京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/10/09
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10月26日(土)13:00〜、本校ホールにて第18回京都城巽音楽フェスティバルを開催します。トップバッターとして、本校生徒全員が、オーケストラや合唱で出演します。そのほか、本校を拠点に活動している、地元のコーラスの方々や子どもたちの演奏など、多彩はステージが繰り広げられます。詳しくは10月4日のブログ記事をご覧ください。入場は無料です。皆さまのお越しをお待ちしています。

盛りだくさんの1日。

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今日9月13日(水)は朝から3年生は模擬試験、1年生は前期実技試験2日目(ギター専攻弦楽専攻)、午後からはヴァイオリン特設講座を行いました。3年生は先週、共通テストの実施に関する書類を受け取り、現在志願票を作成中ということで、本番同様鉛筆を使う生徒も多くなり、本気モードを感じました。2年生は午前中普通授業を行いましたが、学年それぞれの行動が異なるため、各授業開始と終了を知らせるチャイムを鳴らさないので、教員たちもしっかり時計を気にしながらでした。

ヴァイオリン特設講座は、東京藝術大学教授 玉井菜摘氏をお迎えし、3年生のヴァイオリン専攻の専攻4名がレッスンを受講しました。

それぞれの生徒に対して、「ここはオーケストラだったら、弦楽四重奏だったら、オルガンだったら、合唱だったら、どのパートが演奏しているだろう」のような問をなげかけてくださったり、さまざまな「ヴィブラート」があることをお示してくださり、「心の震えをヴィブラートに込めて」とアドバイスをくださったり、充実したレッスンをしてくださいました。

2年生の聴講の生徒たちが、先輩方がレッスンを受ける曲の楽譜やメモを用意して、真剣な表情で特設講座に臨んでいる姿が印象的でした。1年生が、3年生の演奏にも、2年生の学びの姿勢にも刺激を受けて、成長していってほしいと願います。

最後に玉井先生から、高校生の時期はいろいろと忙しいけれど、やはりうんと練習の必要な時期。また、音楽は経験したことのないことを想像して表現する必要がある。自分の知っている範囲を超える音楽を表現するためにも、ヴァイオリン以外のことにも視野を広げる毎日であるように、とお励ましの言葉をいただきました。お忙しい中、堀音生のために京都までお越しくださった玉井先生に心から御礼申し上げます。

1年生前期実技試験初日。

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今日12日(火)から14日(木)までは、1年生初めての実技試験が実施されます。

初日の今日午前中は、ピアノ専攻の試験が行われました。また、午後からは全学年の副専攻ピアノのスケール・アルペジオの試験が行われました。審査に携わってくださった先生方は長時間にわたり、本当にありがとうございました。

すべての試験が終わったあとの先生方を待ち構えて、講評をお聴きする1年生の姿がありました。ご担当いただいている先生のみならず、何人かの先生方をお尋ねし、対話させていただくなかで、多くの貴重な学びを得るとのこと。自分にとって、耳障りの良いことばかりをおっしゃるわけではないでしょうが、それは可能性を期待してのことのはず。積極的に機会を持ってほしいと思います。

17時の下校時間からのあとの19時までのレッスン室使用の鍵貸出には、今日も多くの生徒が事務部窓口に列を成していました。そこには本日の貸出は「1年生の弦楽器と管打楽器優先」を示す洒落た掲示がありました。直近に実技試験を迎える学年や専攻が示せるように作成されたもので、レッスン室の貸出を生徒側として運営している2年生の生徒自治会役員メンバーの手作りの作品だということでした。こういう心遣いは堀音らしいエレガントさだと、たいへん嬉しく思います。

【レッスン受講〆切[ピアノのみ]】10/14 小学生対象スクールガイダンス

10月14日(土)開催の「小学生対象スクールガイダンス」につきまして、ピアノのレッスン受講申込者が定員に達しましたので、ただいまをもって申込を締め切らせて頂きます。
多数のお申し込み、誠にありがとうございました。

なお、ヴァイオリンのレッスン、および、ピアノ・ヴァイオリンの聴講のご参加は9月19日(火)まで受付継続中ですので、ご希望の方はこちらからお申し込み下さい。


緊急 【ぜひご参加下さい!】9/30(土) 中学生対象学校説明会&コンサート

9月30日(土)開催の「学校説明会&コンサート」につきまして、19日(火)までお申込を受け付けております。
                      
 音楽に興味、関心をお持ちの中学生の皆さん、本校への進学を希望する中学生の皆さんは、この機会にぜひご参加ください。中学1年生から3年生までの生徒皆さんにご参加いただけます。本校の生徒の演奏をお聴きいただくばかりでなく、演奏する生徒も含めたスタッフ生徒と話をしていただける時間も設けます。皆さんのご参加をお待ちしています。

■日時:令和5年9月30日(土)
    13:00〜16:00頃(受付開始12:30〜)

■場所:京都市立京都堀川音楽高等学校 ホール
   *御池通り側の南門よりお入りください。

○京都市営地下鉄 東西線「二条城前駅」下車 徒歩2分
○京都市営地下鉄 烏丸線「烏丸御池駅」下車 徒歩10分
○阪急京都線「大宮駅」下車 徒歩15分
○京都市バス,京都バス「堀川御池」下車 徒歩2分

■内容:
★本校生徒による 声楽/ピアノ/弦楽/管打楽 ソロ、アンサンブルのコンサート
★学校概況説明
★令和6年度選抜検査内容(課題曲等)の説明
★個別相談

☆実施要項・申込用紙(FAX・郵送用)はこちら

☆web申込はこちら

「音楽」と「探究」。

9月11日(月)4時間目は、1年生「総合的な探究の時間」前期最終回でした。冒頭、ここまで生徒の探究活動に寄り添ってくださったTAの先生のおひとりで、京都市立芸術大学からお越しいただいている方のご自身の研究についてお話をいただきました。

その方はヴァイオリンのプレイヤーからスタートなさって、現在は音楽学専攻で市立芸大研究員をしていらっしゃいます。特にヴァイオリンの古楽器等をご専門として研究を続けていらっしゃるとのこと、現在は顎で挟んで演奏するヴァイオリンが古くは胸のところにあてるような形で演奏していたことなど、基本的な知識を動画も交えて紹介しながら、研究の醍醐味をお話くださいました。ヴァイオリン専攻の生徒を中心に、いくつもの質問があがり、一つ一つ丁寧にお答えをいただくたびに、生徒からは自然と拍手が起こりました。

次に、ワークシートを用いて、前期の振返りを行いました。課題発見から発表までをひととおり体験した生徒たちは、先ほどのTAの方の修士論文のタイトル「17世紀ドレスデン楽派の無伴奏ヴァイオリン曲における独奏書法の発展 --J. P. V. ヴェストホフ(1656〜1705)の《6つの組曲》(1696)を中心に--」を自分の立てた探究課題と比べて見て、いかに課題を具体的に絞り込むことが大事かということを、感得していたようでした。

本校では今年度初めて4名のTAの先生方のお力をお借りして、授業を進めてきました。生徒への温かくも核心に迫る鋭いなげかけ、本当にありがとうございました。またTAの先生方が毎授業時間、書いてくださる報告レポートは、教員の指導や今後の授業設計に活かせるたくさんのヒントが溢れていました。重ねて感謝申し上げます。

振返りの中で、教員が「探究ってどういうことだった?」と問う場面がありました。生徒たちは初回の授業で聞いたことばをそのまま覚えて言うのでなく、自分の経験も踏まえて「答えを出すのがとてもむずかしい問いに、正しい答えらしきことを調べたり考えたりしてさぐっていく営み」と発言している生徒がいました。生徒たちの取り組む「音楽」という営みはきっと「探究」そのもの。「音楽」も「学習」も「進路選択」も、手近で安易な「答え」を求めることなく、探究的な毎日のなかで自分で納得のいく「答えらしきもの」を掴んでいってほしいと期待します。

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大学入学共通テスト出願に向かって。

9月8日(金)7時間目終了後、203教室にて大学入学共通テスト出願説明会を実施しました。

生徒たちが入室してくるころには、既に願書のセットや注意事項の書かれたプリント、下書き用の願書のコピーなどの一式が机上におかれていて、着席する生徒の顔つきが瞬時にきりっとするのがわかりました。

はじめに、校長が話をしました。大学が共通テストを課すことは、専攻の課題曲などと同じように、大学がどんな力をつけてきてほしいか、その力をつけてきた人ならば、この大学で伸ばすことができるのでどうぞいらしてください、というメッセージ。皆さんの多くが受験する大学は英語・国語の共通テストを課して、ことばの力等をつけてほしいと伝えているのだろう。これから演習が進む中で、間違えたところは、何が足りなくてそうなったのか原因を追究して復習しよう。原因がわからないときは、先生方に遠慮なくお聴きしよう。また、問題文を読むことで教養も広がる。楽しんで取り組んでほしい。音楽に高いレベルで取り組んでいる堀音の生徒の集中力と身体的感覚は、共通テストでも大きなアドバンテージがある!と激励しました。

その後、進路指導主事から出願について、現役生は学校でまとめて出願することやそのためのスケジュール、また、志願票記入(まずは鉛筆での下書き)等の丁寧な説明がありました。特に、受験料を郵便局で振込むことがほとんどない今の高校生なので、丁寧な説明と同時に、受験期間も支えとなってくださる保護者に振込みをお願いするときには、少し照れくさくてもきちんとお願いしてお礼を言う大人っぽさを持とうと、と伝えました。

自分の夢に向かって、できる限りの努力を重ねていきましょう。あなた方の持つ可能性を、教職員たち皆で、応援しています。

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文化庁長官・都倉 俊一氏を表敬訪問!

明日9月8日(金)、文化庁京都移転記念事業 Opening Celebration「きょう ハレの日、」記念式典が、ロームシアター京都で行われます。そのプログラムの中で、文化庁長官 都倉俊一氏のアレンジ・ピアノ、京都市交響楽団、京響コーラス、びわ湖ホール声楽アンサンブル出演の記念演奏が行われ、本校1年生声楽専攻の生徒1名がソロパートで参加することとなりました。

それに先立ち本日7日(木)、文化庁長官 都倉俊一氏を表敬訪問する機会を頂戴し、生徒と京響コーラスの指揮を務める本校声楽の教員、校長が文化庁新庁舎を訪問させていただきました。セキュリティのしっかりした庁舎内を、案内の方の後をついてしずしずと進み、いよいよ長官室まで。都倉長官はたいへん温かく迎えてくださり、和やかにお話を始めてくださいました。いろいろのお話の中で、生徒が緊張の面持ちながら、都倉長官に作詞と作曲の関係を質問すると、日本は欧米に比べて作詞を大事にする。和歌の伝統を持つ日本の歌にとって、詞の意味は大きい、と京都の冷泉家に古から伝わる七夕の行事である乞巧奠(きっこうてん)に参加されたご経験を引きながらお話くださいました。そして、明日も歌詞を大切に歌ってほしい、と激励して下さいました。

明日の記念式典のご盛会と記念演奏のご首尾を願うばかりです。
このような貴重な機会をお世話下さいました、文化庁のご担当の皆様、京都市文化芸術都市推進室の皆様、京都市教育委員会学校指導課の皆様に心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

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重要 R5過去問題冊子における解答例の訂正について

本年5月以降、スクールガイダンスにご参加くださった方やご希望の方にお渡しいたしました「令和5年度前期選抜検査問題(過去問題)」冊子の「音楽通論」の解答例につきまして、訂正がありましたので、お知らせいたします。
詳細は、右の「配布文書」に掲載しておりますこちらの文書をご確認ください。

なお、過去問題冊子をお渡しいたしました皆様のうち、ご住所をいただいております方々には、重ねて同文書を郵送いたします。

今後、チェック体制の強化など再発防止に努めてまいります。

ピアノ特設講座の日。

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本日午後、東京藝術大学教授 坂井千春先生をお迎えして、ピアノの特設講座が行われました。
3年生の生徒2名、1名はショパン エチュードop.25-11「木枯らし」とベートーヴェンのソナタ第23番「熱情」第1楽章を、もう1名は同じくベートーヴェンのソナタで第21番「ワルトシュタイン」第1楽章のレッスンを受講しました。

たくさんのご教示をいただきましたが、本校のピアノの教員がまとめで話をしたように、ピアノを「鳴らす」こと、体の使い方(脱力)、テクニックについてを核としてご指導をいただくことができました。

「メンタルが弱くて弾けなくなってしまった、と高校生はいうけれど、滝に打たれて修行をすれば弾けるわけではない。つまりメンタルではなくてテクニック。」「チェロのボーイングを意識した低音の弾き方、声楽のように音域にあった音の出し方を知る」「バレリーナのように自立する5の指」など、比喩を使ってとても具体的に、また生徒たちが前をむけるようなお言葉の数々でした。レッスンの合間合間で、先生がステージから見せてくださる手の形と、自分の手の形を膝の上で比べている子が何人かいたことが印象的でした。

2名のレッスンの後、質疑応答の時間をたっぷりとってくださり、聴講の1、2年生からも質問も受けてくださいました。体を傷めず筋力をつけるには?という質問には、ご自身が高校時代に筋力をつけることや体幹を鍛えるために、さまざまな試みをなさったこともお話くださり、太極拳やテニスがよかったなどとアドバイスをくださいました。硬い筋肉はだめ、という言葉に頷く生徒たちでした。

坂井先生、お忙しい中、本校生徒たちのためにお時間を頂戴し、本当にありがとうございました。先生からたくさんのヒントとエネルギーをいただいた生徒たちが、早速にピアノに向かって練習している姿が目に浮かびます。

探究発表会 〜総合的な探究の時間〜

9月4日(月)1年生「総合的な探究の時間」で取り組んできた個人探究の発表会を行いました。作成したスライドをiPadで提示しながら、自分が探究したことをひとり7分の持ち時間で、発表と質疑を行いました。

始めに担当の教員から発表の段取りと、本時の目標「積極的に対話し、探究を高める」が説明されました。主人公は発表者だけではない。聴き手も主人公。質問は発表者への、そして探究への愛だ!と激励の言葉もありました。

生徒たちの探究テーマは、今の自分が“音楽”とどのように向き合おうとしているか、どんなことに拘っているか、が垣間見えるものが多く、発表には熱がこもっていました。質問することには、もう少し場数を踏む必要があるようでしたが、教員やTAの方々の質問や発表者とのやりとりを見聞きして学んでくれたと感じています。

このような形の総探の授業は今年が2年目。今年度初めてトライしたことも多く、教員側にも課題−今後の可能性−がたくさん見えました。今後に活かしていきます。

次週は振返りの時間を持って、前期の総探の授業を終えます。後期にどのようにつなげていくか、77期生の探究は続きます。

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学校だより

教育内容

卒業生の皆さんへ

小中学生のみなさんへ

保健室より

「学校いじめの防止等基本方針」

「学校生活の基本的なルール」について

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