京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2023/09/26
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9/30(土)「中学生対象学校説明会&コンサート」10/14(土)「小学生保護者対象スクールガイダンス」9/29(金)中学校先生対象説明会のご案内は、左のカテゴリ「小中学生のみなさんへ」から各記事をご覧ください!

指揮者・松本宗利音先輩(63期卒)の指導が始まりました!

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6月13日(火)6・7限「合奏」

7月22日(土)に京都コンサートホールで開催する「第50回記念オーケストラ定期演奏会」に客演いただく指揮者の松本宗利音先輩(63期卒)が、オーケストラ授業の指導に本日、初めて来校くださいました。

生徒たちはみんな、朝からすでにとてもワクワクした気持ちで登校し、松本さんが音楽ホールに登場されたときには、全員の目がキラキラ輝いていました。

今日は、ブラームスの交響曲第1番を、「この部分の主役の楽器はなにかな?」「どの音ももっと最後まで丁寧に」「密度の詰まった8分音符にして」など、とても優しく丁寧にご指導いただき、あっという間に6,7限の授業が終わってしまいました。生徒たちは、自分たちの準備がもっとできていたら、もっと濃い指導をいただけたのにと自らを顧み、次に向けての課題をそれぞれに見つめていたようでした。

本番まであと40日足らず。
松本さんとの数少ない練習の機会を大切にして、日々鍛錬していきましょう。

研修旅行に向かって

 本日7時間目、2年生「総合的な探究の時間」では、12月の研修旅行で東京音楽大学でのレッスンや東京音楽大学附属高校との演奏会後の最後の1日の研修先についてのプレゼンテーションが行われました。

 音楽を志す堀音生として、また76期全員揃って、東京ディズニーシーで研修する意味を、8つのグループそれぞれの観点から、作成したスライドを使って発表しました。1年生のときの総探での学びを活かして、調査をしたり、プレゼンの組立に箇条書や比較の効果を使ったり、具体例から抽象的な説明をしたり、とグループごとに特長がありました。「環境音楽」という言葉がひとつの鍵としてあげられていましたが、その取り上げ方にはさまざまな観点がありました。

 研修旅行全体のテーマ「Sogno(ソーニャ)」は「夢」という意味。どのグループも「夢」をキーワードにプレゼンを展開していることはうれしいことでした。

 事後、教員からの講評をもらい、クラス全体に「どんな問を持って東京ディズニーシーへ行くのか」が宿題に出されました。今日相互に交流したプレゼンをクラスで整理して、堀音生らしい問にしてくれることを期待しています。

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第202回 定期演奏会 1日目

 6月10日(土)午後、本校ホールにて、3年生の公開実技試験でもある定期演奏会を行いました。おかげさまで、ピアノ専攻14名、声楽専攻8名が、よい緊張感を持って、無事本番のステージに立つことができました。

 生徒たちは専攻の先生はじめ多くの先生方のご指導とご家族のお支えを得て、また仲間たちと励まし合い切磋琢磨しながら、努力を積み重ねてきました。今日のステージでは、その成果と、自分の内にある音楽へのまっすぐな思いを、誠実に、存分に発揮したことと思います。

 ひさびさの常態での6月の定期演奏会開催とあって、運営面での心配もありましたが、演奏委員を中心とした生徒たちと、教職員が連携して、良い演奏会になったと思います。土曜日ということで、多くの保護者の皆さま、卒業生の皆さま、生徒たちを中学の時までご指導いただいた先生方、また、音楽が大好きで堀音に憧れているという小さなお子様など、幅広い層の方にお越しいただき、温かな拍手を頂戴できたことは、生徒たちの大きな励みとなったことでしょう。

 ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。生徒たちがこの演奏会の経験を活かして、大きく飛躍してくれることを願ってやみません。

 来週の17日土曜日は、定期演奏会 2日目を行います。
12:30〜 弦楽 15:50〜 管打楽 の演奏をお聴きいただけます。皆さまどうぞ本校ホールにお越しください。

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明日の「公開実技試験第1日目」に向けて

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6月9日(金)

明日10日と17日に本校音楽ホールで行われる「3年生公開実技試験(第202回定期演奏会)」に向けて、本日放課後に、1,2年生の演奏委員と教職員による運営リハーサルを実施しました。

演奏委員たちは、5月にすでに2回の事前打合せを行い、今日は、開催前最後の打合せで若干緊張ぎみです。

今回は、4年ぶりに一般のお客様をお迎えするため、リハーサルもスムーズには進まず、教員のアドバイスを受けながら、また時折そこここで笑いを誘うしぐさや説明が飛び出しては、ああだこうだと試行錯誤しながら、シミュレーションに臨みました。

明日は、3年生のみんなが、よい緊張の中で最高の演奏ができるよう、演奏委員が立派にサポートしてくれることでしょう。

皆様、3年生の渾身の演奏と、演奏委員1,2年生の運営に、どうぞご期待ください。

3年生公開実技試験(第202回定期演奏会)
【第1日】6月10日(土)12:30〜 ピアノ
             16:30〜 声楽
【第2日】6月17日(土)12:30〜 弦楽
             15:50〜 管楽
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【写真上】受付スタッフ打合せ
【写真中】ステージスタッフリハーサル
【写真下】アナウンス係打合せ

前期校内公開授業 その2

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 本日3年生1時間目は音楽理論。7月22日(土)に京都コンサートホールで開催する、第50回記念 オーケストラ定期演奏会のメインプログラム「ブラームス 交響曲第1番 作品68」第1楽章の楽曲分析を行う授業が行われていました。

 テーマは“「主題労作」を検証する”。「主題労作」とは、「主題に含まれる部分動機への分割・展開」のことだそうです。教員がピアノを弾きながら解説する知識・内容を、生徒たちは、教材として用意されたさまざまな色のマークの入った楽譜を見ながら、難なく理解しているようでした。

 そのあと、全員iPadを使っての実習の時間。グループごとに割当てられたQRコードを読み取ると、そのグループが分析する部分の楽譜が画面に現れます。グループのメンバーで分担して「動機」(固有の特徴・表現力、独立した楽想をもち、楽曲を構成する最小単位となる音型)の5つの型などを見つけ、色別にマークしていきます。指で色をパレットから選んで見つけた個所にマークをしていく、このような作業は初めての生徒が多く、教員からの丁寧な説明プリントを参考に、グループ内で教え合い、試行錯誤しながら進めていきました。
 作業を進めていくと、「この部分は色が重なる(「動機」の型が重なる)んですが…」というような質問が教員に投げかけらることもあり、そのようなことを自分で気づいていくことがとても大事なのだということでした。

 次の授業もこの実習の続きを行い、最終的に各グループが作成した色マーク入りの楽譜を、全てつなげる編集を行い、カラフルに出来上がる楽譜を見ながら演奏を聴き、“「主題労作」を検証する”というダイナミックな授業展開となる、とのことでした。現在進行形でこの曲と向き合っている生徒たちにとって、大きな学びの機会となることでしょう。

 今年度の前期校内公開授業のテーマは「授業におけるICT活用」。今回の音楽理論の教員と生徒の挑戦は、校内に良い刺激を与えてくれています。

前期校内公開授業 その1

 6月5日(月)〜16日(金)は、校内で教員がお互いに授業を見学し、気づきを共有し合う、公開授業週間です。教育実習生の実習期間に重ねて毎年行っている取組です。各教員が、特にこの授業を参観してほしいという授業を申告したものを総務部がまとめています。 

 互いに授業のヒントをもらうだけでなく、自分の授業やHRで見ている生徒と違った“顔”をしている生徒を発見するのも、とても大きな意味があります。また、日頃は生徒にも教員にも参観を少し遠慮してしまう専攻の個人レッスンにも、教員が積極的に誘ってくれます。

 2年生の声楽のレッスンでは、教員が生徒に問いを投げかけながら、自分の状態をメタ認知させたり、教員が2つの歌い方を示範して、どちらがいいか感じさせたり、専門的な言葉のみならず、豊かな比喩表現や身体をしなやかに使っての指導が行われていました。伴奏のピアノの生徒が反応する集中力にも感心しました。見学の実習生は、熱心にメモをとっていました。

 こちらも2年生生徒のピアノのレッスンでは、生徒がどのようなイメージでそのフレーズを弾いているか尋ね、生徒が答える言葉を教員がうまく膨らませて、より具体的で聴く人に伝わる演奏に変化させていました。テクニック的な指導の場面では、生徒は自分が難しいと感じていることを言葉にして教員に伝え、的確なアドバイスをもらっているようでした。

 1、2年生は週に1度、この50分のレッスンをできる限り自分に活かすために、朝に夕に、試行錯誤しながら、日々専攻の練習に励んでいます。

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5弦のコントラバス 〜夢を繋げる〜

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 61期卒業生で、広島交響楽団員でいらっしゃった、井上大貴(ひろき)さん(享年30歳)が、ご病気のため亡くなられてはや1年が経ちました。ご両親様より、大貴さんご遺愛のコントラバスを本校にご寄贈いただくというお話をいただき、本日、京都市教育長稲田新吾様より頂戴した感謝状を贈呈する式を行いました。

 7時間目の合唱、合奏の授業を終えた生徒が、全員ホールに集合し、ご来校くださったご母堂の井上智子様をお迎えしました。在校中から大貴さんと深いつながりがあり、この会の発起人でもある本校教員が司会を務め、大貴さんのご紹介をいたしました。中学校の吹奏楽でコントラバスに出会ったときから、オーケストラ団員になる夢を抱き、本校に入学。在学中は練習に打ち込むことはもちろん、仲間・教員たちとたくさんの対話を通して自分の音楽を豊かにし、夢を形にしていかれたとのこと。大学卒業後、夢を実現させ「ヒロキョウ」の楽団員として活躍なさった、その時に演奏されていた5弦のコントラバス。通常4弦のコントラバスより、より深い音色を奏でる楽器とのことでした。

 校長は代読で感謝状をお渡しした後、今日この時に、生徒たちはこのコントラバスを通して、大貴さんと夢を語り、夢を応援し合い、夢の実現を悦び合える「人格的な出会い」を果たせたことに感謝申し上げる。生徒たちの将来にわたっても、またこれから堀音生になる後輩たちにも、大貴さんの夢は繋がれていく。また、この楽器や生徒たちに会いに、いつでも本校にいらしてくださいとお願いして、お礼を申し上げました。

 ご母堂の智子様からは、大貴さんがコントラバスに精魂を傾けられた日々のお話とともに、生徒たちへの激励のお言葉をいただきました。

 生徒代表からのお礼の挨拶は、自分たちが先輩の志を継いでいく。7月のオーケストラ定期演奏会では、このコントラバスとともに、良い演奏を届けたいと、しっかりと伝えていました。

 最後に、生徒全員がお礼の気持ちを込めて、校歌「海を遠く」の3番を合唱し、会を結びました。いつも以上に心のこもった、清々しく温かな歌声でした。ご母堂の智子様にも、大貴さまにも、めいっぱいの感謝の気持ちと自分たちの音楽への熱い志を、堀音生らしくお届けできたのではないかと思います。

総探 中間報告会 〜TAの先生方お世話になります〜

 6月5日(月)の4時間目、1年生「総合的な探究の時間」は、「探究トライアル」を用いた中間報告会を行いました。

 これまでの授業で、音楽に関する自分の「問い」を練り直し、仮説を立てたり、文献調査をしたりしながら、個人探究に向かうための「探究トライアル」というシートに落とし込んだものを、グループ内の仲間を教員などにわかりやすく説明し、質問やコメントをもらうという時間でした。

 本日から、4名のTA(ティーチング アシスタント)の先生方に授業に入っていただき、早速やりとりを始めてもらいました。4名の先生方は、大学院や大学の研究室に所属している方々で、生徒たちにはない視点から質問をもらって、生徒が自分でより深く考えるサポートをいただいたり、文献や参考となる論文などにどうしたら近づけるかをアドバイスいただいたりすることをお願いしています。また、それぞれのご研究(直接音楽に関係するテーマの方も、深いところで音楽につながるテーマの方もいてくださいます)について、お話いただく機会も持てればと考えています。TAの先生方、これからどうぞよろしくお願いいたします。

 生徒たちは、仲間やTAの方々の質問に、自分の言葉で誠実に答えようとしていました。また、それは考えていなかった!と率直に言葉にすることもできる、とてもよい探究的な時間となっていました。

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アレクセイ・グリニューク氏による「ミニコンサート&公開レッスン」を開催しました!

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6月5日(月)
ウクライナ・キーウ出身のピアニスト、アレクセイ・グリニューク氏による「ミニコンサート&公開レッスン」が行われました。

アレクセイ氏は、1994年、キエフ音楽院(当時)に在学中、姉妹校として交流のあった本校(当時の堀川高校音楽科)を交換学習で仲間と共に訪れ、数日間、当時の3年生の本校生徒の家にホームステイしながら、生徒同士の交流や秋の定期演奏会への客演をなさったというご縁があります。

 今回は、6月3日にバロックザールで行われた2017年青山音楽賞受賞記念のピアノリサイタルを始めとして全国各地でリサイタルを開かれる、その途中に、本校生徒への公開レッスンとミニコンサートを開いてくださったのでした。

 30年前にアレクセイ氏がホームステイした46期の先輩、川瀬陽子さんが駆けつけてくださり、30年ぶりの再会が実現しました。

 まずはミニコンサートです。圧倒的な音色の豊かさ、きめ細やかな表現力……全員がアレクセイ氏の演奏にすぐに引き込まれ、釘付けとなりました。次に、川瀬さんにご登場いただき、当時を振り返りながらの対談。懐かしい写真もご披露いただいたりして、生徒たちに様々な示唆を与えてくださいました。

 続いては、公開レッスンです。
 2年生の2名の生徒が、他の生徒たちの前でアレクセイ氏に約1時間ずつレッスンを受けました。「イタリアオペラのテノールが歌うように」とか、「和音を鳴らした後は必ずリラックスする練習を」、「ピアノを信じて。すべての音が共鳴するように」など、アドバイスは徐々にヒートアップしていき、指導を受ける生徒もどんどん高揚しながらアドバイスを吸収して、よい音を響かせました。

 最後の質問コーナーにも丁寧にお答えいただき、予定時間を大幅に超えて貴重な学びをみんなで共有することができました。

 アレクセイ・グリニューク先生、素晴らしいご指導と演奏をありがとうございました!
 私たちも、音楽を通してなにができるかをみんなで考えながら、そして、平和を願いながら、これからも音楽の勉強を続けていきます!

生徒自治会総会と校歌練習を行いました!

6月2日(金)
前期中間考査最終日。

考査終了後に、生徒自治会総会があり、「音高祭(文化祭)」のテーマ発表と要項の説明が行われました。

今年のテーマは「笑音瑠自誇」(エネルジコ)。音楽用語の「energico(力強く)」をもとに、5つの漢字をあてて意味をふくらませてあり、一文字ずつにこめられた意味が説明されました。

また、3つの目的とその達成のための内容が一つ一つ紹介され、注意事項や当日までのスケジュール等が示されました。

いちばん盛り上がったのは、当日のエンディングで催される自治会企画の一つ「高校生の主張」の発表でした。「自分が持っている豆知識やみんなに伝えたいこと、学校に言いたいことなどを舞台から発表してもらいます」と自治会役員が言うと、大きな笑いが起こりました。

きっと応募者が殺到することでしょう。

生徒自治会総会のあとには、6月6日(火)の「コントラバス寄贈・感謝状贈呈式」に向けての校歌の練習がありました。生徒たちの大先輩である61期卒業生の故・井上大貴さんが生前愛用していらっしゃった5弦コントラバスを、このたびご両親様からご寄贈いただくことになり、感謝状を贈呈する式典で、感謝の思いをこめて歌うことにしています。

みんなの思いが井上先輩に届くよう、ホールいっぱいに歌声を響かせましょう。

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