京都市立学校・幼稚園
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グローバルリーダー育成研修(イギリス・レスター)便り《その8》

引率の先生より、8月4日の様子が届きました。
オックスフォード大学見学とオックスフォード大学生とのディスカッションを行い,非常に内容の濃い一日を過ごしたようです。
皆,元気で頑張っている様子です。

**************** 8月4日(火)******************

研修も終盤にさしかかりました。
朝から晴天に恵まれ、早朝から意気揚々とオックスフォードへのエクスカージョンに向かいました。

現地でオックスフォード出身の4名のスタッフと合流し、まずは街を案内していただきました。先週のケンブリッジに続き、世界的に有名な、歴史のある大学が立ち並ぶ街並みの中には、『不思議の国のアリス』の筆者ルイス・キャロルに関する話や、C.S.Lewisが『ナルニア国物語』を書く土壌となった場所、また学生たちの闘争の歴史、や建物の由来など様々なエピソードが隠されており、1時間じっくりとお話を聞きながら散策したことで、それらを身近に感じることが出来ました。

午後はタウンホールの一室をお借りして、引き続き4名のスタッフから「説得力のあるスピーチについて」講演をしていただき、スピーチに必要な7つの修辞技法を、有名な小説や聖書からの引用、オバマ大統領の"Yes, we can speech"を例に挙げながら分かりやすく教えていただきました。

専門用語が並び、話すスピードも速かったのですが、皆内容をよく理解し、質問に積極的に答える姿も見られ、この取り組みに対する並ならぬ意欲と、本研修の成果が感じられました。

この講義を元に、生徒も技法を取り入れたスピーチを作成し、皆の前で披露しました。学んだことが非常によく生かされ、説得力があり、笑いも誘う素晴らしいスピーチに大拍手がおこり、スタッフの方々からもお褒めの言葉をいただきました。

その後、4つのグループに分かれ、大学生活について話し合いました。皆熱心に聞き、質問し、たくさんのことを教わり、非常に有意義な時間が持てました。

今日のプログラムを通して、目指しているゴールがいかに大きく、世界はいかに広いか、を感じ、多角的にものごとを考えることの重要性をますます認識してくれたことと思います。

本研修のテーマの一つである多様性を、オックスフォードという地で実感出来たこと、またこの地で自分の英語力を試せたことも大きな自信に繋がり、一生忘れ得ぬ経験になったことでしょう。

一つ一つのプログラムや授業、人との出会い、別れ、一瞬一瞬を全て大切にし、残り少なくなったレスターでの日々を充実させてくれることを願っています。

【写真上】オックスフォード大学にて
【写真中】タウンホールでの講義と発表
【写真下】タウンホールでのディスカッション
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グローバルリーダー育成研修(イギリス・レスター)便り《その7》

引き続き、引率の先生から8月3日(月)の様子が届いています。
2週目の研修が始まり、さらに意識を高めて活動に取り組んでいるようです。


***************** 8月3日(月)****************

今日から日本人のみの英語授業ですが、グループで相談する時も英語を使いながら、クリエイティブなコミックストーリーを作成し、発表することができていました。

日曜日は見聞を広めることができましたが、英語を使う機会が少なかったため、残された授業や生活でできるだけ英語を使いたいと思っている生徒が多いようです。

午後はアクティビティで体を少し動かしたあと、8月6日の課題研究発表に向けて班ごとで相談し準備を進めました。

イブニングアクティビティでは色画用紙やポリ袋を使ってグループごとに衣装を作り、ファッションショーを行いました。皆個性的で凝った作品が仕上がり、しばし撮影会に。

語学学校側主催のイブニングアクティビティとしてはこれが最後ということでアクティビティリーダーたちと記念撮影をする生徒たちもいました。

ミーティングで各班のテーマを確認したところ、どの班も興味深いものになりそうです。
限られた時間ではありますが、 引率教員は極力介入せず生徒たち自身でどんなものを作り上げてきてくれるのかを楽しみにしています。


【写真上】午前中の英語授業風景 助動詞を使ってクリエイティブに英作している様子
【写真中】皆でコミックストーリーを考えている様子
【写真下】イブニングアクティビティにてファッションショー
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グローバルリーダー育成研修(イギリス・レスター)便り《その6》

グローバルリーダー育成研修の8月2日(日)の様子が、引率の先生から届きました。
ロンドン市内をフィールドワークするなど、楽しい一日を送ったようです。


*************8月2日(日)****************

昨晩の興奮も冷めやらぬまま、早朝ロンドンに向けて出発しました。先週の寒さが嘘のように天候にも恵まれました。現地のガイドさんと合流し、まずはロンドン塔からのシティークルーズで、ロンドン橋、ロンドンアイなどを船からゆっくり見学、ビッグベン付近で下船し、バッキンガム宮殿に向かいました。

映画やガイドブックの中での光景や歴史的建造物が並ぶ美しい街並みに皆圧倒されながら、市内散策を楽しみました。
大英博物館では、短い時間でしたが、ガイドさんの興味深いお話を聞きながら、ロゼッタストーン、死者の書、ミイラなど世界的に有名な展示物を見学し、古代エジプト、紀元前の世界について見識を得ました。

その後、ロンドン大学に移動。ロンドン大学は、長州5(注参照)が留学に来たことでも有名な大学で、日本と縁が深い大学です。その講義室をお借りし、ロンドンの企業で活躍しておられる日本人の飯塚忠治氏に、グローバルリーダーに必要なことやコミュニケーションについてご講演いただきました。

人生の中で難題、危機だと思えることも、それを跳ね返す力があれば、実はおおきなチャンスに変わるということ、コミュニケーションとはよい表現で、表情で伝えるものであり、その根底は個々人の愛であること、そして自分は何者かーwho I amーまず一人一人、人格を持った個人であることなどについてお話いただき、最後にグローバルリーダーに必要な資質として、well-balanced, principled,thinker, knowledgable,
communicator,inquirer, risk-taker, caring, open-minded, reflective
をあげていただきました。

すばらしいお話に皆のめり込み、リーダーとして自分に何が必要か、またこの研修で得たことをどう活かしていくかをそれぞれが考えるよい機会となりました。

研修も2週目に入り、ますます自覚を持って様々な活動に参加し、積極的に学んでいる様子が見られます。

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注)長州5(ファイブ)…江戸時代末期(幕末)に長州藩から清国経由でヨーロッパに派遣され、主にロンドン大学ユニヴァーシティ・カレッジなどに留学した、井上聞多(馨)、遠藤謹助、山尾庸三、伊藤俊輔(博文)、野村弥吉(井上勝)の5名の長州藩士を指す。

【写真上】ロンドンアイ
【写真中】バッキンガム宮殿前
【写真下】飯塚氏講演atロンドン大学
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高校総体《陸上・七種競技》7位入賞!

和歌山市紀三井寺公園陸上競技場で行われている、インターハイ・陸上競技 において、本校3年生の伊藤汐里さんが、七種競技で見事7位入賞を果たしました。

11位で迎えた最終種目の800mは伊藤選手の得意種目。第1レース1位(全体では3位)でゴールし、総合順位を4つ上げての7位入賞!
1年ぶりの自己ベスト、4873点をたたき出し、昨年2点差で入賞を逃した悔しさを晴らしました。

【写真上】表彰式
【写真中】800m 2周目を激走する伊藤選手(先頭)
【写真下】最終結果を表す電光掲示板
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高校総体《陸上・110mハードル》 全国9位!

 和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で行われているインターハイ・陸上競技において、男子110mハードルに出場した本校2年生の高田奨太くんが、8月2日、準決勝に進みましたが、惜しくもわずか100分の7秒差で決勝進出を逃しました。
 しかし、堂々の全国9位です!
 来年度のインターハイできっと雪辱を果たしてくれることでしょう。頑張れ!

【写真上】準決勝第3組で3位でゴールする高田くん
【写真下】第3組の結果を知らせる電光掲示板
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グローバルリーダー育成研修(イギリス・レスター)便り《その5》

グローバルリーダー育成研修第6日目(8月1日)の様子が、引率の先生から届きました。

*************第6日目(8月1日)***************

Japan Dayや授業、アクティビティを通して親交を深めてきた他国生と過ごす日々も残すところあとわずか。

本日はイタリア人生徒のグループとエクスカーションでケンブリッジを訪れました。オクスフォードに次いで歴史の長い大学の町ケンブリッジについては事前研修課題でも学習しましたが、実際に自分の目で見て感じることは新鮮だったことでしょう。

天気にも恵まれ、生徒たちはレスターではできない観光や買物ができ、良い息抜きにもなりました。また気付いた者から点呼をとったり、周囲に気を配りながら集団の動きを見れている人もたくさんいて頼もしい限りでした。

バスでレスターに戻ったあとの夜は、イタリア人の卒業認定授与式と送別パーティーを兼ねたディスコがありました。イタリア人と過ごせる最後の夜ということで最後まで一緒に踊り、楽しみ、最後は皆で記念撮影。

Japan Dayで司会を務めてくれた深水くん(堀川高校)の「がんばれ 日本!」のかけ声で会場が一つになれた気がします。

来週からは日本人だけの授業になってしまいますが、彼らには課題研究発表という使命があります。彼らとの交流を通して気付いたことも参考にしながらまとめていって欲しいと思います。

【写真上】イタリア人生徒とのディスコ(送別パーティー)一息ついて記念撮影
【写真中】いよいよディスコが終了し、お別れに集合写真
【写真下】ケンブリッジでの集合写真
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グローバルリーダー育成研修(イギリス・レスター)便り《その4》

グローバルリーダー育成研修第5日目(7月31日)の様子が、引率の先生から届きました。他国生から大いに刺激を受けながら、みんなどんどん積極性を出して頑張っているようです。


***********7月31日の様子*************

イギリスを訪れて初めての晴天の中、レスター大学での語学研修は初めの1週間を終えようとしています。
今日でイタリアやカザフスタンの生徒たちとの合同授業も終わりです。

最初は他国生の積極性に圧倒されていましたが、それがよい刺激となり、徐々に授業中の発言も増え、生徒間の交流も活発になってきました。仲間とともに、アクティビティーにも授業にも全力で取り組み、日々新しいことを発見し、成長している様子が見られます。

今日の生徒班長会議では、昨日のJAPAN DAYの反省をし、改善点を話し合いました。
それを元に、より深く思考し、意見を出し合い、より良いものを作り上げてくれる
ことと思います。次週の課題研究でその成果が見られることを期待しています。

夜のアクティビティーではクイズ大会が行われ、イギリスや時事問題について、他国生と知識を出し合い、楽しみながら学ぶことができました。


【写真上】クイズナイト
【写真中】休憩時間、他国生と交流
【写真下】アクティビティー(スケッチ)
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教育みらい科2年生大学訪問

 7月21日〜24日、教育みらい科2年生40名が連携大学である京都女子大学(写真上)、佛教大学(写真中)、京都教育大学(写真下)の3大学を訪問しました(訪問順)。
 この大学訪問は、教育みらい科の取組の大きな柱の一つである「教育課題探究」について、大学の教育学部の先生方、大学院生や大学生の方から専門的なアドバイスをいただくものです。今回は、1年生の3月に続いての2回目の訪問でした。6月に校内で中間発表をした内容をもとに各自が発表し、3月からの進捗状況の報告と9月30日の本発表へ向けての探究の方向性についてご助言いただき、とても有意義な時間を持つことができました。
 今回、大学の先生方はもとより、佛教大学では教育学部の大学生の方から、また京都教育大学では大学院生の方からも様々な角度からみた質問や助言をいただいて新しく気づくこともたくさんありました。さらにお褒めの言葉もいただいて今後の励みになりました。各大学では夏のオープンキャンパスが開催されていますが、大学生や大学院生から大学生活について直接お話が聞けたことも大学進学へ向けての参考となりました。
 連携大学の皆様にはお世話になり、本当にありがとうございました。
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グローバルリーダー育成研修(イギリス・レスター)便り《その3》

グローバルリーダー育成研修4日目(7月30日分)の様子が、引率の先生から届きました。本校からの参加者3名も、市立高校の仲間や他国からの留学生とともに精力的に活動し、とても頑張っているようです。


【引率の先生からのレポート】
本日は事前研修の頃から準備してきたJapan Dayの発表日。
英国に到着してからも各班で練習や打ち合わせ、準備を重ねてきました。

銅駝美術高校の石原さんデザインの揃いの宣伝Tシャツを着たり、
折り紙で折った招待状を配ったり、自分たちで集客から、
語学学校の方との打ち合わせ、段取り、司会、パソコントラブルなど
不足の事態が起こった時も臨機応変に対応することができ、
Japan Dayを無事成功させることができました。

一緒に授業を受けているイタリア人やカザフスタン人だけでなく、
その引率の先生方や、語学学校スタッフにも、プレゼンの内容の興味深さ、飽きない構成や実演、雰囲気をたいそう気に入って頂き、フィードバックも頂きました。

グローバルリーダー研修の名にふさわしく、それぞれが自分の役割を全うし、観客に喜んで頂けたことを喜びとし、さらに国際交流を深められた会であったのではないかと思います。

一つ目の発表は終了しましたが、今後帰国までに課題研究を設定し
発表しなければいけません。
最終事前研修時のリハーサルからあれだけ成長を見せた
彼らの今後が益々楽しみです。


【写真上】Japan Day 準備の様子
【写真中】Japan Day 発表の様子
【写真下】Japan Day 終了後の打ち解けた写真撮影会風景


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グローバルリーダー育成研修(イギリス・レスター)便り《その2》

 グローバルリーダー育成研修3日目(7月29日)の様子が、引率の先生から届きました。

 午前中の授業では、言葉だけではなく身体も使いながら、新しい表現を学んだり、ペアでスキットを作って発表したりして、楽しく学んでいるとのことです。

 午後には、シェークスピアの生まれた町、ストラットフォードアポンエイボンを訪れました。絵に描いたような、イギリスらしい、可愛い町並みに皆感動しつつ、シェークスピアの生家を見学したのち、シェークスピアについて英語で講義を受け、最後にはシェークスピアの謎についてグループで考えるワークショップが行われました。

 夜のエンターテインメントは、egg protect。
 グループで話し合い、風船やダンボールなどを使って、2階から落としても卵が割れないように保護するというものです。見事卵が割れなかったグループは、その卵を現地スタッフに投げるということだったそうで、みんな大興奮だったようです。


【写真上】授業の様子
【写真中】シェークスピアの生家で記念撮影
【写真下】egg protectで話し合っている様子

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