最新更新日:2019/03/28 | |
本日:1
昨日:2 総数:150057 |
大集団の中で見せた子どもの新たな一面
楽只校に赴任して2カ月。毎日のように授業の様子を見に行く中で、たびたび子どもたちの素敵な姿に出会います。授業ばかりでなく、先日は、4年生児童と一緒に三重県の京都市野外教育センター「奥志摩みさきの家」での宿泊学習に行き、ここでも子どもたちのさらなる成長を期待させる出来事に出会いました。
みさきの家の活動では,小小連携の取組の一環として、同じ中学校区の紫野小・乾隆小と時期を合わせ、一部プログラムを一緒に取り組んでいます。単級・少人数という楽只校においては、子どもたちの人間関係は、入学時あるいはそれ以前から変わらず、児童相互の力関係も、知らず知らずのうちに固定的になりがちです。 ところが、そんな中、思わぬ子どもの姿に出会いました。学校では一見おとなしいと思われていた子が、7人グループをつくるゲームの中で、他校の見知らぬ男児に声をかけました。7人グループが出来てみると、女児はその子一人だけだったのです。しかし、動じることなく、堂々と自己紹介している姿を見て、意外な一面を発見できたとともに,日ごろ培った力を大集団の中で発揮することの大切さを実感しました。しかも、その子は,一日を振り返る反省会の場で、勇気を出して話かけ、友だちができた喜びを語っていたのです。 「学校は社会の縮図」とよく言われますが、“切磋琢磨”という観点から、今回は、日ごろ経験できない人間関係づくりのよい機会を得たように感じました。 |
|