京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/12/05
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<学校教育目標> すすんでかかわり その手で未来を創りあげる桂坂の子   〜あらゆる“であい”を自分ごとに〜

12月22日(木)朝会

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12月22日(木),冬休み前最後の登校日は,朝会で一日が始まります。
10月15日(土)運動会の熱戦を皮切りに始まった後期の日々も,
いま振り返れば遠い夏の夢のようです。
いよいよ明日から,子どもたちが心待ちにしていた冬休みに入ります。
体調に気をつけて,また来年の1月10日に無事に集えることを願っています。
どうぞよいお年をお過ごしください。

校内持久走大会

12月6日(火)・7日(水),好天に恵まれた桂坂,
寒空の下,子どもたちが持久走に挑戦しました。
周りの友達と競うも,励まし合うも良し,
自分の限界に挑戦するも良し,それぞれの走り方があります。
周回を重ねる毎に,どんどん真剣な,一生懸命な,素敵な顔になってゆく児童たち。
走り切ったあとは晴れ晴れとした達成感に包まれていました。
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FOUNTAIN(校長室だより)No.21

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京都市立桂坂小学校  山本 泉

 前回から,家庭学習について書き始め,小学校低学年の家庭学習についての私の考えを述べました。今回は小学校中学年(3・4年生)の家庭学習について考えてみたいと思います。
 まず,この学齢つまり10歳前後の「育ち」や「学び」の特徴ですが,このころになると自立心が芽生え,何でも自分でやろうとすることが多くなります。そして,好奇心がますます旺盛になり,行動範囲も広がります。また,これまでのように「自分と親」「自分と友達」というような一対一という関係から脱却し始め,グループで行動することを好むようになるとともに,親に対しても口答えや反抗が少しずつ見られるようになります。
しかし,実際はまだまだ手助けが必要で,家族の温かい助言や励ましの言葉が子どものやる気を起こさせます。
 さて,家庭学習についてですが,時間の目安は一般的に15分×学年といわれていますから,3・4年生では45分〜60分ということになります。従って,学校から出される宿題だけではおそらくやや不足ということになり,その分宿題以外の自主的な学習に積極的に取り組み,すすんで学ぶ力を身につけていかなければなりません。(宿題もこのことを考慮して出されていると思います。)
 学校では,「生活科」に代わって「理科」「社会科」や「総合的な学習の時間」の学習が始まり,特に資料集や地図帳,国語辞典,百科事典などを使う調べ学習をすることが多くなります。また,最近はインターネットなども活用して調べ学習を進めています。従って,学校ですでに,調べ学習を中心とした自主学習の進め方なども,身につけてきているということです。もちろん,自主学習というのは,調べ学習だけではありません。教科書やプリントを使った予習・復習や,参考書や問題集を使った応用学習。リコーダーの練習や図画・工作まで,かなり広範囲に渡ります。今,その子にとってどんな学習が必要なのかということは個々に異なりますから,担任の教員に相談することも大切ですが,一般的には基礎・基本となる「漢字の練習」「分数や小数を含む計算練習」などは,絶対やっておいて損にはなりません。
 次に,家庭の役割についてですが,まず,基本的生活習慣にとって最大の敵「テレビ」や[ゲーム」の制限です。必ずしもいけないものではないので禁止をすることはありませんが,つい,だらだらと長くなってしまいがちで,そこのところが大きな問題です。けじめをつけさせることが,自立心を育てたり学習への集中力を高めたりすることにもつながるので,根負けせずに声かけをすることが大事であると思います。
 また,文章を読む力がついてきている時期ですから,いろいろな種類の本をたくさん読むとよいのですが,これもなかなか一人ではできないので,例えば家庭でも学校と同じように「読書タイム」をつくり,家族で読書を楽しむのも良いのではないでしょうか。(なかなかむずかしいことですが…。)中学年も低学年と同様に確実に成長していますが,個人差も大きく,まだまだできないこともたくさんあるのは当然です。親の目から見て,「なぜ,こんなことがいつまでもできないのか…。」とは思わず「できないことがあったら,年齢に関係なく,自分でできるようになるまで一緒にしてあげる。」という基本を忘れないようにしていただけたらと思います。

校区内オリエンテーリング

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11月18日(金),本日は校区内オリエンテーリング。
各ポイントで待ち受ける先生が用意したゲームを,子どもたちは一致団結して挑戦します。
きっとそれぞれのポイントでは白熱した様子が展開されたことでしょう。
学校に帰ってきたあとは校庭を目いっぱい使っての自由遊び。
ドンじゃんけんなど低学年や年下の子たちを気づかった,上級生のやさしい姿も観ることができました。
なかよし集会での作戦会議を経て,学年の壁をこえた友情がはぐくまれた一日でした。

防犯訓練

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11月17日(木)2校時は,西京警察の方をお呼びして防犯訓練を行いました。
実際に警察の方に不審者役となって頂き,避難までを順を追って実施しました。
子どもたちは体育館に無事集合し,訓練にあたっての心構えを聞かせて頂きました。
訓練ということもあり混乱することもなく進行しましたが,万が一に備えての心構えを常に持ちたいものです。

千葉真子さん特別指導

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 あいにくの雨模様となり,体育館にてご指導頂くことになりました。走ることに大切な動き作りや腕の振り方そして,呼吸法など後半から参加した中学生と一緒に,ご指導頂きました。指導終了後には,世界選手権にて獲得されたメダルを直に触らせて頂き,そのメダルの重みと大きさに,子ども達の目は輝いていました。

FOUNTAIN(校長室だより) No.20

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京都市立桂坂小学校  山本 泉

 今年度から新学習指導要領が完全実施となり,授業時間数に関しても前の学習指導要領に準拠したものと比較するとかなり増えているのも事実です。また,世間の風評では今までの「ゆとり教育」が学力の低下を生んだともいわれています。確かに歴史を振り返った時に,その時代に行われていたことが必ずしも正しかったとはいえないことがあるのも事実です。しかし,だからといって「ゆとり教育」の全てが間違っていたというわけではないと思います。教育に関しても「不易と流行」というものがあり,いつもその時代を反映しながら修正が加えられてきているものです。私たち教育に携わる者は,どの時代を通じても脈々と受け継がれてきている「不易」の部分を大切にしながら,その時代を踏まえた学習指導要領に則って学校教育を進めていかなければならないと思っています。
さて,今回から少し,その「不易」の部分につながる「学齢に応じた家庭学習」についてお話したいと思います。学齢に応じたといっても個人差があるのは言うまでもありません。一人ひとりが全く違った環境で,それまで何年間か育ってきたわけですから違って当然です。
 しかし,それでも一般的に見て,大体この学齢はこのような時期だということは言えますし,また,そのことを把握することが子育てにとって大切であると思います。前置きが長くなりましたが,今回は小学校低学年(1・2年生)の家庭学習について私の考えを書かせていただきます。
 さて,低学年の「育ち」や「学び」の特徴ですが,まず,まだまだ一人で何でもできるわけではありません。学習をするにしても,その内容や方法は学級担任や親が決めなくてはなりません。また,たとえやることが分かっていても,自分一人では最後までやり切ることができないことも多々あるので,横で一緒に見てあげたり,それが無理でも時々のぞいて声かけ(内容をしっかり見て)をしてあげたりすることが大切です。そして,最後までできたら「やったね!」「よくできたね。」などの褒め言葉をかけることで,すばらしい意欲を生み出します。
 また,いろいろなことに興味・関心をもち,何でも知りたがるのもこの時期の特徴です。質問攻めに合いうんざりしてしまいがちですが,いい加減な対応をしないで,一つひとつ真剣に,そして丁寧に答えてあげることが必要です。時には一緒に調べたり,考えたりしながら答えを見つけることも大切です。このことを,忙しいからとか,仕事で疲れているからなどという大人の都合でおろそかにすると,子どもは自分が相手にされていないと感じ,やがて質問もしなくなり,最後には物事に対して興味・関心を示さなくなるといわれます。こうなったときには,もう人の話も最後まで集中して聞けなくなったりします。
 人間は自分が周りから大切にされていないと心の歯車が狂ってきます。そして,他人も大切にしなくなります。そんなことにならないために,子どもの質問は正しい育ちのバロメーターと考えて,決しておろそかにしないよう心がけたいものです。 
また,この時期は「基本的な生活習慣を身につける」ということに重点を置くことが大切です。「早寝早起き」「しっかり朝食をとる」「朝の排便」「正しい姿勢で座る」などの習慣が身につくと,自然と学習の習慣も身につきます。
 つまり,「勉強しなさい。」とか「宿題はやったの。」とかいいながら,半ば無理矢理机の前に座らせなくても自分で学習に向かうようになるということです。
 また,低学年の家庭学習の時間のめやすは一般的な基準としては15〜30分までであるといわれます。ということは,学校から出ている宿題だけで十分だということです。(ただし,学校が適切な内容の宿題を出すことが前提ですが…)つまり,家庭学習といっても,低学年の場合は学校の宿題ができるよう,条件を整えることだということです。例えば,

1.学習前に,一緒に勉強する場所の整理整頓をする。
2.ランドセルをあけて学校からのプリント類や連絡帳を一緒に確かめる。
3.今日の宿題を一緒に確かめる。(よく,プリントなどを学校に忘れて帰る子がいるので,
早い時間に確かめる方がよい)
4.学習中,任せっきり(放ったらかし)にしない。
5.最後までやり終えたことを確かめる。

などが家庭でお願いしたいことです。ところでこれも一例ですが,忘れ物をして登校する子どもが大変多いです。そのことを保護者に伝えると,「いつも『時間割は合わせたか。』と言っているんですけどねえ。なかなか自分でちゃんとできないんです。」などという答えが返ってくることがありますが,これはちょっと間違っています。時間割合わせを初めから自分一人でできる子どもの方がまれで,普通はかなり長い期間一緒にやってあげて,それを習慣づけていく必要があるものです。いろいろな場面で,「子どもと一緒に〜する」ということの大切さが見えてきます。毎日となると結構大変ですが,ぜひご協力いただきたいと思っています。

第27回京都府小学生陸上選手権大会

 10月23日(日)西京極陸上競技場にて開催された,京都府小学生陸上選手権大会に参加しました。雨が降り交る中,日頃の成果を十分に発揮することが出来ました。オールシーズンの陸上競技は,トラックシーズンと駅伝(ロード)シーズンに大きく分かれます。今大会で,今年のトラック種目は終わります。これからも応援お願いします。
 
結果は以下の通りです。
 6年女子 走高跳 3位

◎ たくさんの応援有難う御座いました。

平成23年度運動会

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去る10月15日(土),運動会が開催されました。
快晴というわけにはまいりませんでしたが,小雨の降る中無事に最後のプログラムまで,全種目実施することができました。
途中に中断を挟みつつも,子どもたちはとても元気に乗り切ってくれました。

FOUNTAIN No.19

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京都市立桂坂小学校  山本 泉

夏休みが終わって学校が始まっても暑い日が長く続きましたが,10月を迎えようやく秋らしい気候になりました。前期終了に向けてのまとめの学習と並行して,運動会の練習が行われている日々,疲れて帰宅する子もいるだろうと思います。子ども達の体調管理や心のケアについて,お家の方でもご協力いただきますようお願いいたします。
さて,前回で校長室だよりの「子育て・教育フォーラム」シリーズも終わり,今度は何をテーマにしようかと思案しているところですが,テーマが決まるまでまた少し「校長のひとりごと」にお付き合いいただければと思います。よろしくお願いいたします。

子どもには短期的な目標を持たせることが必要
親として,子どもに望むこと,それはもちろん立派な人間に育ってくれれば…,ということでしょうが,そんな漠然としたことではなく,やはり目の前の一番大きな関心事は「とにかくしっかり勉強してくれること。」ではないかと思います。
例えば,小学校入学当初はどの親も我が子の学力に期待し,ちょっとした活躍に「末は博士か大臣か。」などという喜びを感じたり,あるいは我が子はスポーツ選手になるんじゃないかとか,芸術家になるかも知れないとか思ったりと,親の欲目は限度を知らずといったところではなかったでしょうか。ところが,学年が進むにつれて現実を思い知らされ,少しずつ目標を下げて(いやいや失礼,下げたのではなくアバウトにして)いくのが一般的なようです。
 それで,結局はまた「とにかく勉強が大事」というところに戻ってくることになります。将来,安定した暮らしを得るために,一流の大学を出てちゃんとした会社に就職できれば万々歳…。いや,一流でなくても大学さえ出てくれれば就職は何とかなるだろう…。う〜ん,わが子の学力では大学はまず無理だけれど,せめて高校ぐらいはちゃんと出ていないと…。などなど最終目標は違っても親の我が子に対する願いには共通するものがあります。
 しかし,親の心子知らずとやら…,決まり文句の「勉強しなさい。」「宿題はやったか。」などといっても,頼りない返事が返ってくるばかり…,「うちの子全然やる気出さへんわ〜。」という声が耳に聞こえてきそうです。でも,それは当たり前。「親の心」は子どもには解かりようがないものです。
 親である私たちは,当然子ども達と比べるとはるかに長く生きています。そのために,人生というものを長いスパンで見ることができます(というよりも,自然に長いスパンで見てしまいます)。ですから,もしかしたら小学校中学年くらいの我が子にでも「しっかり勉強して,大学まで行こうね。」などと,普通に言ってしまうかもしれません。でも,考えてみてください,その子が大学に行くまでにはまだ,その子が生きてきた人生をもう一度辿るぐらい長い時間があるのです。子どもにとって,そんな先のことが考えられるはずがありません。それは,あたかも成人式を迎え,大人の仲間入りをしたばかりの人に,40歳になったときにどうしているかを考えなさい,というようなものです。
 「いや,うちの子はちゃんと大学まで行くと言っていますよ。」とおっしゃる方もあるかも知れませんが,それはきっと周りからそう言われてその気になっているだけだと,私は思っています。
 例えば30年生きている大人が,「自分は3年先の目標を目指せる。」というのであれば,10歳の子どもは単純計算で「1年先」が限度だろうし,年齢が低いほど長期的な目標を持たせることは困難だということになります。
 つまり,言い方を変えれば,子どもはあんまり先のことは考えることができないので,代わりに親がわが子のライフプランを設計し,子どもには短期的目標を持たせ,「がんばり」をつないでいくことが必要だということです。
 短期的目標というのは,短い期間の継続努力で達成できる目標です。子ども達は,こういった短期的目標による達成感・成就感をどれだけたくさん経験するかで,設定目標の大きさや期間が増大していきます。途中で頓挫してしまうような目標よりも,わずかな努力で達成できるような到達目標を子どもと一緒に設定し,いくつも乗り越えさせることが大切なのではないでしょうか。

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