おきばりやす。

６月８日（金）曇りのち雨
朝，幼稚園の周りの掃除をしながらいろんな方と挨拶を交わしています。
今朝も，いつものように落ち葉を掃いていると一人のお兄さんが通りかかりました。
そして，
「そこの街灯が壊れていますね。ゆうべのことでしょうね。」
と教えてくださいました。
どういうことだろう?と思いながら見てみると，街灯が電気のコードでぶら下がったようになっていました。
どうやら，コンクリートの壁に街灯を固定するために取り付けてあった木の板が，ぼろぼろになってしまってねじが抜けてしまったようでした。
すぐに電気屋さんにお願いしなければ・・・との声もありましたが，電気工事というより，大工工事。工事というより，DIYっていう感じ。幼稚園にあるものを使って修復できそうなので，さっそく作業に取り掛かることにしました。
新しい板を古いものと同じくらいの大きさにのこぎりで切って，古いものと同じ位置にきりで穴をあけて，木ねじでコンクリートの壁に固定し，その板に街灯の金具を取り付けるという作業でした。
作業していると・・・ブロック塀より高いところでの作業なのですが・・・いろんな方が声をかけてくださいました。
ご近所のご婦人は，「おきばりやす。」と声をかけて通り過ぎられました。
また別のご婦人は，「ご苦労様。」と声をかけてくださいました。
年配の紳士は「大工仕事もですか・・・。」と声をかけてくださいました。
小さな女の子とお母さんには，こちらから「こんにちは。」と声をかけました。
お母さんはすぐに挨拶を返してくださいましたが，女の子はまさか上から声がするなんて思わなかったのでしょう。首をくるくる回して，やっと声の主を見つけてびっくりしていました。
また，ご近所の別の紳士からは，「何かお手伝いすることがあったらおっしゃって下さい。見守り隊とかも。私も公務員でした。」というようなこともおっしゃって下さったのでした。
幼稚園はいろんな方とかかわりがあるのだなと改めて思う朝の出来事でした。