京都市立学校・幼稚園
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キャリアフィールドワーク(6)

12月20日の訪問先の続きです。
●公益財団法人京都市国際交流協会●
施設内には,ボランティアによる日本語学習ができるボランティアルームや,様々な言語の新聞や図書が蔵書されている図書館などがありました。普段目にできない言語の雑誌や絵本などがあり,とても興味深そうでした。京都市には世界各地に姉妹都市やパートナー都市があり,その国との交流の軌跡や贈呈品などが展示されていました。また,正面入り口に近い場所にはメッセージコーナーがあり,留学生の方々が情報交換や友達の募集など様々なメッセージが掲示されていて,日本に来ている留学生たちの生のメッセージに感銘を受けている様子でした。その後研修室で,この施設の概要や団体が取り組んでいること,訪日外国人たちのニーズや困りごとなどを共有してもらい,質疑応答や感想の共有を行いました。生徒たちの気づきでは,今まで当たり前と思っていた事がそうではないのだという事や,困っている人の助けになれる事の尊さ,日本に興味を持っている人たちがどのような思いで過ごしていて何ができるのか,留学や海外での経験を通して自分自身も何かを学んでみたいという気持ちが高まったなどがあり,とても有意義な時間を過ごせたようでした。生徒たちが自分らしい生き方を選択する上で新たな知見を与えてくれた貴重な経験をさせていただきました。

●株式会社SCREENホールディングス●
生徒5名が,「株式会社SCREENホールディングス本社」を訪問しました。
ロビーで,各自にICチップのついた入館証が渡され「会社ってこんなのつけるんだー」と盛り上がりました。そのICチップで部屋の出入りが管理されていると知り,少々緊張しながらICチップでタッチして入館しました。
SCREENホールディングスについて説明していただき,印刷技術からスタートした会社ということで,まず印刷技術の開発とその発展について教えていただきました。
SCREENホールディングスの前身である「大日本スクリーン製造株式会社」が開発されたガラススクリーンや印刷物をルーペで見て,生徒たちは初めて見るものに大興奮していました。このように観察したり,別の面から物事を見ることから開発されるものがあるというお話もしてくださいました。
その後,現在のSCREENグループ各社が様々な事業を行っておられることから,企業が社会に果たすべき責任のことまで考えておられることなどをお聞きしました。生徒にとって企業と社会の関係について考えるよい機会となりました。
生徒の目線でお話をしていただき,生徒はリラックスしてよく質問しその質問に丁寧に答えていただきました。SCREENグループで働いておられる方々の人間性に感動し,企業は人が作るものだと実感したようです。
帰りにロビーに飾られているクリスマスツリーをよく見ると,国連が採択したSDGs(=持続可能な開発目的)のロゴを描いたオーナメントが飾られていました。このように社会と関わり社会をも成長させる企業を訪問できたことは大変有意義なことでした。

(左)公益財団法人京都市国際交流協会
(右)株式会社SCREENホールディングス
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