京都市立学校・幼稚園
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終業式

 3月18日(金)13時30分よりアリーナにて,後期終業式を行いました。校歌斉唱の後,後期活躍した生徒の伝達表彰をおこない,恩田校長からの挨拶がありました。校長の挨拶の概要は以下のとおりです。

 音の15期生はいろんな音を響かせ,奏でた。他人の成功を喜べる一員としてであることの成長を見た。空の16期生には是非15期生以上の成長を見せてほしい。自立に向けてエンジンを大きくするとともに,品位を持って耐える人間力を身につけていただけると,頼もしく思います。

 葉の1年生の皆さんは,海外研修がこれから「本番」を迎える。海外での体験を「ものの見方,考え方」に広げてほしい。今回の帰着が新たな17期生のスタートラインです。

 足し算も大事だが,掛け算も大事。個人や組織が結果を出すための方程式は,以前から申し上げている通り,能力×情熱×人間力の積算です。これは音の学年と花の学年が証明してくれた。卒業生にも申し上げましたが,情熱を持つための方法は一般的には2つあるのでお伝えしたい。一つは,みずから燃える,誰からの指示や命令も必要とせず,「やらねばならない」「おいかける」強制目標としてではなく,「やりたい」「追い続ける」「初めはあるが終わりなき目標」「同時進行の複数の目標」「プログラムではなくプロセス」型の目標人間に成長すること。もう一つは,そういった「情熱の火を分けてくれる人」と付き合うことです。

 こけることではなく,起き上がれないことが失敗。まず体調管理と危機管理(自転車や情報ネットワークなど)をしっかりとして,ここ一番で力を発揮できる環境に心掛けること。
 「他者の成功に心から拍手」する自己効力感をもって自分とメタ認知に努めましょう。


 写真上:校歌斉唱の様子
 写真中:伝達表彰の様子
 写真下:恩田校長の挨拶

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コミカレ「源氏物語」特別講座(3.12)

 平成28年3月12日(土)午後、岸本久美子先生による「源氏物語」特別講座が行われました。
 例年「文学歳時記」と題して、源氏物語の登場人物の女性に焦点を当て、主にそのキャラクターや魅力について講義をしていただいていましたが、今年より講座のタイトルも変わり、スポットライトが当てられたのは源氏の兄、朱雀院。講演テーマは「脇役の力―物語を支える非物語的人物」。どちらかといえば影が薄い存在と認識されがちな朱雀院がどのように物語を支えているのか?興味津々の本校生徒5名、保護者7名、一般の方々27名の参加がありました。
 光源氏の誕生から時系列に沿って、母や祖父に逆らえない、光源氏の資質にどうしても勝てない朱雀院についての記述をいくつも楽しみながら、御幸の場面を用いて過去の世と今の世とを対比させるといった、源氏物語の巧みな構成についても改めて学ぶことができました。そして、普段は強い意志を持たない朱雀院の大きな決断が、一つは光源氏が栄華を極めるきっかけとなり、もう一つは光源氏の人生に影を落とす結果となったという結論には、一同驚き、その後納得し、脇役の影響力に若干恐ろしささえ感じた様子でした。
 参加者からは、「源氏物語、また他の物語を読むときには、主となる人々だけでなく、細やかな所にまで目を向けてみたい」「先生に朗読、解説いただき、景色や登場人物の心情が圧倒的な力を持って心を占めていき、源氏に忍び寄る晩年の暗さをもっと学びたいなと思いました」などの感想がありました。物語を読む際の視野が広がり、「知りたい」を大いに刺激されるひとときとなりました。

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コミカレ講演会 池谷裕二先生(3.11)

 3月11日(金)、東京大学薬学部教授の池谷裕二先生に、「脳を知って脳を活かす」と題してご講演をいただきました。本校2年生約240名、保護者及び一般の方々13名の参加がありました。
 講演は、知能はいくつかの要素によって決まり、そのうち最もつかみにくいのが熱意(やる気)であるというお話から始まりました。そして、人間にとって重要な役割を果たしているのは意識より無意識であるということを、様々な興味深い実験結果を紹介しながら熱弁されました。記憶は寝ている間に整理されること、学習には初期に多様な間違いをすることが重要であること、感情が表情を作るだけでなく表情や身体が感情を作ることなど、大変豊富な内容を学ぶことができました。講演の途中では、不思議な錯覚が起きる錯視図形を何度も見せていただき、その度に会場からどよめきが起きていました。
 やる気は体を動かすことで生じ、新しいことを知ることで学問は楽しくなる。これから大きく変わる社会で生き抜くために本当に必要な力とは、知ることを楽しむ柔軟性であると述べられました。質疑応答では、生徒から、知識の定着にベストな睡眠時間は何時間であるか、自分の専門性をいつどのように絞っていけばよいのかなど、活発な質問が出ました。楽しく、かつ、これからの受験勉強にも今すぐ役立つ貴重な講演でした。

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「薬物乱用防止」シンポジウムにパネリストとして参加

 平成28年2月23日(火)に京都市地域生徒指導連合会後期研修会が京都市総合教育センター4階永松記念ホールで開催されました。本校から、京都市立高等学校の生徒を代表して2年1組の寺村光君と2年2組の上田凌誠君がパネリストとして参加しました。私たちを取り巻く薬物の現状について、様々な立場から考える良い機会となりました。
 当日は、約300人の保護者や教員が視聴する中で、自分たちが思ったこと、考えていることを、自分の言葉で積極的に発表できました。学校での、いろいろな取組が、この日の発表につながったと思います。この研修会で学んだことを、今後に生かしてほしいと思います。

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堀川ダンスカンパニー  学校ダンス発表会に出演しました!

 2月14日(日)『第61回京都府学校ダンス発表会』(京都市教育委員会共催)に「堀川ダンスカンパニー」の生徒1,2年生15名が出場しました。

 文化パルク城陽プラムホールで多くの方々が鑑賞される中,よい緊張感を持ち,また大きな舞台で踊れる喜びを感じながら,堀川ダンスカンパニーは以下の2作品を発表しました。
(プログラムより)
「Shake It Off」
 さまざまな要素を取り入れたチアダンスではじける笑顔と元気を届けます!
「Problem」  
 アリアナ・グランデの名曲をメンバーの振り付けで踊ります。これが『Problem』だ!

☆ご支援いただいた保護者の皆様,並びに諸先生方ありがとうございました。


※下の写真は舞台リハーサルの様子です。

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パーラメンタリーディベート講習会&練習会

 2月13日(土)堀川高校本能館にて日本高校生パーラメンタリーディベート連盟(HPDU of Japan)の理事長、渋谷教育学園渋谷高校の北原隆志先生を講師にお招きした、パーラメンタリーディベート講習会&練習会が開催されました。京都市立高校及び京都府立高校の生徒39名と京都府市、他府県、私学教員の32名が集い、本校では1年生7名と2年生2名が参加しました。
 ディベートというと難しいものと構えてしまいがちですが、今回練習会ということもあり生徒も先生たちも初心者も多くいた中、今後の授業や部活動などに取り入れることも視野に入れながら、北原先生やHPDUの先生方のご指導の下、ディベートやジャッジを見よう見まねで体験してみました。

 北原先生からは初心者が多いのに、POI(相手チームのスピーチ中の質疑応答)に挑戦した生徒が多かったことなど、京都の参加生徒の健闘ぶりにお褒めの言葉を頂きました。

 他校と編成チームに属さなければならないことになり、最初は躊躇していた本校一部生徒も試合が終わる頃にはすっかり他校生徒たちと打ち解けて仲良くなっていました。チームとして作戦を立てる中でいっぱいコミュニケーションをとったのでしょう。
 生徒たちだけではなく、京都市立、府立、他府県、私立、普段はそれぞれ別々の所属の教員がこの講習会でジャッジを他の先生方と複数で行ったり、休憩時間など交流し、親交を深めることができたことも大きな収穫でした。

 パーラメンタリーディベートの授業への取り入れ方において、ジャッジを複数にし、コメントを日本語でもよしとする、など他にも北原先生が授業や生徒の実情に合わせてどんどんアレンジすればよいのだとご助言を頂き、教員にとっても非常に参考になる講習会となりました。

 講師の北原先生が指導される渋谷教育学園渋谷高校は今年1月下旬に開催されたPDA高校生パーラメンタリーディベート世界交流大会でイギリスやアフガニスタンをおさえて一位を獲得。海外留学をしなくてもパーラメンタリーディベートを続ければ、ネイティブにも負けない英語でのコミュニケーション能力、論理的思考、交渉力を身につけることができると北原先生は仰います。

 一試合目より二試合目の方がより話せるようになった、もっと話したい、試合をしたいと思った生徒も多かったのでしょう。試合に負けて悔し泣きする生徒も。言いたくても言えないもどかしさ、「楽しい+しんどい=たのしんどい」、実力+αくらいのタスクの方が成長するのでしょう。
 質疑応答の時間では「英語の得意な友達でもディベートというとなかなか誘っても来てくれないがどうしたらディベート仲間を増やすことができるか」という運営教員側のような質問をする生徒も。
 北原先生のご回答は「そんな時はとにかくこうした練習会や講習会に誘ってみてください。今日参加して楽しかった人はそれを周りに広めて下さい。」とのことでした。言葉だけでは限界があり、体験した人にしかわからない、伝わらないこともあるのです。その熱意に応えるべく、この会を一度だけで終わらせるのではなく、次に繋げられないかと京都市及び京都府運営陣もご検討下さるようです。今回残念ながら参加できなかった人も是非次の機会は参加し、この輪を広げていきましょう。
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ジュニアアチーブメント主催 Social Innovation Relay 2015 優勝しました!

 2月14日に、東京のエヌエヌ生命本社ビルにて、SIR(Social Innovation Relay) 2015「高校生のソーシャルビジネス企画コンテスト」の国内大会決勝戦が行われました。エントリーした約100チームの中から決勝に勝ち残った7チームが、社会的課題の解決に向けたビジネスアイディアをプレゼンテーションしたこの大会で、1年2組の倉田菜奈子さんと八幡真由さんのチームSunflowerが、見事優勝しました!
 国内大会を制した倉田さんと八幡さんは、次は、6月に行われる世界大会に日本代表として出場します!
二人の感想と世界大会への意気込みをどうぞ!

八幡真由
 まず、この取り組みに関してアドバイスなど協力をしてくださった方々、本当にありがとうございました。皆さんのおかげでSIR国内大会決勝で優勝することができ、大変光栄で嬉しく思います。今回、この取り組み全体を通して日本の社会、そして国際社会にどのような課題があるのか、今までの私の日常生活では考えることのなかったことについて考える貴重な経験をすることが出来ました。また、SIR国内大会決勝で多くのユニークなプレゼンを見れてとても良い刺激となりました。今後の国際大会へ向けて更にアイデアを進化させて頑張っていきたいと思います。

倉田菜奈子
今回この大会に応募したきっかけは、自分でビジネスプランを立てることへの興味からでした。しかし二次予選のコンセプトペーパーやパワーポイントの作成、また、国内大会でのプレゼン準備など、初期のビジネスプランを実現可能なものに具体化する過程で、初期のプランと考えが大幅にずれたり、プランの欠点の修正をしたりしました。その修正を加え、プランがより現実味のあるものに質を高めるのにとても苦労をして、途中で投げ出したいと思うことも多くありました。しかし今日の大会で、参加者から学ぶことが多くあり、Sunflowerのビジネスの欠点やプレゼン内での反省点を知ることができて、とても良い経験になったと思います。

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コミカレ 国連開発計画(UNDP)駐日代表近藤哲生先生講演会

 2月6日(土)午前10時から、国連開発計画(UNDP)駐日代表の近藤哲生先生を講師にお招きし、本校1年生全員と2、3年生の希望者、保護者・市民の方々を対象に、コミュニティカレッジを開催しました。
 講演は約1時間行われ、UNDPの活動やその活動を支える考え方、国際連合の意義、目指すもの、といったお話から、キャリアプランのお話まで、具体的に分かりやすくご講演いただきました。
 特に、SDGs(17の持続可能な開発目標)は、全人類が取り組まないといけないことで、どの分野に進んでもSDGsの一つには関わることになるというお話と、これからは民間の力がとても重要というお話に、国連の職員にならなくても、国連開発計画の一員として、自分のキャリアの中で国際社会の役に立てるということを知ることができました。

 講演会や講演会後に催された座談会ではたくさんの質問が出ました。
「チャドの紛争は難民や部族間の問題など、根本的なことが解決されていません。今後どうなるのでしょうか。」という質問に「法律などの整備が必要だ。裁判所を通して時間のかかる解決になるだろう。」と近藤先生からご返答頂きました。生徒たちはいろいろな異なる文化について疑問を深めることもできて、とても充実した時間となりました。
 近藤先生、本当にありがとうございました。

写真上、中:講演会の様子
写真下:座談会の様子


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第2回英語プレゼンコンテストで優秀賞をいただきました!

 1月30日(土)に、高校生ならではの発想と感性で世界に向かって発信しようと、「第2回京都市立高等学校英語プレゼンコンテスト」が高等学校コンソーシアム京都・京都市教育委員会主催で行われました。個人の部に4名、グループの部に8チームが参加し、「英語教育」「学生服」「スマホ・ライン」などをテーマに選んで、身近な社会や世界で起こっていることに関して自分の意見やアイデア、問題解決等など、スライドを使用しながら説得力のあるプレゼンをして、聞いている人の気持ちを動かそうと、発表する高校生たちはみんな熱が入っていました。

 堀川高校からはグループの部に「ゼブラ」チームが出場し、見事シルバー賞(優秀賞)を獲得した。チームの2年生東田さん古橋さんは、テーマに2年連続世界で最も人気のある観光都市に選ばれた「京都」を取り上げ、姉妹都市ボストンと比較して、景観や京都人を切り口に今後の京都のあるべき姿を主張した。二人とも聴衆を意識した態度で、うまくまとめた内容をクリアな英語で発表した。審査員からの「どこが最も素晴らしいか」という質問にも「嵐山」を挙げて落ち着いて答えていた。

 後半には、この夏に実施された、京都市教育委員会主催の「グローバルリーダー育成レスター研修」に参加した30名から報告会が行われた。イギリスでのレッスンやアクティビティ、オックスフォード大学生との交流など、現地で学んだことや経験したことを歌や演劇を交えながら体中でその楽しかったことを会場に発信した。

 今回のプレゼン大会とレスター育成研修を主催頂いた委員会関係者の皆さま、ならびに運営関係の皆さま、参加・参加指導の皆さま、会場参加の皆さまに感謝とお礼を申し上げます。

写真上:テーム「ゼブラ」のプレゼンの様子
写真中:賞をいただいてニッコリ。がんばりました。
写真下:レスター研修報告会やりきりました。参加者全員おつかれさま!


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第10回トイコンテスト

 トイコンテストは正式名は「『至高の動くおもちゃづくり』トイ・コンテストグランプリin Kyoto」といい,小学生が手作りのモデルカーで走行距離や速さ,デザインなどを競う会です。今回は特に10回目の記念大会ということで普段の場所を離れ,堀川高校講堂・北校舎を会場とし,多くの企業や学生さんたちの協力の下,盛大に行われました。

 その中で,本校自然科学部・1年生7名がボランティアを行いました。内容は,参加児童に科学実験を見せること。「キッチンサイエンス」と題し,60名の児童に,紫キャベツの色素が酸・アルカリ性の変化で,鮮やかに変色するという科学の不思議を体験してもらいました。

 コンテストは小学生が対象であり,本校にはあまりなじみがなかったイベントですが,約900人もの児童で大いに盛り上がっているのを見て驚きました。本生徒は,それに物怖じすることなく,科学の祭典(毎年11月開催;青少年科学センターにて)で鍛えたプレゼン能力で,積極的に普及活動に臨みました。

 結果は写真で見ていただける通りです。

写真上:トイコンテスト会場の様子(本校アリーナにて)
写真中・下:自然科学部が「キッチンサイエンス」で参加。

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行事予定
3/18 1年海外研修解団式   後期終業式(13:30〜) 新1年教科書販売
3/19 PSTなし 新1年教科書販売
3/20 春分の日 新2年教科書販売
3/21 振替休日 新3年教科書販売
3/23 合格者登校日(13:00〜) 生徒校内立入禁止(12:00〜)
京都市立堀川高等学校
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