京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/23
本日:count up16
昨日:171
総数:527068
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク

第40回卒業証書授与式 式辞

画像1画像2画像3
    


   式 辞

 柔らかな春の陽ざしに、木々の芽も膨らむ季節となりました。この佳き日に、ご来賓をはじめ、日ごろからお世話になっている企業・地域・関係機関の皆様、保護者の皆様のご臨席を賜り、第四十回京都市立白河総合支援学校卒業証書授与式を、かくも盛大に挙行できますことは、卒業生はもとより、私達教職員、在校生にとりましても大きな喜びです。深く感謝申し上げます。

 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。これまでの皆さんの努力を心から讃えたいと思います。また、この日まで長きにわたってお子たちを励まし、支えてこられた保護者の皆様に対しても、ここに深く敬意を表します。今、立派に成長し、晴れやかに巣立っていくお子たちの姿を目の当たりにされ、これまでの歩みを振り返えられ、感慨深いことと存じます。こころよりお慶び申し上げます。

 さて、卒業生の皆さん。皆さんは、入学以来、自ら働く力を高め続けてきました。そして、今、まさに、働くことを通して社会に貢献していこうとしています。さらに、働く生活を続けていく中で、自らの夢や希望を叶えていこう、自らの未来を切り拓いていこうとしています。

 先ほど、皆さん一人一人に卒業証書を授与いたしました。卒業証書に書いてある文言は同じですが、たどってきた道は一人一人違います。
数々の企業実習に真剣に取り組んだ人。食品加工・農園芸・情報印刷それぞれの専門教科の中で、暑い日も寒い日も黙々と作業に取り組んでいた人。みんなで意見を出し合い、対話を通して自分たちの作業内容を考えていった人。何度も試作を重ねて新たな製品開発を進めた人。
 配食サービスや体操教室をはじめとして、農作物の引き売り・交流農園、喫茶ミルキーウェイの営業、錦林小学校・児童館との協働など、地域の方とのコミュニケーションを深めた人。
 アビリンピックやビジネス文書検定等の資格取得を目指して練習に励んだ人。オープンキャンパスで参加者に白河の取組を丁寧に説明した人。ポスター発表で自分たちが頑張ってきたことをしっかり発表した人。
 生徒会やブロック会の役員となり、生徒会活動を引っ張っていった人。陸上・卓球・水泳等各種スポーツ大会に積極的に参加した人。部活動では朝練習や休日の練習にも熱心に取り組み、持てる力を精一杯発揮して対外試合に臨んだ人。また、美術作品の発表や音楽・和太鼓の演奏・発表に取り組んだ人、茶道などの伝統文化でもてなしの心を学んだ人等。卒業までに取り組んできたことは、一人一人様々です。

 時には、白河で学習していくことの意味を見失いかけて、学校を休みがちになったり、実習で思い通りにできずに良い評価がもらえず落ち込んだり、友達との人間関係に悩んだり、いくつかの挫折感も味わったことと思います。
 しかし、皆さんは失敗したこと、つらかったことをも通して成長して来たのです。うまくいかないこと、つらいことにどのように対応していけばよいのか、どのように乗り越えていけばよいのかを、経験を通して学び、確かに成長してきたのです。
 自ら頑張って取り組み、成果を上げたこと、そして、うまくいかなかったこと、その両方が皆さんを成長させてきたのだと思います。

 卒業後の生活も一人一人違います。卒業後に一人暮らしを始める人もいます。今、就労前の実習に取り組んでいる人もいます。三月中旬から働き始める人もいます。職種も仕事内容も一人一人違います。
 働くことだけでなく、人生をより豊かにするために、仕事とスポーツを両立させようとしている人もいます。海外旅行に行こうとしたり、趣味を充実させようとしている人もいます。親孝行をしたいと思っている人もいます。一人一人様々です。
 卒業生三十四名それぞれに「自らの未来」があるのです。

 働くことについての思いや決意も一人一人違います。先日の卒業生を激励する会では、一人一人が、この三年間を振り返り、自らの未来のことをしっかり考え、卒業後の働く姿について、力強く発表してくれました。
 職場でのコミュニケーションを自ら積極的に取っていこうと思っている人。毎日休まず出勤し、周りから信頼される人になりたいと思っている人。仕事の技術を高めたいと思っている人。様々な作業を丁寧にしようと思っている人。自分が働くことで、誰かの役に立とうと思っている人。お客様に喜んでいただこうとしている人。一人一人様々です。
 しかし、共通して言えることは、皆さん一人一人が働く社会人として、責任感を持って仕事をしていこうと考えていることです。
 そのことをとても頼もしいと感じています。
 そして,そんな皆さんは、白河の誇りです。

 一つ、皆さんに、覚えておいてほしいことがあります。それは、企業や地域の皆様の支えがあってこそ、今の皆さんの姿があるということです。
 企業との連携による実習では、数多くの企業様にお世話になり、働く力を高めるためのご助言をたくさんいただきました。そのご助言等も含めて、皆さんは、自ら振り返り、自ら次の課題に気付き、それを自らのキャリアデザインに落とし込んで、専門教科や、各教科での学習につなげてきました。
 また、地域の皆様からは、地域協働活動等で多大なご協力・ご支援をいただきました。地域の方と共に活動させていただく中で、人と人との触れ合い、感謝の気持ち、誰かのために何かをすることの大切さなど、人として大切なことをたくさん学ばせていただきました。
 企業・地域の皆様、本当にありがとうございました。改めて感謝申し上げます。
卒業生の皆さん、皆さんを支えて下さった企業・地域の皆様への、そしてご家族や周りの方々への感謝の気持ちを忘れずに、次のステージに進んでいってください。

 あしたをさがそう この広い世界で
 今こそそのとき さあ みんなでたびだとう
 あしたへの限りない期待膨らませ
 ぼくたちの素晴らしい希望と夢を
 レッツ・サーチ・フォー・トゥモロー
 レッツ・サーチ・フォー・トゥモロー

 あらためて皆さんのこれからの人生が実り多い、幸福なものでありますよう心から祈念して、私の式辞といたします。

     平成二十九年三月一日 
     京都市立白河総合支援学校
     校長 松田 実

新年,明けましておめでとうございます

画像1
 新年,明けましておめでとうございます。
 
 本校生徒の産業現場実習を受け入れてくださり,障害のある方の雇用・就労支援を進められている企業の皆様,また,自己肯定感を育み働くことの基盤となる力を高めるための「地域協働活動」にご協力いただいている地域の皆様,旧年中は何かとお世話になりありがとうございました。皆様のおかげで生徒は着実に働く力を高めてきています。心より感謝申し上げます。
 本年も,「自ら働く力を高め,働くことを通して社会に貢献し,自らの未来を切り拓く人を育む」の学校教育目標の下,「企業との連携 (デュアルシステム)」「地域との協働」を学校経営の二本の柱として教職員一同,教育実践に取り組んでまいります。
 本年も本校教育にご支援ご協力賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 
 また,2月2日(木)・3日(金)には,京都市立総合支援学校職業学科3校(白河・東山・鳴滝)の合同研究発表会を開催させていただきます。この研究は,文部科学省の「キャリア教育・就労支援等の充実事業」の研究指定を受け,本年で第三年次の最終報告となります。
 研究テーマは,「就労に向けた基盤となる自己肯定感を育むための地域協働・共生型活動の開発 〜キャリア発達を促すための教育環境の開発と新たな就労支援の在り方〜」です。
 3校の「地域協働活動」,さらには,3校の教育資源(リソース)を3校の生徒が相互に活用する3校リソース活用の取組等,新たな学びの環境の開発に取り組んでまいりました。
 ぜひ,京都市立総合支援学校職業学科3校(白河・東山・鳴滝)にご来校いただき,ご意見・ご感想を賜りたいと願っております。多くの方のご来校を心よりお待ち申し上げています。

            校長 松田 実

◆3校合同研究発表会 ご案内  リンクページ


感嘆符 H29 教員公募募集要項をアップしました

H29 白河総合支援学校 教員公募 募集要項をアップしました

<swa:ContentLink type="doc" item="68396">◆教員公募 募集要項 (←この文字をクリック)</swa:ContentLink>

<swa:ContentLink type="doc" item="68397">◆志願書・自己アピール書 (←この文字をクリック)</swa:ContentLink>

本校は,高等部職業学科(産業総合科:食品加工・農園芸・情報印刷)の学校です。
卒業後の企業就労を目指しています。
本校教育の推進に意欲と熱意を持って取り組んでいただける方を求めています。

<教育目標>
自ら働く力を高め,働くことを通して社会に貢献し,
自らの未来を切り拓く人を育む

 ★★意欲と熱意のある方を求めています★★




本校創立40周年記念式典 謝辞

      謝 辞

 小春日和となりました、今日、この佳き日に、ご多用の中、ご来賓、地域、企業、諸団体、関係機関、保護者の皆様のご臨席を賜り、本校創立四十周年記念式典を、かくも盛大に挙行できますことは、在校生・保護者、教職員にとりまして大きな喜びです。高いところからではございますが、一言、御礼申し上げます。

 本校が昭和五十一年四月に「白河養護学校」として創立して以来、四十年が過ぎました。平成十六年には、京都市立養護学校の再編により、「白河総合養護学校」となり職業学科が開設されました。そして、平成十九年に「白河総合支援学校」となり今日に至っています。また、平成二十五年には白河総合支援学校東山分校が開校し、今年の四月に東山分校は東山総合支援学校として本校化し開校いたしました。

 様々な変遷はありましたが、本校は、地域の皆様、企業の皆様、京都市・京都市教育委員会、諸関係機関・団体等、多くの皆様に支えていただき、創立四十周年を迎えることができました。誠にありがとうございます。

 また、四十周年の記念として、グレースライオンズクラブ様、同窓会様から多大なご寄贈を頂戴しました。本校生徒はもとより、教職員・保護者・関係者一同感謝しております。重ねて御礼申し上げます。

 本校は、「自ら働く力を高め、働くことを通して社会に貢献し、自らの未来を切り拓く人を育む」を学校教育目標に据え、「企業との連携」、「地域との協働」を学校経営方針の柱としています。

 企業での産業現場実習を中核とする、企業とのパートナーシップによるデュアルシステムのさらなる充実を図り、生徒の働く力を着実に育成したいと考えています。
 また、体操教室、配食サービス、交流農園、いどばたサロン、錦林小学校・児童館との協働等、地域との協働活動を通して自己有用感、ひいては自己肯定感を高め、働くための基盤となる資質や能力を育成していきたいと考えています。そして、地域に開かれ、地域や企業と共に歩み社会に貢献する学校でありたいと考えています。

 この四十年の歩み、「白河」の良き伝統を大切にしながら、次の十年、二十年先を見据えて、常に新たな「白河」を築いていきたいと決意を新たにしています。

 素晴らしい明日を探しに行きたいと思っています。
レッツ・サーチ・フォー・トゥモロー
明日への限りない期待膨らませ
レッツ・サーチ・フォー・トゥモロー
私たちの素晴らしい希望と夢を
レッツ・サーチ・フォー・トゥモロー

 今後とも引き続きご支援賜りますよう、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

     平成二十八年 十一月 十二日 
     京都市立白河総合支援学校
     校 長  松 田   実

「いのちの大切さ」

画像1
「いのちの大切さ」

 昨日(6月15日) 第34回 京都市PTA連絡協議会 研修会に参加してきました。
 講師は,元フリーアナウンサーの 道志 真弓 氏で,「いのちの大切さを子どもたちにどう伝えるか 〜生きているって幸せ〜」という演題での講演を聴かせていただきました。

 14トリソミーという世界でも30人ほどしか症例のない難病の子どもを授かられたお母様のお話でした。
 生まれてすぐ,わが子が長く生きられないことを告げられ,悲しみに沈まれたこと,その後,子どもが生まれてきてくれたことに感謝し,子どもから力をもらって,8歳で亡くなるまで,子どもと家族と一緒に前向きに幸せに生きていかれたことなどについて語られました。
 常に死を意識しながらの,しかし,子どもとの楽しく幸せであった生活の様子についていきいきと語られていました。
 いのちの大切さや,生きる意味,家族の絆などについて考えさせられるお話でした。
 全市から参加されていたPTAの方々の心にも深く染み入っていたように思いました。

<参考>
 〇 道志 真弓 さんのオフィシャルサイト
  http://doushi-mayumi.com/lecture.html

 〇 ユーチューブ 「9本の赤いバラ」で検索

PTA人権啓発パレード

画像1画像2
 4月16日(土)に,京都市PTA連絡協議会,人づくり21世紀委員会の主催で,「憲法月間人権啓発パレード」が開催され,本校PTAも参加しました。
 上京中ブラスバンドを先頭に,京都市役所前から京都市総合教育センター(四条河原町付近)までパレードし,全市の各学校園PTA・教育委員会・関係団体が以下の内容のアピールをしました。

○実践「京都はぐくみ憲章」!
 私たちは,「京都はぐくみ憲章」を行動規範とし,社会のあらゆる場で実践の輪を広げます。
○絶対ダメ!「薬物乱用」!
 私たちは,「違法薬物は子どもたち一人一人の身近に迫っている」という強い危機意識を共有し,薬物乱用は絶対に許さないという強い姿勢で臨みます。
○ストップ「ネット被害」!
 私たちは,「スマホなどのインターネット通信端末機器」の危険性・依存性を認識し,利用のルールづくりを進めます。
○「いじめ」「児童虐待」「児童ポルノ」根絶!
 私たちは,「いじめ」「児童虐待」「児童ポルノ」を決して許しません!

     平成28年4月16日 
     京都市PTA連絡協議会
     人づくり21世紀委員会

 全市PTAの方々の参加があり,市民や観光客の皆様にもアピールできたのではないかと思っています。
 市民ぐるみで「京都はぐくみ憲章」を実践し,子どもたちの健やかな成長を支えていきたいと願っています。

第41回入学式 式辞

平成28年度 第41回入学式

     式 辞

 桜の花びらが舞う春爛漫の季節となりました。この春の佳き日に、ご多用の中、ご来賓、地域、企業、諸団体、関係機関、保護者の皆様のご臨席を賜り、第四十一回京都市立白河総合支援学校入学式を、かくも盛大に挙行できますことは、新入生はもちろん、在校生、教職員にとりましても大きな喜びです。高いところからではございますが、御礼申し上げます。

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
 みなさんは、三年後の高等部卒業時には、企業に就職したい、社会に出て働きたい、という思いを持って本校に入学を希望されました。昨年度までに、何回かオープンスクールに参加し、本校に入って働く力をつけるんだという強い意志をもって本校を希望し、そして、見事に入学を果たされました。
 皆さんは、今日から、白河総合支援学校産業総合科の生徒の一員です。皆さんの入学を、心から歓迎いたします。

 さて、本校は、職業学科の学校です。職業学科である本校の教育目標を次のように定めています。
「自ら働く力を高め、働くことを通して社会に貢献し、自らの未来を切り拓く人を育む」です。
 どんな仕事であっても、社会に出て働くこと、それは、だれかの役に立つことであり、社会に貢献することです。これからの三年間の学びを通して、働く力をしっかりと身に付け、社会に貢献する人になっていってください。そして、さらに、仕事だけではなく、スポーツや音楽・美術・旅行・その他の趣味なども楽しむ豊かで文化的な生活も送ってほしいと思っています。

 皆さんは、将来どんなことがしたいですか。どんな仕事に就きたいですか。どんなふうに働きたいですか。どんな生活をしたいですか。どんな人になりたいですか。皆さんそれぞれ一人一人に夢や希望を持っていることと思います。
 皆さんの夢や希望を実現していくために大切なことを二つお話しします。
 まず一つは、自ら考え行動するということです。三年後には、責任ある働く社会人となる皆さんです。自ら考え行動する習慣をつけていってください。そして自ら進んで学習・生徒会活動・部活動などに取り組んでいってください。自ら考え行動する、そして自分自身を振り返るということを心に留めておいてください。
 次に、なによりも大切なのが健康です。しっかり学校生活が送れるよう、そして働く人としての力が発揮できるよう、自ら健康管理に努めてください。
一つ、自ら考え行動すること。一つ、自ら健康管理に努めること。この二つをしっかり心にとめて、白河生としての3年間を充実させていってください。

 保護者の皆様、本日は、お子たちの白河総合支援学校へのご入学、誠におめでとうございます。本日より卒業するまでの三年間、お子たちをお預かりいたします。私たち教職員は、全校をあげて、一人一人の生徒を徹底的に大切にし、一人一人が働く力をしっかりと身に付けていけるよう、指導・支援に当たってまいります。
 子どもたちのより良い成長のためには、学校と保護者の皆様との連携が不可欠です。子どもたちの基本的な生活習慣を整えていくとともに、子どもたちの頑張りを認め、誉め、また、子どもたちが間違ったことをしているときには、愛情をもって叱り正しい方向に導いていくということをしていきたいと思っています。
 卒業時には、子どもたちが責任ある働く社会人となりますよう、学校と保護者が一体となって子どもたちを支えていきたいと思っています。
どうか、学校に信頼をお寄せ頂き、ご支援、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 結びに、本校は、企業との連携による「デュアルシステム」を教育課程の中核としています。企業実習で得られた課題に教科の学習で取り組む、また、教科の学習で身に付けた力を企業実習で発揮する。このようなサイクルで学校と企業が連携して、生徒自らが働く力を高めていくことを支援しています。
 また、地域の皆様や諸団体・関係機関の協力を得て、交流農園・配食サービス・体操教室など、地域の方と共に活動したり、地域で学習させてもらったり、地域に貢献させてもらったりする「地域協働活動」の充実にも取り組み、働く力の基盤となる心を育んでいます。
 今年も、「企業との連携」「地域との協働」を学校経営の柱として、教職員一丸となって教育実践を展開してまいります。

 新入生の皆さん、「自ら考え行動する」このことを胸に働く社会人に向かって、一歩一歩、歩みを進めていってください。


      平成二十八年四月八日 
      京都市立白河総合支援学校
      校 長  松 田   実

平成28年4月1日 「新生白河」がスタートしました

画像1
平成28年度が始まりました。
平成25年度に開校しました「白河総合支援学校東山分校」は,平成28年3月31日に閉校し,4月1日から,田邉滋人新校長を迎え,「東山総合支援学校」として新たな出発をされました。
 この3年間,地域の皆様,企業・事業所の皆様に支えられて,東山分校は大きく成長させていただきました。旧東山分校長として御礼申し上げます。本当にありがとうございました。今後とも引き続きご支援賜りますようよろしくお願いいたします。

 さて,白河総合支援学校も本年は多くの教職員を迎え入れ,「新生白河」としての新たなスタートを切ったところです。

 学校教育目標は,昨年度と同じで,「自ら働く力を高め,働くことを通して社会に貢献し,自らの未来を切り拓く人を育む」です。
 生徒の働く力を育てる「職業学科」としての使命をしっかり担い,着実に歩みを進めていきたいと考えています。

 目指す生徒像・教職員像は,よりわかりやすくするために表現等を変更し新たに設定し直しました。

 ■目指す生徒像 <自ら考え行動する生徒>
○自ら学び,自らを高めようとする生徒
○自ら律する力を高めようとする生徒
(他者や社会とのかかわりの中で,自らより良い行動をとろうとする生徒)
○自らの未来を切り拓こうとする生徒
○自ら健康管理に努める生徒
○人に感謝し,社会に貢献しようとする生徒
  
 ■目指す教職員像 <職業人として生徒のモデルとなる教職員>
○一人一人の生徒を徹底的に大切にする教職員
○生徒一人一人のキャリア発達を支援するための適切な学習内容・学びの場を提供する教職員
○総合支援学校教職員としての専門性を高め,自らキャリアアップを図る教職員
○保護者・地域・企業・関係機関等との連携を大切にする教職員
○自らの健康管理に努め,ライフワークバランスをとる教職員

 ■目指す学校像 <地域・企業と共に歩む学校>
○地域に開かれ,地域や企業と協働し,社会に貢献する学校
○生徒・保護者・市民から信頼される学校
○「育」支援センターを中心に総合育成支援教育に関する相談センター機能を発揮する学校

※学校教育目標・経営方針の詳細につきましては,ページの右の欄の配布文書「H28 学校教育目標・経営方針」をご覧ください。

 本校は,数多くの企業からの協力を得て,企業とのパートナーシップによる「デュアルシステム」を取組の中核とし,生徒自らが働く力を高めていくことを支援しています。
 また,地域の皆様や諸団体・関係機関の協力を得て,「地域協働活動」の開発を推進しています。
 本年も,この「デュアルシステム」の充実と「地域協働活動」の開発を柱に教育実践を展開してまいります。

 地域や企業の皆様,日ごろからのご支援・ご協力,本当にありがとうございます。本年も教職員一丸となって教育実践を進めてまいりますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。

           平成28年4月1日
           京都市立白河総合支援学校
           校長 松田 実

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
京都市立白河総合支援学校
〒606-8321
京都市左京区岡崎東福ノ川町9−2
TEL:075-771-5510
FAX:075-771-5169
E-mail: shirakawa-y@edu.city.kyoto.jp