最新更新日:2024/11/14 | |
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「第18回京都城巽音楽フェスティバル」開催!第1部は本校のオーケストラによる、W.A.モーツァルト作曲 歌劇「フィガロの結婚」序曲で幕開けとなりました。本校3年生の声楽専攻生がオケ伴にて独唱する、定番のプログラムも大きな拍手をいただきました。そのあとの合唱は口笛あり、クラッピングありと、満員の会場の皆さまに楽しんでいただけるプログラムが続きました。 第2部は、本校PTA音友会コーラスの「天使にラブ・ソングを…」や「東京ブギウギ」などの、明るく楽しいステージ(12/1に15周年記念コンサートを堀音のホールで開催予定。後日くわしくお知らせします)、4年のお休みを経て復活した、地元城巽コーラスの「大地讃頌」などのご熱演、本校卒業生 田村 紗矢香さんのヴァイオリンと、京都市立大学の授業で立ち上がった「城巽音楽のまちプロジェクト」のご縁のある、小出 大道(まさみち)さんのコントラバスとの迫力あるデュオ。 会場は、お客様の入れ替わりはあるものの、満員の状態が続き、客席スタッフの本校教職員と生徒たちは、嬉しい悲鳴をあげるほどでした。 そして第3部は、京都市少年合唱団の選抜チーム「響(ひびき)」の皆さんの透明感とエネルギーを兼ね備えたすばらしい合唱を、また京都子どもの音楽教室の小さい子どもたちから大きい子どもたちまで、たくさんの子どもたちが、次々と合唱と合奏の練習の成果を聴かせてくださいました。 たっぷりのプログラムの演奏会が終演を迎えたのはほぼ17時。長丁場の演奏会、各団体のステージのセッティング等のお手伝いをした本校教員と生徒たちは、よく頑張ってくれました。 本校生徒には城巽自治連合会から、演奏やスタッフでのがんばりのご褒美に、生徒たち全員に、ハンバーガーと飲物の差入れも頂戴しました。本当にありがとうございました。城巽自治連合会の皆さまと本校教職員が、実行委員会を作って続けているコンサート。これからも、大事に続けていきたいと思います。 明日26日(土)は「京都城巽音楽フェスティバル」です!
10月25日(金) 「第18回京都城巽音楽フェティバル」を明日に控え、プログラムも刷り上がり、音楽ホールではピアノの調律が入念に行われました。
明日は、第1部(13:00〜)が本校生徒によるオーケストラと合唱、第2部(14:15〜)は、本校PTA音友会コーラスに続いて、コロナ禍を経て5年ぶりの出演となる地元「城巽コーラス」さん、 そして、田村紗矢香さん(ヴァイオリン)&小出大道さん(コントラバス)のデュオ、第3部(15:15〜)は、本校を練習拠点に活動されている「京都市少年合唱団」と「京都子どもの音楽教室」の各ステージが繰り広げられます。終演は 16:35ごろを予定しています。 秋の一日、お気軽に本校音楽ホールにお越しいただき、さまざまな音楽をお楽しみください。 たくさんの皆様のご来場をお待ちしております! 【写真上】プログラム 【写真中】ピアノの調律 【写真下】昨年の様子 令和7年度 京都堀川音楽高等学校 教員公募募集要項大阪府立夕陽丘高校1年生の皆さんがご来校くださいました!
10月23日(木)
11:00に、大阪府立夕陽丘高校音楽科から、1年生6名と先生1名が、本校をご訪問くださいました。 夕陽丘高校1年生のみなさんは、「総合的な探究の時間」で、「学校をよりよいものにしていくために」というテーマのもと、生徒自身が課題を見つけて探究していくという活動に取り組んでいらっしゃいます。その中で音楽科のグループの1つが「音楽科の魅力化」について探究しておられ、本校への調査・訪問を計画されたそうです。本校生へのインタビューを通じて、「音楽科単独校と普通科併設校と違い」や「授業や行事などの具体的な内容」を知るとともに、生徒同士の交流から、自校の「音楽科の魅力化」について考察されたいとのことでした。 約2週間前、代表生徒さんご自身から本校「総探」担当教員あてに、訪問依頼のお電話を頂戴しました。(アポイントの電話かけも探究の一環として取り組まれているのは、「京都市図書館と本校のコラボレーション『0歳からの絵本コンサート』」に向けての堀音1年生の取組と通ずるところがあります。)もちろん、大歓迎。予定日時はちょうど、1年生のレッスンのコマに当たっているため、レッスンが空いている生徒たちに夕陽丘さんとの交流参加者を募り、準備を始めていました。 そして本日、3時間目途中の11時。 到着された夕陽丘高の生徒さんたちは、京都ではほとんど見かけなくなった「セーラー服」姿。少し緊張している様子の皆さんを本校教員らが出迎え、会議室へ。そして交流を楽しみにしていた本校1年生の5人が、集まってきました。 自己紹介でさっそく明るく楽しい雰囲気を作り出す、堀音生。夕陽丘のみなさんも笑顔がはじけます。 その後、さっそく夕陽丘の生徒さんからのインタビューが始まりました。文化祭や体育祭などの学校行事について。ソルフェージュの授業について。校内外で開催するコンサート等について、など。 夕陽丘さんは普通科と音楽科あわせて1学年8クラスあり、全校で約千人いらっしゃるということで、堀音生のほうが興味津々。夕陽丘さんの文化祭では、自治会企画の一つに、自分と同じ番号を持った人を探す“一期一会”という企画があるそうで、それを聴いた堀音生は歓声を上げてうらやましがっていました。本校からは、体育祭の準備体操(ラジオ体操第一)を、今年は生徒自治会役員のサプライズで金管七重奏で行ったという話をしたりして、互いの学校生活の共通点や相違点を興味深く交流し合っていました。 その後、4時間目の授業に行く堀音1年生たちと、急いで連絡先交換。いっしょに写真をとってお別れし、続いて、教員の案内で、クラスルームやロッカー室、レッスン室、ソルフェージュ室、アリーナ,音楽ホールのステージやピアノ庫、楽器庫、事務窓口にある、ホール・アリーナの空き状況モニターやレッスン室の鍵BOXなど、校内施設を見学していただきました。 今日、夕陽丘の1年生のみなさんは、グループに分かれて様々なところにお出かけされているそうですが、本校が一番遠い“遠征”先なのだそうです。光栄です。 これを機会に、2校の音楽科がさらにつながっていけるといいですね。 夕陽丘のみなさん、本日はご来校くださり、ありがとうございました! 「専攻別特設講座」での学びをみんなに
8月下旬から10月上旬にかけて展開されてきた、「専攻別特設講座」(大学の指導者であり演奏家としても国内外で活躍なさっている先生方にご来校いただき、3年生を中心に直接レッスンを受けるとともに、他の生徒たちが聴講もできる公開レッスン講座)の受講生たちの感想が、21日(月)の放課後から、クラスルーム前の掲示板に貼り出されています。音楽の勉強はもちろん「身体で感じとる」「雰囲気でつかむ」ことも必要ですが、自分の学びや進化を言語化すること、言葉にして他者と共有することも、とても大事なことだと考えています。
本日23日(水)の昼休みに廊下を通りかかると、立ち止まってそれらを読みながら談笑している生徒たちがいました。 声楽特設講座を受講した2年生のレポートに目をとめて「『カラスの鳴き声でお腹をつかう』って面白そう。行けたらよかったのに惜しかったなぁ。」と、管楽専攻の生徒が悔しがっていました。 このように大学の先生方からの特別指導で得た学びの一端を発信することで、自分のレッスンと時間が重なるなどして残念ながら聴講できなかった生徒たちに知らせ、興味や疑問をもった彼らが本人とその学びについて交流すれば、学びが広がり深まっていきます。 専攻や楽器が違っても、自分の音楽にプラスになる学びが必ずあります。堀音生たちの間に、特設講座での学びの交流がどんどん広がることを期待しています。 「文化芸術探究」〜長唄鑑賞&体験講座「長唄を知ろう!」〜本校の非常勤講師も務めてくださっている、京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター准教授 武内 恵美子(たけのうち えみこ)先生のコーディネートで、長唄三味線方 今藤 政雪(いまふじ まさゆき)先生と長唄歌方 今藤 長美穂(いまふじ ちょうみほ)先生、囃子方の 藤舎 悦芳(とうしゃ えつほう)先生がお越しくださいました。緋毛氈を敷いたひな壇も用意され、いつものホールの雰囲気との違いが新鮮でした。 前半は、楽器の素材や構造についての説明,長唄が歌舞伎舞踊の伴奏として発展していったこと、「越後獅子」が海外に紹介され、プッチーニの「蝶々夫人」に引用されたことなどを、武内先生のスライドや動画を交えた解説と、三味線と鼓(小鼓・大鼓・太鼓)を先生方から実際に見せていただいたり音を出していただりしながらの解説とで学びました。 生徒たちは、資料をすべてデータで受け取っていて、iPadでそれらを開き、タッチペンで書き込みをしながら、聴いていました。 後半は、三味線チームと鼓チームに分かれ、それぞれの楽器特有の楽譜を前に、先生方のご指導で、実際に音を出してみました。政雪先生は音楽大学でピアノをご専攻でいらしたこともあり、クラシック音楽を学ぶ生徒たちにわかりやすい説明をしてくださいました。 生徒たちはお互いに楽器の持ち方や撥(ばち)の当て方、指の形などをiPadで撮影し、このあと作成するレポートの材料としていました。「力を抜く」というご指導がどちらのチームにもあり、自分たちの専攻との共通点も感じながら、日ごろから鍛えている“耳の良さ”を活かして(先生方がとても褒め上手でもいてくださり)、短時間にぐんぐん上達する生徒たちでした。最後には「さくら さくら」を唄、三味線、小鼓で合奏するまでに! 政雪先生は「三味線は動物の皮を使っている。皆さんの楽器、例えばピアノも木からできている。動物から木からも、それぞれの命をいただいてこその楽器。だから、皆さんがこういう音が出したい、こういう音楽が奏でたいという気持ちには、楽器は応えてくれる。いただきます、の気持ちをもって楽器を大切に日々の練習に勤しんでほしい」とお言葉をくださいました。 自分たちの文化としての邦楽に触れた貴重な時間となりました。4人の先生方、本日は本当にありがとうございました。 堀音の校舎に、「未来」があふれた1日。 〜小学生のためのスクールガイダンス〜
10月19日(土)本校にて小学生のためのスクールガイダンスを実施しました。今年度は個人レッスンご希望の方のご参加も多くいただき、
13:00から15:30ごろまでの全体会と公開レッスン・音楽体験の前後に、個人レッスンを置きました。そのため、午前中から本校にお越しいただき、お弁当や外食の昼食をはさんで全体会にいらしてくださった方や、夕方暗くなるまでお待ちいただいてレッスン受講となる方もいらっしゃいました。ご不便をおかけしたにも関わらず、こちらの都合をご理解いただき、熱心にご参加くださいましたことに、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。 13:00からのプログラムは、3年ヴァイオリン専攻と3年ピアノ専攻の生徒によるソロをお聴きいただくことから始まりました。続いて、演奏の2名に加えて1年生声楽、2年生声楽の4名に校長がインタビューする形での学校紹介を行いました。音楽と本校で学ぶ愉しさを伝えてくれたり、小学生のときには練習が嫌になったこともあった、それをどう乗り越えたか、や、小学校の間に音楽に限らず芸術鑑賞をたくさんしておこう、ソルフェージュも演奏に大事、よく考えて練習しよう、体調管理も大事、といったアドバイスがあったり、生徒だからこそ伝えられる言葉を届けてくれました。声楽とピアノの生徒は、自分の楽器(声楽は自分の身体そのもの)の特長や魅力も語ってくれました。小学生も保護者の方も、うなずいたり、笑ってくださったり、よい反応で応えてくださったことがありがたかったです。最後に一人一人の目指すところと、小学生へのメッセージも伝えてくれ、大きな拍手をいただきました。 そのあとは、オーケストラの楽器たちのコーナー。2年声楽専攻の司会で、オケの各楽器の生徒が、楽器の特徴と魅力をコメントし、短いフレーズを聴かせてくれました。管楽器のパートでは「ホースホルン」というホースとじょうごで作った手作り楽器(?)の演奏や、クイズまで用意して、小学生たちにオケに親しんでもらう工夫をしていました。締めくくりはブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」。先ほど紹介のあったそれぞれの楽器が重ね合わさってできる素敵な音色にしっかり集中する小学生の皆さんでした。 そして公開レッスンへ。今年度はピアノ、ヴァイオリンに加えてチェロの、本校生がレッスンを受講するのを見学する時間です。また、これも今回初!「音楽体験」のコースを設け、低学年のヴァイオリンやチェロの方、フルートを勉強している小学生、歌が大好きな小学生、それぞれに本校の専攻生徒が“先生”となって、一緒に1曲を演奏することにしました。分奏で練習したあと、皆で集まって、本校生徒の声楽、弦、管楽器や打楽器も加わってバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」を楽器と歌で合奏しました。とても素敵な響きを作ることができました。 ご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました。これからもっともっと音楽を好きになって、楽しく、そしてこつこつと、音楽の勉強を続けてほしいと願っています。 [ヨーロッパ研修に向けて] アンサンブルオーディション 第2日目
10月18日(金)4時間目
2年生「総合探究2」(重唱奏)では、ヨーロッパ研修旅行で訪れるチェコのヤナーチェク音楽院で開催するコンサートに向けて、アンサンブルチームのオーディションが行われています。 今日は先週につづく第2日目で、11組のうちの残り7組が演奏しました。 すでに先週に演奏を終えたメンバーが、ステージセッティングを担当し、よい緊張感のなか、スムーズにプログラムが進んでいきました。 今日の演奏チームは多彩で、次のような曲が演奏されました。 〇ピアノ2台8手:ドヴォルジャーク「スラヴ舞曲Op.46-1」、 ギロック「シャンペン・トッカータ」 〇フルート四重奏:クーラウ「グランド・カルテットOp.103」第1楽章 〇ヴァイオリン&ギター:パガニーニ「カンタービレ」、 ピアソラ「タンゴの歴史」 〇2ヴァイオリン&ピアノ: モシュコフスキー「2台のヴァイオリンとピアノのための組曲」 第1楽章 〇2オーボエ&ピアノ: アルビノーニ「2つのオーボエのための協奏曲 へ長調Op.9No.3」 第1楽章 〇2サックス&ピアノ:オルモス「小協奏曲ニ長調」第2,3楽章 〇トランペット&チューバ&ピアノ:クラーク「カズンズ」 例年であれば、審査してくださった音楽科の先生方から一言ずつご講評をいただくところですが、今日は演奏組数が多く、時間を超過してしまったため、講評用紙の形でコメントをくださることになりました。 最後に、教員から「ヨーロッパ研修まであと3週間。まだまだできることはたくさんある。みんなで協力し合いながら、よりよい音楽を創っていってほしい。」と激励がありました。 昼休みや放課後には、ぜひとも直に講評を聴こうと、大勢の生徒たちが職員室にやってきていました。 77期はみな、一途によい音楽を追究しています。 「筝曲・尺八講座」のレポートが、ずらり!
10月17日(木)
先週から、2年生(77期)のクラスルームの後ろの掲示板に、「文化芸術探究」特別講座として9月に実施された「筝曲(そうきょく)・尺八講座」のレポートが貼り出されています。 ヨーロッパ研修を来月に控える77期生たち。 ブルノ(チェコ)やウィーンの人々との交流に備えて、日本音楽についての学習を振り返っておこうと、お昼休みに、みんなのレポートにじっくり目を通しながら、仲間同士で楽しそうに語り合っている姿が見られました。 レポートのなかでも、「西洋音楽と日本音楽との共通点・類似点・相違点について」の欄に特に注目しながら、仲間がそれぞれどんな点を見出しているかを見比べたり、筝曲と尺八のうち、自分が体験しなかった楽器の方のレポートを熱心に読んだり、体験した楽器の特徴や演奏体験について交流し合ったりして、当日の学びを振り返り、吸収しようとしていました。 日本の(京都の)音楽高校生として、日本音楽に関する教養を自分のベースに持っておくことは、とても大切です。「日本音楽史」の授業にも、より積極的に取り組んでいきましょう。 キックベースボール
日中の暑さがだいぶ収まってきた昨日、10月15日(火)。
3年生の「体育」の授業が、久しぶりにグラウンドで行われ、元気で明るい声が響きました。 種目は、キックベースボール。 どのチームのピッチャーも、ボールを優しく転がしてくれるので、キッカーはわりと上手に蹴り上げて、必死に1塁へ走ります。 守備陣は、さまざま。ボールをきっちりつかめなかったり、つかんでも塁まで投げられなかったりも。 かと思うと、つかんだボールをしっかり塁へ投げて、走者はアウトかセーフか、判定は…?と、息詰まる展開があったり、大きなフライがあがって走者一掃かと思いきや、しっかりキャッチされ、守備側応援団の大歓声と攻撃側応援団のため息が混じり合うシーンがあったりと、みんなでゲームを楽しんでいました。 先週の「音リピック」に続き、堀音生たちに、スポーツの秋が訪れています。 |
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