アメリカ留学中の生徒より

アメリカに留学中の本校生徒より，「アメリカ・カンザス州より」という便りが届きました。ぜひアメリカの風を感じてください！！

「皆さん、こんにちは。今年の８月よりアメリカ・カンザス州に留学中の３年生です。来年の６月までこちらでホームステイをしながら現地の高校に通うので、滞在中、不定期で留学生活の様子をお伝えします。留学がより多くの人にとってより身近なものになれば嬉しいです。
私が住んでいる地域は都会ではないものの、大きなショッピングモールも映画館もあり、生活に不自由することはありませんが、公共交通機関がほとんどなく、どこにいくにも誰かに車で送ってもらわないといけないという点では非常に不便です。
私の通っている高校は町で唯一の公立高校で、生徒数は１７００人です。クラブ数もかなり多く、中には留学生をサポートするためのクラブ（AFSクラブ）もあって、部員が月１回の交流会を開いてくれたり、個人的なアドバイスをしてくれたりしています。私は今まで一度も部活動に参加したことがありませんでしたが、こちらで初めてクロスカントリー部に入部しました。この部活には、州でトップ３に入るようなランナーから、趣味でのんびり走るような人まで様々な部員がいて、どんなレベルの部員も他人の目を気にせず気楽に練習できます。入部のきっかけは、すでにクロスカントリー部に所属していたチェコからの留学生仲間が誘ってくれたことでした。最初は断っていましたが、「新しい競技をすること以上に、新しい人と出会う機会を持てるところが部活のいいところ」という彼の言葉に心を動かされ、入部を決めました。毎日放課後に芝生や丘、砂利道などを４，５キロ走るので、常に身体のどこかが悲鳴を上げていますが、彼の言う通り、入部してからは現地の生徒との交流が格段に増え、とても楽しく活動をしています。」

【写真について】
上．和柄の巾着袋のお土産はとても喜んでもらえます。留学生仲間に渡したら早速使ってくれていました。
中．クロスカントリーのレースの様子です。レースへの初出場までには９回以上の練習をこなす必要があるため、私の最初のレースは１０月上旬の予定です。
下．AFSクラブ主催の交流会の様子です。