、市内班別研修の時間を少し長めにとれることになり、生徒たちは皆、とてもうれしそう。諸注意をしっかりと聴いて、各班とも元気に出発していきました。 班別研修を終えて、ケルントナー通りの集合場所に戻ってきた77期たちは、そろってカールス教会へ。ここでミニコンサートを開催しました。歴史ある素晴らしい教会の響きを体験すると同時に、ウィーンの皆さんの前でもコンサートができたことに、感激もひとしおです。 その後、一行はクリスマス市へ。皆、思い思いにヨーロッパのクリスマスの雰囲気を満喫していました。 夕食はホテルにて。ちょっと素敵なサプライズもあって、みんなで現地最後の夜を楽しく過ごしました。 今日もみんな元気です。 ****************************************** 詳しいレポートは、明日以降にお知らせできればと思います。 お楽しみに! 77期ヨーロッパ研修旅行【第4日目】******11月15日(金)「ヤナーチェク音楽院(第2日)」******* 天気: 曇り 気温: 最低4度 最高8度 明け方に少し雨が降ったようで、朝出かける頃はまだ道路がぬれていました。 ◆ヤナーチェク音楽院でのレッスン 昨日、受講していない生徒は今日の午前中、レッスンがありました。 「ペダルを使いすぎないように。鍵盤に対して手を押し付けるような重さのかけ方はしないで、出てきた音は開放するような音の出し方に。」「各拍の音を均等に、しかし1拍目に音楽が戻って流れが持続するように。和声が導き出している音楽の表情を強弱だけで表すのではなく、例えば喜怒哀楽のような細やかなさりげない表情の変化で演奏するように。」など、音の出し方について、どの専攻の先生方も大切にされていて、生徒たちは、その指摘に応えながら、今までより自然でなおかつ深い音や表現に近づけていっていました。 ◆ブルノ市内研修 ブルノはチェコ第二の都市で、歴史的・文化的に重要な街です。昨日に引き続き、レッスンの空き時間や演奏会のリハーサルまでの間を活用して、市内研修に出かけました。 街のシンボルである「聖ペテロ聖パウロ大聖堂」、建設された過程にユニークなエピソードをもつ「旧市庁舎」、異なるルーツや特色をもつ2つの広場「自由広場」「緑の広場」などを見学しながら研修を深めました。 ブルノ出身の作曲家、ヤナーチェクが通った書店(楽譜店)にも立ち寄り、これから取り組む曲の楽譜やブルノの街並みが描かれたポストカードを購入する生徒もいました。 ◆ヤナーチェク音楽院でのコンサート 今夜は、レッスンでお世話になったヤナーチェク音楽院のホールでのコンサートを開催しました。コロナ禍を経て実に5年ぶりとなります。 体調が悪い生徒もなく、明るい雰囲気でリハーサルから本番へと続いて、77期一人ひとりがヨーロッパに来てからの経験や思いなどをしっかりと込めた演奏をブルノの皆様に届けられたコンサートとなりました。 ブルノ在住の方をはじめ、ヤナーチェク音楽院の先生方や関係者の皆さんにお越しいだいて、会場はほぼ埋まり、温かい拍手や歓声をいただきました。音楽院内外の方々に注目していただけるものとなりました。 前半は、2年生になって重唱奏の授業で取り組んできた成果を発表しました。ピアノ2台8手の連弾や管楽器&ピアノ、ヴァイオリンデュオ&ピアノなどの室内楽曲などを演奏しました。 後半はクラス全員での合唱。英語、ドイツ語、ラテン語、チェコ語の曲をプログラムに織り交ぜて、リハーサルでは現地の方に正しい言葉の発音を確認していただきながら、時間ギリギリまで打ち合わせをして、演奏会に臨みました。 1年生の頃からいろいろなステージに立って深めてきたチームワークを発揮することができ、とても感動的なステージとなりました。 コンサート終了後は、会場の外の階段でお見送り。その場所でも校歌や今まで練習してきた楽曲をアカペラで歌い、お客さまに大きな拍手と温かいお声掛けをいただきました。 今回のコンサートで得たものを、これからの音楽活動にぜひ活かして、更なる高い目標に向かって成長していって欲しいと思います。遅くまでお疲れさまでした。 明日は、ブルノからウィーンに戻り、ウィーンの街を班ごとに立てたプランで、班別研修を行います。 (生徒の記録より) ・今日はレッスンや市内研修、そしてヤナーチェク音楽院でのコンサートがありました。たくさん練習を重ねてドキドキで迎えた本番ですが、現地の人々がとても温かく迎えてくださり、とても嬉しかったです。チェコ民謡「タンツィ タンツィ」(踊ろう、踊ろう)を歌ったときは、とても喜んでいただけました。いろいろな想いがこみあげて涙を流す友人も。とても貴重な経験になりました。(N.M.) ・レッスンではたくさんのことを教えていただけてとても良い勉強になりました。コンサートは、笑顔の、そして、泣いてくださっているお客様もいらして、とても嬉しかったです。歌っている時は77期のみんなが本当に一つになっていることを実感し、感動して泣きそうになりました。もう一度コンサートをしたいです!(S.N.) ・ヤナーチェク音楽院でのコンサートでは、今までみんなでやってきたことを出し切って、とても感動しました。お客様がお帰りになる際、一人一人に声をかけていただき、音楽は、たとえ言葉が通じなくても人と人との心をつなぐものなのだと改めて認識し、涙があふれました。(N.M.) ・ブルノ市内研修では教会が初めてだったのですが、中に入ると自然ととても神聖な気持ちになることを体験しました。町並みも石畳や石造りの建物が多く、コンクリートやアスファルトの日本とは違って雰囲気があります。コンサートは、大勢の方に聴いていただけて、とても楽しかったです。(A.M.) 77期ヨーロッパ研修旅行【第3日目】その3
「77期ヨーロッパ研修旅行」引率団から、第3日目のレポートが届きました!
******11月14日(木)「ヤナーチェク音楽院(第1日)」******* 天気: 曇り時々晴れ 気温:最低1度、最高7度 今日からヤナーチェク音楽院での、レッスンが始まりました。8割くらいの生徒は今日レッスンを受講しました。各部屋に記録や写真等で入らせていただいたのですが、音楽院の先生方それぞれのご指導のもとで、生徒たちは色んな発見があったようです。 体調を崩している生徒もおらずみんな元気に過ごせています。 ◆ヤナーチェク音楽院 昨日は小雨が降ったりしていたのですが、今日は空が少し明るさを取り戻してくれました。 今日からはいよいよヤナーチェク音楽院でレッスンを受講します。みんな、朝から少しソワソワしながらも、音楽院に到着すると控え室で音出しを入念にしたり、挨拶やレッスンで必要になる言葉の単語を確認して、準備に一生懸命取り組んでいました。 そして、レッスン開始。 指導してくださる先生方の言葉や、演奏してくださる音、ジェスチャーをしっかりと受け止めて、自分がその瞬間に表現できることを出そうと真摯にレッスンに向き合っていました。この経験を活かして、今後世界へと羽ばたいていくきっかけにして欲しいと思います。 通訳を介さないで受講する生徒もおり、自分の力でコミュニケーションをとる姿は、とても頼もしく感じました。 レッスンでは、 「息の流れを大切に。体の支えをしっかり持って。発音は自由に。」 「音符がひとつひとつの発音になり過ぎないように、流れやフレーズを大切にすること。」 など、音を出すということに対する緻密さをどの専攻でもご指導していただいていました。 日本で演奏しているのとの違いを感じた生徒も多くいて、今回先生方から引き出していただいた感覚や成果をしっかりと身につけて欲しいと思います。 レッスンが終わって、夕方からは明日のコンサートに向けての練習をしました。テンポや歌詞の発音についてなど、時間をじっくり使って確認し、充実した時間を過ごすことができました。 明日は各グループのアンサンブルとクラス全員での合唱を、ヤナーチェク音楽院のホールで披露する予定です。 (生徒の記録より) ・レッスンでは、自分が持っていた曲のイメージとは全然違って驚き、新しい発見があって、とても学ぶことが多かったです。私は通訳付きでレッスンをしていただいたのですが、通訳の方が堀音の先輩で、とても分かりやすくて有難かったです。コンサートも頑張りたいと思います。 (O.M.) ・私はレッスンが明日にあるため、今日は11時からブルノ市内研修に行きました。昨日は曇っていて空が真っ白でしたが、今日はとてもよく晴れて青空で太陽が暖かかったです。モーツァルトが滞在した建物や教会を訪れ、ブルノの歴史や音楽、風土を感じることができました。(K.K.) ・今日は、ブルノ市内研修に行ってきました。初めて生で見るヨーロッパの街並みに興奮しました。教会では、ステンドグラスの色合いの美しさやオルガンの響き、増築部分の色の違いなどから感じられる歴史、城壁から見る景色など、どれも素晴らしかったです。作曲家ヤナーチェクが通っていた本屋にも訪れることができました。(T.M.) ***************************************************** 77期ヨーロッパ研修旅行【第3日目】その2
11月14日(木)
現地19:30(日本時間 15日(金)午前3:30) ヤナーチェク音楽院での個人レッスンならびにブルノ市内研修を無事終えて、ホテルに帰着したとの連絡が入りました。 みんな元気で、ヤナーチェク音楽院での第1日目を終えました! 明日は、引き続き個人レッスンならびにブルノ市内研修と、いよいよコンサート開催です! 今年もドイツから 〜芸術顧問 松田 康子 先生 特別授業〜
10月28日(月)に1年生、11月6日(水)・7日(木)に2、3年生を対象に、全3回にわたって、本校芸術顧問の松田 康子 先生による特別授業が開催されました。
松田先生は、ドイツ在住の素晴らしいピアニストで、本校17期卒の大先輩です。 東京藝術大学・同大学院、ミュンヘン国立音楽大学をご卒業後、ドイツを中心にヨーロッパ各地で定期的にリサイタル、室内楽、オーケストラとの共演などを重ねてご活躍の一方、リヒャルト・シュトラウス音楽院、京都市立芸大、ミュンヘン国立音楽大学にて後進を指導、ピアノや室内楽の国際コンクールの審査などにも数多く当たっていらっしゃいます。 毎年秋にドイツから帰国され、本校の生徒たちを熱心にご指導くださっています。 今年度は、昨年度に続いて、1、3年生にはピアノ、2年生にはアンサンブルに対する公開レッスンをしていただきました。 1年生は、5人に対してそれぞれ、バッハの平均律クラヴィーア曲集から3曲とショパンのエチュード2曲をご指導いただきました。 たとえば前半のバッハでは、作曲当時のバッハのお話や「平均律」という名称についても解説してくださり、それぞれの生徒の課題に応じて、生徒の傍に寄り添いながら優しい語り口で導いてくださったり、イメージを喚起する問いを投げかけてくださったり、客席の聴講生徒にも質問したりしてくださりながら、学びを深めてくださいました。 2年生は、ヨーロッパ研修旅行中に、現地でのコンサートで披露する予定のアンサンブルのうち、2チームがご指導を受けました。松田先生は、「アンサンブルをとても楽しみにしてきたのよ」と満面の笑み。トランペット・チューバ・ピアノのチームでは、まず演奏をひととおり聴くと、「これは、とても楽しい曲でしょ。きっちり弾こう・吹こうなんて、全く気にしないで。リズムをお腹で感じてね。」と、軽やかに伸びやかにリズミカルに、生徒たちをどんどんと乗せていってくださいました。 3年生は、ショパンとベートーヴェン各2名、計4名をご指導いただきました。松田先生のご指導を受けるのは3年目。意気込みはさすがに際立っています。 ポイントポイントで、脱力や打鍵について肘や手に触れながらお教えくださったり、ご自身でも弾いて見せてくださったりして、濃密な時間が流れていきました。 質問にも丁寧に応じてくださって、たくさんの学びをお与えいただきました。 松田先生、今年もはるばるドイツから、後輩たちのために3日間にわたってご指導にお越しくださり、本当にありがとうございました! 77期ヨーロッパ研修旅行【第3日目】その1
11月14日(木)17:16
チェコ ブルノは、朝の9:00を過ぎたところです。 引率団より、「寝坊する生徒は1人もなく、全員元気に、ホテルのおいしい朝食ビュッフェを喜んでいただき、これからヤナーチェク音楽院へと向かいます。」との知らせが届きました。 いよいよ今日から、個人レッスンが始まります。 素晴らしい学びが得られますように。 |
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