京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/24
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グローバルリーダー育成研修(7月31日)

 今日も朝から全員元気に登校しています。昨晩の様子を聞くと,本当に良い時間が過ごせているようです。
 午後の休み時間にJapan Day 2を行いました。先週のJapan Dayが盛況だったため,もう一度実施してはどうかと学校から提案があり,実現したものです。前回より時間は短いですが,与えられた条件と環境から今できることを考えて取り組みました。今回も前回同様多くの方に来ていただき,大成功でした。先週は準備してきたことを伝えることに必死だったのですが,今回はリラックスした様子で来てくれた人との交流も楽しむことができました。「一生懸命取り組んだことは伝わる」「言うことを全部準備してそれを説明するよりも,話しながら相手の知りたいことを説明する方が深く話せる」と感想を話していました。短期間ではありますが,英語だけではなく人との関わり方についても貴重な学びがあったようです。

〔写真〕Japan Day 2の様子
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グローバルリーダー育成研修(7月30日)

 2週目に入りました。ホームステイ先から学校へ通う初めての日です。昨日苦労しながら乗ったバスですが,今日は少し慣れてきたようで,朝から全員揃って各クラスへと向かいました。毎日書いているジャーナルも,ホストファミリーとどのような話をしたかなど,各自のステイ先の内容が多く,素敵な出会いがあったことがわかります。
 学校到着後は,慣れた様子で新しいクラスを確認し,授業へと向かう様子は研修当初と比べるととても成長しており,頼もしく感じています。クラスによって授業内容が少しずつ異なりますが,世界の経済や法律がテーマになっているクラスもあります。会話で用いられる単語や議論の内容についていけるように,積極的に参加して一瞬一瞬を大切に頑張っているようです。
 夜は,再び“Disco Night”でした。前回なかなかダンスに参加できなかった生徒も「今回は踊れた!」と笑顔で語ってくれました。こちらで過ごす日々もだんだんと少なくなってきました。クラスメイトや先生,学校スタッフやホストファミリー,多くの温かい人々に囲まれ,残りの時間を有意義に過ごしてほしいと思います。

〔写真〕Disco Nightの様子
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グローバルリーダー育成研修(7月29日)

 本日は,ホームステイ先に移動の日です。荷物をまとめ,1週間滞在した寮の部屋を片付けました。10時にはタクシーに乗り込み,それぞれのホストファミリー宅へと向かいました。生徒はみな,日本らしいお土産を手にし,なかにはホストファミリーに自分の家族や京都のことを紹介する冊子を手作りしてきた生徒もおり,イギリスの家族と会えるのを心待ちにしている様子でした。
 午後は,一旦ホームステイ先から学校に戻ってきて,ケンブリッジの街を散策しました。金曜日に講演をしてくださったケンブリッジ大学の日本人大学院生に街を案内して頂きました。ケンブリッジの学生に人気のジェラート屋や,DNAの螺旋構造を発見したワトソンとクリックが発見に至る議論をした場所と言われるパブ「イーグル」を教えていただきました。また,たくさんあるカレッジのいくつかに実際に入らせて頂くことができました。帰りは,生徒がそれぞれバスに乗り,ホストファミリーの家に戻りました。

〔写真左〕ダーウィンカレッジの中で
〔写真右〕キングスカレッジの前で

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京都工芸繊維大学研究室訪問(科学的なものの見方・考え方を育む(理系女子育成)事業)

 本校の新たな試行的な取組である「科学的なものの見方・考え方を育む(理系女子育成)事業」として,7月下旬(7/18)に,本校の2年生女子生徒8名が,京都工芸繊維大学大学院 工芸科学研究科 設計工学域 デザイン経営工学専攻 佐藤哲也 教授の研究室を訪問しました。

 はじめに,佐藤教授から色に関する研究について紹介いただきました。日本と海外のファッションブランドのホームページで使用されている色とその頻度を季節ごとに分析すると,例えば春は,日本がピンクを多く使用しているのに対して海外はそうではないことがわかるそうです。それは,ピンクから桜の花を想起する日本とそうでない国との文化の違いが反映されているのではないかとも考えられます。
 また,衣類の色褪せなど色の変化についても,人によって感じ方が異なるため,商品の耐久性の評価においては,色を数値化して測定することが大切で,佐藤教授の研究室では,いわば「色の物差し」を開発する研究を行っているとのことです。

 次に女性研究者の北口紗織 講師とお話をさせていただきました。北口講師のもとで研究している大学院生が開発に取り組んでいる,色柄布の変色や退色の度合いを簡易に検査できるソフトウェアについて紹介していただいたのち,理系の進路を選択し将来職業とすることをはじめ,理系大学に進学してから教師になることなどについても,お話やアドバイスをいただきました。

 最後に,女性大学院生から,色を図る測色実験の装置を見学させていただいたり,人の印象評価に関するアンケート調査を科学的に分析する手法について説明していただいたりしたのち,理系の大学生活などについても質問に答えていただきました。

 参加した女子生徒にとって,佐藤教授の研究は,これまで知らなかった研究領域であり,人の感覚など数量化しにくいものを科学的なものの見方・考え方をはたらかせてとらえることがとても新鮮に映ったようです。また,人間や社会に近い研究分野は,これから一層女性の活躍が期待されており,生徒だけでなく引率した教員も理系進路に関する視野を広げることができました。

 お忙しい中,本校の取組に対して全面的にご協力をいただきました佐藤教授,北口講師をはじめとする研究室の皆様に心から感謝申し上げます。

写真上:佐藤教授から研究内容について説明を受ける生徒
写真中:北口講師と対話する生徒
写真下:女性大学院生と対話する生徒
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