京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/03/25
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3/13(水)普通科A団&アカデミア科、3/14(木)普通科B団 1年海外修学旅行無事帰国

ご挨拶

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        校長 吉田明弘

 新年度のスタートに当たり、ご挨拶申し上げます。
 紫野高校は「21世紀を自分で歩く国際人を育成する」ことを教育目標とし、先輩方から受け継いできた「自由と規律」「知性と創造」「参加と協力」の3つの校是のもとですべての教育活動をおこなっています。
 「21世紀を自分で歩く」ために、「柔軟な発想力(柔軟に発想する力)」「論理的な発信力(論理的に考え判断し発信する力)」「主体的な行動力(主体的に実行に移し実現していく力)」を身につけることが大切であると考えます。
 未知の21世紀社会を生き、自らの人生を切り拓いていかなければならない子どもたちは、自由な精神のもとで柔軟に発想し、誰にでもわかるように論理的に発信し、主体的かつ協働的に行動し実行に移すことが非常に大切です。
 発想するためには、その基礎となる知識や教養が必要です。何かを発想するにはその基礎となる事柄があり、そこに課題を発見して改良、発展、あるいは逆転の事柄を生み出すからです。また、ことの是非の判断の基礎となる知識と教養は必須です。このように柔軟に発想し、正しく判断し理論づけるために、幅広く教科学習を行い、習得型の学力の定着を図ることが必要です。
 また、発想したことを論理的に裏付けし、相手に正しく伝えることで、その事柄は評価され、価値を発生し、自らの将来と社会の未来の発展に寄与することができます。理論の構築の作法や、論理的な伝え方の基礎、すなわち探究型の学力、社会人としての汎用的能力を、高校で学習することが非常に重要となります。同時に、コミュニケーションツールとしての言語の習得と活発な言語活動が必須となります。
 そして、そういったことを生涯にわたって実行していく主体性と行動力がすべての活動の基礎となります。それは、すべての高校生活を通して育まれるものであり、生きる力の基礎となります。
 また、「国際人になる」ためには、人間の多様性を理解し、共に生きることを当たり前と考えられるようにならなければなりません。これからの社会はますますネットワーク社会として発展し、世界の距離感が小さくなり、異文化・異民族・異宗教・異言語の人々と身近に接し、交流する社会となっていくことは確実です。その中で生きる国際人として、多様性を理解して認め合い、共に生きるという意識・感覚は必須です。
 紫野高校は、このような力をしっかりと身につけさせるために、3つの校是「自由と規律」「知性と創造」「参加と協力」を基礎とした教育をおこない、「21世紀を自分で歩く国際人になる」生徒を全力で支援していきます。そのためには、同窓会、PTA、地域、企業や大学など、さまざまな方々のお力添えが必要です。
 今年度も、紫野高校の教育にご理解、ご支援、ご協力をたまわりますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

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学校行事
7/16 (1234)懇談
7/17 (2347)懇談
7/18 (月曜2347)懇談
7/19 (3467) 4限後放送 懇談
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