最新更新日:2024/12/06 | |
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全校人権学習「マイクロアグレッションってなに?」今回は、この「マイクロアグレッション」という概念を理解し、人権への認識を深めるとともに、自分の言動、ひいては社会を、より望ましいものにしようと努力する態度を育成することを目的に、一般財団法人アジア・太平洋人権情報センターより 朴 利明(ぱく りみょん)先生を講師にお招きし、講演会を実施しました。 朴先生は、まず、「マイクロアグレッション」という概念が生まれた経緯と歴史をご紹介くださいました。 1970年代にアメリカの精神科医チェスター・ピアスが、白人の黒人に対する小さな侮辱や差別に対して名称を付けたことがきっかけです。その後、人種やジェンダー、性的指向に関するものなどにマイクロアグレッションの対象が広がります。そして、主流(マジョリティ)から取り残された集団(マイノリティ)に向けられる日々の軽蔑や侮辱などが、その集団の人々の心身の健康や教育・雇用などにまで悪影響を与えているということが明らかになり、アメリカでは2000年代ごろから一般的に理解されるようになっていきました。日本では、2020年代からようやく知られるようになってきたそうです。 次に、さまざまな具体例を示しながら、普段気づかない隠れた思い込み、偏見、見下し、軽んじ等が、相手にモヤモヤやイライラを湧き出させていることを、ご説明くださいました。 たとえばジェンダー。ある女性が友達から「自分で作ったお弁当?おいしそう!女子力高いね!」と言われて、「女子力=家事力?」とモヤモヤする。言う側は相手を傷つけたりストレスを与えたりしていることに全く気付かず、むしろ、ほめ言葉のつもりで言っている場合が多いのですが、言われた側にはそのストレスがどんどん蓄積していってしまうのです。 続いて、先週金曜日に事前学習として各自が取り組んだ「この広告は問題あり?」のワークシートをもとに、グループワークを行いました。ワークシートには、過去に日本で使われた5つの広告・ポスターが示されており、なんらかの「問題」を含んでいるものなのですが、それらのどこが問題なのか、考えてみようというものでした。なかには発表後すぐさま社会から批判を受けた広告もありますし、当時は特におかしいと思われなったものもあります。また、今の私たちが見ても、どこがダメなのかピンとこないようなものも。事前学習で各自が記入していたこと、講演を聴いて新たに気付いた点などを、前後左右の仲間と交流しあい、10分間ほど意見交換を行いました。 その後、朴先生が各広告の問題点について解説くださいました。たとえば、カラーコンタクトレンズの広告には、カラーコンタクトレンズをつけた女性の顔の横に「脱THE日本人顔 付けるだけで憧れの外国人のようなハーフ顔」とのコピーがあり、これについて朴先生は、「白人の身体的特徴をほめているような表現だが、白人からすれば、見世物のようにいつもじろじろ見られているような気持ちになる人もいる。また、みなさんのワークシートに『“日本人顔”に対する差別』という意見があって、確かにそうだと思った。」とコメント。そして、マイクロアグレッションを受けることを蚊に刺されることに例えた短い解説動画を見せてくださいました。 「たまに蚊に刺されるくらいなら大したことはないが、問題は、蚊に刺されまくる人たちがいるということ。四六時中、蚊が現れて、毎日毎日、一日に何度も蚊に刺されることは、本当に不愉快極まりない。蚊に本気で怒って焼き尽くしたくなる。たまにしか刺されない人からすると、過剰反応しているように見えるかもしれない。『単に蚊に刺されただけなのに、そんなに気にする必要ある?』と。また、人生をめちゃくちゃにしたり、命を奪ったりする蚊もいる。だから、次に誰かか過剰反応しているように感じたら、思い出して。彼らは蚊にいつも刺されているということを。ここで“蚊に刺される”とは、マイクロアグレッションのことだ。」 そして最後に、次のようにお話しくださいました。 マイクロアグレッションに気づくためには、自分の内側を見てばかりいてはいけない。社会がどのように動いているのかを知り、考え、評価することが大事。ある言動が、相手にどういうインパクトを及ぼすのかを考えることをぜひ習慣にしてほしい。マイクロアグレッションについて学ぶことは、社会の中にある不平等について知ること。平等な社会へと近づけるため、日々のコミュニケーションを磨いてほしい、と。 日々、知らず知らずのうちに誰かを傷つけているかもしれない私たちの言動。今日の学びを通して、改めて日常にあふれる言葉や自分の発言に注意を向け、人権感覚を鋭敏にしながら、お互いを尊重し合うコミュニケーションを図れるようになりたいものです。 朴先生、貴重なお話をありがとうございました! 【写真上】朴 利明 先生 【写真中】グループワーク 【写真下】質疑応答 令和6年度 京都市子どもの読書活動優秀実践団体表彰
11月2日(土)京都市子どもの読書活動優秀実践団体(者)表彰式が京都市生涯学習総合センター(京都アスニー)で行われ、堀音が他の3団体とともに、市長賞を頂戴しました。
この表彰は、「京都市子どもの読書活動推進計画」に基づき、平成17年度から実施されているもので、本校が京都市図書館との連携のもと、「総合的な探究の時間」の取組の一環として、「0歳からの絵本コンサート 」を生徒が主体的に企画・実施している活動に対しての受賞となりました。 表彰式には、ご来賓として、「国際ソロプチミスト京都―東山」代表様、京都市PTA連合会会長様がご臨席くださり、主催者として、稲田 新吾 京都市教育長、宮前 昭宏 京都市教育委員会生涯学習部長も壇上に。本校校長が稲田教育長より、賞状と副賞(国際ソロプチミスト京都―東山様のご寄付による図書カード)を授与していただきました。 また、校長は、市長賞4団体教育長賞7団体を代表して謝辞を申し上げました。 「0歳からの絵本コンサート」は76期 現3年生がパイオニアです。 77期がその経験を受継ぎ、現在は78期が、来年4月に本番を迎えるコンサートに向けて準備を始めています。この活動は、各図書館の司書の方々のご協力とご指導なしには成り立たないものです。これまで携わってくださった司書の方々、各図書館の皆さま、何よりこの絵本コンサートに足を運んでくださり、一緒に楽しんでくださった子どもたちと保護者の皆さまに心より御礼申し上げます。この受賞を励みに、自分たちの音楽を発信していく取り組みに、ますます挑戦していきたいと思います。 本当にありがとうございました。 秋の夜長 〜能楽鑑賞会へ〜
10月31日(木)放課後、78期1年生が「市立高校伝統文化体験 能楽鑑賞会」に参加のため、金剛能楽堂へ向かいました。
この鑑賞会は、京都市教育委員会の主催、一般社団法人 京一商西京同窓会の協賛で毎年行われているもので、西京高校以外の京都市立高校の生徒もご招待いただいています。堀音では、授業の中で行っている邦楽講座や筝曲講座と併せて、邦楽を学べる好機ととらえ、毎年1年生全員が参加させていただいています。本年度は京都市のALTの先生方もご招待いただきました。 この鑑賞会に先立ちこの日の昼休み、昨年に引き続き、校長が講師を務める「探究的 事前学習会」を行いました。能舞台について(特に京都では、能楽堂でのクラシックのコンサートの機会もあり、「ステージ」としての舞台の観察や響きの体感なども、経験値にししようというお話も)や、「能」と「狂言」の違いなどを、資料を使って説明したあと、狂言特有の定型のセリフや所作を実体験する時間を持ちました。日本の芸能の習得方法どおり、「口うつし」(師匠が言う言葉をそのまま真似る)のスタイルでの体験。生徒の「音」に対する勘の良さは、さすがでした。 17:00、御池通に停車した、京都市教育委員会から支援をいただいた貸切りバスに乗って、金剛能楽堂へ向かいました。到着後、見所(能楽堂では「客席」を「見所(けんしょ)」と言う)の座席に着席しました。 17:30、開会。初めに、京都市教育長 稲田 新吾 様と京一商西京同窓会理事長 三嶋 吉晴 様のご挨拶をいただきました。 続いて、金剛流能楽師の方による、能楽体験会へのプログラムが進んでいきます。この体験会は各校からの代表生徒が舞台にあがり、能楽師の方のご指導で、所作を実演してみるというものです。能舞台は足袋を履くというのが重要なきまりなので、代表生徒たちはその代用として白いソックスを履くようにという指示が事前にありました。 代表生徒たちは、扇を手に、鏡の間から揚幕を通って本舞台へと、能楽師の方のご指導のもと、すり足で歩きました。本校の代表生徒も、神妙な面持ちで姿勢よく進みました。能楽師のよく響く謡の声に合わせて、能らしい所作を決めたのち、もと来た道を早足で退場、となりました。 いよいよ鑑賞。まずは 狂言「蝸牛(かぎゅう)」。蝸牛とはかたつむりのこと。茂山家の方々が演じる、主人と太郎冠者、すっぱ(愛すべき詐欺師)である山伏のかけあいに、会場は笑いに包まれました。予想外の展開と、そのままの結末に、「シュール!」「よくこんな話考えたね」という生徒たちの声が聞かれました。 少しの休憩をしていると、鏡の間から鼓や太鼓、笛の音が聞こえてきます。これは能に多いスタイルで、始まりの合図の役目も果たしています。能の番組は「熊坂(くまさか)」。揚幕の方ばかりを見ていると、地謡の方は切戸口から入場され、びっくりしていた生徒も。囃子方の方々がスタンバイする動きの美しさに見惚れていると、役者の方が舞台へ。一気にその世界に引込まれていきました。 生徒たちがこのあと提出する感想文に、どんな風に愉しんだか、どんな気づきを得たか、を書いてくれるのが楽しみです。 京一商西京同窓会の皆さまには、生徒の学びのために市立高校全体に、いくつものご支援をいただいております。厚く御礼申し上げます。今年度の能楽鑑賞会も、本当にありがとうございました。 HAPPY HALLOWEEN !!
10月31日(木)
木曜昼休みはいつも、ESSの活動時間となっています。 この8月から本校に勤務いただいているALTの先生が、ハロウィンパーティーを企画してくださいました。 いつもは殺風景な会議室に素敵な飾りつけを施し、日本のアニメのキャラクターのシールやお菓子、風船などをたくさん準備してくださって、昼休みのチャイムを合図に、ESS以外の生徒たちもどんどん誘い入れてくださいました。 生徒たちは、「ハッピー ハロウィーン!」と言って会議室に入ってきては、ALTの先生からお菓子をもらい、自分の「推し」のキャラクターのシールを見つけてALTの先生と盛り上がったり、風船を手にハロウィンにちなんだBGMにあわせて踊ったり、飾りつけの前で写真を撮ったりしながら、楽しいひとときを過ごしていました。 楽しい企画をありがとうございました! 77期 ヨーロッパ研修旅行最終説明会&結団式16時より本校音楽ホールにて、2年生(77期)の保護者の皆様と生徒たちが参加して、「ヨーロッパ研修旅行 最終説明会及び結団式」を開催しました。 まず、校長挨拶では、引率団と添乗員の方の紹介のあと、77期生たち自らが考えた今回の研修のテーマと目標に触れながら、その達成のためにみんなで協力しあい、責任と思いやりを持って精いっぱい取り組んできてほしい、非日常のなかで興奮状態に陥らず、落ち着いて多くのことを吸収してきてほしい、とエールが送られました。 続いて、担任から、「研修旅行を有意義に過ごすために」と題して、さまざまな注意事項を説明し、団長として引率する副担任からは特に、ヤナーチェク音楽院での個人レッスンやコンサート、ウィーンのカールス教会での合唱等に関する留意点が伝えられました。 さらに、養護教諭から、研修旅行前の体調管理や航空機内での注意点を中心に、研修旅行を健康に過ごすためのアドバイスがありました。 そして、旅行社の担当者様からは、預け荷物と畿内持込手荷物の準備の留意点や現地の状況の説明、出発当日の集合に関する案内等をいただき、最後に教頭から、研修旅行中の緊急連絡体制について説明しました。 生徒たちの表情が徐々に引き締まってきて、ヨーロッパ研修旅行が目前に迫っていることの実感が、いよいよ沸いてきているようです。 後半は、旅行委員の進行で、結団式を行いました。 まずは、ヤナーチェク音楽院でのコンサートやカールス教会で演奏する合唱曲の中から3曲を披露。冒頭には、旅行委員から、平和への願いといった選曲の理由とよりよい演奏を届ける決意を述べてくれました。 次に、研修旅行委員長と副委員長からの決意表明です。5年ぶりとなるヨーロッパ研修旅行の実現に多くの方々の尽力があったことへの感謝、目標を達成し自分たちが新たなヨーロッパ研修旅行のパイオニアとなる決意などを述べ、結団式を閉じました。非常に引き締まった、また、77期生たちの意気込みの伝わるよいセレモニーとなりました。 研修旅行委員長が「出発までまだ2週間ある。個人レッスンもコンサートも、もっともっとよくなるよう、77期一同、努力を続けます。」と言っていたように、健康管理に十分留意しながら、しっかりと準備を固めていってほしいと思います。 「第18回京都城巽音楽フェスティバル」開催!第1部は本校のオーケストラによる、W.A.モーツァルト作曲 歌劇「フィガロの結婚」序曲で幕開けとなりました。本校3年生の声楽専攻生がオケ伴にて独唱する、定番のプログラムも大きな拍手をいただきました。そのあとの合唱は口笛あり、クラッピングありと、満員の会場の皆さまに楽しんでいただけるプログラムが続きました。 第2部は、本校PTA音友会コーラスの「天使にラブ・ソングを…」や「東京ブギウギ」などの、明るく楽しいステージ(12/1に15周年記念コンサートを堀音のホールで開催予定。後日くわしくお知らせします)、4年のお休みを経て復活した、地元城巽コーラスの「大地讃頌」などのご熱演、本校卒業生 田村 紗矢香さんのヴァイオリンと、京都市立大学の授業で立ち上がった「城巽音楽のまちプロジェクト」のご縁のある、小出 大道(まさみち)さんのコントラバスとの迫力あるデュオ。 会場は、お客様の入れ替わりはあるものの、満員の状態が続き、客席スタッフの本校教職員と生徒たちは、嬉しい悲鳴をあげるほどでした。 そして第3部は、京都市少年合唱団の選抜チーム「響(ひびき)」の皆さんの透明感とエネルギーを兼ね備えたすばらしい合唱を、また京都子どもの音楽教室の小さい子どもたちから大きい子どもたちまで、たくさんの子どもたちが、次々と合唱と合奏の練習の成果を聴かせてくださいました。 たっぷりのプログラムの演奏会が終演を迎えたのはほぼ17時。長丁場の演奏会、各団体のステージのセッティング等のお手伝いをした本校教員と生徒たちは、よく頑張ってくれました。 本校生徒には城巽自治連合会から、演奏やスタッフでのがんばりのご褒美に、生徒たち全員に、ハンバーガーと飲物の差入れも頂戴しました。本当にありがとうございました。城巽自治連合会の皆さまと本校教職員が、実行委員会を作って続けているコンサート。これからも、大事に続けていきたいと思います。 明日26日(土)は「京都城巽音楽フェスティバル」です!
10月25日(金) 「第18回京都城巽音楽フェティバル」を明日に控え、プログラムも刷り上がり、音楽ホールではピアノの調律が入念に行われました。
明日は、第1部(13:00〜)が本校生徒によるオーケストラと合唱、第2部(14:15〜)は、本校PTA音友会コーラスに続いて、コロナ禍を経て5年ぶりの出演となる地元「城巽コーラス」さん、 そして、田村紗矢香さん(ヴァイオリン)&小出大道さん(コントラバス)のデュオ、第3部(15:15〜)は、本校を練習拠点に活動されている「京都市少年合唱団」と「京都子どもの音楽教室」の各ステージが繰り広げられます。終演は 16:35ごろを予定しています。 秋の一日、お気軽に本校音楽ホールにお越しいただき、さまざまな音楽をお楽しみください。 たくさんの皆様のご来場をお待ちしております! 【写真上】プログラム 【写真中】ピアノの調律 【写真下】昨年の様子 令和7年度 京都堀川音楽高等学校 教員公募募集要項大阪府立夕陽丘高校1年生の皆さんがご来校くださいました!
10月23日(木)
11:00に、大阪府立夕陽丘高校音楽科から、1年生6名と先生1名が、本校をご訪問くださいました。 夕陽丘高校1年生のみなさんは、「総合的な探究の時間」で、「学校をよりよいものにしていくために」というテーマのもと、生徒自身が課題を見つけて探究していくという活動に取り組んでいらっしゃいます。その中で音楽科のグループの1つが「音楽科の魅力化」について探究しておられ、本校への調査・訪問を計画されたそうです。本校生へのインタビューを通じて、「音楽科単独校と普通科併設校と違い」や「授業や行事などの具体的な内容」を知るとともに、生徒同士の交流から、自校の「音楽科の魅力化」について考察されたいとのことでした。 約2週間前、代表生徒さんご自身から本校「総探」担当教員あてに、訪問依頼のお電話を頂戴しました。(アポイントの電話かけも探究の一環として取り組まれているのは、「京都市図書館と本校のコラボレーション『0歳からの絵本コンサート』」に向けての堀音1年生の取組と通ずるところがあります。)もちろん、大歓迎。予定日時はちょうど、1年生のレッスンのコマに当たっているため、レッスンが空いている生徒たちに夕陽丘さんとの交流参加者を募り、準備を始めていました。 そして本日、3時間目途中の11時。 到着された夕陽丘高の生徒さんたちは、京都ではほとんど見かけなくなった「セーラー服」姿。少し緊張している様子の皆さんを本校教員らが出迎え、会議室へ。そして交流を楽しみにしていた本校1年生の5人が、集まってきました。 自己紹介でさっそく明るく楽しい雰囲気を作り出す、堀音生。夕陽丘のみなさんも笑顔がはじけます。 その後、さっそく夕陽丘の生徒さんからのインタビューが始まりました。文化祭や体育祭などの学校行事について。ソルフェージュの授業について。校内外で開催するコンサート等について、など。 夕陽丘さんは普通科と音楽科あわせて1学年8クラスあり、全校で約千人いらっしゃるということで、堀音生のほうが興味津々。夕陽丘さんの文化祭では、自治会企画の一つに、自分と同じ番号を持った人を探す“一期一会”という企画があるそうで、それを聴いた堀音生は歓声を上げてうらやましがっていました。本校からは、体育祭の準備体操(ラジオ体操第一)を、今年は生徒自治会役員のサプライズで金管七重奏で行ったという話をしたりして、互いの学校生活の共通点や相違点を興味深く交流し合っていました。 その後、4時間目の授業に行く堀音1年生たちと、急いで連絡先交換。いっしょに写真をとってお別れし、続いて、教員の案内で、クラスルームやロッカー室、レッスン室、ソルフェージュ室、アリーナ,音楽ホールのステージやピアノ庫、楽器庫、事務窓口にある、ホール・アリーナの空き状況モニターやレッスン室の鍵BOXなど、校内施設を見学していただきました。 今日、夕陽丘の1年生のみなさんは、グループに分かれて様々なところにお出かけされているそうですが、本校が一番遠い“遠征”先なのだそうです。光栄です。 これを機会に、2校の音楽科がさらにつながっていけるといいですね。 夕陽丘のみなさん、本日はご来校くださり、ありがとうございました! 「専攻別特設講座」での学びをみんなに
8月下旬から10月上旬にかけて展開されてきた、「専攻別特設講座」(大学の指導者であり演奏家としても国内外で活躍なさっている先生方にご来校いただき、3年生を中心に直接レッスンを受けるとともに、他の生徒たちが聴講もできる公開レッスン講座)の受講生たちの感想が、21日(月)の放課後から、クラスルーム前の掲示板に貼り出されています。音楽の勉強はもちろん「身体で感じとる」「雰囲気でつかむ」ことも必要ですが、自分の学びや進化を言語化すること、言葉にして他者と共有することも、とても大事なことだと考えています。
本日23日(水)の昼休みに廊下を通りかかると、立ち止まってそれらを読みながら談笑している生徒たちがいました。 声楽特設講座を受講した2年生のレポートに目をとめて「『カラスの鳴き声でお腹をつかう』って面白そう。行けたらよかったのに惜しかったなぁ。」と、管楽専攻の生徒が悔しがっていました。 このように大学の先生方からの特別指導で得た学びの一端を発信することで、自分のレッスンと時間が重なるなどして残念ながら聴講できなかった生徒たちに知らせ、興味や疑問をもった彼らが本人とその学びについて交流すれば、学びが広がり深まっていきます。 専攻や楽器が違っても、自分の音楽にプラスになる学びが必ずあります。堀音生たちの間に、特設講座での学びの交流がどんどん広がることを期待しています。 |
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