京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2022/05/24
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      新風をまきおこせ 京都のヒーロー二条参上!

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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『What can you do ?』
 “You can do it !”〜君たちならできる〜 今年度の始業式と入学式にこのキャッチフレーズを示して今年度が始まりました。卒業した酒井君が何度か失敗した後に“Yes, we can do it !”〜はい、私たちはできます〜と言ってくれてから300日以上が経ちました。
 卒業した3年生は、多くのことを成し遂げました。“大人しい学年”とのイメージを見事に覆して“熱い学年”であると印象付けました。体育大会では、「一生懸命頑張るとはこういうことなんだ」と自らの姿で示してくれ、文化祭では本校初の「平和劇」に取り組み、新たな感動をくれました。創立70周年・難聴学級開設50周年行事の際には、学習発表会で見事なリーダーシップを発揮しただけでなく、来校者に「中学生がここまでやれるのか!?」と思わせる素晴らしい学年討論会を作りました。
 一方、1・2年生の成長も「3年生を送る会」で確認することが出来ました。1年生は、自分たちで行事を作り上げていく過程こそが楽しいことを知りました。2年生は、学年が団結して行事を創るとは、具体的にどういうことなのかを学びました。そして、1・2年生全員がこの1年を通して一生懸命取り組むことがカッコよくて楽しいということを知ったと思います。
 20日の修了式では、今年度を終えるにあたって、全校生徒に次のように問いかけました。「あなたは、何ができるようになりましたか。」
“What can you do ?”
 保護者や地域の方も含めて、今一度、思い返してみてください。幾つか思い当たることがあるはずです。一人ひとりの“できるようになったこと”は小さいかもしれません。でも、それが300人分、いえ、教職員や保護者・地域の方も含めて、二条中学校の教育に関わる600〜700人分が集まればとてつもなく大きな力になっているはずです。二条中学校は、今年度はじめに比べて随分と成長したに違いありません。
「二条中学校は、もはやブランドですよ。」卒業式の祝辞の中で、PTA会長が創立70周年・難聴学級開設50周年記念式典の際に来校された方から聞いたと述べられました。これは校長としてはとても嬉しい話です。そして、その瞬間に決意したことがあります。いえ、夢として思い描いたことと言った方が良いのかもしれません。
 修了式の話を締めくくるにあたって、それを生徒たちに話しました。
「私には夢があります。英語でいうと“I have a dream .”と言います。この夢は、ここにいる生徒に新入生を加えたメンバーで実現したいと思っています。夢の内容については来年度の始業式で話します。楽しみにしてください。」
“What can you do ?”「あなたは、何ができるようになりましたか。」この問いかけから新しい夢が芽生えました。十分に実現可能な夢です。その夢の実現に向けて生徒・教職員・保護者・地域の方で取り組む新年度が楽しみになってきました。

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「最後のそして最高の授業」
 15日の金曜日、平成30年度の卒業証書授与式が無事終えられました。手前味噌だと笑われることを承知で書きますが、厳粛で感動的な素晴らしい式が挙げられたと思っています。
 卒業生は100人でした。色々な事情で式を欠席した生徒が5名います。このうちの2人は午後から行った第2部の卒業式に出席し、保護者列席の下でこちらも感動的なよい式が挙行できました。学校が大好きな生徒が当日インフルエンザによる高熱のために出席できないという残念な事態も起こりました。
 今回のエッセイで特筆しておきたいのは、95名の生徒の、担任の先生の呼名に対する大きな声での返事です。これまで歴任してきた中学校でも、担任の呼名に対する返事については重要視してきましたが、出席者全員(男女共)が大きな声で返事が出来るとなるとなかなか難しく、本校のような中学校はそう多くはないと思います。
「担任の先生は、一人ひとりの卒業生に対して掛けたい言葉はいくらもあります。しかし、そんなことは物理的にも時間的にもできません。だから、その思いを呼名に託します。担任の先生の思いに応える術(すべ)は、大きな声で返事をすることです。」毎年卒業式前日の予行演習の最後に卒業生に対してそう訴えかけています。
 返事や挨拶の声はとても大事です。大きな声での返事は会場の空気を一瞬で変えます。逆にその声が小さければ一気に皆の気持ちを下げてしまいます。たかが返事、されど返事なのです。続けて書きますが、挨拶も同じです。聞こえるか聞こえないかの声での挨拶は、しないよりはましですが、相手や周囲に決して好印象を与えません。どうせするなら、大きな声で相手にはっきりと聞こえるようにすべきです。
 もう一つ書き留めておきたいのが卒業証書授与式での合唱です。式典最初の国歌から参加者全員が大きな声で歌い上げました。特に校歌の大きな歌声は、本校のよき伝統になると思います。事実、昨年末に行った「創立70周年・難聴学級開設50周年記念式典」で、本校の校歌の歌声の大きさは、来校者から大絶賛を受けました。卒業式直前、ご来賓の皆様に対してご挨拶をする場面では次のように述べもしました。
 「本校の卒業生の方などで、二条中の校歌をご存知の方は、どうぞ卒業生と一緒に大声で歌ってやってください。」
 式歌である「旅立ちの日に」、そして閉式後の卒業生の感謝の歌「さくら散る頃〜僕達のLast Song〜」では、涙しながら歌う多くの生徒の姿に思わずこちらがもらい泣きをしてしまいました。保護者の方については言うに及ばずです。
 卒業証書授与式での感動は生徒の心をまた一つ大きく成長させました。
 学校での授業は教科学習だけではありません。今年の卒業証書授与式も、卒業生にとって、否、その場に居た全ての人にとって、最後のそして最高の授業になりました。

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「送る会を終えて」
 学校によって「3年生を送る会」と言うところと「卒業生を送る会」と呼んでいるところがあるようです。本校では前者です。どちらでもよいのですが、今回は、この会について綴りたいと思います。
 1・2年生にとって「送る会」の意味は何処にあるのでしょう。勿論、第1の目的は、卒業する3年生を祝福することです。しかし、第2の目的というか、隠された目的があります。それは、群読や合唱の発表を作り上げる過程で、自らの成長を感じること。そして、年度の最後に学年の結束を一層固めることです。また、1年と2年とで第2の目的は少し異なります。1年は、「自分たちは入学して以来、こんなに成長しました。」ということを先輩や教職員、(保護者や地域の方)に伝えることです。中学生になって、身体が大きくなっただけでなく出来ることが増えました。シナリオやパフォーマンスも自分たちで考えます。やらされていた(?)取組から、創造する取組、やって楽しむ取組へと変化したことを自覚すると共に周りに伝えるのです。
 2年生は、「私たちはこんなに成長しました。先輩の“二条魂”は僕たちが受け継ぎます。どうぞ、安心して卒業していってください。」というメッセージを群読と合唱に込めます。最高学年つまり「二条中学校の顔」になるという自覚を確かめるのです。
 3年生は、本来送られる側なので“お客さん”の立場ですが、最近はどこの学校でももっと積極的に“先輩らしさ”を示す最後の場面として捉えられているようです。後輩や先生(保護者や地域の皆様も)にメッセージを伝える過程で、3年生の立派さ・凄さ・力強さ・態度のよさを示します。そして、1・2年生との力の差を見せつけてここで改めて『あんな3年生になりたい』と思わせるのです。
 昨日の「送る会」は、将にこれらの目的をことごとく達成しました。各学年の発表を聴きながら何度も目頭を熱くしたのは私だけではなかったと思います。事実、涙をぬぐう生徒や保護者の姿を会場で幾つも目にしました。
 さあ、次はいよいよ明日の卒業証書授与式です。昨日の「送る会」を見て、厳粛な中にも感動的な卒業式になることは間違いないです。卒業証書授与に続いて、学校長、ご来賓、在校生代表、卒業生代表が、其々に卒業生やその保護者の方に向けた思いを述べます。また、国歌、校歌、式歌、蛍の光によって会場の雰囲気を盛り上げます。更に、今年も式後には保護者代表による謝辞と卒業生による「感謝の歌」の合唱があります。プログラムは厳選されています。これらを一つひとつ心を込めて進行していくのです。何度も熱いものが込み上がってくる場面があるでしょう。厳粛で感動的な卒業式を作るのはその場に居る人たち全員です。
 この子たちの入学式は大雨だったと聞きました。明日は、どうやら天気は大丈夫そうです。皆さん、一生の思い出に残る式にするため凛とした態度で臨みましょう。

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top ! 〜

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 「いい学校って?」
 昨日は公立高校の中期選抜試検でした。本校からは30人の生徒が10の検査会場で頑張りました。『どうか、慌てることなく普段の力が発揮できましたように!』
 校門に立っていると、隣の高校を受検する中学生が通っていきます。「頑張っておいでや!」そう努めて元気に声を掛けました。
 さて、先週の金曜日(1日)は多くの高等学校で卒業書授与式が行われました。私は、昨年度から朱雀高校の入学式と卒業証書授与式(以下、卒業式)に出席しています。
 全日制課程の他に定時制課程と通信制課程がある朱雀高校では、同じ日に二度の卒業式が行われます。午前中の全日制の卒業式と夕刻6時から行われる定時制の卒業式です。朱雀高校には現在制服がないので、午前中のそれはとても華やかです。一方、定時制のそれは至ってシンプル。ほとんどの卒業生がダーク系のスーツ姿です。卒業生数は39人。仕事と学業との両立は意外に難しく、今年度も生徒は徐々に減少していったようです。全日制の華やかな卒業式はよかったですが、私には定時制のそれが何倍も強く印象に残りました。学力や家庭の経済力、不登校など、様々な背景を抱えて入学した生徒たちです。そんな彼らが頑張り続けた結果の式だからこそのよさがあるのだと思います。
 卒業生の言葉は2つありました。3年で卒業した生徒の代表(今年度は1人)と4年間をかけて卒業した生徒の代表者によるものです。
 3年課程の卒業生は28歳でした。25歳の入学当時、婚約相手の親から「高校卒業を結婚の条件として出され、仕方なく入学した」と答辞は始まりました。10歳年の離れた仲間との時間を楽しむ中で、徐々に勉強が分かりはじめ、高校へ来て初めて勉強の楽しさを知ったと言いました。色々な人に支えられたこと、特に妻には感謝しているとも言っていました。(会場には小さな子どもを抱えた奥様が居られました)卒業後は滋賀大学経済学部への進学が決まっているということです。
 式後にはもう一つ驚いたことがありました。卒業生の中に前々任校出身の生徒が居たのです。「校長先生、お久しぶりです!」鹿児島県の高校へ女子野球で進学した姉が先に私を見つけました。「おーっ、どうしたんや?」「妹が卒業やねん!」脳内PCがフルスピードで検索を始めました。確かにそんな子が居ました。バスケットボール部に所属し、勉強は得意じゃなかったけれども明るく爽やかな子で、十分全日制に行ける力あるにも拘らず定時制を選択した女生徒です。
「いい高校生活やったか?」私のその問いかけには、無言でしたが彼女らしい笑顔で首を縦に振っていました。そんな彼女の頭を思いっきり撫でました。
 社会には色々な高校があり、其々の高校生活があります。どの高校へ進学するかは、実はそれほど問題ではありません。大事なのはどんな高校生活を送るかです。朱雀高校定時制の卒業式に出てそんなことを改めて感じたところです。

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「中期選抜に向けて」
 早いもので、もう2月が終わります。今月は特に3年生にとっては大変な月でした。
9日から私立高校の入試が行われました。週が明けて合格発表。続いて15日には公立高校前期選抜が実施され、21日に合格発表です。この間に盲学校と聾学校の入試も行われ、この時点で既に約70%の人が進路を決定しました。今日は中期選抜の出願ですが、本校では30人が願書を提出します。どうか、全員が願う進路につけるように実力を発揮してほしいものです。
 前回のエッセイにも書きましたが、公立高校普通科を志願する場合、本番は定員の7割を合格させるこの中期選抜です。ところが、私立高校と前期選抜とで本校の場合は70%の人が進路を決定してしまうので、どうしても『自分たちはまだ残っている』という気持ちが大きくなります。この点はここ数年来、校長会でも議論しているところです。優秀な生徒を早く獲得したいと願う高校側と、少しでも長く受検勉強の緊張感を持続させたい中学校側との折り合いが今の所は「前期で3割 中期で7割」となっています。個人的には「1割 9割」でもよいと思うのですが…。
 公立高校中期選抜を受検する皆さん、「焦ることなかれ!」です。うちの学校ではまだ受検の残っている人は30人と少なめですが、全市的に観れば、頑張っている人たちは本当にたくさんいます。皆さんの競争相手はむしろそちらだということを肝に銘じて辛抱して努力し続けてほしいと思います。
 私立高校入試の前日に言ったことを思い出してください。高校入試は、皆さんが大人へと育っていくにあたって必要な試練です。近頃、「高等学校も義務教育にしてはどうか」という議論もありますが、私は反対です。人は試練を乗り越えてこそ強くなるのです。皆さんのご両親も、そしておじいさんやおばあさんも乗り越えてこられた試練です。この時につける力が高校での3年間を生きるエネルギーになります。ここで苦労しなかった人は、高校の3年間を大事にしないかも知れません。苦労して、しんどい思いをして入学した高校だからこそ頑張れるのだと思います。今のもてる力を全部発揮してください。これまで担任の先生をはじめとして、多くの先生方や保護者の方といっぱい話をして決めてきた進路です。よっぽど大きな失敗をしない限り大丈夫ですから、どうぞ、自信をもって目ざす高校へ向けて勉強に励んでください。
 また、1・2年生は、3年生の姿をよく見ておいてほしいと思います。3年生の姿は、2年後1年後のあなたたちの姿です。その時になって慌てなくてもよいよう、十分な力を付けておいてほしいです。その時にならなければ分からないことは当然あります。でも、今つけなければならない学力を今のうちにつけておくことは、分かりきったことですがとても大事です。「今を大切に!」精一杯学校生活を送ってほしいです。
 何事も一生懸命努力する姿はカッコイイのです。

30学校評価   学校評価年間計画

<swa:ContentLink type="doc" item="89765">学校評価年間計画</swa:ContentLink>30 学校評価結果

30 学校評価結果

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「まだ、行ける!」
 こんなことって本当にあるんです。2月9日からの3連休のことです。この日から私立高校の入試が始まりました。ほとんどの3年生はどこかの高等学校へ受験に行きます。当然3年担当の先生方も総出で高校の前で出欠確認をしたり中学校に詰めたりします。私も学校に来ました。翌日も同じです。
 全員が滞りなく受験を終えました。ホッとしたからでしょうか、それともそれが油断になったのでしょうか、3日目(11日)に風邪をひきました。咳と鼻水が止まりません。それでも寝込むほどではなく翌週は学校に来ていました。校医さんの医院に行ってお薬を処方してもらい何とか一週間を過ごしました。しかし、この週は勤務後の楽しみの“ニジョラン”と“ジム通い”が一度もできませんでした。そして、土・日を迎えました。1・2年の「学年末テスト」前で部活動もありません。『ゆっくり身体を休めることが出来るわ』と思ったとたん、どうでしょう。一気に熱が出ました。元々平熱は低い方なので37度はしんどかったです。16日の午後以降、一歩も外へ出られませんでした。というか、17日は一日布団の中で過ごしました。咳で腹筋が筋肉痛になったほどです。こんなことは久しぶりです。10年以上前にインフルエンザで苦しんだことがありますが、それ以来でした。
 夕方になって、『明日は、何としても行かなければならない!』と思って、ない食欲を振り絞って熱いうどんをすすりました。校医さんから頂いた最後の薬を飲み、少々無理をして風呂にも入りました。新しいパジャマに着替えて布団に入り直しました。どこかで生活にけじめを付けたかったのです。おそらく、あの時『明日は休もう』と思っていたら学校に来られていなかったと思います。
 非科学的な文章になってしまいましたがこれらはすべて真実です。『もう、だめだ!』と思っている場合と『まだ、行ける!』と思っている場合とではきっと行動が異なるはずです。だったらポジティブに考えるべきです。
 さて、今日の午後は公立高校前期選抜試検の合格発表です。専門学科は定員全部の合格者を出しますが、普通科の合格者は全体の30%です。公立高校普通科を目指している人たち、たとえ今日不合格の結果を得ても落ち込む必要はありません。君たちにはまだ次があります。私立と公立前期で進路を決定した人たちが居る一方で、この上頑張り続けるのは確かにしんどいことです。でも、今一度思い起こしてください。君たちの第一志望を。公立高校普通科の入試本番は定員の70%が合格できる中期選抜なのです。これからです。諦めない。逃げない。弱音を吐かない。ポジティブ、ポジティブ。下を向くな。後ろを見るな。前を見ろ。顔を挙げろ。『もう、だめだ』と思ったらそれ以上は進めません。『まだ、行ける!』そう思って頑張りましょう。
 君たちのゴールはここじゃあない。もう少し先にあるのです。

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「信じた道を進む」
 12日、水泳の池江璃花子選手が自らのツイッターで白血病であることを告白したというニュースが日本国中を駆け巡りました。彼女は今や、我が国において知らない人が居ないほどの超有名人です。今夏のアジア大会では6冠に輝き、5つの日本記録(短水路では7つ)を持っています。
「あんなに健康そうに見える人がまさか…」多くの人と同様、私の最初の感想です。 それ以来、報道番組の最初に池江選手の話題が上がるようになりました。
 私が教師になって初めて担当した学年に白血病と闘う女生徒が居ました。体育の時間はほぼ見学。いつも青白い顔色でしたが笑顔がチャーミングな子でした。薬の副作用で髪が抜け、明らかにそうと分かるかつらを被っていました。教師になったばかりの私にはその子の存在そのものがショッキングでしたが、その子に対する周りの生徒の接し方が実に自然で、中学生の素晴らしさと凄さを実感したものです。最近では、研究会の先輩教師がこの病気になりました。突然メールで知らされたときには跳びあがらんばかりに驚きました。職場で一緒になったことのある先生のときには、骨髄バンクへの登録も考えたのですが、それに年齢制限があることを知りました。
 そして、これら身近な人たちの闘病の様子から、今や白血病が“不治の病”ではないことが分かりました。池江選手も完治されることを願うばかりです。
 「私は、神様は乗り越えられない試練は与えない。自分に乗り越えられない壁はないと思っています。…今は完治を目指し、焦らず周りの方々に支えて頂きながら戦っていきたいと思います。」一昨日更新された池江選手のツイッターからの抜粋です。
18歳の女子高校生とは思えない精神力の強さを感じます。いえ、本当は心細くて、こうでも書いていないと不安に押しつぶされそうなのかもしれません。是非、池江選手には東京五輪にこだわらず、時間をかけて治療に専念してほしいです。そして、いつの日か、カムバックを果たしてほしいと思います。これまで彼女の姿に多くの勇気と感動をもらってきました。まだまだ若い彼女ならきっとやってくれると思います。
 自分たちの周りに目を移しましょう。確かに上手くいかないことはありますね。第一志望の高校に合格できなかった人が居るでしょう。嘆いて自棄(ヤケ)になってはいけません。冷静になって次の手を考えましょう。保護者の方や先生と十分に相談してください。友達関係で悩んでいる人もいるでしょう。改善への努力をするのがよいでしょうが、じっとしている方が良い場合もあるかもしれません。勉強が思うように進まないと嘆いている人もいると思います。大切なのは自分の信じた道を迷わずに進むことです。12日のツイッターにはこうも書かれていました。
「さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいです」そう、その意気です。

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「命を守る」
 「お父さんにぼう力を受けています。夜中に起こされたり、起きているときにけられたりたたかれたりしています。先生、どうにかできませんか。」
 先月24日に父親からの虐待によって命を奪われた千葉県の小学4年女児が学校の「いじめアンケート」に書いた内容です。児童生徒に関わる「先生」としてとしてたまらない気持ちになります。
 今月になって、児童相談所や学校、市の教育委員会の連携と対応に問題はなかったのかということで連日報道されています。
 父親の上司によれば、「彼の勤務態度は良好で、対外的にも丁寧でいたって実直。お客さんの評判も良かった。協調性もあり、他の職員にも目配りできる人物」ということですが、おそらく恐ろしいほどの二面性があると考えるべきでしょう。
 新聞数紙を読んで得た情報をまとめ、事件の経過を簡単に紹介します。
 アンケートを見た学校は市に通告し、女児は児童相談所に一時保護されます。数週間後、一時保護が解除され女児は親族の家庭に預けられました。その後、父親は学校を訪問し「引き離された家族の気持ちが分かるのか」「訴訟を起こす」などと訴えます。学校がアンケートの内容を伝えたところ「実物を見せろ」と要求。教育委員会に相談した結果、市教委がアンケートのコピーを手渡したそうです。これについて市教委は「しつけと体罰とが違うことを分かってもらうために渡した」とした上で、「今となっては、配慮に欠けていた。大変申し訳なく思っている」とコメントしています。
その後、父親は女児に「お父さんにたたかれたのはうそ」「(両親と妹の)4人で暮らしたい」などと書かせた書面を児相に提示します。児相は、女児が自分の意思で書いたのかを本人へ確認しないまま翌々日、女児を自宅に戻したということです。
 一時保護の解除は適切だったのでしょうか。親族宅への一時避難以外に方法はなかったのでしょうか。父親の学校への執拗な要求。それに対して困窮し疲弊する学校。相談を受けた教育委員会の困惑と苦渋の決断。これらを想像するのは決して難しくはありません。そして、女児を自宅へ帰すという判断は正しかったのでしょうか。色々な考えや意見、苦悩があったとは思いますが、今も事情聴取に対して「“しつけ”として休ませずに立たせた。悪いことをしたとは思っていない。」と供述している父親へアンケートのコピーを渡したこと、父親のもとへ女児を帰したことは、結果からみると誤っていたと言わざるを得ません。
 今回の事件は、大人のやり取りの間で「子どもの命」が軽んじられた結果生まれた悲劇です。学校は、そして教育委員会や児童相談所は父親と“取っ組み合い”をしてでも「子どもの命」を一番に考え守るべきだったと思います。今日の学校でも毎日様々なことが起こります。私たちは何を置いても「子どもの命」を守ること、「子どもの幸せ」を第一に考えた選択や決定、決断をしなければなりません。

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