最新更新日:2024/03/28 | |
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「高等学校段階における入院児童生徒等への教育保障体制整備事業」の報告
2月21日(金)午後,「高等学校段階における入院児童生徒等への教育保障体制整備事業」の報告会を実施しました。
◇概要及び取組報告 ◇講評及び講演 文部科学省初等中等教育局特別支援教育課 特別支援教育調査官 深草 瑞世氏 関西学院大学 教授 丹羽 登 氏 取組報告に関しては ・入院生徒に対して切れ目のない支援を行うための関係機関による連携方法及び体制の研究 ・入院生徒に対するタブレット端末等のICT機器及び通信機器等の活用方法の研究 ・復学,転学を見据えた支援及び引き継ぎの方法の研究 ・他の地方公共団体や私立学校との連携 を中心に報告しました。また,テレビ会議システムで高等学校より同時双方向型配信授業実施高等学校の副校長先生にご登壇頂き,「高等学校の取組」をご報告頂きました。フロアから,前年度までの遠隔教育実施高等学校の取組や他府県の遠隔教育の取組についてのお話を頂きました。 講評・及び講演では 「特別支援学校と病院,前籍校等との連携による病弱教育のあり方について」というテーマで深草瑞世先生と丹羽 登先生にお話しいただきました。最新の情報・取組を基に研究への貴重なご助言やご指導をいただきました。 参加者から ・支援学校側の話だけでなく,高校側のお話が聞けたのは貴重だった。また,実際の支援の内容や進めるうえでのポイントもよく分かりました。 ・高校現場での生徒や先生方の受け入れ姿勢や気持ちの変容などもよく分かりました。 ・本県ではまだ認められていない「院内受験」等,認めてもらうためにまだまだ頑張らねば,と痛感しました。 ・補足してくれた京都の高校の先生,埼玉の先生のお話が参考になりました。 等のご感想を頂きました。取組に対する評価を嬉しく思うと同時に,さらなる取組発信のあり方について検討していきたいと考えています。 実践研究発表会
2月21日(金),令和元年度の実践研究発表会を開催しました。当日は多くの方に御来校いただきました。ご多忙中,また遠方より大変ありがとうございました。
午前は,研究報告会・授業公開を,午後は文部科学省委託「高等学校段階における入院児童生徒等への教育保障体制整備事業」の報告を行ないました。 [午前の部] ◇学校紹介 ◇研究報告(研究概要,各部研究実践報告,ICTを活用した復学支援について) ◇公開授業 ・本校小学部:3グループに分かれて自立活動 ・本校中学部1年:道徳 ・本校中学部2年:数学 ・分教室小学部:国語 ・分教室中学部:道徳 中学部の道徳は,本校・分教室・病室をつないで授業を実施しました。分教室小学部の国語は分教室・病室をつないで授業を実施しました。 参加された方々よりいただいた感想を一部紹介します。 ・ICTを活用したつないだ授業や「主体的・対話的で深い学び」を意識した自立活動の授業は非常に参考になった。 ・子どもたちが学びあう姿がとてもよかった。 ・ICTを用い,子どもたちの学ぶ場をたくさん作れれば,と感じました。 ・ネットワーク環境で,音声と画像のクリアさは素晴らしいと思った。 ・「つなぐ」ことの重要性,効果が分かった。 ・ICT機器の効果的な利用により,少人数での集団でも,より大きな集団として授業を行うことができるだと,改めて思いました。 ・先生も生徒もICT機器を使いこなされている様子にまず,驚きました。 などの,ご感想・ご意見を頂きました。これらを参考に,より良い授業を目指していきたいと考えています。 研究報告に関しては ・各学部の取組について,よく分析して目標を設定されていたことが,分かりやすかった。 ・説明と説明資料が合致していると嬉しかったです。 ・他県から来ているので,京都市に配備されている機器の紹介などもあると嬉しいです。 ・ICTを活用した復学支援は,病弱教育でのICT活用の考え方がまとめられていて,大変参考になりました。 などのご意見をいただきました。今後の参考にさせていただきたいと思います。 本校小学部 6年生を送る会
2月14日に,6年生を送る会を行いました。
2〜5年生は,桃陽や6年生に関するクイズ,6年生との思い出を振り返る劇を発表しました。最後に,みんなで協力して作ったメッセージカードとプレゼントを渡しました。 6年生は,在校生に向けてのメッセージを劇で表現しました。卒業生の言葉として,小学校の思い出や今後頑張りたいことをそれぞれ発表しました。 この日のために,それぞれの学年で協力して取り組んできました。子どもたちの思いのこもった出し物に,涙を流す児童もおり,温かい雰囲気に包まれた会になりました。 「育」支援センター 地域支援
京都ノートルダム女子大学 現代人間学部心理学科の心理実習施設として,「病児の発達と支援」の授業に係る特別講義を行いました。「小児医療ボランティア」を学んでいる学部生32名が,本校での講義,施設見学およびWeb会議システムで京都大学医学部附属病院内分教室の見学を通して,入院児童生徒に対する学習保障と心理的支援について熱心に受講されました。
全校集会 本校小学部
2月3日(月)全校集会がありました。
その中で,図書委員会の児童からおすすめの本の紹介をしました。分教室のみんなにも見やすくなるようにカメラに近づいて,話すことができました。 また,児童生徒会から14日に予定している分教室との共同学習について説明もありました。 様々な場面でそれぞれの役割を意識しながら,力を発揮しています。 高等学校段階の入院生徒への教育保障セミナーセミナーでは「小児がんなどで長期の入院になった高校生に,どのような学習支援ができるか。そのために教育と医療の連携はどうあるべきか。」について,教育関係者,医療関係者,保護者等,さまざまな垣根を越えて情報を共有し,意見交換される様子がありました。 当校におきましても,他府県の状況を学ぶ良い研修の機会ともなりました。「育」支援センター桃陽では他府県とのWEB会議を使った共同研修や研究を今後も継続していきたいと考えています。 【開催要項】 テーマ:長期入院中の高校生への学習支援はどうあるべきか 日 時:令和2年2月4日(火) 午後1時から午後4時30分まで 会 場:トークネットホール仙台(仙台市民会館)小ホール 講演1「入院生徒の現状」 講師 笹原 洋二氏 東北大学大学院医学系研究科 小児病態学分野准教授 講演2「医教連携と遠隔教育」 講師 篠原 淳子氏 京都市立桃陽総合支援学校 高校生支援医教連携コーディネーター 講演3「病気療養児への特別な支援」 講師 滝川 国芳氏 京都女子大学発達教育学部教授 京都教育大学大学院連合教職実践研究科教授 対象:教育関係者,医療関係者,保護者,関心のある方々等 主催:宮城県教育委員会 本校中学部 コサージュ作り
2月4日(火)に,本校中学部1・2年生の生徒が,藤城女性会の方に指導していただいて,コサージュ作りをしました。
生徒たちは,はじめ緊張した様子や『できるかな』『難しそう』と不安を言葉にしていましたが,講師の先生が丁寧にコサージュの作り方を説明してくださる内に,緊張した表情がほぐれてきました。回数を重ねていくうちに藤城女性会の方々に『上手にできているね』とお褒めの言葉をいただきました。あっという間に時間が過ぎ,卒業生への思いの詰まった素敵なコサージュを作り上げることができました。藤城女性会の方々とお話しをしながら笑顔が絶えないコサージュ作りとなりました。 JAIFA様より 分教室の子どもたちへ
1月28日『JAIFA 公益社団法人 生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会』の方々が,頑張っている子どもたちを応援するために,分教室に素敵なプレゼントを届けに来てくださいました。振るだけで優しい音が響く「トーンチャイム」一式を寄贈してくださいました。病室から出られない児童生徒にも,1音ずつ楽器を届け,素敵な響きをみんなで楽しむことができました。
京大分教室の様子
3学期が始まったと思ったら,早,1月も終わってしまいました。子どもたちも月日のはやさを感じているようで,「1月は往ぬる,2月は逃げる,3月は去る,と昔から言われていてね…」という話をしました。それぞれに目標を持って,友だちの存在を励みに,共に学び合っている毎日です。
サイエンス・ラボに参加しました〜府立院内学級〜
1月27日(月)に府立分教室の小学部・中学部みんなでサイエンス・ラボに参加しました。大阪科学技術センターの方が来られ、「光の不思議」をテーマに様々な実験をしました。光はまっすぐ進むことを確かめたり、アヒルのぬいぐるみを使って凸レンズの性質を見つけたり、3色のライトを使って光の三原色を体験したりしました。ベッドサイドからの参加も多くありましたが、実験用具をたくさん用意していただき、実際に自分たちで体験しながら学習することができました。中学生は、「この前勉強した性質と同じ原理なのかもしれない」と今まで学習したことを振り返ったり、小学生も「不思議だな・・なんでこんな風にみえるのかな」と興味をもって取り組んでいました。大阪科学技術センターの方には、京大分教室・市立分教室・二赤分教室でもサイエンス・ラボを開催していただきました。ありがとうございました。
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