京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/12/05
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<学校教育目標> すすんでかかわり その手で未来を創りあげる桂坂の子   〜あらゆる“であい”を自分ごとに〜

FOUNTAIN NO.15

   H23.6
京都市立桂坂小学校  山本 泉

今年度の「FOUNTAIN〜校長室だより〜」は,4月から連続で,以前に「子育て・教育フォーラム」でお話した子どもを取り巻く社会状況の変化について書かせていただいています。今回は「現代の子どもの状況について」の3回目になります。

(4) 親自身の社会性の低下
小さい子どもを連れて歩いているお母さんの中に,子どもを車道側にして,自分は家の方に身を置いて歩いている若いお母さんを見かけます。危険な方に自分の身をやり,子どもは安全な方に置く,そうした細やかな心配りが見られなくなってきました。
病院の待合室で,小さい子どもが大きな声を出しながら走り回っていました。親は知らん顔で,どこの子どもだろうという表情でいます。たまりかねた看護士さんが,「ぼく!ここは病院やから静かにしてね。」と子どもに注意すると,その母親は,「看護婦さんがおこらはるから静かにしぃや。」という言い方で,渋々注意をしていました。
「そんなことしたら,みんなに迷惑になるでしょう。やめなさい。」と,親としての自分の責任で注意をするのではなく,「看護士さんに怒られるからやめときや。」と,注意した人がうるさいことを言っているような言い方をするのです。
そうかと思えば,些細なことなのにいきなり大声で怒鳴ったり,場合によっては手が出たりしている親もいます。
親としてどうあるべきか,大人としてどうあるべきかを考える必要がありそうです。

(5) コミュニケーション力や表現力の低下
4〜5人の子どもが友達の家に集まって,遊ぶ約束をしたとします。その子ども達は何をしているかというと,一人はテレビゲームをしていて,他の児童は自分の番が来るのを待っています。待っている間は何をしているかというと,それぞれが漫画の本を読んでいるだけです。4〜5人集まったかといって,一緒に会話をすると言うこともなければ,一緒になって何かをするということもありません。集まっているだけで,会話をすることもなく,それぞれがすることはバラバラで,横のつながりがありません。
会話では,簡単な単語で話が通じてしまうことが多いです。「うん」「さあ」「はあ」「うっさい」「きしょい」,で話をすましてしまいます。
「これはこうだから,こうなんだ。」という,説明や筋道立てて話すことがありません。どの子もそうだとまでは言いませんが,最近よく見られる風景です。
最近の高校生くらいの子とお話しをされることがあるでしょうか?いや,まだこちらと話をするぶんには普通にしゃべるかも知れませんが,高校生同士の会話を耳にすると,それはもう外国語です。なにをしゃべっているかサッパリ分かりません。文法もなにもあったものではありません。聞いたことのない単語もいっぱい出てきます。
日本の文化もこの先どうなることやら,先行きが心配です。
繰り返しておきますが,今お話したことが直接問題につながるというわけではありません。しかし,これから子ども達とどのようにかかわっていくかを考えるための材料になるのではないかということです。

次回は,こういった子どもを取り巻く状況を踏まえ,学校としてどうしていくべきか,ご家庭ではどういうことが望まれるのかということについて書きたいと思います。
(以下,次号に続きます。)

♪わくわく 和ライブ♪

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 5月31日(火)久しぶりに青空が広がりました。今日は,楽しみにしていた観劇会。今年はいつもと趣を変えて和楽器のコンサートです。劇団「わらび座」を迎えての公演。 体育館に響き渡る力強い和太鼓の音色。勇壮なお囃子。尺八や琴,鉦,しの笛,ケーナ,チャイナゴングなど様々な楽器を使っての演奏でした。
 虎舞(岩手県の郷土芸能)では,大虎と子虎が舞台狭しと踊り回り,観客席までやってきたときは,子どもたちの歓声も最大に。手話の歌「If you wish」を教えていただき一緒に歌いました。みんなが一つに優しい気持ちになりました。
 日本の音楽の力強さ・柔らかさ・美しさを満喫したひとときでした。

自転車教室 〜クローバーホールにて〜

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 5月28日(土)例年なら,運動場で自転車の正しい乗り方などを実習するのですが,あいにくの雨模様。新しく誕生したクローバーホールで行われました。交通課員さんの交通安全についての話。そしてDVDの視聴。その後,手作りの安全プレートを作りました。
 お手伝いをいただいたPTAのみなさん,西京交通安全推進会や桂坂交通安全推進会のみなさん,お世話になりありがとうございました。
 子どもたちが安全な自転車の走行ができるようにしていきたいですね。

春を彩る  〜黄〜

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 プール前の観察池の,色鮮やかなキショウブ。
『何れ菖蒲か杜若(いずれあやめかかきつばた)』と昔から詠まれたように,
あやめや,しょうぶや,かきつばたは同科の植物で見分けが難しいです。
「どれも優れていて選択に迷うこと」というのが歌の解釈です。

 見分け方(花びらの基に注目)
  花ショウブ  黄色
  カキツバタ  白
  アヤメ    網目模様 

 雨に打たれている花も風情があります。
 キショブの花言葉:幸せをつかむ,信じる者の幸福,友情など

初夏の日差しの中 記録会!!

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 5月18日(水)5年生の記録会が3,4校時に4年生の記録会が5,6校時に行われました。19日(木)は1年生の記録会が3,4校時に。連日,好天に恵まれて,子どもたちは汗いっぱいかきながら熱戦を繰り広げました。
 保護者の皆様は強い紫外線を避けるように陰を求めたり,日傘を差したりしての観戦でした。
 
 写真左:5年生のリレー      写真中:観戦の1年生の保護者  
 写真右:1年生のバラエティリレー

春を彩る 〜緑〜 いきいき!

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 上の写真:子どもたちの登下校を見守っている『ケヤキ(欅)』の木。初夏には目をなごませる緑を,夏には涼しい木陰を,秋には 紅葉を,冬には寒空にきれいな樹形を描きます。今年も子どもたちの成長と共にケヤキの一年を見つめていきたいです。
 
 中の写真:校歌にも歌われている『カツラ(桂)』の木。ハート型の葉が美しい。多くの枝が箒状に斜上し,独特な樹形を現している木です。どの木よりも早くメープルのような香りを放ち黄色に色づきます。

 下の写真:つどいの広場に4本植えられているおなじみの木。『モミジバフウ』はマンサク科の植物で,よくカエデとまちがわれます。モミジバフウはアメリカフウとも呼ばれ、北米から中南米原産の落葉高木。日本には大正時代に渡来したといわれています。
秋の紅葉は,見とれるほど美しいです。

春を彩る 〜うす紫〜

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 今年も学校の藤棚には覆うようなフジの花が咲き誇っています。フジ属 マメ科のつる性の落葉木本です。フジはフジ属の一種ノダフジ の別名です。
 「さのかたのはな」「むらさきぐさ」「まつみぐさ」「ふたきぐさ」「まつなぐさ」などとも呼ばれるそうです。
 先日,滋賀県の草津市志那町にある三大神社(創祀天智4年,西暦665年)のフジを観賞しましたが,花の房が2メートル近くにもなり,その穂の長さは「地につくほど長い」と称され古くから「砂擦りのふじ」と呼ばれています。上品な薄紫の花が藤棚から幾本も垂れる姿は優雅そのもの。大きな蜂が蜜を求めて集まっていました。
 学校のフジも手入れをすれば,もっと美しくなるのかもしれません。



春を彩る 〜ピンク&赤〜

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 学校の門を彩るツツジ。赤やピンクの織りなす色が美しいです。
 霧島ツツジは鹿児島の野生種のツツジが江戸時代初期に江戸に運ばれ品種改良がされて,今や庭先や道路脇で咲き乱れています。5月8日撮影。
 平戸ツツジは江戸時代に平戸藩でケラマツツジやタイワンツツジ,モチツツジ,キシツツジなど交配して生まれたものがたくさんあり,350以上の種類があるといわれています。5月13日撮影。

修学旅行 元気に出発!!

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 5月17日(火)修学旅行の出発日。天候も晴れ。いつもより1時間ほど早い登校で少し眠そうな顔があちこち・・・。でも,バスに乗る頃には,元気に「行ってきま〜す。」とうれしそうに手を振る姿が印象的でした。
 最高の思い出をつくってきてください。子どもたちの夢をのせて,バスは出発しました。

春を彩る 〜白〜

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 学名 Leucanthemum paludosamucv.North Pole
 一般名 ノースポール (スノーボールではありません)
 科名 キク科
 属名 クリサンセマム属
 原産地 北アフリカ

 早春から6月頃まで白い花を次から次に咲かせます。マーガレットに似ていますが草丈は15センチ〜25センチと小ぶりです。性質は丈夫で繁殖力が強く,数株植えただけでも花壇やプランターがいっぱいになるくらいに増えます。花つきがよく株全体を覆うほど咲くところから「北極」のイメージが連想され,「ノースポール」という名がついたとか。
 花言葉は「誠実」



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