京都市立学校・幼稚園
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避難訓練でこんなことを話しました。

 本日(9月13日[木])3限に,避難訓練を行いました。
 実施日は予告していたものの,開始時間は教職員も含めて一切知らせず,緊急地震速報の発報と放送で始まるという形で行いました。

 終了後の講評では,次のようなことをお話ししました。
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 皆さん,こんにちは。初めてこのような形で避難訓練を行いましたが,どうでしたか。
 避難の様子を見ていて残念だったのは,移動中に私語が多かったことです。追加の注意等があったときに聞こえないことも考えられますので,静かに,落ち着いて避難するように心掛けてください。

 今日の訓練は,実施時間を予告せず,突然の放送で始まるという形で行いました。
 グラウンドへの移動完了は避難開始の放送から5分39秒後,校舎の階段での移動も円滑で,大変良かったと思います。
 逃げ遅れた人がいないかの点呼・報告がすべて完了するまで12分46秒でした。グラウンドに集まってから,点呼・確認・集約に約7分かかったことになります。授業の講座ごとに人数確認をした上で,クラスごとに並びなおして再度確認するという手順を踏んでいるわけですが,欠席者名を一人一人確認しながら集約しましたので,まずまずの所要時間だったと思います。

 今回は地震の想定でしたので,まずは教室の扉や窓を開けて避難路(出口)を確保する,というところから始めてもらいました。机の下にもぐるときは,できるだけ安定するように,机の脚の下の方を,対角線で持つようにしました。
 廊下に出た後,階段では事故防止のために落ち着いて移動し,地上に出たら,今度は後に続く仲間が少しでも早く避難できるように,階段での渋滞を防ぐため,走ってグラウンドに向かう,という流れになっていました。それぞれの行動・指示の意味や理由をよく理解した上で,最適な行動をすることができるように心掛けてください。

 地震や火災,大事故など,災害は,時と場所を問わず突然起こります。
 今日の一つ一つの動きをしっかりと振り返るとともに,自分や家族,仲間の命を守るためにどう行動すればよいか,学校にいるとき,登下校の途中,家にいるとき等,その場に応じて的確な判断と行動ができるよう,いろいろな場面を想定した上で,できれば実際に動いてみて不都合なところがないかを確かめておいてください。
 また,皆さんのご家庭でも,いざという時の連絡や避難の方法などを今一度確認しておくとよいと思います。

 最後になりましたが,準備や実施にあたり御尽力くださいましたに先生方に,感謝申し上げます。
 以上で講評を終わります。生徒の皆さん,先生方,御協力ありがとうございました。
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 約25分で訓練は終了し,生徒・教職員の皆さんは授業に戻っていきました。

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