京都市立学校・幼稚園
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東北プロジェクト報告!

 3月17日から3月20日まで行われた東北地方研修ですが,昨日全員無事に帰還いたしました。東日本大震災から6年たった被災地の状況を見て,現地の空気,被災地に住む人の様子などを肌で感じ取り,自分たちの国の抱える問題や,ボランティアをすることの意味を考える有意義な機会となりました。本フィールドワークを通して「考える」に加えて,「感じる」が大切であることを学びました。「感じる」ことを意識することで,研修で行った内容全てに裏で何かをしてくれている人がいることに気付くことができていました。

 フィールドワークに同行した西大和学園の生徒とのグループワークの際には,事前に京都で考えたことと,被災地の現状の違い,今後どのように行動をするべきか等に対して積極的に発言し議論も活発に行われました。他の学校と協力して課題に取り組むことで,普段関わる仲間とは別の視点を持つ人の意見を聞き,考えることができ,生徒にとって本当によい刺激になりました。

今後,この活動から得られたものを広めてもらえればと思います。


写真上)現地でお世話になった村上先生を囲んで。多くの事を学びました。
写真中)桜が咲きますように。苗木を植えています。
写真下)みんなでパチリ
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東北プロジェクト出発!

 自主ゼミの一つである「Sknect」がきっかけとなった,東北地方の被災地に訪れるフィ−ルドワークに出発しました。参加生徒は16期生4名,17期生9名です。

 3月17日から20日での4日間の予定で,気仙沼や陸前高田を中心に訪問する予定です。生徒は普段の学校の授業とは全く違う「学び」に対して事前準備をおこない挑んでいます。このフィールドワークで新たな「学び」を得られればと思います。


写真上)出発前。プロジェクトメンバーが決意を校長に伝えています。
写真中下)17日の出発の様子。行く・見る・感じるスタート!いってらっしゃい!


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第10回宇宙ユニットシンポジウムに参加しました

 2月11日(土),京都大学において,シンポジウム「宇宙に広がる人類文明の未来2017」が開かれ,シンポジウム内で行われるポスター展示発表に本校から代表生徒1名が出展いたしました。
 本校生徒の発表タイトルは「連星系におけるハビタブルゾーン」というものでした。

 「連星系におけるハビタブルゾーン」の内容は太陽が2つある場合であっても地球のような安定して水が存在する惑星があるのかというものでした。太陽が2つあるので熱の量は増えるものの,2つの太陽が日蝕を起こすと温度が急激に下がってしまうという結果となり,太陽が2つの場合安定して水が存在することが難しいことがわかりました。発表では聴衆が絶え間なく集まり,アマチュアから専門家まであらゆる人からコメントをもらえ生徒にとっても有意義な時間となりました。

内容に関しても評価していただき,「優秀賞」を受賞しました。


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第3回探究道場「つめこみの限界へ挑戦!!」を開催しました

 12月17日(土)に堀川高校本能館で第3回探究道場を行いました。今回のテーマは,「つめこみの限界へ挑戦!!」です。88名の中学生が容器にどのように物をつめれば効率よくつめられるか,について探究しました。

 探究をおこなうにあたって,仮説を立てることは重要です。しかし,容器に物を詰め込むのに夢中になって,仮説を立てるのを忘れてしまう中学生や,仮説を立てるのに苦労している中学生がいました。そこで堀川高校生スタッフは,中学生たちに仮説を立てるように促し,サポートをしていきます。また中学生は,自分が考えたことを他人と共有することで,効率のいいつめこみ方を探究していきました。

 中学生たちは「他人の意見を聞くことで,より考えが深まる」,「身近なテーマについて深く掘り下げて考えることができて楽しかった」などの感想を書いてくれました。


 今回の探究道場が今年度最終回です。今年度の探究道場の良かった点,課題を検討して,来年度の探究道場に活かします。来年度の探究道場もお楽しみに!

写真上:正方形に直角三角形を敷き詰めている中学生
写真中:つめこみ方を議論する中学生たち
写真下:容器に物を詰め込んでいる中学生たち
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タイ・日本高校生サイエンスフェスティバルに参加!vol.4

 今日は朝からフィールドトリップでした。
 3つのグループに分かれて、工場(トヨタ、三菱電機、日野自動車)に行き、生産過程を見学しました。昼頃に学校に戻ってからは、それぞれのグループでポスターを作成し発表しあいました。

 今日でサイエンスフェアは終了です。この研修が終わりに近づいている中、それぞれの生徒に今思っていることを聞きました。

「工場見学に行ってみると、ただ知識で知っていたことと実際の目で見るのとは全然違うと実感した。異なる文化の人たちと一緒に働き、業務をまとめている人の話を聞くとすごいなと感じた。」

「英語でタイの生徒とコミュニケーションをとれて嬉しかった。正確な文法で話すことを意識するより、積極的に自分から話しかけることが大切なんだと思った。英語で話すことに自信がついた。発表に関しては、自分の言いたいことを十分に言えず準備不足を感じたので、これからの1つ1つの機会を大切に貪欲に頑張っていきたい。」

「タイの文化にこんなに深く関われたことが嬉しい。異文化の人たちと交流することの抵抗感が減った。これからもいろんな国の人と関わっていきたい。」

明日はいよいよ帰国です。


☆24日の夜に生徒たちは元気に京都に戻ってまいりました。ありがとうございました。


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タイ・日本高校生サイエンスフェスティバルに参加!vol.3

 今日は、口頭発表がありました。100人近い生徒および教員の前でパワーポイントで発表しました。
 発表の直前は入念に英語の原稿を見直したり、発表スライドを修正したり、少し緊張している様子でした。

いよいよ発表になると、生徒それぞれが実に生き生きと英語で堂々と発表している様子は見事なものでした。
 発表原稿を読むために下を向くことはなく、聞き手に向かって、身振り手振りを交えながら楽しそうに英語で発表していたのが印象的でした。


 発表した3人の生徒のうち1人の生徒(*)は、
「発表準備でどんなことを心がけていたの?」と聞くと、
「原稿を覚えるだけのではなく、自分の好きなことを語れるように発表して、聞いている人がワクワクできるように心がけて今まで練習してきました」と話してくれました。
 今後に向けては、「発表は伝わってこそ意味がある。難しいことをわかりやすく言わないと質問ももらえない。もっとわかりやすい言葉に置き換えて発表することが大切。」と語ってくれました。


 明日はタイの工場を見学するフィールドトリップです。
 タイの高校生と一緒にグループで見学します。


(*)この生徒の研究テーマ
「バイオミメティックス(生物模倣)を用いたシングルスカルの速度比較」
 生物の持っている特徴を生かしてボートにかかる抵抗を減らし
 速度を上げる研究

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タイ・日本高校生サイエンスフェスティバルに参加!vol.2

 今日からサイエンスフェアのスタートです。午前中にオープニングセレモニーがあり、午後からポスター発表でした。タイと日本の高校生のポスターが会場に貼られており、ICTに関連して、農業、教育、エンターテイメント、サービスなどのセクションに分かれています。

 今回、発表する研究テーマの一つは、「テーマパークにおけるアトラクションの最適巡回路を求めるアプリケーション開発」です。発表した生徒は、「文化の違いから研究の背景を聞き手と共有しにくく、説明するのが難しかった。明日の口頭発表に向けて、いかに
このアプリが必要かを伝えられるかがポイントだと思っています」と言っていました。この研究は混雑するテーマパーク内のアトラクションを対象としており、タイのテーマパークとは状況が異なるため、聞いているタイの生徒はこの研究の必要性を理解しにくいようでした。「相手の認識、文化、背景に応じて説明の仕方を工夫していく必要がある」ことを学んでいました。


 明日は口頭発表です。100人近い聴衆の前で発表します。いい緊張感の中で発表することは、とても良い経験であり、多くのことを学ぶ機会となることを期待しています。

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タイ・日本高校生サイエンスフェスティバルに参加!vol.1

 本校はタイでおこわなれるサイエンスフェスティバル(TJ-SIF-2016)に参加するため、タイ中部のチョンブリにあるプリンセスチュラボーンサイエンスハイスクルールに来ています。

 本フェスティバルでは、タイと日本の高校生がそれぞれの研究成果を発表します。今回は特にICTに関する発表となっています。昨年度に続き2度目で、3人の生徒が参加しています。

本フェスティバルは以下の5日間の予定です。
12/20 到着、発表準備 
12/21 オープニングセレモニー、ポスター発表
12/22 口頭発表
12/23 フィールドトリップ(工場見学)、発表
12/24 帰国

今日はポスターを貼るなど発表準備をして、いよいよ明日は発表です。今までの練習の成果を発揮し、英語での発表を頑張ってほしいです。

写真上:発表会場の説明を受けているところ。
写真下:発表ポスターを貼っているところ。

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12月10日(土)に,SSH「名古屋フィールドワーク」を実施しました。

 今回のテーマは「理学と工学のつながり」です。ある一つの物事を見るときに,様々な視点から見ると全く別のことが読み取れる場合があります。探究をおこなう上でもとても大切な力となる,多視点を持つことを,関連性が大きい理学と工学の2分野から見る事で培おうとするフィールドワークです。

 訪問先は名古屋市立科学館とトヨタ産業技術記念館です。普段,展示を見るときには意識をしていない,自分がどのような学問分野の視点から展示を見ているのか意識することで,それ以外の視点からはどう見えるかを考えるきっかけとなりました。
 名古屋市科学館では,理学を中心とした展示に対して,なぜそのものが必要だったのか,なぜそのような構造にしたのかという考え方を持ち,物作りをした人の考え方に迫ろうとする姿勢が見られました。
 トヨタ産業技術記念館では,紡績工場として発展してきたトヨタが,なぜ車の開発に乗り出した理由や,そこにどのような思いが込められていたのかを展示を通して学習しました。チャレンジすることの大変さや,失敗した時にどのように向き合う姿勢を持つべきなのかを学ぶ機会となりました。

 事後学習は他の参加者と意見交換することで,自分が持っていなかった視点を得る機会となりました。同じものを見ていてもすごいと感じる部分や,見方が大きく異なっていることでフィールドワークで得た視点がさらに広がったようでした。

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Sci-Tech Research Forum 2016に参加しました!

 11月26日(土)に関西学院大学 神戸三田キャンパスにて、第2回Sci-Tech Research Forum 2016が開催されました。

 関西学院大学の学生・院生の研究 25テーマ、全国17高校の課題研究 45テーマのポスター発表が行われ、大学教員や大学生・院生、高校の教員や生徒から活発な議論がなされました。堀川高校からも 吉田晏大くん、呉侑樹くん、山下唯くんが英語でポスターを作成し、英語で内容説明をしました。他校の先生方、大学の先生方からたくさん議論していただき、よい部分にも問題点にも気づけるよい経験になったのではないかと思います。

 教員向けの「課題研究に関する意見交換会」も同時に開催され、課題研究テーマ設定における課題について神戸高校、大手前高校、堀川高校の教員が事例を紹介しました。「部活動との兼ね合いはどのようにされていますか」や「大学では知識がある上でテーマ設定するが、高校ではどうしていますか」などの質問があり活発に議論されました。
生徒にとっても教員にとっても新たな課題が見つかるよい機会になりました。


第2回Sci-Tech Research Forum 2016

【開催日時】 2016年11月26日(土)9:30〜15:45
【開催会場】 関西学院大学 神戸三田キャンパス アカデミックコモンズ
【スケジュール】
9:30 開場
10:00 関西学院大学理工学部長 挨拶
10:05 大学院生からのメッセージ
10:30 関西学院大学の大学生・院生の研究発表(ポスター形式)
12:00 昼食
13:00 (高校生対象) オープンラボ(研究室見学)
    (高校教員対象)課題研究に関する意見交流会
14:00 高校生による課題研究に関するポスター形式の発表
15:35 閉会式

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行事予定
4/4 13:00 新1年生登校日
京都市立堀川高等学校
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京都市中京区東堀川通錦小路上ル四坊堀川町622-2
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E-mail: horikawa@edu.city.kyoto.jp