京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/23
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平成28年度教職員の異動

    平成28年度教職員の異動

【退職教職員】

  教 諭    島田 佳奈

【転出等教職員】

  教 諭    羽生 哲
  教 諭    西脇優美子
  教 諭    初田 文隆
  教 諭    小槇 哲平
  教 諭    岩田健太郎
  教 諭    本杉 直樹
  教 諭    千葉 祐嗣
  教 諭    三上 裕子
  常勤講師  森 敦
  常勤講師  寺嶋 祐介
  事務職員  西明万里子
  管理用務員 武田小百合

「離任式」のお知らせ

  日 時 : 平成28年3月30日(水) 午前9時15分より
  会 場 : 白河総合支援学校 体育館
  備 考 : 上靴をご持参ください

重要 第39回 卒業証書授与式 式辞

 本日、午前中に岡崎本校の卒業証書授与式、午後には東山分校の卒業証書授与式を行いました。
 卒業生は,卒業後の働く生活をしっかり見据えた,引き締まった顔つき・態度で式に臨んでいました。
 卒業生に幸あれ!


    式  辞 <白河本校分>

 柔らかな春の陽ざしに、木々の芽も膨らむ季節となりました。この佳き日に、ご来賓をはじめ、日ごろからお世話になっている地域・企業・関係機関の皆様、保護者の皆様のご臨席を賜り、第三十九回京都市立白河総合支援学校卒業証書授与式を、かくも盛大に挙行できますことは、卒業生はもとより、私達教職員、在校生にとりましても大きな喜びです。深く感謝申し上げます。

 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。これまでの皆さんの努力を心から讃えたいと思います。また、この日まで長きにわたってお子たちを支え励ましてこられた保護者の皆様に対しても、ここに深く敬意を表します。今、晴れやかに巣立っていくお子たちの姿を目の当たりにされ、いままでの成長を振り返えられ、感慨深いことと存じます。こころよりお慶び申し上げます。

 さて、卒業生の皆さん。皆さんは、入学以来、自ら働く力を高め続けてきました。そして、今、まさに、働くことを通して社会に貢献していこうとしています。さらに、働く生活を続けていく中で、自らの夢や希望を叶えていこう、自らの未来を切り拓いていこうとしています。
 本日の式に入場してくる様子、式に臨む様子を見ていても、皆さんの姿がこの一年間だけでも一回りも二回りも大きくなった、立派になったと感じています。

 先ほど、卒業生の皆さん一人一人に卒業証書を授与いたしました。卒業証書に書いてある文言は同じですが、たどってきた道は一人一人違います。
数々の企業実習に真剣に取り組んだ人。食品加工・農園芸・情報印刷それぞれの専門教科の中で、暑い日も寒い日も黙々と作業に取り組んでいた人。みんなで意見を出し合って試行錯誤を重ねて新たな製品開発を進めた人。配食サービスや体操教室をはじめとして、農作物の引き売り・交流農園、喫茶ミルキーウェイの営業、錦林児童館との協働など、地域の方とのコミュニケーションを深めた人。アビリンピックやビジネス文書検定等の資格取得を目指して練習に励んだ人。オープンキャンパスやポスター発表で参加者に白河の取組を丁寧に説明した人。
 生徒会やブロック会の役員となり、生徒会活動、体育祭・文化祭の運営を引っ張っていった人陸上・卓球・水泳等各種スポーツ大会に積極的に参加した人。部活動では朝練習や休日の練習にも熱心に取り組み、持てる力を精一杯発揮して対外試合に臨んだ人。また、美術作品の発表や音楽・和太鼓の演奏・発表に取り組んだ人等。卒業までに取り組んできたことは一人一人様々です。

 また、時には、白河で学習していくことの意味を見失いかけて、学校を休みがちになったり、実習で思い通りにできずに良い評価がもらえず落ち込んだり、友達との人間関係に悩んだり、いくつかの挫折感も味わったことと思います。

 しかし、皆さんは失敗したこと、つらかったことをも通して成長をして来たのです。うまくいかないこと、つらいことにどのように対応していけばよいのか、どのように乗り越えていけばよいのかを、経験を通して学び、確かに成長してきたのです。
自ら、頑張って取り組み、成果を上げたこと、そして、うまくいかなかったこと、その両方が皆さんを成長させてきたのだと思います。

 卒業後の生活も一人一人違います。卒業後に一人暮らしを始める人もいます。企業様の経営上・日程上の事情等もあり、今、就労前の実習に取り組んでいる人もいます。来週から働き始める人もいます。職種も仕事内容も一人一人違います。
働くことだけでなく、人生をより豊かにするために、仕事とスポーツを両立させようとしている人もいます。旅行にたくさん行ったり、趣味も充実させようとしている人もいます。一人一人様々です。

 働くことについての思いや決意も一人一人違います。先日の卒業生を激励する会では、一人一人が、自らの将来のことをしっかり考え、卒業後の働く姿について、力強く発表していました。
 職場内で、自ら積極的にコミュニケーションを取っていこうと思っている人。職場の方との報告・連絡・相談をしっかりしていこうと思っている人。毎日休まず出勤し、周りから信頼される人になりたいと思っている人。仕事の技術を高めたいと思っている人。様々な作業を丁寧にしようと思っている人。自分が働くことで、誰かの役に立とうと思っている人。一人一人様々です。
 しかし、共通して言えることは、皆さん一人一人が働くことについてしっかり考え、責任感を持って仕事をしていこうと考えていることです。そのことをとても頼もしいと感じています。
 そんな皆さんは、白河の誇りです。

 「365日の紙飛行機」という歌があります。「人生は紙飛行機 願いのせて飛んでゆくよ 風の中を力の限りただ進むだけ その距離を競うより どう飛んだか、どこを飛んだかが一番大切なんだ」と歌っています。
 人生という紙飛行機は一人一人違います。どのように飛んでいくかは、自らで考え決めていくことなのです。希望という推進力を備え、自信を持って羽を広げ力強く飛んでいってほしいと願っています。

 卒業後の生活の中でうまくいかないこともあると思います。涙があふれる時もあると思います。「元気が出ないときは、誰かと話そう、思い通りにならない日は、明日頑張ろう」この歌にあるように、気持ちを切り替えたり、柔軟な気持ちを持って、しなやかに生きていってほしいと思っています。

 結びに、皆さんに、覚えておいてほしいことがあります。それは、企業や地域の皆様の支えがあってこそ、今の皆さんの姿があるということです。
企業との連携による実習では、数多くの企業で実習させていただき、働く力を高めるためのご助言をたくさんいただきました。そのご助言等も含めて、皆さんは、自ら振り返り、自ら次の課題に気付き、それを自らのキャリアデザインに落とし込んで、専門教科や各教科での学習につなげてきました。
 また、地域の皆様からは、地域協働活動等で多大なご協力・ご支援をいただきました。地域の方と共に活動させていただく中で、人と人との触れ合い、感謝の気持ち、誰かのために何かをすることの大切さなど、人として大切なことをたくさん学ばせていただきました。 

 企業・地域の皆様、本当にありがとうございました。改めて感謝申し上げます。
卒業生の皆さん、皆さんを支えてこられた企業や地域の方々への、そしてご家族や周りの方々への感謝の気持ちを忘れずに、次のステージに進んでいってください。

 あらためて皆さんのこれからの人生が実り多い、幸福なものでありますよう心から祈念して、私の式辞といたします。

          平成二十八年 三月 一日 
          京都市立白河総合支援学校
          校 長  松 田   実


    式  辞 <東山分校分>

 柔らかな春の陽ざしに、木々の芽も膨らむ季節となりました。この佳き日に、ご来賓をはじめ、日ごろからお世話になっている地域・企業・事業所・関係機関の皆様、保護者の皆様のご臨席を賜り、京都市立白河総合支援学校東山分校卒業証書授与式を、かくも盛大に挙行できますことは、卒業生はもとより、私達教職員、在校生にとりましても大きな喜びです。深く感謝申し上げます。

 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。これまでの皆さんの努力を心から讃えたいと思います。また、この日まで長きにわたってお子たちを支え励ましてこられた保護者の皆様に対しても、ここに深く敬意を表します。今、晴れやかに巣立っていくお子たちの姿を目の当たりにされ、いままでの成長を振り返られるなど、感慨深いことと存じます。こころよりお慶び申し上げます。

 さて、卒業生の皆さん。皆さんは、入学以来、自ら働く力を高め続けてきました。そして、今、企業就労に限らず、様々な形で働くことを通して社会に貢献していこうとしています。さらに、働く生活を続けていく中で、自らの夢や希望を叶えていこう、自らの未来を切り拓いていこうとしています。
本日の式に入場してくる様子、式に臨む様子を見ていても、皆さんの姿がこの一年間だけでも一回りも二回りも大きくなった、立派になったと感じています。

 先ほど、卒業生の皆さん一人一人に卒業証書を授与いたしました。卒業証書に書いてある文言は同じですが、たどってきた道は一人一人違います。
 数々の企業や事業所での実習に真剣に取り組んだ人。食品サービス・コミュニティサービス・東山サービス・養正サービス、各サービスの中で、地域の方々と共に様々なお祭りや区民運動会の運営に取り組んだ人。養正カフェで地域の方々に素敵な音楽や合唱を届けた人。暑い日も寒い日も黙々と校庭の農園づくりに励んだ人。みんなで意見を出し合って試作品を作り新しい焼き菓子の開発を進めた人。健やかサロン・健康体操教室・なかよしサロン・カフェ修道の営業などで地域の方から教えていただきながら共に活動した人。養正保育所・小松谷保育園での読み聞かせや保育補助等で小さな子どもたちの目線に立って活動した人。他府県からの修学旅行生に陶芸体験を提供したり観光案内をしてもてなしをした人。アビリンピックやビジネス文書検定等の資格取得を目指して練習に励んだ人。オープンキャンパスやポスター発表で参加者に東山分校の取組を丁寧に説明した人。
 生徒会の役員となり、生徒会活動、スポーツフェスティバル・東山祭の運営を引っ張っていった人。陸上・卓球・水泳等各種スポーツ大会に積極的に参加した人。部活動では毎日の練習に熱心に取り組み、持てる力を精一杯発揮して対外試合に臨んだ人等。このように、卒業までに取り組んできたことは一人一人様々です。

 また、時には、東山分校で学習していくことの意味を見失いかけて、学校を休みがちになったり、実習で思い通りにできずに良い評価がもらえず落ち込んだり、友達との人間関係に悩んだり、いくつかの挫折感も味わったことと思います。
しかし、皆さんは失敗したこと、つらかったことをも通して成長をして来たのです。うまくいかないこと、つらいことにどのように対応していけばよいのか、どのように乗り越えていけばよいのかを、経験を通して学び、確かに成長してきたのです。
自ら頑張って取り組み、成果を上げたこと、そして、うまくいかなかったこと、その両方が皆さんを成長させてきたのだと思います。

 卒業後の生活も一人一人違います。卒業後に一人暮らしを始める人もいます。卒業後まもなく働き始める人もいます。企業・就労移行支援事業所・就労継続支援事業所・高等技術専門校等働く形や取り組む内容も一人一人違います。
働くことだけでなく、人生をより豊かにするために、仕事とスポーツを両立させようとしている人もいます。自分の興味のあるパソコンの勉強もしていきたいと思っている人もいます。趣味も充実させようとしている人もいます。一人一人様々です。

 働くことについての思いや決意も一人一人違います。先日の三年生を送る会では、卒業生一人一人が自らの将来のことをしっかり考え、卒業後の働く姿について、力強く発表していました。
 職場で、大きな声であいさつや返事をしようと思っている人。毎日遅刻をせず出勤し、周りから信頼される人になりたいと思っている人。作業を正確にしようと思っている人。自分が働くことで、誰かの役に立とうと思っている人。一人一人様々です。
しかし、共通して言えることは、皆さん一人一人が様々な形で働くことについてしっかり考え、責任感を持って働いていこうと考えていることです。
そのことをとても頼もしいと感じています。
 そんな皆さんは、白河総合東山分校・そしてこの四月に開校する東山総合支援学校の誇りです。

 卒業生の皆さん、皆さんは,東山分校の初めての卒業生として巣立っていきますが,皆さんはこの三年間で,この四月に開校する東山総合支援学校の土台を築いていってくれました。「地域とともに」を合言葉に東山分校は,地域の方々と共に歩んできました。地域の方々からたくさんのことを学ばせていただきながら,地域にも貢献していける。そんな東山総合のカラー・校風を皆さんが作っていってくれました。その校風は必ず後輩たちが受け継いでいってくれることと信じています。

 さて、先日の三年生を送る会で卒業生が「世界に一つだけの花」という歌を歌いました。その歌詞には「僕らは 世界に一つだけの花 一人一人違う種を持つ その花を咲かせることだけに 一生懸命になればいい 小さい花や大きな花 一つとして同じものはないから No.1にならなくてもいい もともと特別な Only one」とあります。
 私たち人間は一人一人違います。卒業後の生活の中で、みなさん一人一人は、自分自身の花を咲かせます。他の人の花と比べる必要はまったくありません。自分自身の種から自分自身の力で咲かせた自分の花、それは,世界でたった一つの特別な花、特別なOnly oneなのです。
 東山で育ったという誇りを心の支えとしてそれぞれの花を咲かせていってください。

 結びに、皆さんに、覚えておいてほしいことがあります。それは、企業・事業所や地域の皆様の支えがあってこそ、今のみなさんの姿があるということです。
 企業・事業所との連携による実習では、数多くの企業や事業所で実習させていただき、働く力を高めるためのご助言をたくさんいただきました。そのご助言等も含めて、皆さんは、自ら振り返り、自ら次の課題に気付き、それを自らのキャリアデザインに落とし込んで、専門教科や、各教科での学習につなげてきました。
 また、地域の皆様からは、地域協働活動等で多大なご協力・ご支援をいただきました。地域の方と共に活動させていただく中で、人と人との触れ合い、感謝の気持ち、誰かのために何かをすることの大切さなど、人として大切なことをたくさん学ばせていただきました。
 企業・事業所・地域・関係機関の皆様、本当にありがとうございました。改めて感謝申し上げます。

 卒業生の皆さん、皆さんを支えてこられた企業や地域の方々への、そしてご家族や周りの方々への感謝の気持ちを忘れずに、次のステージに進んでいってください。

 果てしなく続くあしたへの夢を抱いている卒業生の皆さん,皆さんのこれからの人生が実り多い、幸福なものでありますよう心から祈念して、私の式辞といたします。

          平成二十八年 三月 一日
          京都市立白河総合支援学校
          東山分校
          校 長  松 田   実



 

明けましておめでとうございます。

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新年,明けましておめでとうございます。

 本校生徒の産業現場実習や雇用に向けた実習を受け入れてくださり,障害のある方の就労支援を進められている企業の皆様,また,日ごろから,生徒の自己肯定感を育み働く力を高めるための地域協働活動にご協力いただいている地域の皆様,旧年中は何かとお世話になりありがとうございました。皆様のおかげで生徒は着実に働く力を高めてきていると感謝しております。
 本年も,本校の教育目標「自ら働く力を高め,働くことを通して社会に貢献し,自らの未来を切り拓く人を育む」を白河総合・東山分校両校の教職員一同,しっかりと胸に刻んで教育実践に取り組んでまいります。
 本年も本校教育にご支援ご協力賜りますようよろしくお願い申し上げます。

うれしかったこと

白河・東山の生徒の皆さんへ
昨日,他県から白河本校・東山分校への学校視察がありました。
視察をされた他県の先生方から,「この学校の生徒は,とてもはきはきしていて気持ちがいいですね。」「質問したことにも丁寧に答えてくれたし,とても明るく元気な感じで素晴らしいですね。」と言ってくださいました。
白河・東山の生徒のことをそのようにほめてくださり,とてもうれしく思いました。
明るく挨拶ができること,はきはきと答えられること,これは職業人としての大切な基礎の一つです。
これからも,生徒の皆さんが,自分の将来の「働く姿」に向かって,「自ら」力を高めていってくれることを期待しています。
3年生の皆さんは卒業まであと2か月少々です。悔いの無いように実習や日々の学習に取り組んでいってください。

                      校長より

H27年度入学式 式辞

 本日、午前中に岡崎本校の入学式、午後には東山分校の入学式を行いました。
 新入学生は、緊張した面持ちでしたが、その引き締まった表情からは、「これから、頑張っていくぞ」という決意が見て取れました。

   式 辞

 桜の花びらが舞う春爛漫の季節となりました。この春の佳き日に、ご来賓、並びに保護者の皆様のご臨席を賜り、平成27年度 京都市立白河総合支援学校・東山分校入学式を、かくも盛大に挙行できますことは、新入生はもちろん、私達教職員、在校生にとりましても大きな喜びです。
 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
みなさんは、後3年たって本校を卒業するときには、社会に出て働きたい、企業に就職したいという思いを持って本校に入学を希望しました。昨年度までに、何回か学校見学やオープンスクールに参加し、本校に入って働く力をつけるんだという強い意志をもって本校を希望し、そして、見事に入学を果たしました。
 皆さんは、今日から、白河総合支援学校・東山分校の生徒の一員です。皆さんの入学を、心から歓迎いたします。

 さて、本校は、職業学科の学校です。職業学科である本校の教育目標を次のように定めました。
「自ら働く力を高め、働くことを通して社会に貢献し、自らの未来を切り拓く人を育む」 です。
 どんな仕事であっても、社会に出て働くこと、それは、人の役に立つことであり、社会に貢献することです。これからの3年間の学びを通して、働く力をしっかりと身に付け、社会に貢献する人になっていってください。そして、さらに、仕事だけではなく、スポーツや音楽・美術・旅行・その他の趣味なども楽しむ豊かで文化的な生活も送ってほしいと思っています。
 皆さんは、将来どんな人になりたいですか。どんなことがしたいですか。どんな仕事に就きたいですか。どんなふうに働きたいですか。どんな生活をしたいですか。皆さんそれぞれ一人一人に夢を持っていることと思います。
 皆さんの夢を実現していくために大切なことを二つお話しします。
まず一つは、自分で自分自身を高めていくということです。自分から進んで様々な学習・実習・生徒会活動・部活動などに取り組んでいってください。自分で考える、自分からする、そして常に自分自身を振り返るということを心に留めておいてください。
 次に、なによりも大切なのが健康です。しっかり勉強や部活動ができるよう、そして働く人としての力が発揮できるよう、自分で自分自身の健康管理ができるようになってください。具体的には、睡眠時間を十分取る、バランスの良い食事をとる、適度な運動をするというようなことを実行していくことです。
 一つ、自分で自分自身を高めていくこと。一つ、自分で自分の健康管理をしていくこと。この二つをしっかり心にとめて、3年間頑張っていってください。

 保護者の皆様、本日は、お子たちの白河総合支援学校・東山分校へのご入学、誠におめでとうございます。本日より卒業するまでの三年間、お子たちをお預かりいたします。私たち教職員は、全校をあげて、一人一人の生徒を徹底的に大切にし、一人一人が働く力をしっかりと身に付けていけるよう、指導・支援に当たってまいります。
 子どもたちのより良い成長のためには、学校と保護者の皆様との連携が不可欠です。子どもたちの基本的な生活習慣を整えていくとともに、子どもたちの頑張りを認め,誉め、また、子どもたちが間違ったことをしているときには、愛情をもって叱り正しい方向に導いていくということをしていきたいと思っています。
 適切なアドバイスや支援によって子どもたちはどんどん成長し、働く力・生きる力を付けていきます。卒業時には、子どもたちが自ら働く力を高め、企業等への就労を実現していけるよう、学校と保護者が一体となって子どもたちを支えていきたいと思っています。
どうか、学校に信頼をお寄せ頂き、ご支援、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 本校は、企業とのパートナーシップによる「デュアルシステム」を取組の中核としています。産業現場での実習に力を入れ、生徒自らが働く力を高めていくことを支援しています。
 また、地域の皆様や諸団体・関係機関の協力を得て、地域で学習させてもらったり、地域の方と共に活動したり、地域に貢献させてもらったりする「地域協働活動」の開発を推進しています。
 今年は、この「デュアルシステム」の充実と「地域協働活動」の共同開発を柱に教職員一丸となって教育実践を展開してまいります。

 最後になりましたが、ご来賓の皆様、地域や企業の皆様、日ごろからのご支援・ご協力、本当にありがとうございます。ご多用のなか、本校の入学式に、ご臨席いただきましたこと、高いところからではございますが、御礼申し上げます。


         平成27年 4月 9日 
         京都市立白河総合支援学校
         京都市立白河総合支援学校東山分校
         校 長   松 田   実

平成27年度のご挨拶

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 平成27年4月1日付で,校長を拝命いたしました松田 実です。

 「自ら働く力を高め,働くことを通して社会に貢献し,自らの未来を切り拓く人を育む」を教育目標に据え,目指す生徒像・教職員像・学校像を以下のように設定しました。

<目指す生徒像>
○自ら学び,自らを高めようとする生徒
○自己実現を図る生徒(自らの未来を切り拓く生徒)
○自らを律する生徒(自分自身をより良くするように自分でコントロールする生徒)
○自ら健康管理に努める生徒
○社会に貢献する生徒

<目指す教職員像>
○一人一人の生徒を徹底的に大切にする教職員
○自らキャリアアップを図る教職員(高まり合える教職員集団)
○職業人として生徒のモデルとなる教職員
○学校経営の視点を持つ教職員
○ライフワークバランスをとる教職員

<目指す学校像>
○地域に開かれ,地域や企業と協働し,社会に貢献する学校
○生徒・保護者・市民から信頼される学校
○「育」支援センターを中心に総合育成支援教育に関する相談センター機能を発揮する学校

※学校教育目標・経営方針の詳細につきましては,ページの右の欄の配布文書「H27 学校教育目標・経営方針」をご覧ください。

 本校は,数多くの企業からの協力を得て,企業とのパートナーシップによる「デュアルシステム」を取組の中核とし,生徒自らが働く力を高めていくことを支援しています。
 また,地域の皆様や諸団体・関係機関の協力を得て,「地域協働活動」の開発を推進しています。
 今年は,この「デュアルシステム」の充実と「地域協働活動」の共同開発を柱に教育実践を展開してまいります。

 地域や企業の皆様,日ごろからのご支援・ご協力,本当にありがとうございます。本年も教職員一丸となって教育実践を進めてまいりますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。

             平成27年4月1日
             京都市立白河総合支援学校
             校長 松田 実


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京都市立白河総合支援学校
〒606-8321
京都市左京区岡崎東福ノ川町9−2
TEL:075-771-5510
FAX:075-771-5169
E-mail: shirakawa-y@edu.city.kyoto.jp