京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2023/11/30
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オペラ「魔笛」に向けて。

明日10月27日(金)午後は、年に1度の団体鑑賞の日です。今年度は、ロームシアター京都にて、モーツァルト作曲の 歌劇「魔笛」 全2幕(指揮:園田 隆一郎 管弦楽:京都市交響楽団 合唱:新国立劇場合唱団)を鑑賞します。この公演の意味や当日の様子については後日紹介させていただくこととして…

以前にもお知らせしたことのある、玄関ホールの出張図書館スペースに、素敵な図録が置かれているのを見つけました。2015年3月に開催された京都で初の現代芸術の大規模国際展「PARASOPHIA:京都国際現代芸術祭2015」の図録です。表紙には「10月27日に鑑賞する『魔笛』の演出・美術を担当するアーティスト、ウイリアム・ケントリッジの作品写真や講演録が載っています。ぜひ手にとって、ケントリッジの作品世界を感じてみてください。借りたい人はお声がけを!」という教務主任でもある英語科教員のメモが貼られていました。

その教員にこの図録の来歴を尋ねると、「学生時代にこの図録の翻訳に携わったんです。」とのこと。昨今は話題になることの多い現代美術ですが、2015年というときに翻訳という形で現代美術に関わったその教員の経験を聞き、彼が本校の「総合的な探究の時間」の構築に良い働きをする理由の一端を知ることができました。

ウイリアム・ケントリッジは南アフリカ共和国出身の現代美術家。彼の父はネルソン・マンデラを含む156人のひとびとを国家反逆罪に問う裁判で、被告側の弁護人を務めたひとり。最終的にマンデラたちが無罪を勝ち取ったことはご存知のとおりです。そのような時代・家族の背景をもった彼。『魔笛』の舞台に展開される彼の芸術を生徒たちがどのように感じ取るのか、楽しみです。鑑賞後にこの図録を手にする生徒がたくさんいることも期待します。

その英語科教員は、3年生の英語の授業の中でケントリッジのインタビュー動画をリスニングの教材として使ったそうです。このように、生徒たちがさまざまな形で音楽にも繋げていける感性と教養を身につける機会を、さまざまな教育活動の場面で持っていきたいと思います。

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令和5年度きょうと薬物乱用防止行動府民会議総会に参加しました。

10月21日(土)午後より、京都テルサ テルサホールにて、令和5年度きょうと薬物乱用防止行動府民会議総会 高校生と考える薬物乱用防止シンポジウムin京都(主催:きょうと薬物乱用防止行動府民会議)が開催され、京都市立高校生の代表として、本校から2年生2名の生徒が参加しました。

このシンポジウムに向けて、8月8日(火)には若年層向け薬物乱用防止対策推進事業(於:京都産業大学)としてワークショップが行われ、本校の生徒が参加したことは8月のブログ記事でご紹介したとおりです。その時にワークショップに参加した京都府立高校からの桂高校と私学からの京都精華学園高校、そして本校の生徒のうち数名ずつが、21日のシンポジウムに参加しました。

本校生徒2名は、開会宣言とパネルディスカッションのパネラーの2つの役割を担当することとなり、事前準備を運営側の方々と教員とともに行ってきました。当日は、パネルディスカッションの部分がラジオの公開収録となることもあり、開会までに念入りな打ち合わせが行われました。

定刻となり、本校生徒の爽やかな開会宣言で会はスタートしました。薬物乱用防止に関わるアンケート結果報告やご講演のあと、KBS京都アナウンサーと京都精華学園高校の生徒の司会によって、また高校生のほかに京都産業大学法学部教授、同学部学生、京都府健康福祉部薬務課長、(公財)麻薬・覚せい剤乱用防錆センター専務理事といった大人の方々と席を共にし、薬物防止パネルディスカッションが行われました。高校生たちは、大麻などの違法薬物は決して自分たちから遠い問題でなく、残念ながら身近な課題であること、SNSで発信される不確かな情報を鵜呑みにしないこと、誰かをひとりにしてしまわないこと、など夏以来自分たちが学んできたこと、考えてきたことを発言していました。途中には京産大での夏のワークショップに各高校が取り組んでいる様子や発表をしている様子の録画映像も放映されました。

ラジオの公開収録となっているため、時間の“尺”をきちんと合わせる必要から、予定されていなかった質問を司会のKBS京都アナウンサーが高校生たちに投げかけたときに、本校の生徒は自ら挙手して発言をする場面もあり、頼もしい姿を見せてくれました。
収録された番組は10月29日(日)正午から、KBS京都ラジオで放送されるとのこと、よろしければお聴きください。

写真上:開会宣言担当生徒とパネラーを務めた生徒 控室にて
  中:パネルディスカッション 公開録音中!
  下:会場にて 夏のワークショップの発表の様子を動画で放映

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10/28(土)は「京都城巽音楽フェスティバル」です!

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10月20日(金)
次週に迫った「第17回京都城巽音楽フェスティバル」に向けて、実施前最後の実行委員会(第5回)が開かれました。

メンバーは、地元城巽学区の自治連合会・文化事業委員会・シニアクラブ・社会福祉協議会の代表の方々と本校教員とで構成されており、京都城巽音楽フェスを中心に、そのほかにも、城巽学区のみなさん向けに開催する音楽イベント等についても、年間を通じて話し合っています。

この日は、当日のタイムテーブル・セッティング・控室等の確認から、運営スタッフの配置、城巽から生徒たちにご提供いただく昼食の搬入等の段取りまで、最終の打合せを行いました。

今年の城巽フェスも、コロナ前までのようなグラウンドでの様々なジャンルのステージや模擬店等まで完全復活とはならず、音楽ホールのみでの開催ではありますが、地元から2つの出演団体も加わって、盛りだくさんのステージをお楽しみいただけます。

入場無料。どなたでもお入りいただけます。
みなさま、お誘いあわせのうえ、どうぞお越しください!

創立記念日に寄せて 〜堀音誕生物語〜

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10月20日(金)
本日は、本校の創立記念日です。
昭和23年10月20日に、京都市立堀川高等学校の音楽課程として誕生し、公立としては全国初の音楽課程となりました。

「堀音」の誕生には、ずっと昔からの長い物語があります。今日はそれをかいつまんでご紹介しましょう。

京都市には大正のはじめから市立絵画専門学校(現京都市芸大の前身)があったのに対し、市立の音楽専門学校はながらくありませんでした。
昭和のはじめごろから音楽文化の普及にともなって、京都市民の間で様々な音楽団体の活動や音楽的教養の高まりなどがあり、昭和10年代ごろには京都から東京音楽学校(現東京藝大の前身)に多数の学生が入学するようになっていました。市民の音楽鑑賞力も養われていたそうです。そんななか、音楽専門教育機関を求める声も高まっていました。

戦争をはさんで、昭和23年、京都市が“全国で最も進歩的な形態をもって新しい音楽教育を推進している”とされ、ついに新制高等学校への音楽課程設置案ができあがるまでになりましたが、なんと市会では認められませんでした。終戦後の財政難が要因です。

もどってその前年、全国の小・中学校での器楽教育の開始が決まり、大量の太鼓やタンバリンの製造が必要でしたが、当時、材料となる獣皮が手に入らず、代用品として、西京極の日本クロス工業株式会社が発明し三味線に張られていた「絹皮」が採用され、日本の器楽教育の普及発展の一翼を担いました。その後、京都市の器楽教育は全国で最も高い水準を誇り、特に錦林小リズム・バンドや上京中吹奏楽団は優秀で、堀川高校音楽課程(現本校)を経て、一流の奏者となった者が数多くいます。

話が前後しましたが、この日本クロス工業株式会社からの多額の寄付により、財政上の問題が解決し、音楽課程の設置が内定するに至ったのです。

昭和23年10月20日、新制高等学校として京都市立堀川高等学校が誕生し、普通課程・商業課程・家庭課程・音楽課程の4課程が置かれました。全国初の公立の音楽課程として、声楽、器楽(ピアノ・弦楽・管楽・打楽)、作曲の3専攻で始まりました。その後の本校の歩みは、「学校沿革史」をご覧ください。

創立から75年。約2,700名が巣立ち、世界中で卒業生が活躍しています。
多くの人々の努力と熱意、ご理解とご支援によって、今の本校があります。
すべての皆様への感謝を胸に、教職員・生徒一同、堀音をますます発展させるべく、努力を続けてまいります。

【写真】堀川高校開校当時(玄関前)

学校沿革史(概要)

昭和23年10月20日新制高等学校発足と同時に全国初の公立の音楽科,京都市立堀川高等学校音楽課程 として設立。専攻:声楽,器楽(ピアノ・弦楽・管楽・打楽),作曲 音楽課程1年次編入17名、2年次編入26名 所在地:京都市中京区堀川通錦小路上ル四坊堀川町
昭和24年 4月14日音楽課程第1回入学式
昭和24年 6月18日第1回定期演奏会開催(堀川高等学校講堂)
昭和25年 3月 3日音楽課程第1回卒業式
昭和25年 3月24日第1回卒業演奏会開催(公楽会館)
昭和25年 5月13日修業年限2年の音楽専攻料を併設
昭和26年 4月 8日京都市北区出雲路立本町に 出雲路分校 設置,音楽課程・音楽専攻科移転
昭和27年 3月31日音楽専攻科が京都市立音楽短期大学(現京都市立芸術大学音楽学部)に昇格。 出雲路分校 を 出雲路分校舎 に改編
昭和31年 9月 5日音楽短期大学とともに,京都市左京区聖護院円頓美町(現京都市武道センター)に移転。岡崎分校舎
昭和45年 4月 1日京都市立音楽短期大学が,京都市立芸術大学音楽学部に昇格
昭和49年 8月 2日第1回オーケストラ定期演奏会開催(京都会館第2ホール)
昭和55年 4月 1日京都市西京区大枝沓掛町に移転,京都市立堀川高等学校音楽科分校 となる
昭和56年11月27・28日全国音楽高等学校協議会 全国大会開催
平成 3年 8月 キーウ市との姉妹都市提携20周年記念京都市訪問団に本校2年生39名参加
平成 9年 3月 第1回ヨーロッパ研修旅行実施
平成 9年 4月 1日京都市立音楽高等学校として独立,開校 初代校長就任 校歌・校旗・校章制定
平成 9年 4月 7日京都市立音楽高等学校の開校式を挙行
平成 9年 4月 8日京都市立音楽高等学校第1回入学式
平成10年 3月 2日京都市立音楽高等学校第1回卒業式(堀川高等学校音楽料 通算第49回卒業式)
平成10年 4月 1日従来の作曲専攻に楽理を加えて,作曲・楽理専攻を設置
平成10年 8月23日創立50周年記念第25回オーケストラ定期演奏会開催(京都コンサートホール)
平成16年 4月 1日岸邉百百雄,北村 源三,佐渡 裕,葉加瀬太郎,松田 康子,ツトム・ヤマシタの各氏芸術顧問就任
平成17年 5月 7日京都市立芸術大学と合同メモリアルコンサート(京都コンサートホール開館10周年記念)開催
平成18年 4月 1日作曲・楽理 専攻改め,作曲専攻,楽理(理論コース,表現コース)専攻設置
平成18年10月15日京都市交響楽団、京都市立芸術大学とのジョイントコンサート(京響創立50周年記念事業)に出演
平成19年 3月 3日第1回ピアノコンサート開催(校内実施)
平成19年10月31日創立60周年記念誌「From The Graduates〜卒業生のことば〜」刊行
平成20年 2月28日第1回ピアノコンサート開催(バロックザール)
平成20年 7月26日創立60周年記念第35回オーケストラ定期演奏会開催(京都コンサートホール)
平成20年12月18日京都市立音楽高等学校移転新設校舎等建設工事起工式
平成21年10月17日第17回カザラッカコンサートに出演(最終)
平成21年10月 京都市立音楽高等学校ルネッサンス計画策定
平成22年 3月26日京都市立京都堀川音楽高等学校新校舎竣工式
平成22年 4月 1日校名を京都市立京都堀川音楽高等学校とし,開校 校歌・校旗・校章制定。京都市少年合唱団・京都子どもの音楽教室・堀川御池ギャラリー併設
平成22年11月 3日城巽音楽フェスティバル2010開催
平成23年 4月 1日田中 美鈴氏芸術顧問就任
平成24年11月 御池門(南門)に校章を設置
平成25年 3月 グラウンドに防球ネットを設置
平成26年 2月18日御池門(南門)前に校名看板(山脇護校長・書)を設置
平成27年 3月11日伏見工業高とのコラボ企画「Healing Space」完成
平成28年4月制服リニューアル
平成30年7月23日創立70周年記念第45回オーケストラ定期演奏会開催(京都コンサートホール)
令和元年11月2日開校10周年記念式典挙行
令和5年7月22日第50回記念オーケストラ定期演奏会開催(京都コンサートホール)

小さい秋

10月19日(木)

今日は「二十四節気」で言うと「寒露(かんろ)」の末候にあたります。
「草や葉の上に結ぶ露が冷たく感じられるころ」という意味で、暦の上では「晩秋」にあたりますが、実際には、これから秋本番を迎える時季です。
朝晩は冷え込みが増し、日一日と秋の深まりが感じられますが、今日はよく晴れて、汗ばむほどの陽気ですね。

昼休み。
ちょっと校舎を出て,敷地内を歩いてみると、ホール前の植込に、枝の先が少し色づいたもみぢ、そして、「healing space」(あの、ピアノの鍵盤が足元にデザインされた休憩スペースの名前です!)のわきには、赤い実をつけたナンテン(でしょうか?)を見つけました。

校内で見つけた小さい秋です。

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城巽フェスまであと少し!

10月17日(火)
毎週火曜日にある「合唱・合奏」の授業では、10月28日(土)に開催する「第17回京都城巽音楽フェスティバル」でのステージに向けての練習に、みんな熱が入っています。

残すところ、授業は今日を入れてあと2回。
緊張感のなか、真剣な表情で練習に取り組んでいます。

みなさま、お誘いあわせのうえ、どうぞご来場ください。
お待ちしています!

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「GTEC分析会」を行いました。

10月17日(火)
ベネッセ大阪支社よりご担当者にお越しいただき、1,2年生で7月に実施したGTECの結果に関する分析会を、英語の先生方で行っていただきました。

 GTECとは英語の4技能(Reading、Writing、Listening、Speaking)の“使える”英語力を測定するテストで、4月に受験しているスタディサポートや進研模試とも連動して多面的に英語力の伸長をとらえることができます。
 
 ご担当の方から、本校1,2年生の英語4技能の運用力について、現在の状況や2年生の1年次からの英語力の伸びなど、詳しい資料に基づいた分析をご提供いただき、教科担当教員らで懇談しました。今後の指導に役立てていきたいと思います。

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【市高PTA】「人権研修会」のご報告

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本日は、1週間ほど前に行われましたPTA行事について、ご報告します。

10月7日(土)
紫野高校を会場に、京都市立高校PTA連絡協議会主催の「人権研修会」が行われ、市立高校9校のPTAの方々と教職員、あわせて約30名(本校からは4名)の参加がありました。
今年は、「ルワンダ・ジェノサイドから考える〜平和な世界の実現のために、普通の人ができること〜」というテーマで、元京都市立高校教諭で、ルワンダの学校を支援する会代表の服部欧右(はっとりおうすけ)先生にご講演いただきました。服部先生は、京都市立高校在職中からルワンダの学校設立支援、ルワンダ人による講演会の企画、ルワンダ虐殺に関する書籍の翻訳などに携わってこられました。

1990年代に起こったルワンダ虐殺では、フツ族が昨日まで普通に一緒に暮らしてきたツチ族の隣人・友人・知人を虐殺しました。
どうしてそんなことが起こったのか。もし自分が当時のルワンダにいたら、どんな行動が取れたのか。――そんな問いを通して、人がお互いの安心・安全を尊重し合える世の中を実現するために、私たちに何ができるかを考える機会となりました。

服部先生は、支援していらっしゃる現地の小学校で顕微鏡を使った授業をなさったときの、子どもたちの目の輝きやのどかな町や村の風景などの写真をもとに、現在の治安がよく平和なルワンダの様子をお話しくださったあと、ルワンダで大虐殺が起こるまでの過程をわかりやすくご説明くださり、ごく普通の人々がなぜ殺人行為を行うに至ったか、その残虐さを示す動画や画像もストレートにお見せになりながら、人権を尊重する意識を持ち続けることの大切さと難しさについてお話しくださいました。

かなり衝撃的な内容で、それらが、ごく普通の、さっきまで仲よくしていた隣人によって引き起こされたということに、どうしてそんなことになるのだろうかという疑問と恐怖、悲しみを深く感じました。

大虐殺が起こった大きな要因として、服部先生は、「レッテル貼り」とプロパガンダを挙げられ、流されず、何が正しいのかを考え続ける精神の自由を堅持すること、相手も自分も同じ人間であることを絶対に忘れないことを訴えられました。

質疑応答では、「子どもは新聞も読まずテレビも見ず、ネットだけしか見ていない。ネットの情報を信じ込んでいる。どうしたらいいか」との問いには、「情報の出所を押さえることが大事。ネットにしても、いろいろなサイトのニュースを見たり、そのニュースに対するコメントを色々見ると参考になる。誰がどういう立場で発信しているのかを押さえるべき。」と話されました。また、「ルワンダで起こったことは、いじめなどの身近な問題にもつながると思う。なにが正解なのかわからないときに、こどもをどう導けばいいのか。」に対しては、子どもに「自分はどう思う?」と問いかけて、まず意見を聞く。すぐに否定しないで、なぜそう思うのかと質問する。そういったやり取りの中に、自分が正しいと思うことが見えてくるかもしれない。」とご示唆くださいました。

ご家庭でも、様々な話題をもとにお子様といろいろなお話しをしていただき、お互いを尊重し合い、お互いに気持ちよく過ごしていける場をつくる大切さについて理解を深めていただければ幸いです。

【写真上】服部先生のご講演
【写真中】質疑応答
【写真下】謝辞

小学生のみなさん!ご来校ありがとうございました。

10月14日(土)午後、小学生対象スクールガイダンスを行いました。

ホールで行った全体会では、本校3年生のヴァイオリン専攻とピアノ専攻の生徒の、それぞれのソロ演奏を聴いていただきました。その後、校長と、演奏生徒2人と3年生ホルン専攻の生徒と1年生チューバ専攻の生徒合わせて4人とで、本校の学校紹介を行いました。堀音で高校生活を過ごすことの魅力や、自身が堀音を目指した理由、小学生の時にどう音楽に関わっていたか、将来の夢などを話してくれました。最後は小学生のみなさんへのメッセージとして、しんどい時もあるだろうが、音楽を続けよう、たくさん音楽を聴こう、また、本校の演奏会や今後のスクールガイダンスなどに何度も足を運んでほしいと伝えていました。

全体会終了後は、各レッスン室で個人レッスンがスタートするのと並行して、ピアノ、ヴァイオリンそれぞれの公開レッスン、「オーケストラの楽器たち」と題したオケメン生徒たちによる楽器紹介と演奏、個別相談が行われるという、盛りだくさんな1日となりました。どの催しも出入り自由で、自分のレッスン時間ぎりぎりまでホールにいて、レッスンが終わるとまたホールに戻って参加するという熱心な小学生がたくさんでした。

レッスンを終えてホールホワイエに戻ってきた小学生が、頬を紅潮させて「楽しかった!」「講師の先生の言葉で自分の演奏が変わってびっくりした」「この学校に来たくなった」と喜んでくれている姿が嬉しかったです。小学生の皆さん、今日の経験をこれからの練習に活かしてくださることを願っています。保護者の皆さま、本日はお忙しいところご来校いただき本当にありがとうございました。またお目にかかることのできる日を、心待ちにしております。

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