京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/17
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総合教育センターの取組などをお届けします。

第2回フレッシュせんせい教師力アップ教室

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☆☆R2.9.4 第2回フレッシュせんせい教師力アップ教室☆☆

 今年度最初の「フレッシュせんせい教師力アップ教室」を開催しました。教員経験1〜3年目の先生方が自分の悩みや困りを起点にして話し合い,その中で学び合い高まり合うことを目指した全4回の連続講座です。
 
 コロナ禍,会場を3つに分けて開催しました。まずは,各会場をZoomで繋ぎ,タブレット端末のSKYMENUを使って,研究員によるアイスブレイクを行いました。題して“ロボットに絵を描いてもらおう”。グループ内でプログラマー1人を決めて,残りの人はロボット係になります。プログラマーは,あらかじめ用意されたイラストを,口頭で説明します。「右上にまず,三角を描いて,次に…」ロボット係は,その説明を聞いてタブレットに絵を描いていきます。ただし,そのときプログラマーへの質問はできません。制限時間は5分。さて出来上がった絵を見比べてみると…。「あれ?ここ,ぜんぜんちがう!」そんな声があちらこちらで聞こえてきました。同じ指示を聞いたはずなのに,グループ内でも絵に違いがありました。話す側は,絵の情報を正確に伝えるにはどんな順序で,何を,どんなふうに伝えていけばよかったのでしょうか。アイスブレイクを楽しみながら,プログラミング教育の実践例について,また,話すことを仕事にする教員にとって大切なこと,さらにはZoomが用いられていたことで,オンライン授業や遠隔授業のイメージももつことができる内容でした。

 次に,校種や学年により3〜4人で1つの班を作り,今抱えている悩みや困りの交流を行いました。交流する中でみんなの知恵を出し合い解決策を考えます。同じ仲間と問題を共有しながら,「こうしたらいいんじゃないかな…」「でも…」「自分はこんなふうにしているよ」いろいろな考えや経験に基づきながら意見を出し合う様子が見られました。

 研修で学んだことを振り返っていただくと,次のような記述が見られました。

■自分と同じように周りの若い先生方も悩みながらも子どものために何かをしようとしている姿を見ることができ,自分もまた頑張ろうと思いました。子どもへの伝え方の工夫は勉強になったし,自分はどういう風に子どもと関わるか,また明日から考えていきたいです。

■グループ交流では,中学校の育成学級の様子を聞くことができてとても勉強になりました。自立活動でどんなことに取り組んでいて,何を目指して活動しているのか,どれくらい交流学級で学んでいるのかなど,とても参考になりました。プログラミング教育について,育成学級にあった形にどう変えようか,わくわくします。

■教科を通して,教科の力だけでなく,子どもたちのコミュニケーション能力や人間関係をつくっていくこと,人と人をつなぐこと…これまで自分になかった考えが聞けてとても勉強になりました。

◆◆次回の開催◆◆
 第3回の「フレッシュせんせい教師力アップ教室」は11月20日(金)18:30から開催予定です。第2回で学んだことを実践に生かしてみてどうだったか,そして,新たな悩みや困りについて交流し,来年度にもつながる時間にしたいと思います。今回参加された先生方も初めての先生方もどうぞご参加ください。

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