京都市立学校・幼稚園
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第3回探究道場

 10月24日(土),本校本能館において,第3回探究道場が中学生77名,保護者・教育関係者30名,本校の高校生スタッフ30名,本校教職員11名,計148名の参加で行われました。今回は「身近な所に…数学ガアル 『紙の大きさ』『●●●1』の謎」と題して,2つのテーマについて,探究活動に取り組みました。

 2つともテーマとしてはかなり難しいと思われたのですが,参加した中学生たちは非常に柔軟な発想で,多様な意見を発表してくれました。以下,班ごとに発表された意見をいくつか紹介します。

(テーマ1)
「どのような用紙が1: √2なのか,そして,1:√2 は何故多いのか」
・ファイルに入れるために,大きさを決めている。
・ポスターなどパッと見るものは1:√2 ,じっくり読むものはそうではない。
・見やすさとして適切なサイズだから。
・半分にしても同じ形だから,いろいろなサイズを用意できて便利なので。
・紙を作るときの経済性からも便利である。

(テーマ2)
「統計資料や数表で数字1で始まる数値の割合(以下1の割合)が多い理由」
・世界各国の面積における1の割合は,面積が縦×横なので正方形で考えると,数表の平方数の1の割合に近い値になっているのではないか。
・掛け算の筆算の計算を考え,2行(3行)を足し算するときの繰上りを考察したもの。
・1〜9が均等にあったとして,それに×2,×3をしたときの,1の割合から考察したもの。
・統計資料や数表で,1の割合,2の割合,…,9の割合を調べ,その分布を考察したもの。

 多くの発想に脱帽です。高校生スタッフも班内で意見が共有できるようにサポートをしてくれました。

 アンケートでは,班発表で多様な意見が交流できたことを評価するものが多くみられました。楽しく探究活動に取り組めた2時間になったと思います。              
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