最新更新日:2024/04/23 | |
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15期生探究基礎,始動
探究基礎の授業は,探究する力を伸ばすことを目標とした,本校独自の授業です。「探究する」とは,「用意された答えがない『問い』に対して,正しいと思える『答え』を見つけること」。
新入生である15期生の探究基礎の授業が始まり,第1回授業の冒頭には,1年半の授業期間でどんなことを学ぶかの概略が示されました。今回は,この授業で説明された探究基礎の大まかな流れを掲載します。 この授業は半年毎に,HOP,STEP,JUMPの3つの段階に分かれています。2年前期の半年間をJUMPと呼び,探究する力を高めるために実際に探究活動をおこないます。この期間には,生徒は実際に自分で問いを立て,それに対する筋道だった答えを導くために,様々な調査・実験を行います。その上で,その導き方に問題がないか,あるいは他の考え方がないかなどを,他の人に確認してもらうため,探究の成果を発表したり論文を書いたりします。これらの探究活動を実際にすすめるための準備をするのが,1年前期のHOP,後期のSTEPと呼ばれる期間です。HOPでは,探究活動の基本的な流れや考え方といった探究の「型」を学び,また,STEPでは探究活動において重要となる答えの導き方や,その際に証拠となる事実を確認するための調査・実験方法といった探究の「術」を身につけます。 1年生はこれから半年間,講義や実際に論文を作成する実習などを通じて,探究の「型」を学んでいくことになります。 さて,第1回授業では,探究活動の心得を示した「探究五箇条」についての説明がありました。 一,知らないということを知れ 一,常識を学べ 一,常識を疑え 一,手と頭を動かせ 一,朋と愉しめ というものですが,それぞれ,探究の進め方を示すと同時に探究活動で必要となる態度を示しています。 次回は,この探究五箇条についての説明を掲載します。 |
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