京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2018/08/11
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京都工芸繊維大学研究室訪問(科学的なものの見方・考え方を育む(理系女子育成)事業)

 本校の新たな試行的な取組である「科学的なものの見方・考え方を育む(理系女子育成)事業」として,7月下旬(7/18)に,本校の2年生女子生徒8名が,京都工芸繊維大学大学院 工芸科学研究科 設計工学域 デザイン経営工学専攻 佐藤哲也 教授の研究室を訪問しました。

 はじめに,佐藤教授から色に関する研究について紹介いただきました。日本と海外のファッションブランドのホームページで使用されている色とその頻度を季節ごとに分析すると,例えば春は,日本がピンクを多く使用しているのに対して海外はそうではないことがわかるそうです。それは,ピンクから桜の花を想起する日本とそうでない国との文化の違いが反映されているのではないかとも考えられます。
 また,衣類の色褪せなど色の変化についても,人によって感じ方が異なるため,商品の耐久性の評価においては,色を数値化して測定することが大切で,佐藤教授の研究室では,いわば「色の物差し」を開発する研究を行っているとのことです。

 次に女性研究者の北口紗織 助教授とお話をさせていただきました。北口助教授のもとで研究している大学院生が開発に取り組んでいる,色柄布の変色や退色の度合いを簡易に検査できるソフトウェアについて紹介していただいたのち,理系の進路を選択し将来職業とすることをはじめ,理系大学に進学してから教師になることなどについても,お話やアドバイスをいただきました。

 最後に,女性大学院生から,色を図る測色実験の装置を見学させていただいたり,人の印象評価に関するアンケート調査を科学的に分析する手法について説明していただいたりしたのち,理系の大学生活などについても質問に答えていただきました。

 参加した女子生徒にとって,佐藤教授の研究は,これまで知らなかった研究領域であり,人の感覚など数量化しにくいものを科学的なものの見方・考え方をはたらかせてとらえることがとても新鮮に映ったようです。また,人間や社会に近い研究分野は,これから一層女性の活躍が期待されており,生徒だけでなく引率した教員も理系進路に関する視野を広げることができました。

 お忙しい中,本校の取組に対して全面的にご協力をいただいたきました佐藤教授,北口准教授をはじめとする研究室の皆様に心から感謝申し上げます。

写真上:佐藤教授から研究内容について説明を受ける生徒
写真中:北口准教授と対話する生徒
写真下:女性大学院生と対話する生徒
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