京都市立学校・幼稚園
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1年普通科「総合的な学習の時間」第15回

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9月26日(火) 1年普通科「総合的な学習の時間」第15回目を行いました。

今回は「伝わる力」について学びました。最初にグループに分かれ、伝達ゲームを行いました。これはグループ内で、伝える人(1人)と聴く人(3人)に分かれ、伝える人がある図について言葉だけで説明し、聴く人がその説明を頼りに図を再現するというゲームです。ジェスチャーの使用や質問も許されず、言葉だけで他者に情報を伝わることの難しさを体験しました。

続いて各グループで、伝える人の伝え方の「良かった点」、「改善点」、「今度実施する場合に意識するポイント」を話し合いました。その後全体で、分かりやすく伝えるためのポイントを確認しました。ここでのポイントは「まず全体像を示す」、「具体的に話す」、「相手の立場に立って話す」などで、実は普段の会話にも活かせるものばかりです。

さらに分かりやすい話し方として、PREP法(結論・主張→理由→具体例→結論)について学びました。それを踏まえて、次は「自分のおすすめの○○」を一人ずつ発表しました。河原町にあるタピオカジュース屋さんや、マンガ『ワンピース』、落ち着く勉強場所としてのマクドナルドなど、なぜおすすめなのか、相手に伝わる話し方を意識しながら話していました。

さて、今回のテーマは「伝わる力」です。「伝える力」ではありません。「伝わる力」とは、伝える人の「伝え方」と聴く人の「受け取り方(理解力)」の双方向の要素が必要です。2学期初めから行ってきた「対話力」の授業がここでつながってきます。

「伝え方」と「受け取り方」は、日常生活だけでなく、大学入試や就職での面接、働くにあたってのコミュニケーション等、幅広く活かせる要素です。高校1年生の段階で扱うテーマとしては難しいかもしれないという教員の心配をよそに、生徒は生き生きと「伝わる力」を獲得していました。
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