京都市立学校・幼稚園
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第1回探究道場(6.21) 骨格から学ぶからだの機能

 本校では平成23年度より,探究活動に興味を持つ中学生の活動や交流の場を作ることを目的に,中学生を対象とした探究的・発展的な特別授業として「探究道場」を実施しています。6月21日には,「骨格から学ぶからだの機能」と題し,今年度第1回の探究道場を実施しました。京都府内各地から約70名の中学生が堀川高校本能館に集まり,4人で1グループ,そこに堀川高校生スタッフがサポーターとして入るという形式で行われました。各グループは,動物の骨格模型を組み立てる,交流する,機能から人間の骨盤を作ってみるという探究活動に取り組みました。
 9時45分,道場長である恩田校長の挨拶で会場は一気に気合が入り,高校生スタッフの掛け声に続く参加者全員による探究五箇条の唱和で道場の扉が開きました。各グループは,5分間の自己紹介トークなどですっかり打ち解けた後,道場師範から2つのミッションが提示されました。「骨格から生物の生活を考えよう」「生物の生活をもとに骨格を考えよう」です。具体的には,1つ目は,与えられたさまざまな古生物の骨格模型を組み立てて,それが肉食か草食かを見抜いてグループごとの意見交換です。各グループとも根拠となる骨の特徴を相談し,爪,歯の形,目の位置などから生物の生活がわかると報告していました。2つ目は,人間の生活や活動上の特徴から,人間の骨格をプリントに描き,紙粘土での骨盤の作成です。参加の中学生は,日頃考えたこともない骨の構造を問われて,自分の胸や腰に手をあててみたりしながら骨盤作成に悪戦苦闘していました。

参加した中学生の感想を紹介します。
「人類の祖先が4足歩行から2足歩行になった経緯を調べてみたいと思いました。」
「今の人間がさらに進化したときの骨格構造についても考えてみたいと思います。」
「様々な学校や学年の人達と交流することで,さらに自分の考え方を見直したり、深めたりすることができました。とても楽しかったです。」

写真上:骨格模型を組み立てる様子
写真中:グループで意見交換
写真下:紙粘土で作った骨盤のコンテスト

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行事予定
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5/1 月曜振替授業 避難訓練
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