京都市立学校・幼稚園
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H30グローバルリーダー育成研修 その10(8月2日の様子)

8月2日
 グローバルリーダー育成研修の授業日も、残りあと2日となりました。時間割によっては今日で最後の授業もあり、同じクラスで仲良くなった他国の生徒との別れを惜しんでいる姿も多く見かけました。2週間は短く、その中で色々な国の生徒が加わったり、帰国して行ったり、本当にたくさんの出会いがあったようです。

 授業の様子を見ていると、やはりドイツ人やコロンビア人が瞬時に先生の質問に答えるので、自分の意見を言うタイミングを逃す場面をまだ見かけます。しかし1日の振り返りと次の日の目標を書くジャーナルには、悔しい気持ちを綴っていて、明日こそ5回以上は発言すると宣言する生徒も多くいます。意見を言うことはもちろん、意見を言うタイミングを自分でうまく作っていく力の大切さを痛感しているようです。

 明日で授業は最後です。明日の目標としてどんなことを書いてくるか、楽しみです!

(写真上中) 授業の様子
(写真下) 集合写真

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H30グローバルリーダー育成研修 その9(8月1日の様子)

8月1日
 学校生活にも慣れ、ホームステイ先での生活にも慣れ始めた様子です。
 毎日英語で行うグループミーティングでは、一人一人の話す量がぐんと増え、話したいという気持ちも、自分の考えを伝える表現方法も格段に広がっているのが分かります。
 さて、今日はそんなみんなの授業の様子をお伝えします!

 午前中はGlobal Leader Lessonでした。
 今日は明日本番を迎えるミニ国連の準備の真っ最中でした。2人ずつに分かれ、それぞれアメリカや南アフリカ、トルコなどの国の代表として、自分たちの国が抱える問題について調べていました。話し合うテーマは、環境、ジェンダー、移民政策の3つです。先生にアドバイスをもらいながら、インターネットを使って調べ、ワークシートに内容を整理していました。明日の発表が楽しみです!
 午後はEnglish Lessonでした。
 1時間目は携帯電話についてのディスカッションが行われていました。携帯電話を持っている人と聞くと全員の手が上がり、その次に携帯電話は何をするためのツールとして使っているのかを話し合っていました。そして、携帯電話を持つのは良いことか悪いことか、それは何故か、何歳から携帯電話を持つべきか等、クラス全体で意見を交流していました。次に日本での携帯電話依存症に関する記事を読み、改めて携帯電話を使う際に気を付けるべきことを話し合いました。
 2時間目はイギリスについてのディスカッションでした。「イギリスの天気は言われているほど悪くない」、「イギリスの料理は実はまずくない」などテーマが与えられ、それに賛成か反対かの意見と理由をそれぞれ発表していました。
 自分の意見を理由とともに言う姿勢が身に付いてきている様子がひしひしと伝わってきます。


(写真上中) Global Leader Lessonの様子
(写真下) English Lessonの様子

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全国高等学校クイズ選手権 京都府代表に決定!

 日本テレビが主催する「第38回全国高等学校クイズ選手権 高校生クイズ2018」の近畿予選会が7月26日(木)に行われ、HQC(Horikawa Quiz Club)の生徒たちが参加しました。
 本校には、自分のやりたいことの意義を理解して、仲間とともに掲げた目標に向かって挑戦する生徒たちが集まる“自主ゼミ”があり、HQCもその自主ゼミの一つです。 HQCは、「クイズを通した堀川高校の活性化」「常識とは何か、常識を知る意味とは何かを探究する」を掲げて、20名を超える生徒たちが日々活動しています。
 「高校生クイズ2018近畿予選会」には、HQCから7チーム(1チーム3名)がチャレンジし、2年生の大槻修平君・高田慎太郎君・橋本直樹君のチームが見事に勝ち抜き、京都府代表の座を勝ち取りました。
 全国大会は8月15日〜19日に開催されます。3人は8月13日に東京へ出発し全国制覇を狙います。

※写真は近畿予選会に参加したHQCの生徒たちです。

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H30グローバルリーダー育成研修 その8(7月30日31日)

7月31日
 今日も朝からみな元気に登校してきてくれました。学校付近で待っていると,多くの生徒が近づいてきて,昨晩の様子を詳しく話してくれました。本当に良い時間が過ごせているようです。
 午後の休み時間にJapan Day 2を行いました。先週のJapan Dayが盛況だったため,もう一度実施してはどうかと学校から提案があり,実現したものです。前回より時間は短いですが,与えられた条件と環境から今できることを考え,今回もたくさんのお客さんが来てくれました。先週は,準備してきたことを伝えることに必死だった感じもありましたが,今回はリラックスした様子で来てくれた人との交流も楽しめました。「一生懸命やれば伝わる」や「言うことを全部準備してそれを説明するよりも話しながら相手の知りたいことを説明する方が深く話せる」といった声も聴け,短期間で,英語だけでなく人とのかかわり方についても貴重な学びがあったようです。


(写真上)  Disco Nightの様子
(写真中下) Japan Day 2の様子

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H30グローバルリーダー育成研修 その7(7月29日の様子)

7月29日
 本日は、ホームステイ先に移動の日です。荷物をまとめ、1週間滞在した寮の部屋を片付けました。10時にはタクシーに乗り込み、それぞれのホストファミリー宅へと向かいました。生徒はみな、日本らしいお土産を手にし、なかにはホストファミリーに自分の家族や京都のことを紹介する冊子を手作りしてきた生徒もおり、イギリスの家族と会えるのを心待ちにしている様子でした。
 午後は一旦ホームステイ先から学校に戻ってきて、ケンブリッジの街を散策しました。金曜日に講演をしてくださったケンブリッジ大学の日本人大学院生に街を案内して頂きました。ケンブリッジの学生に人気のジェラート屋さんや、DNAの螺旋構造を発見したワトソンとクリックが発見に至る議論をした場所と言われるパブ「イーグル」を教えてもらいました。また、たくさんあるカレッジのいくつかに実際に入らせて頂くことができました。
 帰りは生徒たちが自力でバスに乗り、ホストファミリーの家に戻って行きました。どのバス停に行けば良いか、どのバスに乗れば良いか、周りの人やバスの運転手に一生懸命聞いてまわるなど、自分たちの力で対応している様子は頼もしかったです。

(写真上) ダーウィンカレッジの中で
(写真下) キングスカレッジの前で

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H30グローバルリーダー育成研修 その6(7月26日27日28日の様子)

7月26日
 今日はJapan Dayです。朝から浴衣やはっぴを着て他国からの学生に宣伝した生徒もいました。6月からずっと準備してきたことが実を結ぶようにと,みな願いながら本番のその時を待っていたと思います。
 時間になって,会場とワークショップの準備をし,訪れてくれる人を待ちました。一人,二人と部屋をのぞいてくれる人が現れはじめ,しばらくは数人のお客さんに緊張しながらゲームや遊び方の説明をしていました。夢中で対応していると,気づけば部屋いっぱいにお客さんが来てくれていて,ついにはワークショップに参加するのに列までできていました。
 クラスの先生方や,学校スタッフも多数来てくれました。終了時間ぎりぎりまで楽しんでもらえたようです。終わった後は,夜になっても「大成功だったよ」とか「またやりたい!」とみな声をかけてくれました。疲れはしましたが,それにも勝る貴重な体験ができました。
 夕食後のFree Timeに市街地の方で“Cream Tea”体験をしました。イギリス伝統のスコーンを紅茶といただきました。こちらも「イギリスの紅茶はすっきりしていて飲みやすい」や「スコーンがおいしすぎる!」とコメントしながら和気あいあいと過ごせました。Japan Dayの疲れも少し癒えたようです。
 夜は,Residential Activityに参加しました。“Quiz Night”ということで,他国からの学生たちとイギリスに関するクイズをチームごとに解き,その正当数を競いました。協力しながら取り組めました。他国生たちともしっかり交流できたようです。ようやく他国生の名前も覚えて呼べるようになってきました。授業中だけでなく,ランチタイムや休憩時間にもどんどん他国生と交流を深めてもらいたいと思います。

7月27日
 今日は朝からEnglish class,午後からglobal leaders classという,普段の固定スケジュールで過ごしました。今週一杯で帰国するクラスメイトもいるようで,今のメンバーで過ごせる最後の日でした。休憩時間には,帰国後に何をするのかといった質問や,またいつか会うといった約束をしていました。来週からは,新たに到着するグループの少し先輩になります。リードできるように頑張ってほしいところです。
 夕方は,ケンブリッジ大学の学生の方に来ていただいて講演していただきました。自分がどう勉強に向き合っていたのかや,今に至る経緯,そして人生に大切なことなどをわかりやすくかつ面白くお話しくださいました。みな食い入るように話を聞き,たくさん質問もできました。こういった機会を得られることは今後それほどないと思います。今日この日この時にこのような話が聞けて良かったのではないでしょうか。刺激になったと思います。
 夜は,Evening Activityで“Karaoke Night”でした。学校の食堂をステージにして各国の学生たちが思い思いの曲を歌いました。久しぶりに発散できたと思います。

7月28日
 本日、学校のプログラムで1日ロンドン観光に出掛けました。
 コースはヴィクトリアアンドアルバート博物館からスタートし、老舗高級百貨店ハロッズを見ながら進み、凱旋門(ウェリントン・アーチ)のあるハイドパークまで行きました。
 そこからバッキンガム宮殿に向かい、すぐ横にあるセントジェームズパークでランチ休憩を取りました。
 その後、ウェストミンスターに向かい、国会議事堂を眺めました。なんとビッグベンは只今工事中で、囲いに覆われた時計台というある意味貴重な姿を見ることが出来ました。そこからトラファルガー広場まで歩き、ナショナル・ギャラリーの横を通り、コベントガーデンに向かいました。コベントガーデンで少し自由時間を設けました。
 最後は大英博物館に行きました。博物館内では限られた時間をめいいっぱい使い、自分達の見たいものを見ました。
 今日は土曜日ということもあり、市民参加型自転車レースがあったり、路上パフォーマンスが至るところで行われていたり、週末のロンドンの賑やかな雰囲気を味うことができました。また、どこを歩いても人が多く、顔や服装は非常に多岐に渡っていて、さすがは国際都市ロンドンという印象を生徒たちも受けたようです。
 ケンブリッジとはまた違う大都市ロンドンを1日歩いて周り、生徒はきっとたくさんのことを見て感じたでしょう。

 いよいよホームステイが始まります。


(写真上) JAPAN DAYの様子
(写真中) ケンブリッジ大学の学生たちと
(写真下) バッキンガム宮殿の前で

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文化祭まであと1ヶ月!

 今年の文化祭は9月1日(土)、2日(日)に行われます。文化祭テーマは「堀川革命 #さよなら平静」です。この“平静”は、“平成”時代が終わることとかけられています。“平静”な日常に革命を起こし、大いに熱狂的な文化祭にしよう、というメッセージが込められています。

 文化祭の企画をご紹介します。企画には、クラス企画・有志企画・生徒会企画があります。クラス企画は、クラス単位でパフォーマンスを行う企画です。1,2年生は5階講堂で劇を行い、3年生は1階アトリウムでアトリウムパフォーマンスを行います。アトリウムパフォーマンスとは、堀川高校文化祭の名物企画で、例年、音楽に合わせたダンスや演劇を組み合わせたパフォーマンスです。堀高生の熱気が溢れていて、見ごたえたっぷり、感動必至です!
 有志企画は、部活動や委員会、有志グループなどで自由に活動を行う企画です。校内各所で行われていて、模擬店や展示、発表等を行います。様々な種類と形態があり、とても楽しめます。
 生徒会企画は、生徒会執行部が運営する企画です。1階アトリウムではカラオケ大会・ダンスコンテスト・ホリコレ・堀川クイズ大会が行われます。堀川クイズ大会は来校者の方も参加していただけるものになっています。また、「ホーリーを探せ!」と「堀高を駆け巡れ!謎解きゲーム」は校内各所で行われていて、どなたでも参加していただける企画です。もちろん生徒会企画はこれだけではありません。追ってHPで生徒会企画の詳しい説明をしますので、お楽しみに!

 平成最後の堀川文化祭の熱狂の渦に、あなたも巻き込まれてみませんか? 青春の汗と涙の感動をお約束します。1か月後の堀川高校で、お待ちしています。

生徒会執行部より

左:文化祭カウントダウン
右:文化祭装飾の準備風景
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第1回探究道場開催!

 7月14日(土),第一回探究道場が行われました。今回は「転がしプロジェクト」というテーマのもと中学生に探究を体験してもらいました。
 中学生は,今回の課題である「坂の表面がボールの転がる速さに与える影響は何か」について考えました。坂の表面にアルミホイルを敷いたり,竹ひごをたくさん配置してみたり,びっくりするようなアイディアがたくさん出ていました。探究道場スタッフである師範を交え中学生同士が対話し,試行錯誤する姿勢はとても印象的で感心しました。
 今回の探究道場では,実際に「手と頭を動か」してもらいましたが,この姿勢は非常に重要なものです。仲間と互いに議論を重ねることで自分の考えを深めることができますし,実際に実験をしてみると予想もしなかった結果を得ることもあります。その結果,自分の考えを客観的に見直すことができ,案や仮説などをより良いものへと変えることができます。また,失敗から学ぶことも大いにありえます。失敗を放置するのではなく,「なぜ失敗したのか」「次はどうすればよいか」と考えることで,次の結果は必ず良くなるでしょう。
 探究活動は思い通りの結果が出るものではありません。また,大変なものであることには間違いありません。ですが,楽しいものであることも確かです。この思いを持って,堀川高校の探究活動をまたやってみませんか?
 次回の探究道場は10月13日(土)に行います。第2回についての続報はHPをご覧ください。
(探究道場スタッフ 広報係より)
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ゆかし

 人は世界中にあるいろんなモノやコトを認識して生きています。私はそれがどんなふうに認識されていくのかという「認識」の構造について、とても興味があり、ちょこちょこ考えています。
 今となってはかなり以前の話ですが、私は国語の授業である実験をしたことがありました。教室内に存在しているモノで、ぱっと目に入って、気になるものがあれば、それは何かを記入してもらい、また、普段は全く気がつかなかったけど、あえてよく見ると、ああ、こういうものがあったのか、というものもあったら、それも記入してもらいました。結論からいうと、すぐに目に入って気になるものには、ほとんど「名前」「固有名詞」がつけられたモノでした。逆にいつもは全く気がつかなかったモノは「名前がつけられてないモノ」がほとんどでした。つまり、人とモノやコトを繋ぎやすくする、「認識を可能にする」には「ことば」の存在が大きく影響しているということです。ことばというものの存在は、私たちの日常の認識にいかに大きな役割を果たしているかということがわかります。
 それが、ある日の朝、学校の玄関入口前で、ある男子生徒との会話で、少し考えが変わりました。というか新たな「発見」「気づき」がありました。「なるほど」と思って、人の認識の構造が私自身深まりました。
 私は玄関入口前に、花を植えていて、その世話をしていたときの出来事。登校してくる生徒たちは私に「おはようございます。」とみんな声をかけて挨拶してくれます。とても清々しい気持ちになり、一日の始まりにはいいスタートです。
 その日はいつものように花がら摘みをして、水をやっていた時に、3年生の男子生徒で、とてもさわやかで活動的、リーダー的な生徒が登校してきて、私に「おはようございます。」といつもの爽やかな挨拶をしてくれました。いつもながら好青年だなぁと思っていた時に、その生徒はさらに私に近づいてきて、次のように声をかけました。
「ああ、ここに花があったんですね。」と笑顔で何の屈託もなく言いました。
 私はその時「おっ!」と思いました。目立つ花の色だけに、その存在は認識されていただろうと勝手に思っていたのです。しかし、それがちがった。その生徒にとっては、花自体は目に入っていたけれども、認識まではされていなかったということです。私は勝手に玄関を通る生徒たちの目には花が認識されているだろうと決めつけていましたが、それがちがった。いったい何が違ったのかを考えました。
 おそらく、花という存在を認識するのは、ただ単に名前や固有名詞があるからだけではない。そこに「人」が介在することによって、より存在の認識が深まったのではないかという私なりの答えにたどり着きました。ただ単に目に入るのではなく、認識する、という状態にはさらに別の人の存在がそれを促すのだろう。
 このことは、花だけにいえるのではなく、モノやコトの存在の認識すべてに当てはまると思います。当たり前といえば当たり前なのかもしれないが、自分なりの疑問と気づきを経験して、また清々しい気持ちになった。

 Madonna 曰く「大切なのは、どう見えたかじゃなく、本当はどうか、なんだよ。」


 学校長 谷内 秀一

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町へ出よう!プロジェクト! 〜その3〜

  
  写真上:河原町三条
  写真中:新町御池にて準備をする生徒
  写真下:長刀鉾を背に業務にあたる様子(新町御池付近)

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行事予定
10/12 後期始業式  3年:共催記述模試
10/13 PST  探究道場(午前)
10/15 金曜振替授業
10/18 スクールカウンセラー来校日
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