京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/17
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平成31年度 ごあいさつ

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 桜の開花宣言とともに若草が萌え立ち、やわらかな春風が頬をくすぐる4月を迎えました。
 今年度も引き続きまして東山総合支援学校の校長を務めさせていただきます 田邉 滋人でございます。
 昨年度は、修道自治連合会、社会福祉協議会をはじめとする地域の皆様をはじめ、行政、産業、福祉関係の多くの皆様にご協力とご支援をいただき、本校教育の軸である地域協働活動がさらに充実した1年間でございました。開校から3年を数え、既に100名以上の卒業生を社会に送り出し、昨年度も31名の卒業生が、多方面の企業や事業所へと夢と希望を抱いて羽ばたいていきました。あらためまして、お世話になりました皆様に心よりお礼を申しあげます。

 昨年度より、「人とともに 地域とともに 歴史とともに」を、主題として取り上げ、本校の教育実践の象徴として相応しい教育目標を掲げました。

 人と共に 心を磨き
 地域と共に 笑顔を育てる
 歴史と共に 未来を見つめ
 新しい世界で活きる人才を育てる
(新しい世界で活きる新しい自分を探す)

 新しい元号が発表され、時代はさらに動いていこうとしています。例えば「Society(ソサエティ)5.0」、日本が提唱する未来社会のコンセプトです。生徒の皆さんがこれから生きていく社会は、インターネットですべての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、AI(人工知能)によってそれらが必要な時に提供される時代になっていきます。一人一人が快適な暮らせる社会を目指すということですが、同時に人工知能やロボットにより、人間がやってきた多くの仕事がとって代わられるとも言われています。
 そんな新しい社会の中でも決して変わらないものがあります。学校教育目標に掲げる、人として、人ならではの生き方を育むことの大切さです。
 まず根っこに、道徳性の涵養とともに、人を大切にし、人に感謝し、人を慈しみ、人を支えられるような豊かな人間性の形成をおきます。その上で「地域総合科」という学科名が示すように、専門教科「地域コミュニケーション」を教育課程の軸におき、地域の様々な方々との協働を通して、「ありがとう」「おかげさまで」という絆を通した自己肯定感の醸成、自分の良さを見つけていきます。「笑顔」はその最たる象徴です。その上で、京都の町衆の教育に対する熱い思い、京都市の総合育成支援教育の百年以上の熱い先人の志、常に新しい挑戦を続けてきた京都の産業界の息吹の後押しを受けて、企業等への就労という新しい世界での才能の発揮を通して、かけがえのない未来をかたち作っていくことを目指そうとするものです。

 地域、企業、関係機関の皆様におかれましては、引き続きまして、東山総合支援学校へのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げ、年度当初のごあいさつとさせていただきます。

               平成31年4月1日
               京都市立東山総合支援学校
               校長 田邉 滋人

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5月
5/18 総P連総会
5/19 職業学科学校説明会AM(総合教育センター)
5/20 健康体操教室
京都市立東山総合支援学校
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