京都市立学校・幼稚園
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4月8日(月)入学式・9日(火)始業式

2年「Academic Skills」高大連携講座

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5/30(木)の2年生アカデミア科グローバルの総合的な学習の時間では、京都府立大学公共政策学部の川勝健志教授にお越しいただき、高大連携講座を行いました。

川勝先生は環境経済学・財政学の専門家で、環境問題を経済学から考えるアプローチについてお聞きできました。環境問題の解決というと、科学技術の発展や、個人の意識改革ばかりを強調してしまいがちですが、現実に人々の行動を変える社会の仕組みが大事だということを学べました。

後半の授業ではグループワークを行いました。「自分が漁師なら、最大の所得を得るために、どのように働くべきか」を班で議論したのですが、日本の漁業者が現実にとっている行動は思いもよらぬものでした。
改めて社会の仕組みについて研究する必要性が実感されました。

2年アカデミア科グローバル・高大連携講座

5/16(木)のAcademicSkillsの授業では、京都府立大学文学部欧米言語学科の細越響子先生にお越しいただき、高大連携講座を実施しました。

細越先生は英語教育学の研究者で、本日の講義ではリスニング学習の基礎知識と方法論についてや、ご自身の研究の進め方についてお話していただきました。

アカデミア科は英語に関心のある生徒が多いのですが、普段の学習に活かせる刺激をもらえたと思います。

また、この授業で今後進めていく研究活動についても、様々なヒントを頂くことができました。

次回からは、本日の連携講座で学んだことも念頭に置いて、「学問とは何か」「研究とは何か」を学んでいく予定です。

2年アドバンスト人文のSDGs講義その1

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先週、スタンダードクラスで「SDGs講義」を実施した旨をここで紹介しましたが、5/27(月)のアドバンスト人文クラスでもSDGs講義が始まりました。
今回も、数あるSDGs講義の中から二種類紹介させていただきます。

まず、左側の写真は「2030年の働き方を考えよう」という講座のものです。
昨今の働き方改革の概要とそのためにとられている施策について説明した後、「経営シュミレーションゲーム」というカードを使ったゲームを体験してもらいます。6人で班を作り、「経営企画部長」や「人事部長」や「マーケティング部長」等の立場でカードを使用し、「生産性」「人員」「多様性」などの要素からなる企業力を高めていくゲームです。
カードにはアクションカードと価値観カードというものがあり、現実の企業活動を反映してなかなか奥の深い構成となっています。
中には十億円もの売上を出した班もあって、大盛り上がりでした。

もう一つ、「文化の保護と継承」講座を紹介いたします。
みなさんは世界遺産とは何か、正確にご存知でしょうか? 有名な観光名所のことではありません。前半は主にクイズ形式で世界遺産の意義や、世界遺産をはじめとする有形文化財の直面している危機に迫っていきます。
後半は、ユネスコが認定する「無形文化遺産」や「世界の記憶(記憶遺産)」の話を通じて、日本の伝統文化や歴史的な文献をめぐる問題を資料や映像を交えて学んでいきます。
写真は「京都の世界遺産○×クイズ」で、画面に映った京都の寺社が世界遺産かどうかを五秒以内に判断するクイズの一場面です。

その他のSDGs講義につきまして、また近日ご紹介いたします。

2年生スタンダード「SDGs講義」一週目

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2年生普通科の総合的な学習の時間では、社会をよくするために生徒が自分で企画を作っていく、というのは以前このホームページで紹介したかと思います。

5/24(金)はその前段階として、教員が今の社会の問題やその解決の糸口について授業をする「SDGs講義」という特別授業を行いました。
生徒が社会の現状と課題を知って自分の企画づくりの参考にする、というのがこの「SDGs講義」の目標なのですが、今日はそのうちの2つを少しだけご紹介します。


上記の写真の左側は「貿易ゲーム」という講座のものです。貿易ゲームとは、いくつかの国に分かれ、各国に与えられた資源・技術・資金などを駆使して貿易を行うシミュレーションゲームです。各国との交渉を繰返し、利潤を追求することで、貿易を軸に世界経済の仕組みと課題について考え、議論します。
生徒たちは紙とハサミで何かを作っていますね。前の画面に様々な図形や金額が映っているようですが、これにはどうやら秘密があるようです……。


上記右側のものは「防災・減災」講座です。写真は、一週間避難所に滞在する時に必要な持ち物を考えるグループワークの場面ですが、防災リュックの中身を確認したり、「防災クロスロード」という、災害発生時のジレンマ(葛藤)を疑似体験する活動をしたりと、他にも盛りだくさんの授業でした。
授業の最後には教室を飛び出して、学校内で災害時に被害の拡大につながるような箇所はないか巡回するというフィールドワークも行いました。
我々教職員も、生徒の安全を守る観点から校内の設備環境について注意を払わねばなりませんね。


その他の講座に関してはまた来週紹介してきたいと思います。


2年生 進路講演会

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5月22日(水)

LHRの時間に、2年生普通科アドバンストクラスおよびアカデミア科生徒を対象に進路講演会を実施しました。(普通科スタンダードクラスには、6月19日に講演会を実施します。)

香川大学の南野やよい様より「国公立大学の魅力」というタイトルで、地元の私立大学に進学するのと地方の国公立大学に進学するのとでは、費用・学習環境などにどのような違いがあるのかを中心にお話しいただきました。

生徒によって希望する進路は様々ですが、今回得た情報もふまえ、10年後・20年後に自分がどうありたいかを考えるとともに、ともに努力する仲間がどのような道を歩んでいくのかを知り、今できることから着実に行動を開始していってほしいと思います。

GAPI  第5回

 GAP第5回目の授業が、本日5、6限目に行われました。
 前回までは、世界の教育問題について取り上げてきましたが、今回は、自分たちの身近なところにSDGs(持続可能な開発目標)に関するどんな問題や課題があるかを、個人ワークやグループワークを通して考えました。
 まず5限目に、参考資料を読みながら、自分たちの衣食住や持ち物と関係の深いSDGsの番号をピックアップし、自分たちの日常生活の中でSDGs達成のために何ができるかを考え、発表しました。(写真1)発表の際には、「家の屋根を太陽光パネルにすれば、SDGsの7番の目標(エネルギーをみんなにそしてクリーンに)を達成できる」、「エコバッグを使用すれば、11番(住み続けられるまちづくりを)や12番(つくる責任つかう責任)が達成できる」など、みんなそれぞれ自分の日常を振り返りながら考えてくれました。6限目では、企業が環境・社会・人権・公正性のためにどのような取組をしているか、iPadを使って調べ、まとめたことを発表し、最後に参考資料やここまでのワークをふまえてどのような働き方をすれば自分も世界も幸せになれるかを考えました。(写真2)
 この活動を通じて、消費者としての取組と労働者(経営者)としての取組の双方の視点を取り入れあって、互いに協力していくことが大切だということを学びました。

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WHAT'S UP? Vol.4

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姉妹校シュバリエカレッジ生のホストファミリー受け入れにお申込みいただいたご家庭の皆様、ありがとうございました。現在、男子生徒を受け入れていただけるご家庭を若干名募集しています。お引き受けいただけるご家庭がありましたら、企画部国際担当までお子様を通じてお知らせください。ただいまホストファミリーの調整を行っていますので、正式にお願いするまでにもうしばらくお時間をいただきます。よろしくお願いいたします。
さて今回は、シュバリエカレッジとの交流プログラムについてご紹介します。
<シュバリエカレッジとは?>
Chevalier Collegeは、オーストラリアのニューサウスウェールズ州にあるSecondary Schoolです。オーストラリアの教育制度では、小・中・高校はトータル12学年制ですが、YEAR 7〜YEAR 12(7年生〜12年生)と呼ばれる日本の中学・高校にあたる後半6年間をSecondary Schoolで学びます。Chevalier Collegeとは20数年前から紫野高校の姉妹校として交流を続けてきました。
<どんなことをする?>
隔年で、Chevalier Collegeが紫野を訪問する年と、紫野がChevalier Collegeを訪問する年があります。昨年は約20名の紫野高生がChevalier Collegeを訪問しました。今年は、紫野がChevalier Collegeをお迎えする年です。生徒20名と引率の先生方が、12月6日〜18日の期間京都に滞在し、12月9日からは紫野高校で、皆さんの授業へ参加するだけでなく、Welcome Partyを行ったり、部活や日本文化の体験もしていただいたりする予定です。詳細は決まり次第、随時お知らせしていきます。楽しみに待っていてくださいね。

2年アドバンストクラス人文「Global Action Program」

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月曜の3・4限にも総合的な学習の時間があります。

2年普通科アドバンストクラス人文の「GAP」です。

他の学科・コース同様、海外研修旅行の振り返りとして、課題を設定し、調査結果をみんなに発表する活動を行いました。

この後は普通科スタンダードクラスと同じく、社会を豊かにすることを目指して企画書づくりをしていく予定です。

アドバンストクラスは高大連携講座も控えていますので、また様子をこのホームページでお知らせしたいと思います。

遠足

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5月10日(金)

本日は全学年遠足に出かけました。学年やクラスごとにHRで行き先を決め、準備をしました。BBQや神戸散策、アスレチックのある施設に行ったクラスもありました。

写真は野外施設でBBQをした3年生のクラスの様子です。

二年生アカデミア科「総合的な学習の時間」

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 二年生アカデミア科の「総合的な学習の時間」、Academic Skillsの授業は木曜5・6限です。Academic Skillsも普通科の総合学習と同様に、4月から今日まで海外研修旅行の振り返りを行ってきました。
 海外で抱いた違和感や興味を疑問文に形に直し、その疑問を解決すべく調査をする。そしてその結果を発表し、調査結果からまた新たな疑問を抱いたり、問題意識を持ったりする、という活動でした。
 普通科は昨年度末にマレーシアに行っていましたが、アカデミア科の行先はオーストラリアで、滞在期間も長い分、様々なテーマの発表がありました。
 
 写真はタブレットのデータ上でポスターを作成し、教室のモニターに投影して発表している生徒の様子です。

 オーストラリアの住居、ユニークなコアラ保護の啓蒙活動、商品に対する価値観の違いなどなど、海外に行き、現地の文化と直にふれあった生徒ならではの発表が多くみられました。

 人間は常に疑問を持って生きる存在ですが、ふと抱いた疑問が漠然としたままで明確な問いにならず、そのまま放置してしまうことも多いと思いのではないでしょうか。
 今回の授業は生徒たちが国際交流や文化理解の視点を得るのみならず、「問い」を立てるよい訓練になったのかなと思います。
 
 今後は京都府立大学との高大連携講座を経た後、まさに問いを立てて調査をする研究活動に入っていきます。
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学校行事
5/31 (放課後)3年アカ実テ1科目
6/1 学校説明会 英検1次(準会場)
6/3 3年実力テスト(進研マーク)
6/5 1年進路オリエンテーション
京都市立紫野高等学校
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