京都市立京都御池中学校

9年道徳より

●教材「ヒデとシンジ」(自作資料)

●授業内容・様子
 中学校生活最後の夏季大会の前日。11人目の先発メンバーを考え,ため息をつくサッカー部顧問の岡田先生。
 技術的に劣るものの,誰よりも努力を重ねてきたシンジか,サッカーのセンスがあり体格にも恵まれているが,家庭の事情から休みがちでメンバーに迷惑をかけているヒデか。
目標を達成するために,どこまで過程を重視するかを考え,周りの意見を聞く中で自分の考えを深めました。

●生徒の感想・振返りの記述より
・シンジか,ヒデか,どちらも試合に出したいし,迷いました。私はシンジが良いと思ったけれど,交流し,ヒデもいいように思いました。実力がなくてもみんなが努力しているのを知ってくれているから,試合に出られるかもしれないので,努力することは大事だと思いました。

・努力をしても才能やセンスのある人にはかなわないことがあってもその人も何かしら努力をしているわけだから,努力をしても必ずしも成功するわけではないと思った。でも努力をし続けることで成功とは違う何かが得られると思う。

・努力が今実るとは限らなくても,いつか実るかもしれないという希望もあるし,もし努力が実った日が来たら,その時に「あの時頑張ってよかった。」ときっと思えると思うので,つらいことがあっても目指すところ(光)を夢見て,粘り強く努力を続けていきたい。そして,未来の自分が「あの時もっと頑張ればよかった。」と後悔することがないように過ごしたい。

・自分が満足できる努力をしていきたい。もし,夢に届かなかったとしても,これまでやってきたことが無駄だって思いたくないから,努力をしてきて良かったって思いたいからです。

・努力が結果として表れてくるまでには時間がかかることもあるかもしれないけれど,あまりにも結果が出なければ努力の方向性がまちがっていないか,ただ繰り返しているだけではないか,時々自分に問いかけてみたいと思います。

・むやみやたらに努力するのではなく,一つの目標をもって努力したい。そうすれば,本当に必要な努力ができると思う。

・ヒデのように結果を出すことも大切だし,シンジのように努力することも大切だけれど,どっちかに固まってしまうことはダメだと思った。

・全てのことに対して,限界だしきるまで努力をしていきたい(悔いのないように)

・技術面で劣るところがあっても他人に認めてもらえるくらいの努力,他人に見せるためではなく,自分の為になる努力をしていきたい。

・能力がない,迷惑をチームにかけたという一部の断面的な部分だけでなく,深くまで読み取ってからの判断は難しいなと感じた。私の部活は,コンクールとか何人しか出られないってことはないけれど,もし自分が選ぶ立場だったら,才能をほかに見せてあげるほうが見ている方もやっている方も満足するのかなと思う。




【道徳教育】 2021-07-08 13:12 up!

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