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最新更新日:2025/11/11 |
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私が起点になってみる!〜生徒会執行部・運営委員会研修会〜![]() ![]() ![]() 2025年4月24日(木)、学校生活部とGC教育部の合同で、生徒会執行部・運営委員の1年生・2年生・3年生を対象に「私が起点になるとは?」と題して、50名を対象に研修会を行いました♪ 1年生・2年生・3年生ともに初めての顔合せ。生徒ひとりひとりがどのような人柄なのか、生徒会執行部・運営委員としてどのようなチームを目指したいのかを考えるためのワークショップが行われました! ワークショップでは、各学年がバランスよくなるように3人1組でチームを組み、どうすれば各個人の理想と全体としての理想が達成できるのかを考えていきます。 生徒の感想をご紹介します! 「自分のゴールの達成のために、本当はしたくなかったプロジェクトを実行した。目先のことにとらわれてしまうと、全体としてはあまりよくない方向に進むことがわかった。行動することは良いことだけれど、長期的な視点も大切にしたい。」 「他の人たちを助けようという気持ちが湧いたのは、自分のゴールが達成できていたからだった。心に余裕を持つことが大切だとわかったし、自分は2年生なので、1年生と接するときにその余裕さを意識したい。」 「自力で何もかも達成しようとしたが、結局達成できないことが多かった。周りの人に助けを求めたらちゃんと助けてくれたし、自分自身も周りの人に何ができるだろうと考えることができた。生徒会執行部・運営委員の全体として何ができるかを考えることの大切さに気が付いた。」 「個人のゴールも全体のゴールも達成できていることがわかって動きを止めてしまったけれど、まだ残り時間が余っていて、もっとできることはなかったのだろうか反省した。誰もが活き活きとした学校を創ることに終わりはないし、自分たちで限界を決めてしまわないことが大切だと学んだ。」 ひとりひとりが積極的に対話し、行動し、自分だけでなく他の人のゴールの達成を喜んでいる姿が印象的でした。これからはじまる紫野高校の多くの行事作りのさらなる充実のきっかけになればと思います! Global Citizenship2〜「誰もが自由でいられる世界」その2〜![]() ![]() ![]() 紫野高校の2年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の様子をお伝えします! 前回の授業では、自分自身の中での「達成感」「落ち着き」「充実感」など、感情の動きと「自由さ」を結び付け、自由の要素について考えました。 今回の授業では、「不自由さ」について考えることで、自由のその他の要素について議論を深めました。 生徒たちは、具体的に「不自由さに困っている人」をレゴブロックで表現していきます。 「望まない戦争に巻き込まれた人」 「視覚障がい者にとっての駅」 「ケガをしている人にとっての階段」 「ブラック企業での重労働」 「行きたいのに行くことができない学校」 その後、それらの問題を解決する策を考え、それぞれが考えたことを発表しました! 授業後の感想では、 「ひとりひとりが考えている社会問題が違っていたし、同じような社会問題を選んでいても、レゴ作品としてみてみると、、その社会問題を捉える視点が違っていて面白かった。」 「自分は身近なことをで不自由に直面している人をレゴ作品で表現したが、戦争や難民などの国や世界のレベルの問題を表現している人もいて、何に関心を持っているかの違いが詳しく表れていて面白かった。」 という言葉が多くみられ、生徒ひとりひとりの物の見方や考え方の違いに触れることができている様子でした♪ Global Citizenship1〜「誰もが自由でいられる世界」その2〜![]() ![]() ![]() 紫野高校の1年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship1」の様子をお伝えします! 前回の授業では、「これまでの人生を振り返って一番ワクワクしたこと」を表現し、自由の要素である「感情」について学びを深めました。 今回の授業では、その他の自由の要素についてレゴシリアスプレイを活用して対話を行いました! 今回表現したのは、「私がこれまでに見たり聞いたりした、国内外の不自由さに直面している人」です。 勉強方法がわからない。 バスが渋滞して困っている。 戦争で家や家族を亡くした人がいる。 経済状況が悪く、自分の兄弟の世話をしないといけない。 など、社会問題ともいえる「不自由さ」が表現されていました。 生徒たちは、次に、その「不自由さを解決する方法」について議論をしました。 自分の学力に最適な問題を提案してくれるアプリ バスの渋滞具合が分かるサイト 傷ついた心を癒してくれるペット型ロボット 市役所や地域の人たちによる支援 など、様々なアイディアが生まれました。 生徒たちは、そこから、私や誰かが「自由」になるために、何が必要なのかについて議論を深め、最後に自由の2つ目と3つ目の要素について考えました。 授業後、「すごい頭を使った!自分が何を自由だと考えているのかが見えてきた。」「自由の定義についてもう少し自分なりに考えたい!」という感想が聞かれ、生徒たちにとって物事を深く考えるきっかけになったようでした♪ Global Citizenship1〜「誰もが自由でいられる世界」その1〜![]() ![]() ![]() 紫野高校の1年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship1」の様子をお伝えします! Global Citizenship1の授業では、2年生と同じく、生徒の皆さんに「自他ともに自由で幸福な生活を送ることができる、共生可能な社会の実現に向けての一歩を踏み出す」ためのプログラムを実施しています。 今年度は、総合的な探究の時間のプログラム改訂により、1年生と2年生が「誰もが自由でいられる世界を形作ろう!」の単元を学び、その後、異なるプログラムを学んでいきます。 1年生の1回目の授業では、Googleクラスルームへの登録、担当教員の自己紹介、紫野高校の総合的な探究の時間とはどのような内容なのかの説明が行われた後、校是の1つである「自由」について作品をつくり語り合いました! 生徒たちが表現したのは、 「これまでの人生を振り返って一番ワクワクしたこと」 受験で合格した瞬間。引退試合で持てる全てを出し切った瞬間。 はじめてiPadを開いた瞬間。家族で富士山に登って朝日をみた瞬間。 など様々な作品ができあがりました! 2年生と同じく、授業では、レゴシリアスプレイと呼ばれる対話方法を用いて、本来は形のない「経験」「感情」「価値観」を作品にして発表をしています。ひとりひとりが心理的安全性に配慮しながら、語り合い、良い雰囲気の中で授業が行われていました♪ 有志ダンス「凪」が新歓パフォーマンスを行いました!
4/15(火)昼休みに、有志によるダンスチーム「凪」が新入生歓迎パフォーマンスを行いました。ほかにも2団体、計3つの有志によるダンスチームが部活動とは違うかたちで毎年活動を続けています。
先輩から後輩へ、生徒たちの中で受け継がれていっている、紫野高校の特徴のひとつです。 ![]() Global Citizenship2〜「誰もが自由でいられる世界」その1〜![]() ![]() ![]() 紫野高校の2年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の様子をお伝えします! Global Citizenship2の授業では、生徒の皆さんに「自他ともに自由で幸福な生活を送ることができる、共生可能な社会の実現に向けての一歩を踏み出す」ためのプログラムを実施しています。 今日は1回目の授業「誰もが自由でいられる世界を形作ろう!〜第1の自由〜」が行われました!紫野高校の校是の1つでもある「自由」はそもそも何を意味しているのかを、全員がレゴブロックを用いて形にして語り合いました! 生徒たちが表現したのは「私の中のワクワク」。 「修学旅行で飛行機に人生初めて乗った瞬間」 「部活動でずっと追いかけてきたライバルに勝った瞬間」 「文化祭のダンスで最後に全員で決めポーズをした瞬間」 など様々な作品ができあがりました。 授業では、レゴシリアスプレイと呼ばれる対話方法を用いて 各々の作品について発表をしていきます。 この対話方法では、レゴ作品をメタファー(物事や心の動きを例えに置き換えて説明する)として活用します。生徒の発表をご紹介します! 「この作品は修学旅行で人生初めて乗った飛行機を表現しています。 メタファーとして考えると、この飛行機は、自分を全く知らない 世界に運んでくれるものを表現してます。自分は本や映画も好き ですが、そのように、別の世界に連れて行ってくれる何かが自分を ワクワクさせる本質なのかもと思いました。」 と、本来は形のない「経験」「感情」「価値観」が作品として 表現されていました! 授業の最後に、授業者から問いかけがありました。 「さて、この『ワクワク』は自由そのものなのでしょうか?」 この問いかけに対して 「自由だと思う!」「いや思わない!」「そもそも自由の基準や定義は!?」 と生徒たちは熱い議論をしていました♪ 次回は、第2の自由と第3の自由について理解を深めていきます。 生徒の皆さん、お楽しみに!! 平常授業開始
4月14日(月)、平常授業が開始されました。新入生にとっても、2、3年生にとっても、新しい学びのスタートです。
GC2の授業では、レゴシリアスプレイをしていました。自分の内面をブロックで表現して、それに意味を持たせて語るような活動もあり、授業は大盛り上がりでした。クラスメイトから刺激を受けながら、想像力や表現力を高めていました。 2年生地学基礎の授業では、心地よい天気だったので外に出て、桜蕊降る中、京都の碁盤の目の道路を活用して、地球1周の大きさを歩いて測る実習をしていました。 日々の授業を大切に、各々の目標に向かって、仲間とともに成長して欲しいと思います。 ![]() ![]() 新入生オリエンテーション「紫野にようこそ Part1」
4月9日(水)避難訓練、始業式に続いて、新入生オリエンテーション「紫野にようこそ Part1」が行われました。
学校生活部や進路部などの先生方から、高校での生活についてや進路実現に向けてなどのガイダンスを受けました。また、京都府警ネット安心アドバイザーの方からサイバー犯罪被害防止のための講演をしていただきました。 今日のオリエンテーションを受けて、新入生には、紫高生としての自覚と目的意識を持って、意欲的・自発的な高校生活を送ってほしいと願っています。 明日4月10日(木)には、「紫野にようこそ Part2」が行われます。こちらは、生徒会執行部が主催で、生徒による紫野高校の学校行事紹介や部活動紹介が行われる予定です。新入生の皆さん、お楽しみに! ![]() ![]() 入学式 学校長式辞
令和7年度入学式での学校長式辞を掲載します。
保護者の皆様、新入生の皆さん、ご入学まことにおめでとうございます。そして新入生の皆さんにはもう一言、「ありがとう」とお伝えしたいです。なぜなら、この紫野高校に皆さんが魅力を感じ、ここで学びたいと思ってくれたことを、私は率直に嬉しく思いますし、そう思ってくれた皆さんのお蔭で、この学校は存続できるからです。 さて、皆さんは今日、朝起きて登校し、この体育館に来て席に着くまで、昨日までと、どこか違う感覚がありましたか? どうでしょう? 初めて公共交通機関で登校する生徒もいるかもしれませんね。今宮神社の大鳥居をくぐって学校に着くというのは、どんな感じですか? バスの車窓から見る景色、足元の石畳、道端の草花、中学校までと異なる通学経路で、目にする光景が、新鮮に感じられましたか? もしそうだとすれば、それが、高校生活が始まったということです。高校生活とはなんでしょう。それは、1コマ五十分の授業を1日7時間、週5日受けるということではありません。それはほんの一部です。高校生活とは何かと問われれば、私はこう答えます。満十六歳を迎える年から満十八歳を迎える年までの三年間、皆さんがその生活空間で見聞し、蓄積するすべての体験の総体であると。 この高校で出会う友人、その友人と学校の内外で過ごす時間や、行う行動、家庭内での出来事、この三年間に学校とは関係ない場で得る体験や、築く人間関係、そうした、高校在学中にあなたの身に起こる全てのことを、ひっくるめて、「高校生活」と言うのだと思います。そして、私は願わくは、あなたのその体験が、豊かで濃密なものであってほしい、と思っています。学校は、あなたの体験が豊かで濃密で、彩りに溢れたものになるための、刺激を得られる場でありたいと思っています。紫野高校にいたから、豊かで濃密な三年間を過ごせた、そんなふうに感じてもらえる学校でありたいと思っています。 とかく、学校でどんな力をつけるか、社会の役に立つか、人の役に立つか、ということが言われがちです。しかし、その土台として、あなたが、通学路で見かけた虫、図書館で偶然手に取った本の一節、友達の何気ない一言、今日の晩御飯のおかずの味、教室の匂い、ウクライナやガザのニュースを見てふと感じた疑問、試験前、明け方まで勉強したときに、外から聞こえる鳥のさえずり、そうしたことを真剣に受け止める姿勢や時間こそ、大切なのではないでしょうか。事物を一心に受け止め、感じる経験を重ねることなしに、身につく力など大したものではないし、社会の役に立つことだけが、人間の存在意義だとも、私には思われないのです。 ところで、あなたが見聞きし、触れ、感じているこの世界は、あるいはこの地球は、この宇宙は、いくつあると思いますか? たった一つでしょうか? もしこの世界に生命が存在せず、色や、形や、音や、手触りを感じてくれる存在が一つもなかったら、果たして世界は「ある」と言えるのでしょうか? 宇宙は、その存在を認識する主体がいなければ、消滅してしまいます。 すると世界は、それを認識する生命の数だけ存在するとも言えませんか? 今、ここに281名の新入生がいれば、その一人ひとりが認識している281の世界があり、その見え方感じ方は一つとして同じではありません。皆さんも将来、いつの日か、生涯を終えるときが来ます。そのとき、世界からあなたが消えるのではなく、七十億、あるいは生き物の数だけある世界が、一つ消滅するのです。 だから、生命は尊いのです。他者の存在は尊いのです。私の願いは、まずあなたが豊かに濃密に世界を感じて、受け止めてくれること。これを私の敬愛する作家は、「積極的感受」と表現しました。そして次に、あなたと同様に、世界を感受している他者を、あなたが尊重してくれること。そこに優劣はありません。 冒頭に、この紫野高校に魅力を感じてくれてありがとう、と述べましたが、本校の一番の魅力はなんでしょうか? たった一つ挙げるとすれば、どんな生徒であっても、自分らしさとして、お互いを自然と受け容れ合うことができる、本校生徒の気風だと思っています。性自認、国籍、発達の特性、出身中学、容姿、キャラその他、私たちにはさまざまな属性がありますが、「紫高(むらこう)だから自分らしく過ごせた」と、嬉しそうに語ってくれて、卒業していった生徒が何人もいました。 最後になりました。あなたたちへの願いは、同時に私の目標でもあります。あなたが豊かで濃密に世界を感じるための刺激を得られる場であること。そして、あなたが自分と同様に世界を積極的に感受する他者を尊重できる場であること。これが私の目指す学校です。ですから、本日、ここに集まった281名が、ああ、紫高(むらこう)はいい学校だったと思って、全員無事に卒業してくれること、これに勝る目標はありません。そして三年後に迎える卒業式の日、式後に学校を出て、本校で出会った友人と存分に卒業を祝い、別れを惜しみ、自宅に戻って家族と話し、最後に一人、布団に入って眠りにつく瞬間、自分の人生において、かけがえのない一つの時代に区切りがついた、そのことが万感の思いで胸に迫るような、そんな高校生活を送ってくれることを願っています。 あなたの貴重な三年間に携われることを、教員として誇りに思います。最後にもう一度、入学してくれてありがとう。 令和七年四月八日 京都市立紫野高等学校校長 景山晋之介 入学式2
入学式当日の学校の様子です。
写真1枚目:入学式前のホームルーム 写真2枚目:新入生の学び舎(北校舎)と満開の桜 写真3枚目:入学式会場 ![]() ![]() ![]() |
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