京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/23
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21期生 本能館探究DIVE 1日目

4月15日(月) 本能館探究DIVE1日目
本日、新入生の最初の探究活動である本能館探究DIVEが行われました。
本能館探究DIVEとは、
・堀川高校の探究活動を体験し、今後の探究活動に必要となる力について考える
・班での交流や話し合いの場面を通して、対話の重要性に気付く
・クラスや学年で交流し、各自の帰属意識を高めつつ、質の高い集団活動に向けて行動できるようになる
ことを目的とした行事です。

 生徒には3つのテーマが与えられます。自分の担当するテーマについて、班のメンバーと対話しながら自分たちなりの答えを模索していきます。テーマは、A「言葉の限界に挑戦!」、B「こんなもんってどんなもん?」、C「格言を語れ!」の3つです。
 Aの「言葉の限界に挑戦!」では、他者に図形や絵などのイメージを言葉で伝える方法として最も伝わりやすい方法を探究します。
 Bの「こんなもんってどんなもん?」では、日本全国の高校生が3年間で消費するシャープペンシルの芯の長さを自分たちで推測し、その長さを分かりやすく伝える方法について探究します。
 Cの「格言を語れ!」では、世の中で格言とされているものはどういうものか、そもそも格言とは何か、知っているようで知らなかったものについて探究します。

 生徒たちは悪戦苦闘しながらも対話を通して自分たちなりの答えに近づけていたようです。探究活動後のレクリエーションでは交流係の生徒を中心にクラス内だけでなく、学年全体で親睦を深められていたように思えます。

明日は今日の成果をポスターにまとめてポスター発表会を行います。発表中でも質問することができるポスター発表の場で、発表者と聴き手とで対話し、新たな発見・気づきを生み出してくれるでしょう。
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始業式・対面式・着任式

 4月8日(月)午後、平成31年度前期始業式・対面式・着任式を行いました。
 新1年生は、2年生と3年生の間に、クラス毎に入場し、大きな拍手でお迎えをしました。全員がそろったところで、放送局生徒の司会進行で始業式を開始しました。
 校歌斉唱の後、校長挨拶があり、続いて学校生活部長からの諸注意がありました。続いて対面の挨拶として、新入生代表の挨拶、在校生代表の挨拶が行われました。最後に今年度新しく着任された教職員の紹介がありました。

 8日から新しい年度の堀川高校がスタートしました。すべては「自立する18歳」の育成に向けて、生徒たちも教職員も全力でチャレンジしていきます。



 写真上:始業式の様子
 写真中:新入生代表の挨拶
 写真下:新着任教職員の紹介


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本日の下校について

本日(4/11)の10:30頃、学校の近くのマンションで女性が刃物で切り付けられる事件が発生し、被疑者は現在のところ逃走中です。

このため、学校では門を閉め、本能館での活動がある際には必ず教職員が付添いをしています。また、下校に際しては下記のことを生徒に伝えています。
 〇できれば複数人で下校し、大きな通りを通ること。
  特に事件現場の方向にある地下鉄四条駅に向かう場合は、堀川通りや四条通りを通ること。
 〇東門は施錠しているので、自転車利用の生徒も通用門を通ること。
 〇18:00の完全下校時刻を超えないように、できる限り早めに、明るいうちに下校すること。

ご心配をされている方も多いと思います。どうぞお知りおきください。

平成31年度入学式 式辞

 本校は、一九〇八年、明治四一年に京都市立堀川高等女学校として設立されました。昨年、百十周年を迎えています。一九四八年、昭和二十三年に学制改革により京都市立堀川高等学校として発足し、新入生のみなさんは、その七十四期生となります。そして、一九九九年、平成十一年からこの新しい校舎で京都市の教育改革のパイロット校として新たな歴史を刻み始めました。この新たな挑戦の年輪として、ここに集う新入生を私たちは二十一期生と呼びます。このことを、新入生諸君は心に受け止めてください。
 今、二十一期生、二四八名のみなさんに入学を許可いたしました。それは、堀川高校の歴史に、新しい二四八名の名前を加えたということです。みなさんが、これから三年にわたり、ここ堀川に、変わることなく受け継がれる自主自立の精神を大切に、さまざまな学びの体験を経て、堀川高校の最高目標である「自立する十八歳」を目指し、懸命に学ぶ日々を過ごしてくれることを心から願っています。
 そのスタートとなる今日、堀川高校は皆さんと「三つの約束」をしたいと思います。
 三つの約束、その第一は、「学校は学びの場である。」ということです。人は、足りないものがあるから、不十分だから、学びます。失礼ながら、みなさんはまだまだ不十分です。自分はまだ足りないということを自覚して、学ぶ者としての謙虚さを持ってください。私たちは君たちの現状を受け取りはしますが、そのままの状態を肯定はしません。なぜならば、私たちは、あなたたちの可能性を肯定するからです。可能性を肯定して、あなたたちに、学ぶための多様な機会を提供します。
 第二は、「学校は小さな社会である。」ということです。集団の中で自己をみつめ、他者を理解する場。当然ルールがあるし、マナーも必要です。堀川高校をよりよい社会にするための責任と役割をみんなが共有しています。あなたたちは場と状況を把握し、意識した行動をとるように努めてください。私たちは、大きな子どもではなく、「小さな大人」として、君たちに対応します。
 第三は、「学校は楽しいところである。」ということです。本当に楽しいというのはどういうものかを考えてほしい。楽しさは待っていて与えられるものではありません。行動することによって創るものなのです。本物の楽しさを得るために、自ら参画し、参加する姿勢を持ってください。私たちは、あなたたちの個性を尊重して、見張ることはせずに、見守ります。
 今、みなさんと三つの約束をしました。約束とは契約です。みなさんと私たちがこの三つの約束を互いに果たしきることはそんなにたやすいことではないでしょう。一人一人の自覚とともに、お互いがことばで確認と評価し合うことによって、この堀川という学校が「学びの場」「小さな社会」そして「楽しいところ」であるという約束が果たされます。みなさんがこれから始まる堀川での日々を主体的にこの約束を果たそうと努力することが、三年後の「自立する十八歳」を創り出します。
 今日、みなさんの新しい始まりの時に、私は堀川高校二十一期生を「暁(あかつき)」と名づけます。太陽がゆっくりと少しずつ重い暗闇を凌ぎつつ、光を差し入れてくるように、未来に向けた努力と挑戦を、勇気をもって、一歩、二歩自ら歩んでほしいと願っています。
 漢字の「暁」は、太陽を表す「ひへん」と、山の極めて高い様子をあらわす「ぎょう」という字からできています。明るくなろうとする夜明けを意味し、物事の始まり、そして太陽の光が差し込んでくることによって、物事が明らかになること、はっきりわかってくることを表しています。古来日本、夜明けを表すことばはたくさんあります。「あかつき」「しののめ」「あけぼの」「あさぼらけ」などです。その中で「あかつき」は夜半から明け方までの時刻で、夜明けの一番初めを表します。つまり、太陽の昇る直前のほの暗いころで、長い夜から太陽を最初に感じ始める夜明けのスタートのころです。長い夜から朝への最初のうごめきが「あかつき」です。静寂な夜から、太陽の光を受けて、生命のいぶきが感じられる瞬間です。
 前が見えない暗闇の中でも、これから差し込んでくる光を信じて夜明けがやってくるように、先の見えない未来に向けて、自分自身の可能性を信じ、勇気ある挑戦をし続けてほしいと願ってやみません。
 保護者のみなさま、ひとことお祝い申し上げます。お子様のご入学、おめでとうございます。本日より堀高生としての高校生活が始まります。堀川高校入学がゴールではありません。ここからがスタート、夜明けとなります。希望に満ちあふれている今、ここから、濃密な三年間を送ることで、生徒たちは大きな変容を遂げていきます。どうぞ保護者のみなさま、私たちとともに生徒たちをあたたかく見守り、時に励まし、支えていただきますよう、よろしくお願いいたします。
 さあ、二四八名の二十一期生のみなさん、堀川高校の新たなる夜明けを、一緒にスタートさせましょう。


 平成三十一年四月八日 学校長 谷内 秀一

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吹奏楽部定期演奏会お礼

 先日、3月24日(日)は、堀川高校吹奏楽部第10回定期演奏会にお越しくださりありがとうございました。
 普段とは違うホールでの演奏に心躍らせ、お客様と一体になれたように感じ本番の空気感を楽しむことができました。一方で、慣れない響き方の中で楽器間のバランスを取るのが難しかったり、見せ場で思ったように音が出せず悔しく思ったりもしました。
 それぞれうまくいったこともいかなかったこともありましたが、第10回の定期演奏会を開催できたこと、そしてあの時間を多くの方々とともに音楽を通して満喫できたことが本当に幸せでした。お客様のあたたかい雰囲気の中で演奏できたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
 また、アンケートを通じて部員の今後の原動力になるような励ましのお言葉やご意見を多くいただきました。それらを胸にこれからも努力を続け、さらに楽しく魅力あるステージを創っていきたいと思います。
 最後になりましたが、今回の定期演奏会、そして今年度の吹奏楽部の活動を支えてくださったすべての方々に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。これからも堀川高校吹奏楽部をどうぞよろしくお願いいたします。



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自主ゼミ 堀川ダンスカンパニーの活躍

 自主的な活動を行う団体、自主ゼミの一つである堀川ダンスカンパニーが桂川イオンモールでダンスを披露しました。以下は所属生徒のレポートです。

 堀川ダンスカンパニー(HDC)です。3月23日(土)にイオンモール桂川の野外ステージで行った私たちの発表について報告します。
 発表テーマを「和と自然のハーモニー」として、私たちの大好きな京都らしさを盛り込みました。全員で踊った曲はもちろん、グループに分かれて踊った得意なジャンルのダンスも大いに盛り上がりました。観てくださった方々からはバレエ、ヒップホップ、チアダンスなどの個性にあふれたダンスもHDCの魅力だという評価を頂きました。

 HDCはダンスを通して人を元気にすることを目指し、自分たちで企画、交渉、運営を行いました。イオンモールとの交渉を重ね、ダンスパフォーマンスを実現できたことは大きな自信になりました。特に引退を控える2年生にとっては今までの成果を発表する場としてふさわしい場所で満足する発表ができたと思います。
 先輩から受け継いできたHDCをこれからも後輩へと引き継いでいきます。

 写真上 リハーサルの様子
 写真中 ダンスの様子
 写真下 HDCメンバー

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平成31年度 学校経営要項

平成31年度京都市立堀川高等学校経営要項を掲載いたしました。
以下をご参照ください。

平成31年度学校経営要項




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「Sun in the Night」

 春到来!世の中は新年度として、今日から新しくスタートする。
 スタートにはさまざまなスタイルがある。年度の始まりとしてのスタート、春夏秋冬四季としてのスタート、一日のスタートなど。これらは、再度スタートに戻ってくる循環型。この型には、実は始まりがなく、終わりもない「時」の流れとなっている。では、新元号のスタートはどうか。これは循環型ではなく、歴史的時間としての直線型で、始まりがなく、終わりもない。では、一人ひとりの人生のスタートはどうだろう。これには始まりがあり、そして終わりもある。歴史的時間とはちょっと違う。人生の普遍的時間としてのヒト型とでもいえようか。この有限の時間の流れにはそれぞれ分節あり、例えば一つには、幼児、少年、青年、中年、老年などの分節、これは当たり前だが、一度過ぎ去れば二度と戻ることはない。スタートにはさまざまなスタイルがあるが、いずれにしても、それぞれのスタートは、「今、ここ」に生きることへの強調へと向かうものといえる。
 では、新しい自分自身のスタートは、いつ、どこから始まるのか。それは自分を知るところから始まるのではないだろうか。自分を知るとは他者を知ることなしには始まらない。とすれば、他者との新しい出会いやコンタクトがその時でもある。学校という小さな社会の中でもさまざまなスタートがある。4月には新入生が入学し、新しいコミュニティが加わる。2年生や3年生は同じメンバーでも、4月からは、新しいコミュニティに進化する。やはり、一人ひとりのスタートとなる。
 それは、長い夜から朝がやってくるあの感覚、太陽がゆっくりと少しずつ重い暗闇を凌ぎ、光を差し入れてくる、あの瞬間の楽しみと喜び、未来に期待するわくわく感は誰でも経験しているように、毎日が新しいスタートでもあり、進んでいる途中でもある。
 私たちは、先が見えないが、一人ひとりのそれぞれの朝を求めて、「今」に生きているのだろう。


 大伴家持曰く、
  「高円(たかまど)の野辺のあきはぎこのころの
             あかとき露に咲きにけむかも」


  学校長 谷内 秀一  


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堀川高校の歴史

昭和23年学制改革により新制高校が誕生するや、京都市は小学区制・総合制・男女共学制の原則を立てて市内公立高校を再編成した。
本校は、明治41年創立以来京都市立堀川高等女学校として40年の歴史を持つ校舎に拠り、中京地区を中心に普通・商業・家庭及び音楽の4課程を設置、約2,000名の生徒を擁して、京都市立堀川高等学校として発足することとなった。

昭和23年10月20日 開校式  吉原好人学校長に就任
昭和23年11月 6日 PTA結成  育友会として発足
昭和23年11月 9日 生徒会発足
昭和24年 4月12日 校章・バッジ制定
昭和25年 2月26日 旧京都市立堀川高等女学校同窓会と本校同窓会が合同
堀川同窓会として発足
昭和25年 5月13日 音楽課程に専攻科設置  修業年限2年
昭和25年 5月27日 財団法人京都市立堀川高等学校教育財団結成
昭和26年 4月 8日 上京区出雲路立本町103に出雲路分校設置
昭和27年 3月31日 出雲路分校廃止 (音楽専攻科は京都市立音楽短期大学に昇格)
出雲路分教場設置 音楽課程を収容
昭和27年 4月15日 吉原好人校長退職 平井乙麿学校長に就任
昭和27年 7月22日 平井乙麿校長退職 米田貞一郎学校長に就任
昭和28年 3月 7日 家庭課程廃止
昭和31年 9月 5日 音楽課程 左京区聖護院円頓美町に移転
昭和34年 6月10日 生徒食堂落成
昭和38年 3月31日 全日制商業課程廃止
昭和38年 4月 1日 米田貞一郎校長転出 向井寛学校長に就任
普通課程・音楽課程高等学校として発足
昭和40年 3月31日 向井寛校長退職
昭和40年 4月 1日 三木正雄学校長に就任
昭和42年10月 6日 体育館竣工
昭和45年 3月31日 三木正雄校長退職
昭和45年 4月 1日 服部梶蔵学校長に就任
昭和51年 3月31日 服部梶蔵校長退職
昭和51年 4月 1日 水上良市学校長に就任
昭和51年 4月24日 生徒新食堂落成
昭和52年 4月12日 水上良市校長転出 高倉貫太郎学校長に就任
昭和54年 3月31日 高倉貫太郎校長退職
昭和54年 4月 1日 仲田一郎学校長に就任
昭和55年 2月23日 校歌・校旗制定
昭和55年 4月 1日 音楽科 西京区大枝沓掛町14−26に音楽科分校として移転
昭和55年 7月10日 視聴覚室・図書館・情報処理棟(A館)竣工
昭和56年 3月31日 仲田一郎校長退職
昭和56年 4月 1日 門前和学校長に就任
昭和57年 3月31日 門前和校長退職
昭和57年 4月 1日 多田孝敏学校長に就任
昭和60年 3月31日 理科・工芸実習棟(B館)竣工
昭和61年 3月31日 多田孝敏校長退職
昭和61年 4月 1日 恩田修三学校長に就任
昭和63年 3月31日 恩田修三校長退職
昭和63年 4月 1日 塩見徳男学校長に就任
平成 2年 3月31日 塩見徳男校長退職
平成 2年 4月 1日 三宅宗純学校長に就任
平成 4年 3月31日 三宅宗純校長退職
平成 4年 4月 1日 河村正学校長に就任
平成 8年 4月18日 育友会 堀川高等学校PTAと改称
平成 8年 9月17日 校舎全面改築開始
平成 9年 3月31日 河村正校長退職
平成 9年 4月 1日 山崎晃学校長に就任  音楽科 京都市立音楽高等学校として独立
平成11年 4月 1日 新校舎に移転 人間探究科・自然探究科設置
平成11年 9月 1日 文部科学省・総務省共同事業「先進的教育用ネットワークモデル地域事業」の研究指定校となる
平成12年 4月28日 グラウンド等外構設備完了
平成13年 3月31日 定時制課程閉制
平成14年 5月23日 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の研究指定校となる
平成15年 3月31日 山崎晃校長退職
平成15年 4月 1日 荒瀬克己学校長に就任
平成17年 4月 1日 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の5年間延長の研究指定を受ける
平成17年 8月17日 本能館竣工
平成20年10月20日 創立100周年  堀川憲章制定
平成22年 4月 1日 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の研究指定校及びコアSSH採択校となる
平成24年 4月 1日 荒瀬克己校長転出 川浪重治学校長に就任
国際バカロレアの趣旨を踏まえた教育の推進に関する研究指定を受ける
平成26年 4月 1日 川浪重治校長転出 恩田徹学校長に就任
スーパーグローバルハイスクール(SGH)の研究指定を受ける
平成27年 4月1日 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の研究指定校及び科学技術人材育成重点枠採択校となる
平成30年 3月31日 恩田徹校長退職
平成30年 4月 1日 谷内秀一学校長に就任

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行事予定
4/15 探究DIVE
1年探究活動(本能館探究DIVE)
4/16 探究DIVE
2年探究活動(本能館探究DIVE)
4/18 スクールカウンセラー来校日
4/20 PST(9:30〜16:00)  3年プライムステージ模試
京都市立堀川高等学校
〒604-8254
京都市中京区東堀川通錦小路上ル四坊堀川町622-2
TEL:075-211-5351
FAX:075-211-8975
E-mail: horikawa@edu.city.kyoto.jp