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最新更新日:2023/09/30 |
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若年層向け薬物乱用防止対策推進事業
夏の学校閉鎖期間が終了し、昨日より生徒の登校が可能となりました。生徒たちは文化祭準備や自分の練習などにやってきて、校舎には明るい声が聞こえています。
学校閉鎖期間の8月8日(火)、生徒自治会役員5名の生徒が、薬物乱用防止に取り組むワークショップ形式の学習会に、京都市立高等学校を代表して参加しました。会場は京都産業大学。今年度のテーマは、「次世代の君たちへ―大麻乱用・オーバードーズを考える―」。府立代表の桂高等学校、私学代表の京都精華学園高等学校の生徒たちとともに、まずは京都産業大学、京都府警本部、京都府薬剤師会学校薬剤師部会のそれぞれの講師の方々から講義を聞きました。その後、講義で得た知識や問題意識をもとに、テーマに従い各校ごとに議論し、発表を行うワークショップに取組みました。各高校には進行役として、京都産業大学の学生2名が参加してくれました。 本校の生徒たちは、限られた時間の中で、どしどし自分の考えを出し合い、自分たちのメッセージにまとめあげていきました。最後の発表では、「知識を得て、ものごとを多角的に見ること、謙虚にさまざまな声に耳を傾けること、人との交わりを大切にすることが薬物の乱用を防ぐことになる」というまとめを披露し、高い評価を得ました。 今回の学びを校内で本校生徒に届ける機会を持ちたいと考えています。 京都府警本部少年課の皆さま、京都府健康福祉部薬務課の皆さま、京都市教育委員会の皆さま、貴重な機会を頂戴しありがとうございました。 ![]() ![]() ![]() 「中学生対象レッスン」にようこそ。
中学1年生から3年生までを対象に、本校講師を中心とした専門の先生方による個人レッスンが受講できる催しを、毎年この時期に実施しています。今年度も100人を超える中学生のお申込みがありました。
講師の先生方のご都合などで、8月に入ってからの別日にご来校いただく中学生もありましたが、本日5日の午後にほとんどの方のレッスンが行われました。一人のレッスン時間は専攻によって30分から50分の幅があります。受講後の中学生からは、アンケートを通して「拍感が大事だということがよくわかった」「音楽の理論などの勉強が必要だと納得できた」「改めて音楽が愉しいと思った」などの声を頂戴し、今回のレッスンを好機として、この夏休みに、それぞれの専攻の練習や音楽の勉強などに熱が入ることを期待されます。堀音に入学してこのレッスン室で練習したい!という思いを一層強く持ってくれた中学生のコメントがあったのも嬉しいことでした。 今日もたいへん暑い一日となりましたが、そんな中ご参加くださった中学生と保護者の皆様に心から御礼申し上げます。ありがとうございました。 来週7日(月)から16日(水)までは、学校閉鎖の期間となります。その間、学校には業者による校舎のメンテナンスや防災関係の工事が入ります。このブログもしばらくのお休みをいただきます。4月以来在校生や保護者の方のみならず、多くの方がこのページをご覧くださったことに、厚く御礼申し上げます。お盆あけの再開まで、皆さまどうぞお身体にお気を付けて、よい夏をお過ごしください。 写真 上:受付で校章入りの名札を受け取る。 (校章入りカードは記念に持ち帰り可) 中:今年はチェンバロでの受講者も。 下:堀音の近況や、卒業生・生徒たちの声を届ける Horion News! (昨日までの受講者の方には送付します) ![]() ![]() ![]() 集中力!〜京都市少年合唱団の夏〜
本校の校舎内には、京都市立芸術大学音楽学部音楽教育研究会である“京都子どもの音楽教室”と京都市教育委員会が管轄する“京都市少年合唱団”のふたつの団体の事務室が置かれており、土曜日や平日夜などに本校のレッスン室やアリーナ、ホールなどの施設を使って小さな子どもたちから中学生の生徒たちが、それぞれの練習に励んでいます。たくさんの“未来たち”のエネルギーをこの校舎に注いでもらっている、とありがたく思っております。また、本校にはそれぞれの団体で小さいころから音楽に親しみ、しっかりとした基礎を身に着けてきた出身者が、各学年何人も在籍しています。
小中学校が夏休みの今、京都市少年合唱団の団員の皆さんは、この暑さをものともせず、連日本校に“登校”し、先生方のご指導のもと、ひたむきに練習を行っています。その理由は、京都コンサートホール大ホールにて行われる、8月11日(金)「第44回京都こども合唱祭」、と20日(日)「京都市少年合唱団 第128回定期演奏会」の二つの大きな演奏会がもう目前だからです。 マスクの着用や密を回避するといった制限の中で、思い切って歌うことの難しかったここ数年。今年の夏は状況が許し、ご指導の先生方も、小学4年生から中学3年生の団員の皆さんも、のびのびと練習できる喜びに溢れていらっしゃることが、明るく挨拶をしてくださる姿・お声からも伝わってきます。 加藤完二音楽監督の指揮による、城巽アリーナでの全体練習。日本語の歌詞のすみずみまでの美しさや、絶妙なハーモニーを追究されるレベルの高いご指導のお言葉にも、しっかりとした集中力で応えている団員のみなさんでした。 晴れの舞台で、練習の成果を存分に発揮されますよう、ご盛会を心から願っています。 写真 上:本番の立ち位置が確認! 中:加藤完二音楽監督のご指導は時にユーモアも交え。 下:事務室前 ![]() ![]() ![]() 留学中の卒業生が久しぶりに来校!![]() 71期(令和元年度)卒で現在留学中の本校卒業生、薩摩研斗さん(ヤナーチェク音楽院 [指揮・ピアノ] /チェコ)と井垣旺士さん(ハンス・アイスラー音楽大学[コントラバス]/ドイツ)がひょっこり顔を見せてくれました。 教員たちが、すぐさま新しい校長先生に引き合わせ紹介するとすぐにうちとけて、それぞれの地での学びの一端や高校時代の話をしてくれたり、今の堀音の様子を聴いてもらったりなど、なごやかな時間を持ちました。 コロナの間は、始業式等、校歌を歌う機会が激減し、卒業演奏会の時しか校歌を合唱したことがない学年があったという話が出ると、「入学式のときに初めて校歌合唱を聴いて、ものすごく感動して、あぁ堀音に入学したんだな、と感激した。みんなには毎週でも歌ってほしい!」と井垣さん。 ヨーロッパ研修旅行の再開に向け、現地の物価や航空運賃の高騰にも話が及ぶなか、本校生が研修旅行で個人レッスンを受けることになるヤナーチェク音楽院にいる薩摩さんからは、「なんでも協力しますので、言ってください!」と力強い言葉をもらいました。 たくましく成長した2人。 校長室を出た後は、すぐ別の先生や生徒につかまっては話し込み、交流が続きました。 またぜひ、来てくださいね! 文化祭に向かって〜音響・照明説明会〜
今日も朝から蝉の声が盛んです。連日の猛暑ながら、生徒たちはレッスン室での練習などに登校しています。
今朝は文化祭の各クラスの音響・照明係に向けて、本番の会場となる城巽アリーナで、説明会を行いました。ピンマイクの使用法や、音源の接続の方法、舞台の照明の操作などについて、教員や経験のある生徒が実演しながら、ひとつひとつ丁寧に確認を行っていました。 8月7日(月)からの学校閉鎖期間が明けると、9月1日(金)が本番の文化祭に向けたクラス発表の準備が本格的に行われます。生徒自治会はプログラム冊子の作成などに動いています。 今年の文化祭当日は、生徒のご家族と卒業生にご来校いただけます。生徒たちが創り上げる、堀音らしいステージを期待しています。 ![]() ![]() ![]() 【7/22実施】市立高校生「坐禅体験」のご報告![]() ![]() 今年は、本校の「第50回記念オーケストラ定期演奏会」(18時開演)と日が重なってしまったため、参加希望者はゼロではないかと思われましたが、演奏会を前に心を整えようと、2名の生徒が参加してくれました。 例年なら、境内で諸注意を受けたあと法堂に向かいますが、今年は朝からかなりの暑さだったからか、すぐ法堂へご案内いただきました。しかも、本校の2人は運よく中央の一番前の席となり、法話を最も間近で聴かせていただくことができました。 続いて、坐禅の一連の流れのご説明がありました。その中で、「警策」の意味と受け方についてもお話しがあり、“実演して見せるので誰か受けてくれる人はいないか”と言われて、本校生が元気よく「はい!」と立候補し、警策を受ける体験をさせていただきました。 いよいよ、座禅体験の始まりです。姿勢を整え、大きく息を吐きながら心の中で「ひとーつー」、息を吐き切ると再び息を吸い、また吐きながら「ふたーつー」と数えていくことに集中しますが、「あ、せみが鳴いているな」とか「外で大きな声でしゃべっている人がいるな」などと、すぐに別の事柄が頭に浮かんできてしまいます。そのたびに、一から数えなおします。心のコントロールというのは、想像以上に難しいものです。 また、皆の前での実演があったからでしょうか、警策を受けてみたくなった人が例年よりも多かったようで、座禅中、しんと静まりかえった法堂に、警策を受ける音があちらこちらで何度も響きました。 10分間の坐禅体験はあっという間に終わり、みなすっきりした表情になったいたのが印象的でした。 最後に、狩野探幽が8年の歳月を費やして描いた天井の雲龍図の解説をうかがい、また今年だけ特別に、参加者全員に御朱印を2種類ずついただいて、終了となりました。 参加した2人も感激しつつ、夜の「オケ定」に向けて気力を十分にみなぎらせて、妙心寺をあとにしました。 ご支援くださいました京一商西京同窓会の皆様、本当にありがとうございました。 令和5年度第1回学校運営協議会理事会開催
7月28日(金)17時より、本年度第1回目の学校運営協議会理事会を行いました。
学校運営協議会とは学校運営に地域住民の声を活かす新しい学校づくりの仕組みとして平成16年度に法制度化され、平成29年4月には設置が努力義務となり、京都市でも小学校から高等学校まで、ほとんど全ての学校で設置されています。特に、京都市立高校においては、各校がそれぞれに独自の特徴を生かした学校経営方針・教育目標を持っていること、また、学校が存在している地域出身の生徒のみならず、広域から生徒が通学している状況に鑑み、地元のみならず、教育目標実現のために深くかかわる組織や学校教育に対して協力いただている組織を「コミュニティ」と捉え、その代表の方々に理事としてさまざまなご意見をいただいています。 本校の学校運営協議会理事の方々を五十音順にご紹介します。 石原 かおり様(本校PTA音友会会長) 井尻 由佳様(京都子どもの音楽教室教育部門長) 香川 史朗様(城巽自治連合会会長) 加藤 完二様(京都市少年合唱団音楽監督) 塩見 亮様(京都・堀音同窓会会長) 砂原 悟様(京都市立芸術大学音楽学部長) 日比野 晶子様(京都市小学校教育研究科音楽部会長 京都市立桃山小学校校長) 山口 基之様(京都市中学校教育研究科音楽部会長 京都市立京都御池中学校長) ※後日 京都市交響楽団より1名の追加予定 会では、各自の自己紹介の後、校長から本校の令和5年度の学校経営方針や重点課題に沿って4月からこれまでの教育活動について配布資料やスライドを使って報告を行いました。校内での教職員間の協働として、事務長からも報告を行いました。ご参加の皆様には、特に本校との連携について、アドバイスや新たなご提案を多く頂戴しました。 また今年度は、初の試みとして京都市教育委員会生涯学習部より生涯学習アドバイザーの古池 強志様にもご出席いただき、まとめとしてお話をいただきました。 理事の皆様にはご多忙の中、Zoomでのご参加も含め、ご出席いただきましたことに心から御礼申し上げます。ありがとうございました。これからも理事の皆様には、「社会に開かれた教育課程」の効果的な実現につなげ、学校の課題解決を目指すため、ご協力・ご教示をよろしくお願いいたします。 ![]() ![]() 「第50回記念オーケストラ定期演奏会」〜多数のご来場ありがとうございました!![]() ![]() ついにこの日が来ました。 客演指揮の松本宗利音先輩(63期)や、「戴冠式ミサ」のソリストの皆さん(Sop.山原さくら先生(65期・現講師)・Alt.秋本悠希先輩(58期)・Ten.清水徹太郎先生(元講師)・Bas.五島真澄先輩(53期))、卒業生を多く含むエキストラの皆様とともに練習を重ねてきた「第50回記念オーケストラ定期演奏会」を、京都コンサートホール大ホールにて開催し、1,214名のお客様にご来聴いただきました。 ホールいっぱいのお客様の前で演奏を披露できましたことは、生徒にとっても教職員にとっても、たいへん幸せで有難いことです。 生徒たちは持てる力を発揮して心を一つにして演奏してくれました。 終演後、「本番で一番いい演奏ができた」と、みな充実感に満ちた晴れやかな表情をしていました。お客様からは、帰り際に「すごくよかったです」「感動しました」「ありがとう」などと笑顔でお声がけいただき、こんなにうれしいことはありませんでした。 また、本校PTA音友会よりご来場の皆様に呼びかけていただきました「堀音サポーター協力金」にも、多数のご協力をありがとうございました。おかげさまで昨年を上回る457,505円を頂戴したとのご報告をいただいております。誠にありがとうございました。 今後とも京都堀川音楽高校へのご支援、ご協力をお願い申し上げます。 【写真1枚目】シベリウス「フィンランディア」 【写真2枚目】校長ご挨拶 【写真3枚目】モーツァルト「戴冠式ミサ」 【写真4枚目】フィナーレ いよいよ明日、本番! 東フィル首席フルート奏者の吉岡アカリ先輩から激励をいただきました!![]() ![]() ![]() 明日の「第50回記念オーケストラ定期演奏会」に向けて、ついに最後の練習日となった今日、本校33期卒業生で東京フィルハーモニー交響楽団首席フルート奏者の吉岡アカリ先輩が、武蔵野音楽大学のお仕事で本校を訪問され、急遽、全体練習の開始時に「後輩」たちに激励のメッセージをくださいました。 「日本中、世界中に堀音の卒業生がいて、音楽に携わっています。10年後、20年後、同じ堀音の卒業生と演奏会でいっしょになる機会がたくさんありますよ。」 「堀音で音楽を学んでいることを誇りに、明日の演奏会で素晴らしい演奏をしてくれることを祈っています。」 …などと優しい語り口でお話しいただき、その後の練習に気合が入りました。 昼休みには、合唱委員会・演奏委員会がそれぞれ開かれました。今朝から、いろいろな変更点が発見され、最新の情報の共有をしながら、自分たちの動きをみんなで確認していました。 さあ、いよいよ本番です。 おかげさまで、入場券はほぼ満席に近い数を発送・お渡しさせていただいています。 たいへん暑い日になりそうですが、お気をつけてお運びください。 生徒・教職員一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。 【写真上2枚】吉岡アカリ先輩からの激励 【写真下2枚】演奏委員会 授業参観 PART2![]() ![]() ![]() 連日生徒たちを鍛えてくださっている、客演指揮者の本校卒業生松本宗利音(しゅうりひと)先生の精悍な指揮で演奏が始まりました。合唱の生徒たちへの、はっきりした母音に向かってスピード感を持って子音を発音するというご指摘は、いつも合唱指導の教員が注意していることで、等拍で母音がソフトな日本語が母国語の生徒たちには易しいことではないようですが、何度か繰り返し具体的なアドバイスをいただく中で、クリアな発音になっていきました。時折ユーモアを交えながら、丁寧にご指導いただき、オーケストラの演奏も鮮やかにのびやかになっていくのが伝わりました。 途中には、宗利音先生が保護者の方々にお話しくださる場面もありました。卒業生として、堀音を大切に思う気持ちをお伝えいただき、それを聞く生徒たちにとっても、堀音の伝統を守り継承していく自分たちの役割を自覚できるお話でした。 いよいよ明日、18:00開演で第50回オーケストラ定期演奏会本番を迎えます。会場は、北山の京都コンサートホールです。まだ若干お席がご用意できます。本日17:00までに本校に取りにお越しいただけますならば、チケットをお渡しできますので、ご希望の方は、まずは京都堀川音楽高等学校 オーケストラ定期演奏会事務局(075)253−1581までお電話をいただきますようよろしくお願いいたします。 |
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