最新更新日:2024/12/06 | |
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77期ヨーロッパ研修旅行【第3日目】その3
「77期ヨーロッパ研修旅行」引率団から、第3日目のレポートが届きました!
******11月14日(木)「ヤナーチェク音楽院(第1日)」******* 天気: 曇り時々晴れ 気温:最低1度、最高7度 今日からヤナーチェク音楽院での、レッスンが始まりました。8割くらいの生徒は今日レッスンを受講しました。各部屋に記録や写真等で入らせていただいたのですが、音楽院の先生方それぞれのご指導のもとで、生徒たちは色んな発見があったようです。 体調を崩している生徒もおらずみんな元気に過ごせています。 ◆ヤナーチェク音楽院 昨日は小雨が降ったりしていたのですが、今日は空が少し明るさを取り戻してくれました。 今日からはいよいよヤナーチェク音楽院でレッスンを受講します。みんな、朝から少しソワソワしながらも、音楽院に到着すると控え室で音出しを入念にしたり、挨拶やレッスンで必要になる言葉の単語を確認して、準備に一生懸命取り組んでいました。 そして、レッスン開始。 指導してくださる先生方の言葉や、演奏してくださる音、ジェスチャーをしっかりと受け止めて、自分がその瞬間に表現できることを出そうと真摯にレッスンに向き合っていました。この経験を活かして、今後世界へと羽ばたいていくきっかけにして欲しいと思います。 通訳を介さないで受講する生徒もおり、自分の力でコミュニケーションをとる姿は、とても頼もしく感じました。 レッスンでは、 「息の流れを大切に。体の支えをしっかり持って。発音は自由に。」 「音符がひとつひとつの発音になり過ぎないように、流れやフレーズを大切にすること。」 など、音を出すということに対する緻密さをどの専攻でもご指導していただいていました。 日本で演奏しているのとの違いを感じた生徒も多くいて、今回先生方から引き出していただいた感覚や成果をしっかりと身につけて欲しいと思います。 レッスンが終わって、夕方からは明日のコンサートに向けての練習をしました。テンポや歌詞の発音についてなど、時間をじっくり使って確認し、充実した時間を過ごすことができました。 明日は各グループのアンサンブルとクラス全員での合唱を、ヤナーチェク音楽院のホールで披露する予定です。 (生徒の記録より) ・レッスンでは、自分が持っていた曲のイメージとは全然違って驚き、新しい発見があって、とても学ぶことが多かったです。私は通訳付きでレッスンをしていただいたのですが、通訳の方が堀音の先輩で、とても分かりやすくて有難かったです。コンサートも頑張りたいと思います。 (O.M.) ・私はレッスンが明日にあるため、今日は11時からブルノ市内研修に行きました。昨日は曇っていて空が真っ白でしたが、今日はとてもよく晴れて青空で太陽が暖かかったです。モーツァルトが滞在した建物や教会を訪れ、ブルノの歴史や音楽、風土を感じることができました。(K.K.) ・今日は、ブルノ市内研修に行ってきました。初めて生で見るヨーロッパの街並みに興奮しました。教会では、ステンドグラスの色合いの美しさやオルガンの響き、増築部分の色の違いなどから感じられる歴史、城壁から見る景色など、どれも素晴らしかったです。作曲家ヤナーチェクが通っていた本屋にも訪れることができました。(T.M.) ***************************************************** 77期ヨーロッパ研修旅行【第3日目】その2
11月14日(木)
現地19:30(日本時間 15日(金)午前3:30) ヤナーチェク音楽院での個人レッスンならびにブルノ市内研修を無事終えて、ホテルに帰着したとの連絡が入りました。 みんな元気で、ヤナーチェク音楽院での第1日目を終えました! 明日は、引き続き個人レッスンならびにブルノ市内研修と、いよいよコンサート開催です! 今年もドイツから 〜芸術顧問 松田 康子 先生 特別授業〜
10月28日(月)に1年生、11月6日(水)・7日(木)に2、3年生を対象に、全3回にわたって、本校芸術顧問の松田 康子 先生による特別授業が開催されました。
松田先生は、ドイツ在住の素晴らしいピアニストで、本校17期卒の大先輩です。 東京藝術大学・同大学院、ミュンヘン国立音楽大学をご卒業後、ドイツを中心にヨーロッパ各地で定期的にリサイタル、室内楽、オーケストラとの共演などを重ねてご活躍の一方、リヒャルト・シュトラウス音楽院、京都市立芸大、ミュンヘン国立音楽大学にて後進を指導、ピアノや室内楽の国際コンクールの審査などにも数多く当たっていらっしゃいます。 毎年秋にドイツから帰国され、本校の生徒たちを熱心にご指導くださっています。 今年度は、昨年度に続いて、1、3年生にはピアノ、2年生にはアンサンブルに対する公開レッスンをしていただきました。 1年生は、5人に対してそれぞれ、バッハの平均律クラヴィーア曲集から3曲とショパンのエチュード2曲をご指導いただきました。 たとえば前半のバッハでは、作曲当時のバッハのお話や「平均律」という名称についても解説してくださり、それぞれの生徒の課題に応じて、生徒の傍に寄り添いながら優しい語り口で導いてくださったり、イメージを喚起する問いを投げかけてくださったり、客席の聴講生徒にも質問したりしてくださりながら、学びを深めてくださいました。 2年生は、ヨーロッパ研修旅行中に、現地でのコンサートで披露する予定のアンサンブルのうち、2チームがご指導を受けました。松田先生は、「アンサンブルをとても楽しみにしてきたのよ」と満面の笑み。トランペット・チューバ・ピアノのチームでは、まず演奏をひととおり聴くと、「これは、とても楽しい曲でしょ。きっちり弾こう・吹こうなんて、全く気にしないで。リズムをお腹で感じてね。」と、軽やかに伸びやかにリズミカルに、生徒たちをどんどんと乗せていってくださいました。 3年生は、ショパンとベートーヴェン各2名、計4名をご指導いただきました。松田先生のご指導を受けるのは3年目。意気込みはさすがに際立っています。 ポイントポイントで、脱力や打鍵について肘や手に触れながらお教えくださったり、ご自身でも弾いて見せてくださったりして、濃密な時間が流れていきました。 質問にも丁寧に応じてくださって、たくさんの学びをお与えいただきました。 松田先生、今年もはるばるドイツから、後輩たちのために3日間にわたってご指導にお越しくださり、本当にありがとうございました! 77期ヨーロッパ研修旅行【第3日目】その1
11月14日(木)17:16
チェコ ブルノは、朝の9:00を過ぎたところです。 引率団より、「寝坊する生徒は1人もなく、全員元気に、ホテルのおいしい朝食ビュッフェを喜んでいただき、これからヤナーチェク音楽院へと向かいます。」との知らせが届きました。 いよいよ今日から、個人レッスンが始まります。 素晴らしい学びが得られますように。 77期ヨーロッパ研修旅行【第2日目】その4*******11月13日(水)「ウィーン市内研修」******* ◆ウィーン到着 天気 曇り 気温 朝2度 午後7度 経由地のドーハから6時間のフライトでウィーン国際空港に到着。楽しみにしていたヨーロッパに上陸しました。飛行機からバスに乗り換える時に外に出て、寒波の来ているウィーンの冷たい空気に吐く息も真っ白でとても寒かったですが、改めてヨーロッパに来たんだと実感します。 入国審査を経て、空港内に。 無事、全員の荷物も受け取り、バスに乗り込みました。そして、ウィーン市内へ!! ◆シェーンブルン宮殿 ウィーンでの最初の研修先は、オーストリアを代表する建物の一つ、シェーンブルン宮殿です。 壮大で豪華な建物に圧倒されました。宮殿の中にはオーストリア歴代の王様にちなんだ部屋や、歴史的な出来事に大きく影響を受けたものなど、ガイドさんの丁寧で分かりやすい説明を受けながら見学しました。 ここで、全員で記念撮影。 シェーンブルンをあとにして、バスに乗り込みウィーン中心部へ。バスに乗り、ガイドさんからのウィーンの街の成り立ちや、有名な建物や教会、オペラ座や学友協会といった音楽施設、ウィーンで活躍した作曲家の家やゆかりの建物など、左右をキョロキョロしながら、みんな説明を聞き入っていました。 ◆昼食 昼食は旧市街のレストランで、オーストリアを代表する料理をみんなでいただきました。 日本ではなかなか食べることのできない食事がうれしかったし、外が寒かったので温かい料理にとても癒されました。 昼食のあとは、市立公園の中にあるシュトラウス像の前で記念撮影。 ◆ハイリゲンシュタット、ベートーヴェン博物館 ベートーヴェンがドイツからウィーンに移り住んだ際に、実際に生活をしていたエリアに足を運びました。 ハイリゲンシュタットは、ベートーヴェンがよく散歩をしていた場所で、その側には小川が流れています。交響曲第6番「田園」の着想を得た場所とも知られ、ベートーヴェンが歩いた道をみんなで歩いてみました。 その後は、ベートーヴェンが実際に住んでいた住居を展示している、ベートーヴェン博物館での研修。ここには、作曲する際に使っていたピアノや耳が聞こえにくくなってきた頃に使用していた、骨伝導補聴器などが展示されていて、ベートーヴェンの生きていた当時に触れるような体験をしました。 その後、ウィーンをあとにして、レッスンやコンサートを行う次の目的地、チェコのブルノへ。 バスに乗って約2時間、ブルノに到着しました。 到着した頃にはすっかり暗くなってしまいましたが、お城や教会がライトアップされていて、ウィーンとは違った雰囲気を感じました。 明日からは、ヤナーチェク音楽院でのレッスンやコンサートに向けての取り組みが始まります。今日はゆっくり休んで明日からに備えます。 (生徒の記録より) ・ウィーンへ到着。日本とは、風景から言語や通貨などすべてが異なり、初めての体験が多い一日でした。シェーンブルン、ハイリゲンシュタットは学べることがものすごく多かったのでとても書き切れません。ここから気を引き締めていきます!(A.R.) ・シェーンブルン宮殿では2つのチームに分かれ、イヤホンガイドで解説を詳しく聴きながら回ることができました。ベートーヴェン博物館やハイリゲンシュタットにも行き、ベートーヴェンを身近に感じることができ、もっともっと勉強して演奏しないといけないと思いました。(K.Y.) ・ウィーンについておいしいお昼御飯を食べて元気を出した後、公園を散策したり、ベートーヴェン博物館で研修したりと、充実した一日目でした!!外を徒歩で移動することで、よりヨーロッパの空気を感じることができたように思います。(K.S.) ***************************************************** 11月14日(水)午前2:07(現地 13日(水)18:07) 引率団より、無事、ブルノのホテルに到着したとの連絡が入っております。 全員、元気です。 77期ヨーロッパ研修旅行【第2日目】その3
「77期ヨーロッパ研修旅行」引率団から、ドーハ乗継時点のレポートが届きました!
*******11月13日(水)「ドーハ ハマド国際空港 にて」******* 関西空港を出発してから、11時間のフライトの後、乗り継ぎのカタールのドーハ ハマド国際空港に到着しました。 今回のフライトで飛行機に乗ることが初めての生徒もいて、とても興奮していました。 ここでは、乗り継ぎの動きや諸注意のほか、明日からのヤナーチェク音楽院でのレッスンの予定についても説明がありました。 ドーハ ハマド国際空港には、シンボルの大きなクマがいて、その大きさにみんなびっくり! 他にも、空港内をカートが走り回っていたり、列車のようなもので出発ゲートまで移動したりと、その規模に圧倒されました。 ここまで体調を崩す生徒は一人もなく過ごせています。このまま元気にヨーロッパに入りたいと思います。 ***************************************************** こちらは今、18時。 一行は今、ウィーン市内を元気に研修中でしょうか。 その様子などは、明日のブログでご紹介できると思います。 お楽しみに! 77期ヨーロッパ研修旅行【第2日目】その2
11月13日(水)
15:30 ウィーン国際空港に無事到着との連絡が入りました。 みんな元気で、ウィーンの地を踏みました! 現在、ウィーンは朝です。 一行は、これからまずウィーン市内研修へ。 夕刻、チェコのブルノへと移動します。 77期ヨーロッパ研修旅行【第2日目】その1
11月13日(水)
午前6時34分(日本時間)、一行は無事ドーハ国際空港に到着しました。 全員、元気です。 ドーハは今、真夜中。このあと、ウィーンに向けて飛び立ちます。 ウィーン到着は現地の朝7時ごろ、日本時間の本日15時ごろの予定です。 77期 ヨーロッパ研修旅行 出発
11月12日(火)15:30関西国際空港4階国際線出発フロアに、誰一人遅れることなく、厚手のコートやマフラーを手に持って、スーツケースとともに集合場所までやってきた2年生の生徒たち。空港はインバウンドの方々も多く、かなりの混雑状態。チェックインカウンターG付近の集合でしたが、途中からHに移動。随時班長が点呼を取りました。
集合が確認できたところで、看護師の方の紹介。そして、見送りの校長から、班長と研修旅行委員に対して、注意と激励が行われました。そのあと、添乗員の方から、荷物を預けるところまでの確認があり、カタール航空のカウンターに並びました。無事預け終わったところで再集合。今度は、手荷物チェックから通関、搭乗口までひとりひとりで動くことの確認がされ、17番搭乗口の再集合16:50が示されました。 そして、校長と旅行社から応援に来てくださっていた方と別れ、皆手荷物検査場へ入っていきました。 その後、引率の教員から空港に待機していた校長に、16:50無事再集合したことの電話連絡があり、また17:50ごろには、空港に待機してくださった旅行社の方からはるかに乗って学校に戻る途中の校長に、飛行機が予定どおり、無事飛び立ったと、メッセージでの連絡をいただきました。次の旅行団からの連絡は乗継ぎのドーハ国際空港に着いた時に教頭に入る予定です。 ウィーン(オーストリア)とブルノ(チェコ)4泊7日の研修旅行、無事に、実り多き時間を過ごせるよう、願うばかりです。 京大研修2024
11月9日(土)秋晴れの午後、京都大学吉田南構内 総合人間学部棟にて「京大研修2024」が実施されました。本校からは1,2年生8名が参加しました。
「京大研修」とは、京都大学と京都市教育委員会との「高大連携協定」に基づく事業で、京都市立高校の生徒たちが京都大学の大学院生から、学ぶ喜びを伝えていただく機会となっています。テーマ別に、8人の講師の方による8つの分科会が設定され、自分の興味のある分科会に参加申し込みを行います。今年度は全員第1希望の分科会への参加が可能となりました。 本校の8人の生徒が参加を希望した分科会は、農学研究科農学専攻博士後期課程2年の方が講師の「抜いても抜いても生えてくる!?〜雑草の華麗な生存戦略と雑草研究の魅力〜」や、文学研究科思想文化学日本哲学史専修博士後期課程3年の方が講師の「あるものをあるものとして『見る』とはいかなることか〜日常を哲学する〜」、工学研究科電子工学専攻修士課程1年の方が講師の「量子もつれ状態の性質と応用」などでした。どの分科会もとても専門的なご研究内容でしたが、高校生たちにどのように伝えるかをよく考えてくださっていました。ご自分がどうしてそのような研究を志すようになったか、大学・大学院の生活はどのようなものか、ご自身の夢、なども、たくさん語ってくださいました。何より、難しいことを易しく、優しく、語ってくださる講師の方の、深い理解と謙虚な姿勢、そして研究対象に限りない愛をお持ちの姿に、生徒たちは心を動かされていたようでした。 分科会終了後の全体会では、各分科会をZoomでつないで、代表の生徒がまとめを語るのですが、他校のキレのあるまとめをする生徒さんや、「こんなまとめ方もあるんだー!」というユニークでコミュニケーション力たっぷりの生徒さんに刺激を受けていました。本校の生徒たちは、「難しかったけど、おもしろかった」「なんだかこういうことも音楽に関係するな、と思った」と話をして、帰路についていました。高校生の間に、さまざまな機会を活用して、生徒たちが興味関心の幅を広げ、「教養」のベースを作っていってくれることを願っています。 このような貴重な機会をご準備くださった、京都大学と京都市教育委員会の皆さまに、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。 |
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