京都市立学校・幼稚園
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SSHフィールドワーク 課題発見の旅に出かけました

2月11日(水・祝)、SSH(重点枠)のとりくみで、「課題発見の旅(神戸・伊丹)」を実施しました。

堀川高校1年生4名、SSH重点枠連携校中学生12名(5校)の参加で、探究活動・課題研究の研究テーマを設定するための手法を学ぶため、

竹中大工道具館
水の科学博物館
伊丹市昆虫館

の3つの施設を訪問しました。


3つの施設では、ワークシートに、
・疑問,不思議に思ったこと
・疑問や不思議に思ったことを明らかにするためにしてみたい調査や実験
を書き込みながら、見学をおこないました。

20個近くの疑問を見つけ、その解明方法についてまとめている中学生もいました。

今回、疑問に思ったことが研究テーマにつながったり、
今回の取り組みのような思考の蓄積が研究テーマの設定につながることを、
今後、体験的に感じとってもらいたいと考えています。
参加者に対する事後の調査も実施予定です。


写真上:竹中大工道具館にて。匠の技と心に感心しています。
写真中:水の科学博物館にて。水の不思議に魅入られて。
写真下:伊丹市昆虫館にて。みんなで問い探し。

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SSH事業「科学技術人材育成重点枠」報告会を開催しました

 1月30日(金)、SSH事業「科学技術人材育成重点枠」報告会を開催しました。京都市内全域から42名の先生方にご参加いただきました。本当にありがとうございました。
 今回の報告会は、SSH事業「科学技術人材育成重点枠」で普及を進めている探究活動における指導法やポスター形式の発表会の指導法、また指導法に対する効果検証について、各学校の取り組み内容の成果・課題の情報共有や交流を行いました。
 モデル校14校(小学校3校、中学校11校)による報告では、各校7分間ではありましたが、探究活動やポスター発表の指導における工夫や課題、またアンケート等による生徒の変容の調査などの発表があり、有意義な研修となりました。

堀高生 科学探究模擬授業

 科学探究では、『科学とは何か』を自分たちなりに定義し、実験などを通して他の人に伝える授業案を作る、という取り組みをしてきました。1月23日、西院中学校へ出向き、その授業をさせていただきました。
 テーマとしては、
 「エアインチョコの空気は、どのように入れる?」
 「なぜ、人は、夢をみるのか?」
 「紙飛行機を遠くまでとばしたくないか?」
 「シャンプーは、なぜ、泡立つのか?」
 の4つを提示し、希望者を募って、授業を実施しました。

 事前にクラスメイトを相手にシミュレーションを重ねてきましたが、やはり本番は勝手が違います。とっさの判断力や適応力が試されました。「難しかったけど、少しは伝わった気がする」と笑顔で答える生徒たちの姿が、一年間の授業の成果であったように思えました。

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「課題発見の旅(課題設定研修)」のお知らせ

堀川高校は平成14年度から継続して文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受け,先進的な理数系教育の研究をすすめてきました。その成果を普及すべく,探究道場など中学生を対象とした特別講習を実施いたしております。
今回,各校の取組で課題研究を行う中学生1,2年生(SSH重点枠モデル校・連携校に限定),本校1年生を対象に,研究テーマを設定する方法を学ぶ研修として,「課題発見の旅(課題設定研修)」を実施いたします。
他校の生徒と意見を交わしながら課題(研究テーマ)を見つけるよい機会となりますので,ぜひご参加ください。
詳しくはこちらをご覧ください。


平成26年度 重点枠モデル校・連携校について
京都市立堀川高等学校は平成22年度からSSH指定校の理数系教育における中核としての機能の強化を図ることを目的とした「コアSSH」事業,平成25年度からは科学技術人材育成に重点を置いたSSH事業「科学技術人材育成重点枠」として文部科学省から指定を受けています。京都市では,理数系教育に関心のある学校のみならず,言語活動の充実や生徒会活動への応用などを検討している学校を「モデル校」・「連携校」として公募・指定し,堀川高校のSSH研究開発の成果である「探究活動の指導法」や「ポスター形式での発表会の指導法」の小中学校等への普及に関する共同研究をすすめています。

全15校  ※順不同
【モデル校】11校
京都御池中学校
下京中学校
久世中学校
岡崎中学校
下鴨中学校
開睛中学校
大宅中学校
西院中学校
双ヶ丘中学校
伏見中学校
桃陵中学校

【連携校】4校
東山泉中学校
樫原中学校
桃山中学校
神川中学校

第4回 探究道場

 12月20日(土),「不倒之塔 〜より高く,より強く〜」というテーマで,今年度最後の探究道場を実施し,中学生47名と保護者15名にご参加いただきました。今回は,全ての運営を本校生徒スタッフが行いました。
 
 内容は,風が吹いている状況でも,それに耐えられる,できるだけ高い構造物をめざし,「構造」について探究するというものです。
 初めに,本校生徒の師範より,構造物にはたらく力と倒れやすさの関係について,説明と実演がありました。
 次に,画用紙2枚という制限のもと,中学生たちは,ハサミとセロハンテープを用いて塔をつくり,その高さを競いました。師範からの説明をヒントにしながら,設計図を描いたり,同じグループの人と話し合ったり,様々な形にしたり,おもりの量を変えたりしながら,塔を扇風機の風に当てて倒れやすさを確認していました。
 
 コンテストでは,各グループの作った塔が15秒のカウントを見事耐え抜くたびに歓声が上がりました。風で倒れなかった塔の中で,その高さの順に,優勝,準優勝,第三位を決定し,本校生徒スタッフより表彰が行われました。

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SSH神戸理研フィールドワーク

  12月12日(金)に1年生36名、2年生24名でSSH事業企画フィールドワークとして神戸の理化学研究所(理研)に行ってきました。ポートアイランドにある研究所に到着すると、セミナー室にて広報の方から理研の沿革と2つの研究センターの研究内容のご説明をして頂きました。
 つづいて、ライフサイエンス技術基盤研究センター(CLST)の研究員の方から有機化学の研究について、ご講演頂きました。2年生にとっては習いたてのとても良いタイミングで、学校で習った内容を土台に医薬品の歴史から現在の応用分野の紹介まで幅広くお話していただきました。講演後の休憩時間も多くの生徒が研究員を囲んで質問するほど盛り上がりました。
 多細胞システム形成研究センター(CDB)の研究員の方からは個体発生や細胞分化に関する研究についてご紹介して頂きました。ES細胞やiPS細胞の研究に触れることができ、研究で使われる胚や細胞の実物もみせて頂き、生徒たちは大きな声をあげて感激していました。

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第19回SSH運営指導委員会

 12月8日(月)、財団法人稲盛財団専務理事稲盛豊実様、京都大学総合博物館館長大野照文様のお二人をお迎えし、第19回スーパーサイエンスハイスクール(SSH)運営指導委員会を行いました。 
 平成22年から5年間、第3期SSH研究指定を受け、その最終年度として、「探究活動の指導と生徒の変容を共有する手法」「科学的な態度としての論理的・批判的言語能力を育成するための指導法」の2つの研究課題と卒業生約3200名へのアンケート調査結果と分析について報告を行いました。
 委員の先生からは、「失敗談が盛り込まれている体験記集はおもしろい。後輩へのいい動機づけとなる。」「未来が信じられる社会をつくっていかなければならない。」「リスクテイクできる生徒や環境づくりが大切だ。」「目標を変えず、ギブアップしない生徒が伸びていくのであろう。」など、今後の改善に向けての、貴重なご意見とアドバイスをいただきました。

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SSH研究開発報告会を開催しました

 11月20日(木)、SSH研究開発報告会(第15回教育研究大会)を開催いたしました。北は北海道から、南は沖縄まで、全国から多くの先生方にご参加いただきました。本当にありがとうございました。
 本校ではSSH研究指定を平成14年から3年間、平成17年から5年間、そして新たに平成22年から5年の指定を受けており、本年度が最終年度にあたります。今回の報告会は、本校の教育活動の公開とSSH研究開発について報告しました。
 どのような成果を得たかについて、第3期の研究課題である「探究活動の指導と生徒の変容を共有する手法」「科学的な態度としての論理的・批判的言語能力を育成するための指導法」の成果を中心に発表しました。


写真上:全体会の様子
写真中:公開授業の様子
写真下:分科会の様子
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第4回探究道場 ご案内

中学2・3年生を対象にした,探究道の稽古の場「探究道場」第4回のご案内いたします。詳細はこちらでご確認ください。

内容:
第4回 「 不倒之塔 〜より高く,より強く〜 」(予定)

自然界には,さまざまな特徴をもつ構造が存在します。例えば高く伸び,枝が繁った木は,日の光を多く受け取ることができますが,一方で,背が高くても強風で倒れないような,しなやかな構造が必要です。今回の探究道場では,風が吹いている状況でも,それに耐えられつつ,より高い構造物をつくることをめざして,「構造」について探究します。

申込み方法: 参加希望者は電子メールにて下記の通りお申し込みください。電子メールをご利用になれない場合は,FAXにてお申し込みください。
申込み受付期間:  平成26年11月17日(月)〜11月27日(木)

【電子メールによるお申込み】
メール件名:第4回探究道場申込み
1.氏名(ふりがな)  2.性別  3.中学校名  4.学年・年齢
5.現住所  6.電話番号  7.受付結果連絡先:電子メールアドレス
8.保護者の方で見学をご希望される場合は見学者名 
9.連絡事項      
を記入の上 E-mail: t-doujyoアットマークhorikawa.edu.city.kyoto.jp までメールを送信ください。(アットマークを@に置き換えてください)。

【FAXによるお申込み】
別紙の「平成26年度第4回探究道場申込書及び保護者同意書」に必要事項をご記入ご捺印の上,京都市立堀川高校 FAX:075−211−8975まで送信ください。

□お申し込みの際には送信先メールアドレスや,FAXの送信面にくれぐれもお間違いのないようお願いします。

*申込み人数が多数の場合は抽選となりますので,お申し込みいただいても受講できない場合がございます。
*参加の可否に関しては申込者全員に対して,12月2日(火)〜12月4日(木)の期間中に,受付結果連絡先にお知らせいたします。連絡がない場合はお手数をおかけしますが,お問い合わせくださいますようお願いいたします。

お願い:
1.携帯電話のアドレスの場合,受付結果の連絡がうまくできない場合があります。携帯電話のメールでお申込みいただく場合,できる限り,パソコンのメールアドレス,またはFAX番号をご記入ください。そちらに受付結果の連絡をいたします。
2.受付結果連絡先の電子メールアドレスに受信制限を設定している場合は,horikawa.edu.city.kyoto.jpというドメイン(メールアドレスの@から後の部分)からのメールが受信可能となるように設定をお願いします。
3.保護者の方の見学は,会場の後ろに配置した座席からのみになりますので,ご了承ください。また,個人情報保護の観点から,写真やビデオ撮影はお断りさせていただいております。なお,本校関係者が探究道場の記録を撮らせていただく場合がございます。
4.天候等により,開催を中止する場合などは,できる限り早い段階で,本校ホームページに掲載いたします。状況に応じて,ホームページもご確認ください。

SSH山梨フィールドワーク!!

  11/2(日)-3(月・祝)(1泊2日)に、SSH(重点枠)のとりくみで、山梨フィールドワーク「地形と水質について」を実施しました。
 堀高生20名、中学生13名(5校)が参加し、山梨県の川・湖・泉の水質調査を行い、周辺地域の地質との関係を探究しました。
 初日は、笛吹川と釜無川、さらに、その2つが合流した富士川の水を採りました。
また、「ぶどうの丘」から、扇状地の例として有名な勝沼扇状地を見学しました。
夜は、「扇状地」班、「湖」班、「天然水と蒸溜」班、「笛吹川と釜無川」班の4つの班に分かれて事前学習の内容をまとめ、学習交流しました。その後、実際に、昼間採った水の調査を行いました。

2日目は、河口湖、西湖、忍野八海の水の採集、さらに天然水工場を見学しました。

調べきれなかった水については、本校自然科学部が今後、調査する予定です。
参加者のみなさんにもその結果を報告します。

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行事予定
2/19 水曜振替授業
2/20 短縮授業(1・2・4限・LHR)  午後:生徒校内立入禁止  前期選抜合格発表
2/21 PST
2/24 スクールカウンセラー来校
2/25 1年学年末考査
京都市立堀川高等学校
〒604-8254
京都市中京区東堀川通錦小路上ル四坊堀川町622-2
TEL:075-211-5351
FAX:075-211-8975
E-mail: horikawa@edu.city.kyoto.jp