京都市立学校・幼稚園
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◆◆本校をよりよく知っていただくために【日吉ケ丘YouTubeチャンネル】で、学校説明会の録画や生徒が制作した学校紹介動画をぜひご覧ください!◆◆                                                  ◇◇令和4年度入学生(現3年次生)より、学年全員が「グローバルコミュニケーションコース」に!(令和3年度生までの「国際コミュニケーションコース」とは全く異なります。)英語が得意な人はもちろん、英語が苦手だけどじっくり学びたい人にも!!ぜひ説明会等で、新コースの特徴や生徒の声をお聞きください!!◇◇                                               ◆◆HP右下「リンク」より最新の『前年度・第2回学校説明会の動画(9/30(土)実施)』や『学校案内パンフ(2023年6月作成)』をご覧いただけます!◆◆

学科紹介

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Local Credentials,Global Potential!
「日吉ヶ丘の学びが世界を拓く!」


「国際コミュニケーション科」のめざすもの
 今こそコミュニケーション能力の重要性が問われている!
 世界には今なおさまざまな問題が存在します。 これらの問題解決のためには、それぞれの国の取り組み、一人一人 の人間の取り組みがなくてはなりません。しかし、一つの国、一人の人間だけでは解決できない問題が増えてきています。 わたしたちは、今こそ手と手を取り合い、理解し合い、協力していく ことが求められています。そのためには地球的視野に立って物事を考え、他者としっかりコミュニケーションをとっていくことが必要なのです。
 日吉ヶ丘高校の「国際コミュニケーション科」では、国際社会で求め られる高度なコミュニケーション能力を身につけ、将来、世界レベルで コミュニケーションをとることのできる人材を育成することをめざします。そして、地球規模の問題に立ち向かうあなたを応援します。

さらなる英語運用能力向上のために
 「国際コミュニケーション科」では、英検準1級取得をめざすなど コミュニケーション能力の中でも特に英語運用能力の向上に力を入れます。 英語運用能力をさらに高めるためには、その土台となる日本語運用能力と論理的・数学的思考力を向上させることが必要であると考えています。 そこで、それらの力を向上させるためのプログラムを用意しました。

(育てる生徒像) 京都から世界へ羽ばたく人材の育成
本校の英語教育の歩み
 「国際コミュニケーション科」は「英語科」14年の蓄積に基づいた ノウハウをしっかりと引き継ぎ、さらに発展させます。

・平成7年度 外国語専門学科「英語科」設置
・平成14〜16年度 京都市スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール研究指定校
・平成18年3月 英語優良学校文部科学大臣表彰受賞
・平成19年度 「英語科」通学圏、京都府内全域に拡大
・平成19〜21年度 文部科学省研究開発指定 スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール(SELHi)
・平成21年度 「英語科」学科改編、「国際コミュニケーション科」開設

(SELHiの研究内容)

 「生徒の学習意欲を高める「コミュニケーション重視の文法指導法」の研究開発〜異文化理解をあわせ、豊かな国際感覚をもつ人材の育成を目指す〜」

 特に「国際コミュニケーション科」ではアメリカで使用されている教科書を用いて、文法を軸に英語で話す・聞く・書く・読む力を向上させます。

(Local Credentials,Global Potential ! “日吉ヶ丘の学びが世界を拓く!”)

 これは、本校外国人講師3人も一緒になって考えた「国際コミュニケーション科」のスローガンです。英文は韻を踏んでいて美しい言葉です。直訳する と、地域の信任状は世界的な可能性につながるというような意味になりますが、わたしたちにとって「地域の信任状」とは日吉ヶ丘高校で身につけた力・実績であり、それが世界的な可能性につながる、つまり通用するという意味として使っています。将来世界に羽ばたいてほしいというわたしたちの願いを込めた意訳です。

 国際コミュニケーション科:3つの柱

1.高い専門性:国境を越え,人と人をつなぐ高度なコミュニケーション能力の育成
 自ら考え表現する道具として英語を使いこなすことを目指します。
 CALL教室にはコンピュータを活用した言語技術習得設備を完備しています。
 コミュニケーション能力の基盤となる論理的思考力等を育成するプログラム「ロジカル・トレーニング」を用意。
 英検,GTEC(英語コミュニケーション能力テスト)に加えTOEFL,TOEICといった試験も活用。卒業までに準1級の取得を目指します。

2.幅広い国際性,豊かな人間性:地球市民としての教養を身につけセンスを磨く
 京都の伝統文化や現代の日本文化を体験する日本文化理解プログラムにより日本社会への理解を深め英語で伝える力を習得します。
 新科目「グローバルコミュニケーション」等でスペイン語・中国語・ハングルの3ヶ国語の学習を実施します。また、それ以外の外国語も多言語入門講座からなる「マルチリンガル・プラン」で幅広い国際性を身につけます。
 京都の名所を英語で紹介するボランティア活動や,地元の小中学校,保育所との連携事業等,地域清掃活動など,他者との交流による豊かな人間性の育みを目指す取組を行います。

3.自律力+自立力:夢の実現をサポートする「メタセコイア・プラン」
 生徒一人ひとりが自ら目標や時間を管理する力,計画を遂行する力を育成します。
目標や自分がすべきこと,一ヶ月の計画などを記入する「日吉メタ・ノート」を活用します。
 難関大学を含む志望大学進学に向けた計画的な進学補習・集中講座,ガイダンス等を実施します。
 放課後や考査前の土曜学習室で自習をサポートします。教員による丁寧な個別相談指導も実施します。
 校内自習や自宅学習の成果をチェック,学習の習慣づけ,生徒の自信へとつなげる「学習チェック表」を活用します。
 保護者との連携による学習支援のための積極的な情報提供,情報交換をします。

学習内容

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 「国際コミュニケーション科」は、世界を結ぶ「ことば」の大切さを学ぶ府内唯一の外国語専門学科です。「英語科」のさらなる発展を目指して、「高い専門性」・「幅広い国際性」・「豊かな人間性」を育み、これからの国際社会で求められる高度なコミュニケーション能力を育成するとともに、志望する国公立大学・難関私立大学への進学を目指します。高い英語運用能力はもちろんのこと、日本語運用能力や論理的・数学的思考力を培い、日吉ヶ丘から世界へ羽ばたく夢の実現に向けて着実に力をつけていきます。


<総合的な学習の時間>
「グローバル・ゼミ」1年必修3単位 *1単位分は時間割外の取り組みになります。
 「自ら考え表現する道具としての英語」の土台となる授業として位置づけ、コミュニケーション能力の基盤をなす日本語運用能力の向上や問題設定能力・解決能力及び探究活動に主体的に取り組む態度を育成します。一人ひとりの生徒が関心を持つテーマについて調査・考察・議論し、自己の考えを日本語論文としてまとめます。
 1学期:京都を学ぶ期間(京都研究)「京都」をテーマにリサーチ技術・プレゼンテーション技術を習得します。
 2学期:各自の設定したテーマに基づいた個人研究を行い、日本語論文の作成をします。
 3学期:個人論文をまとめたり、海外語学研修で行うプレゼンテーションの準備をします。

<特色ある専門科目>
「ロジカル・トレーニング」1年必修1単位
 「自ら考え表現する道具としての英語」の土台となる科目として位置づけ、コミュニケーション能力の核をなす「論理的思考力」の育成を目指す。さまざまな文章や判断推理など、論理的・数学的な問題を利用した論理トレーニングを通して、ものごとを論理的・客観的に考える力をつけることを目標とし、「グローバル・ゼミ」「アカデミック・ライティング」につなげて、論理的に表現する力や客観的なものの見方の育成を図ります。

「グローバル・コミュニケーションII(2年必修1単位)」
 英語以外の外国語として、「中国語」「ハングル」「スペイン語」の3ヶ国語を全員が学びます。この3ヶ国語以外にもマルチリンガルプランと合わせて「ドイツ語」や「フランス語」など多くの言語と文化に接することで、自国の文化とは異なる文化に接する態度を養い「幅広い国際性」を身につけさせることをねらいとしています。言語学習を切り口とした多文化理解学習の科目です。

「グローバル・コミュニケーションIII(3年選択2単位)」
 2年の「グローバル・コミュニケーションII」で履修したスペイン語・中国語・ハングルの中から一つを選んで学習し,その言語に関する基礎的な会話技能や読み書き能力を培うとともに外国の事情や外国文化について理解を深め、異なる文化をもつ人々と積極的にコミュニケーションを図るための能力や態度を育成します。

「アカデミック・ライティング」2年必修1単位
 生徒各自が関心を持つテーマについて調査・考察・議論し、その中で課題解決に向けての自己の考えをまとめ、それを英語で表現できる力を育成します。具体的には「グローバル・ゼミ」で習得した技術と知識や情報を使い3,000語程度の英語論文に取り組みます。年度末には作品のプレゼンテーションを行います。

「グローバル・エキスプレッションI」2年必修2単位
 第1学年で培ってきた英語運用能力や日本語運用能力、論理的・数学的思考力をもとに、英語を使って論理的に表現できる力を育成し、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育てます。具体的には論文作成の中で想定される様々な英文に対応できるライティング力に磨きをかけるとともに、身近な問題に対して自分の意見を論理的に展開・発表し、かつ問題解決のためのグループディスカッションの技術を習得したり、自分の意見を相手に効果的に伝えたりするスピーチの基礎を身につけます。

「グローバル・エキスプレッションII」3年必修2単位
 第2学年での「グローバル・エキスプレッションI」に続いて、英語を使って論理的かつ適切に表現できる力を育成し、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育てます。具体的には「パラグラフ毎に論旨がはっきりしているか、無駄な表現は含まれていないか、書きたい内容が十分表せているか」をチェックしながら、適切に表現できるライティングの技術を身につけます。また、同時に第2学年で習得したスピーチの技術を生かし、聴衆を説得できるようなスピーチ、プレゼンテーションやディベートに取り組みます。

<英語系専門科目>
<第1学年>
「総合英語」必修4単位
 総合的コミュニケーション能力の向上を目指して、聞いて読む活動から要約したり自分の意見をまとめて発表する活動まで、4技能(読む、書く、聞く、話す)のバランスがとれたコミュニケーション活動を行います。また、コミュニケーション活動に必要な文法学習(英語I・IIレベル)にも取り組みます。

「グローバル・コミュニケーションI(異文化理解)」必修2単位
 英語は、様々な国の人々がコミュニケーションのために使用するツール(道具)であるという認識のもとに、英会話の基礎トレーニングや英語圏の文化・生活習慣などを学習します。外国人教員2人と日本人教員1人の計3人で授業を行い、英語を使う能力の向上を図り、異文化を理解し尊重する態度を育てます。

「コンピュータ・LL演習I」必修2単位
 CALLシステムを駆使して徹底した発音練習を行い、リスニングやスピーキングのスキルアップを図ったり、コミュニケーションのための英文法の学習をしたりすることで英語力を着実に育成します。

<第2学年>
「英語理解」必修4単位
 英語による総合的コミュニケーション能力の向上を目指して、英語を聞いたり読んだりして理解する活動と、情報や相手の意向をまとめたり、それに対する自分の意見を書いたり述べたりする活動を行います。また、コミュニケーション活動と大学受験に必要な語彙・文法事項に習熟するための学習も行います。

「コンピュータ・LL演習II」必修2単位
 タッチタイピング、リスニング、スピーキングの能力向上と速読に慣れることを目指し、CALLシステムを駆使して学習を行います。タイピング練習から始め、洋楽、BBC・CNNニュース、映画教材やCD-Romなどを用いて、聞き取り練習、シャドウイング、アフレコや英会話の練習などを行う他、コミュニケーションのための英文法の学習をします。

<第3学年>
「時事英語」必修4単位
 英文読解力の向上を目指し、英字新聞や英語雑誌などの英文の構文及び内容理解や音読練習などを通して、総合的な英語力を身につけます。また、速読・語法・語彙習得などにも取り組みます。

「コンピュータ・LL演習III」必修2単位
 第1・2学年の「CPLL演習I・II」で学習した内容の仕上げとして、CALLシステムの特性を生かし、聞き取り、発音、対話文、読解、作文、書き取り、タイピングなどの習熟を通して、英語の総合的な運用能力の一層の向上を図ります。

「TOEFL演習」選択2単位
 TOEFL演習用教科書などを使用し、TOEFLを中心とした英語能力を測る試験の演習を繰り返し行うことにより、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成するとともに、高度な英語運用能力を身につけさせることで実践的コミュニケーション能力を養います。

<その他>
英検2級・GTEC(英語コミュニケーション能力テスト)・TOEFLは全員受検です。英検準1級を目指します。また、TOEICの活用を図ります。
課外活動としてマルチリンガルプラン等の国際教育プログラムを実施します。
「グローバル・ゼミ」の京都研究や日本文化理解プログラムを実施します。
幼小中との連携事業・高大連携事業や地域ボランティア活動にも積極的に取り組みます。
「国際コミュニケーション科」は、世界を結ぶ「ことば」の大切さを学ぶ府内唯一の外国語専門学科です。 「英語科」のさらなる発展を目指して、「高い専門性」・「幅広い国際性」・「豊かな人間性」を育み、これからの国際社会で求められる高度なコミュニケーション能力を育成するとともに、志望する国公立大学・難関私立大学への進学を目指します。高い英語運用能力はもちろんのこと、日本語運用能力や論理的・数学的思考力を培い、日吉ヶ丘から世界へ羽ばたく夢の実現に向けて着実に力をつけていきます。

海外語学研修旅行

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 1年生が英語を実地で使い、異文化理解、コミュニケーション能力の向上に努めます。姉妹校のヌーサ高校では「バディ」というマイフレンドとともに過ごす時間を持ち、複数の友人を得ました。ホームステイによって南半球に2番目の「家族」を持つことになります。「国際コミュニケーション科」の生徒にとって高校生活で最大級の出来事がこの海外語学研修です。入学した4月から様々な準備を進めて迎えるオーストラリアでの日々です。

 「英語科」での事後アンケートで「海外語学研修旅行に行って良かった」と答えた生徒は100%。しかしこれは、単に楽しかったという意味ではないようです。なぜなら外国での3週間のホームステイは、辛抱と戸惑いの連続。「辛抱強さが身に付いた」との回答が83%に達していることからもそのことがうかがえます。 それは「やり切った」という達成感でしょう。90%を超える生徒が「ファミリーとの会話は自分から積極的に持ちかけ」ており、その結果か 80%の生徒が「英語力が向上した」と感じています。

 同世代の友人が南半球に出来た点も重要です。訪問したヌーサ高校では10人程度の友達を得た生徒もいます。「この人達とはこれからも友達でいたい」と思っている生徒は約8割を占めています。その他、ボランティアで参加した植樹など、数限りない収穫を手にしました。

夢の実現をサポートするメタセコイア・プラン

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 上図にあるメタセコイアは本校のシンボルツリーであり、若木の時にすくすくとたくましく育ちます。わたしたちは生徒に、このメタセコイアの若木のように「すくすくとたくましく育ってほしい」と願っています。また、「メタ」には「超える」という意味があり、今の自分に枠をはめず、今の自分をいつまでも「超える」意気込みを持ってほしいという思いを込めて、「自律する力」と「自立する力」を育成するプラグラムを「メタセコイア・プラン」と命名しました。

1. 志望する進路を実現する計画的な進路指導
大学入試センター試験全員受験を基本方針とした進路指導を実施
志望する国公立大学・難関私立大学に進学できるカリキュラム(教育課程)
学習内容にあるカリキュラムを参照
大学進学を前提とし、豊かな教養を身につけるための授業を実施
”黄金のサイクル(予習→授業→復習)”の確立を全面的に支援
3年間のストーリーに基づく計画的な進学対策と高大連携の取り組み

(1年) 通年進学補習(希望者)
夏季進学対策集中講座(国語・数学・英語、4日間、全員)

(2年) 通年進学補習(希望者)
夏季進学補習(希望者)
冬季進学対策集中講座(国語・数学・英語、2日間、全員)
春季進学対策集中講座(2日間、全員

(3年) 通年進学補習(希望者)
夏季進学対策集中講座(14日間、希望者)
大学入試センター試験対策講座(2〜3日間、希望者)
大学入試センター試験リスニングテスト(2日間、希望者)
冬季進学対策集中講座(5日間、希望者)
大学入試センター試験直前対策模試(4日間、希望者)
国公立大学個別試験対策(随時、希望者)

模擬試験・実力テストを有効活用
1・2年で実力テスト(各2回)を実施(学習状況診断カルテを基にした面談を行います)
クラス担任・教科担当・進路部で試験データを共有し、弱点克服に向けた学習を支援(授業、補習など)
小論文模試の実施


2. 確かな進路情報の提供
各学年別「進路のてびき」や”進路ニュース”を利用したきめ細やかな進路指導
コンピュータ・ネットワークを活用した確かな進路情報の提供
各種大学進学ガイダンスの実施
(1年) 大学入試説明会、海外の大学への進学ガイダンス
(2年) 大学入試説明会、進路別説明会、海外の大学への進学ガイダンス
(3年) 進路別説明会、海外の大学への進学ガイダンス、大学入試センター試験説明会、推薦入試説明会


3. 自覚を促す徹底した個別相談指導
個々の夢の実現に向けて「日吉メタ・ノート」を活用した個別相談指導の実施

「日吉メタ・ノート」
生徒が自己の進路目標を設定し、時間を管理する力をつけるためのノートです。具体的には、スケジュールを立てたり、自己の取り組みを記録したりすることによって「今なすべきこと」を自覚し、計画的に行動するために使います。自分の思いついたことをメモしたり、それを「ねかせ」たりして自分の考えを整理することにも使います。

「学習チェック表」を利用した自宅学習支援


4. 整った学習環境と教員による学習サポートシステム
図書館や「進学促進ルーム」等で自学自習や資料調べを支援
5教科の教員が質問に答え、自学自習をサポートする土曜学習室


5. 保護者との連携強化
定期的な保護者懇談会(各学年)や保護者向け進学説明会(1・2年2学期、3年1学期)の実施
連携強化ツール「保護者用下敷き」の利用など

特色ある取組

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・通訳翻訳演習・講義やレシテーションコンテスト等の行事
 将来の希望・夢として、通訳・翻訳関係の仕事を挙げる生徒は少なくない。常時授業で行うことは難しいが、単発で講義・演習・講演を行うことを考えている。レシテーションコンテストは普通科の生徒にも広がりを見せている。
 日本文化理解プログラムや国際教育プログラムからなっている。海外研修、姉妹校交流、や高大連携プログラム、「グローバル・フェア」など国際交流の各種取り組みをまとめて内容の拡充を図る。

・日本文化理解プログラム
 従来「校外学習」の中で行っていた校外の施設等で日本の伝統文化(雅楽・能楽・狂言等)について系統立てて学習するプログラム。

・華道・茶道・書道・陶芸などの体験
 華道・茶道・書道・陶芸などを選択で体験するプログラム。

・文楽・雅楽・狂言などの鑑賞
 文楽・雅楽・狂言などを校外学習として鑑賞する。現在「英語科」で行っているものを土台とする。

・剣道や弓道の英語での紹介
 剣道や弓道の武道を、留学生や来訪者に英語で紹介するプログラム。今後更に検討を要す。

・現代の日本文化探索
 現代の日本のサブカルチャーとしてのアニメや漫画を取り上げ、「京都国際マンガミュージアム」との連携も検討する。

・海外語学研修の京都紹介プログラム
 「海外語学研修」において、「京都紹介プログラム」としてホームステイ先や姉妹校に京都をそれぞれの角度から英語で紹介するプログラム。

・国際理解プログラム・異文化理解プログラム
 従来「校外学習」の中で行っていた留学生等と交流する取り組みや国際情勢も含めた各国事情や国際機関等について学習するプログラム

・海外語学研修
 1年次の3月に約3週間のホームステイをオーストラリアで行う。語学研修や交流など多彩なアクティビティを行う。現行の語学研修を土台とする。

・サマーキャンプ・ウインターキャンプ
 1,2年次の7月にサマーキャンプを、1年次の12月にウインターキャンプを行い、イングリッシュキャンプとして英語漬けの宿泊行事を行う。現行のものを土台とする。

・海外の高校と姉妹校提携と姉妹校交流
 海外語学研修時や姉妹校の来日日程に合わせ、交流を行う。サンディギート校とは姉妹校提携を継続する。

・短期留学生受け入れ
 短期留学生を本校生徒宅で可能な範囲で受け入れ、ホームステイ体験をしたり授業に参加したりしながら交流活動を行う。

・京大留学生との交流
 京都大学の留学生たちとテーマごとに話し合いをする。

・海外の教育団体との交流会
 海外の教育団体の来日時に交流を行う。

・京都外国語大学への校外学習
 異文化理解学習を目的に京都外国語大学を訪問し、ハビタット運動に関する講演を聴いたり、大学生と交流する。

・異文化理解講演会
 異文化理解をテーマにした様々な講師による講演を聴き、理解を深める。

・東アジア青少年大交流
 「日本は、東アジア首脳会議参加国を中心に、今後5年間、毎年6,000人程度の青少年を日本に招く350億円規模の交流計画を実施する」と安倍前首相が第2回東アジア首脳会議で表明をした。(2007.1.15 )今年度第一陣として10名の青少年と2名の通訳が来校した。

・クリスマス会
 近隣の保育園・幼稚園の園児を迎えてクリスマスの催しを行う。現在「家庭科」「生徒会」「吹奏楽部」が合同で企画運営している。

・キッズクラブ活動
 近隣の小学校で本校生徒・日本人教員・外国人講師が英語の出張授業・英語での交流を行う。現在は年3回実施している。

・イングリッシュ・ウォーク
 本校生徒と近隣の中学生が一緒になって、本校の外国人講師に地域の名所旧跡を英語で案内する取り組みである。

・クリーンキャンペーン
 現在、生徒部や生徒会がよびかけて、多くのクラブや有志が参加している催し。学校周辺を一斉に清掃する。

Q&A

Q1.新しい「国際コミュニケーション科」ってどんな学科?
Q2.英語科はどうなるの?
Q3.どのような力を身につけていくのですか?
Q4.「国際コミュニケーション科」の特徴的な科目は?
Q5.国際コミュニケーション科にはどんな取り組みがあるの?
Q6.どんな生徒を望んでいますか?
Q7.海外研修はどのくらいの期間ですか?また費用はどのくらいですか?
Q8.学校生活でクラブ活動はでいますか?
Q9.卒業後はどんな進路に進みますか?


Q1. 新しい「国際コミュニケーション科」ってどんな学科?

A1. 「国際コミュニケーション科」は、地球的な視野に立って、21世紀の国際社会が直面するさまざまな課題の解決に向 かって行動できる人材、すなわちGlobal Citizens(地球市民)の育成を目指す、府内唯一の外国語専門学科です。教育活動の柱は、「高い専門性」と「幅広い国際性」そして「豊かな人間性」の3つです。これまでの「英語科」の教育活動の蓄積の上に立って、日本の文化を含めた様々な文化を理解・尊重しながら、自己の文化と他者の文化の交流を通して、国際社会で求められる「地球市民」としての教養と高度なコミュニケーション能力の育成を目指します。


Q2. 英語科はどうなるの?

A2. さらに、前へ!コミュニケーション能力をよりいっそう磨くため、「英語科」は「国際コミュニケーション科」として新しく生まれ変わります。もちろん過去の実績をふまえ、「英語科」の財産を受けつぎながら、これまで行ってきた教育内容にさらに磨きをかけること(ブラッシュ・アップ)を目指します。「英語科」の先輩たちのチャレンジ精神をしっかりと引き継ぎ、さらに新しい取り組みに挑戦していきます。


Q3. どのような力を身につけていくのですか?

A3. 「国際コミュニケーション科」がめざすのは、まず最初に高度なコミュニケーション能力の育成です。どんなものかといえば、道筋だてて考える力(論理的思考力)、情報を読み取る力(読解力)、自己を表現する力(プレゼンテーション能力)、他者と対話できる力(コミュニケーション能力)などです。これらが英語力の土台になります。「国際コミュニケーション科」では、これらの力をもとに英語を使いこなせるようになることを目指します。普段からの学習が中心となるのはもちろんですが、新しい科目や多彩な課外活動を通じて、基礎知識に加えて応用力と実践力をもとに自分で考え、自分の目指す目標に向かって着実に進んでいく力を培っていきます。


Q4. 「国際コミュニケーション科」の特徴的な科目は?

A4. CALLシステムを活用した「コンピュータLL演習」、論理的数学的思考力の育成を目指す「ロジカル・トレーニング」、読解力・自己表現力・対話力など総合的な日本語能力の育成を目指して少人数講座による探究型学習をおこなう「グローバル・ゼミ」、英語の総合力をさらに高めることをめざし英語論文を作成する「アカデミック・ライティング」、英語や英語以外の外国語を学ぶ「グローバル・コミュニケーション」など、外国語専門学科としての多彩で「高い専門性」を身につける科目を用意しています。


Q5. 国際コミュニケーション科にはどんな取り組みがあるの?

A5. 国際教育プログラム、校外での伝統文化の学習、夏冬2回のイングリッシュキャンプ、海外語学研修などを発展させた「グローバル・プラン」。英語以外の外国語と文化に触れる「グローバル・コミュニケーションII・III」や「多言語入門講座」を用意している「マルチリンガル・プラン」。大学との連携を深める「アカデミック・プログラム」。地域の小中学校との交流やボランティア活動など、「幅広い国際性」や「豊かな人間性」を育む様々な活動が用意されています。


Q6. どんな生徒を望んでいますか?

A6. 中学校までの基礎的な学習がしっかりできている人。基本的な生活習慣が身に付いている人。そして何よりも英語が大好きという人。広い視野に立って自分の頭で考え、相手の立場にたって物事をみることができる人。積極的に相手とコミュニケーションをはかり、一緒に問題を解決していこうとする人。将来、国際社会で活動しようと思っている人。自分の目標に向かって地道な努力ができる人。このような人にぜひとも来てほしいと思っています。


Q7. 海外語学研修旅行はどのくらいの期間ですか?また費用はどのくらいですか?

A7. 1年次の3月に約3週間、オーストラリアへホームステイに行きます。語学研修をはじめ、数多くの交流プログラムが行われます。英語力やコミュニケーション能力だけでなく、人間的にも一回り大きく成長する機会となります。費用は約40万円かかりますが、長年の実績に裏付けられたその内容はとても充実していて必ず満足いくものと考えます。


Q8. 学校生活でクラブ活動はできますか?

A8. 平常の時間割の関係で決して長いとはいえませんが、多くの生徒たちが様々なクラブ活動に参加しています。勉強とクラブの両立はもちろんできますが、限られた時間の中で、自分の目標や状況に応じて集中して活動することが大事です。


Q9. 卒業後はどんな進路に進みますか?

A9. 地球的視野にたち高度なコミュニケーション能力を生かして、現代社会が直面する様々な課題の解決を目指す教養ゆたかな人材として、外交官、国際公務員、グローバル息業の社員、通訳・翻訳家、ジャーナリスト、海外で教える日本語教員、英語教員、研究者などはもちろんのこと、一人ひとりの夢の実現に向かっていきます。そのために、文系・外国語系の国公立大学(京都大・大阪大・神戸大・京都教育大・京都府立大・神戸市立外国語大など)や同志社大・立命館大・関西学院大・関西大・関西外国語大・京都外国語大・京都産業大・龍谷大などの私立大学への進学を目指します。また、海外の大学への進学の道もあります。
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京都市立日吉ケ丘高等学校
〒605-0000
京都市東山区今熊野悲田院山町5-22
TEL:075-561-4142
FAX:075-551-9046
E-mail: hiyoshi@edu.city.kyoto.jp