最新更新日:2024/04/24 | |
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園だより 2月号より
『作品展』
幼稚園では,子どもたちの心が豊かになることを願って保育を展開しています。遊びの中で,砂や泥,粘土などいろいろな素材と出会ったり,園外保育に出かけて四季折々の自然と触れ合ったり,身近な園内の環境で不思議なことや面白いことを見つけたり,・・・。そのような様々な時に子どもたちの心が揺れたり,動いたりしています。“何かな?”“おもしろい!”“楽しいな”“不思議だな”“きれい!”などいろいろな思いを抱いています。 そのような思いを自由に表現する場として絵をかいたり,つくったりする遊びを大事にしています。 1月16日〜17日に子どもたちの作品展を開催しました。一つ一つの作品を見ているとその子どもの思いやその子らしさが伺えます。逆に絵を見ているとその子どもの顔が浮かんできます。上手にかかなければならない,かこうとしている対象に似ていないといけないでなく,今,思ったことを思ったままに表現する楽しさを十分感じてほしいと考えています。 自分たちの作品展をクラスの友達と一緒に見た時のことです。4歳児の子どもたちは自分の絵がどこにあるかを発見し,「あった!」と喜び,友達や先生に「ここにあった」と弾んだ声で伝えていました。また,5歳児の子どもたちは「これ〇ちゃんの絵」「あ,◎ちゃんの絵,すごいなぁ」などと自分の絵だけでなく,友達の絵を見つけてわが事のように喜んだり,ほめたりしていました。 自分のありのままの作品を展示してもらい,それを大事にしてもらううれしさや遊んだ楽しさ,満足感を感じています。また,友達の良さを認め合う関係もできてきています。絵をかくことは楽しいな,表現することはうれしいなと思う経験をこれからも大事にしていきたいと思います。 以下,感想より抜粋。 地域の方々 ・「子どもたちの作品をみていたら元気をもらったわ。私も頑張らんなと思ったわ」 ・「子どもたちの絵や一生懸命つくったものって素晴らしいね」など。 保護者の方々 ・「みんな個性が出ていて素敵な作品ばかりでした。幼稚園の時にしかかけない絵!とっても心が温まりました」 ・「家でも箱などで物つくりをすることが多く,幼稚園で作成した物をさらに発展させて作っているんだなと思いました」 ・「一生懸命につくっている子どもたちの様子が目に浮かぶようなどれも素敵な作品ばかりでした」 |
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