京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2018/04/20
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平成30年度 入学式を挙行しました。

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4月9日(月)17時50分より伏見工業高校 工業技術科の入学式を行い、新入生30名をめでたく迎えました。

式 辞

今年は桜の開花が早く、一気に満開となり、過ぎてしまいましたが、木々や草花は、次々と葉を茂らせ、花を開き、鳥たちがさえずり、飛び交う、まさに春、真っ盛りの季節となりました。そして、爽やかな春風のもと、晴れやかに、身の引き締まる思いで、新たなスタートの日を、今日ここに迎えることができました。
本日は、平成30度 京都市立伏見工業高等学校 工業技術科 入学式を挙行するにあたり、ご来賓として、京都市教育委員会 学校指導課担当課長 辰巳様、同じく学校指導課 指導主事 家宇治様のご列席を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。
ただ今めでたく、平成30年度新入生、30名の入学を許可いたしました。新入生の皆さんは、見事選抜入試を突破し、この晴れの日を迎えました。たゆまぬ努力を重ねてきた、その成果がまさに花開いたのだと思います。入学おめでとう。また、保護者の皆様、ここまで並々ならぬご苦労があったであろうと拝察いたします。お子様のご入学、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。伏見工業高校 教職員一同、新入生の皆さんのご入学を 心より歓迎いたします。
さて本校は、昭和19年4月、京都市立深草工業学校として、京都市立第2工業学校に付設されたときから始まりました。設立当初から勤労青少年のための教育機関として社会に広く開放され、多くの有能な人材を、長年に渡り産業界へと送り出してきました。 昭和23年の学制改革によって高等学校となり、その後、幾たびか学科改編を行い、現在は電気・建築・土木の3コースの募集となっています。これまでに4800名以上の先輩方が、夜間に学ぶという厳しい教育環境の中、立派に卒業され、社会で活躍されています。時代の変化とともに、定時制で学ぶ生徒たちの姿も大きく変化してきましたが、高校で学ぶ意義は、大きく変わるものではありません。働きながら学ぶことの意義と、その先にある 身につけた技術を生かして社会に貢献することの意義を、先輩や先生方からしっかり学んでほしいと思います。
実は、今日から新しいスタートを切る新入生の皆さんに、私から、お願いしたいことが二つあります。
一つは、「創造する力を育てよう」ということです。何もないところから、新たに ものを生み出す、創り出す力というのは、人間にとって最も得意とする、人間らしい力です。もちろん、創り出すものは、形のあるものとは限りません。かつて、東京市長や今のNHKにあたる東京放送局の初代総裁を勤めた、後藤新平という人は、人間について、このように評価しています。「お金を残す者は下だ。仕事を残す者は中だ。人を残す者は上だ。」と。何を築き上げたかによって、その人の価値が分かるということですが、いずれにしても「創造する」ということは、人間にとって必要不可欠な、大事なことなのです。ぜひ、高校時代に、その一歩を踏み出してください。そのためには、新たなことに挑戦する気持ちとあきらめることのない努力が必要です。
二つ目は、「目の前の人を大切に」ということです。「ひとは、一人では生きて行けない」と、よく言います。まだ記憶に新しい、ピョンチャンオリンピック・パラリンピックで、日本は過去最高のメダルを獲得しましたが、メダルを獲得した選手たちが、インタビューで、口をそろえたように、周りの人たちが自分を支えてくれたおかげだと感謝の言葉を述べていました。果たして、たまたまメダリストの周りにいる人たちが、優しい、親切な人たちの集まりだったのでしょうか?そうではありませんね。メダリスト自身が良い人だから、周りの人たちが応援してくれたのです。「ひとのためにすることが、結局は、自分のためになっている」という先人の言葉もあります。皆さんには、ぜひ、自分を大切にしてほしい。そして、そのためには、「目の前の人を大切に」してほしいのです。
この二つのお願いを、どうか忘れないでください。
最後に、もう今から30年ほど昔、青年海外協力隊として、アフリカのガーナへ渡り、大きな困難に何度もぶつかりながら、現地の人々と一緒になって、村を良くしていこうと挑戦し続けて、一生を終えた、ある若者が、残した言葉を、新入生の皆さんへの、私からの激励のメッセージとして贈ります。
「Where there is a will, there is a way .」
「意志あるところ、道は通じる」
これから始まるすべての事に、高い目標と志を立て、新たな出会いや発見を求めて、日々、挑戦し続けてもらいたいと心から願い、式辞といたします。

 平成30年4月9日
                    京都市立伏見工業高等学校
                     校長  加 藤 剛 男

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