京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2018/08/09
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本校は,第1期スーパーグローバルハイスクールに指定されました。「『しなやかさ』と『したたかさ』を備えた青年の育成」を研究開発テーマとして,グローバル社会の中で自立するために必要な態度・能力を育成するための指導法を開発します。

燦々と輝け「葉(わかば)」         -第70回卒業式式辞より‐

 「自分の一生を外部から回顧してみると,特に幸福には見えない。避けがたい運命を自覚を持って甘受し,よいことも悪いことも十分味わい尽くし,偶然ならぬ内的な本来の運命を獲得することこそ人間生活の肝要事」と物語の冒頭で本質を書いてしまうヘルマン・ヘッセの『ゲルト・ルート(春の嵐)』のフレーズに心が震えざるをえません。かような天候もポジティブな解釈と捉えていただければ幸いです。
 まず,保護者の皆様にお祝いを申し上げます。お子様のご卒業,まことにおめでとうございます。私どもは,真の学力を向上させるためには,「教科書を理解したうえで,これとは違った観点から日常の事柄について批判的に考える」「自分事として研究テーマを探し,探究し,本質を見極めていく」といった習慣を身につけさせることが自立を育むと考え,試験対策の学習と並んで,思考領域を広げ,自分で疑問を見つけ失敗も学びと振返り,試行錯誤しながら柔軟に考え,かつ自問自答型の学習習慣を身につけるため,世界や社会,自然界で起きていることなどに広く興味・関心を持たせ,そして,そういった情報について,自分の問題として考え,うのみにせずに疑問を持って批判的な立場から考えたり検証したりする姿勢を持たせることにも力を入れてまいりました。近年,「想定外で対応できなかった」という言い訳が責任ある人から聞かれますが,これは自分の職務が何なのかを深く考えるよりも日々マニュアル化された業務をなぞるだけで済ませてしまうことにも起因するのではないかと思います。創造的な価値は既存のものをなぞるだけではなく,既存のものと違う発想で考え抜いてこそ創出できるのではないか,知識や知恵の「知」とは,向き合っているものの意味や意義を自分の感性と知性で問い直し,その本質に迫っていく思考の鍛錬によってはじめて磨かれる「物事を見極める力」のことではないのか,責任というのはそういった人でしか果たせないのではないのか,そういった人材育成上の問いを「探究」に込めてまいりました。「人を評価する時は,その人の答えではなく,その人がする質問で判断せよ」とはヴォルテールのコトバですが,知識の量もものすごく大切なのですが,「どのように考えることが出来る人なのか」も私どもは評価してまいりました。既存の問題にはめっぽう強いが,未知の問題となるとあまり手が出ない,そんな単なる難関大学進学校の集団ではなく,探究校,研究開発校として,自立する18歳を私どもとともに育成していくことは,ご父兄にとりましては,はらはら,ひやひや,どきどきの連続であったかと思います。この3年間,本校教育に対するご理解とご支援を頂戴いたしましたことに厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。過保護,過干渉が若者の使命感とチャレンジ精神をむしばんでいると指摘される昨今,皆様方のご理解にただただ感謝申し上げます。お子様はご卒業になりますが,これからも堀川高校をお見守りいただけることを願っております。どうぞよろしくお願いいたします。
 さて,「葉」の皆さん。人生が初めから決まっているのであれば,私どもはこの世に生まれてくる必要はないのではないかと感じます。人生は出来レースであっていいはずはありません。勝ち組,負け組を作るな,威張るな,傲るな,「葉」の皆さん。経験値からこれなら成果が出るであろう,と考えられる場合には既成概念は非常にいい方向に作用します。例えば偏差値や合格判定なんかがそうです。一方でそれは「諦め」になっていませんか。心のありよう,取組む姿勢の違いが結果の違いにつながることは社会ではままあります。成長しない最大の理由はあきらめも含め,現状維持でいいという姿勢ではないでしょうか。これは年齢や職業に関係ないと思います。スポーツにあっても,技術だけでは勝てません。相手を敬い(過剰なリスペクトは必要ありません)お互いに高め合うことが結果的に自分にもプラスになります。ルールの下でフェアプレイで勝負しなければならず,卑劣で姑息な手段は無益であり,あくまでも自分が向上しなければなりません。公徳心の低下した社会だから,波風立てずに行くのが利口で無難だ,と安易に流されてはいけません。差別,独裁政治など変わりようがないと思われた困難ですら,理想のための汗をかいた人が変えてきました。私が臆病な18歳だったころ,世界は米ソ冷戦の最終段階を迎えておりました。1980年代のポーランドで起こった政治闘争の話を少しだけさせてください。グダニスクというまちはご存知でしょうか。バルト海に面した古びた造船所でポーランド民主化運動が起こりました。電気技師で労働組合「連帯」の指導者ワレサ,のちの自由化されたポーランドの大統領にしてノーベル平和賞受賞者です。対する軍事政権指導者ヤルゼルスキ。当時のポーランド人民共和国国家評議会議長が戒厳令を引いて,立ちはだかります。ヤルゼルスキは,ワレサの連帯の抵抗とクレムリンの凄まじい重圧の間で祖国ポーランドを背負って立ち止まることが許されない日々を歩み続けます。見方を変えると,同胞である連帯に弾圧を加え,逮捕を繰り返しながら,ポーランドの人的損害を最小限に抑え,クレムリンの最後通告だけは阻止する。立ち止まるか,足を踏み外せば,ソ連と東ドイツから戦車の大群が国境を踏み潰してやってくることは隣国ハンガリー,チェコでの最悪事態と自らのシベリヤ抑留体験で学習済み。常人には耐えがたい重圧の中,時間を稼ぎ,東欧民主化の大波に乗って,独裁者といわれたヤルゼルスキーはワレサの連帯に権力を明け渡します。人民共和国を収束させた彼は,潔く引退し,年金を頼りに質素に余生を暮らし,没します。経緯に運も味方したともいえます。時のローマ法王ヨハネ。パウロ2世がポーランド出身であったこと,ソ連のトップの保守派が立て続けに亡くなり,1956年世代といわれるフルシチョフのもとで出世した世代にチャンスが巡ってきたこと。ただし,いまでも彼に対する評価は分かれています。殺した敵の数を誇れる軍人は歴史上の英雄としてその名を残しますが,殺さなかった同胞の数を誇れる軍人はさらに優れているのではないかとの見方もできます。法的な評価よりも歴史家の評価にふさわしい人物であるとの意見もあります。意外に正義の味方には評論家が多いとの指摘もあります。サミュエル・ウルマン曰く「臆病な二十歳がいる すでにして老人 勇気ある六十歳がいる 青春のまっただ中 歳を重ねただけで人は老いない 夢を失ったときにはじめて老いる」。私は「葉」の皆さんとの対話を通して,人財を育てる仕事,すなわち世の中,そして未来をつくる仕事に関わってきたことを心より誇りにおもいます。あなたにとって最も印象的な出来事はと問われたとき,「次の取組」と答える人生を歩みたい。ありがとう「葉」の皆さん。成功した皆さんの姿だけでなく,困難と重圧の中で,振り返り,挑戦する姿にも出会いたい。そんな「葉」の皆さんの旅を心から応援します。



 平成30年3月1日 第70回卒業式
 京都市立堀川高等学校長 恩田 徹

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次が大事!

 大学入試もいよいよ本番です。本校は,学校行事として団体戦で臨んでいます。競争ですから結果が全てですが,そこは堀川高校生らしく競争も対話といえるふるまいを期待しています。合格する,競争に勝つために,目標は,持っているものをフル活用するパフォーマンスを発揮することに集中してください。
 公立高校は前期選抜の合格発表がありました。合格された皆さんは結果を自信に変えて,次の目標への切りかえを,どうかしてください。残念だった皆さん,本校にチャレンジしてくれた皆さんの多くが,これまでの実績よりも本番次第の難関に向き合った結果ですが,どうかここで学ぶことをストップするのはやめていただきたいと思います。高校入試だけでなく,大学も就活も「早く終えたい」「親を安心させたい」ことが目標の本質とすり替わってしまう傾向があります。本校は,中期で合格してきた皆さんを最大限の敬意をもって迎えます。ここで切り替える経験は前期で合格した人にはわからない経験となって,次の学びにつながるはずです。応援しています。
 受験生の皆さん,「最高の結果はどの試験」ですか,と聞かれたら,「次の試験!」と答える胆力で臨んでください。


 学校長 恩田 徹

World Youth Summit 校内報告会

 先日、台湾で行われた模擬国連大会「World Youth Summit 2018」(1月30日〜2月1日)に参加した1年生が、自分たちの経験や学びを他の生徒にも還元することを目的に、校内向けの報告会を実施しました。
 自分たちの活動を振り返りながら、ポスター発表形式で、交渉の場で自分たちが経験した悔しさを話しつつ、台湾の生徒たちから学んだこと・気づいたことを次へと生かす決意を表明しました。特に、日本人が圧倒的な少数派である状況下で、台湾人たちの議論の輪になかなか加われなかったもどかしさと、議論に貢献できたときの嬉しさを口にしていました。聴衆の生徒や教員からは、「何に一番心を動かされたか?」「模擬国連に参加して、もっと他に学びたいことは見つかったか?」などの質問が飛び交い、活発な質疑応答がおこなわれました。

 参加生徒たちは,今後校内においても模擬国連をおこなう自主ゼミを作り,今回の経験をまだ見ぬ後輩たちにも広めていく決意をあらたにしました。

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適応マラソンを実施しました

 2月8日(木)賀茂川河川敷(葵橋〜西賀茂橋)において、1・2年生約450名が参加して、適応マラソンが行われました。
 長距離を走ることで、忍耐力を養い、健康の保持増進を図ることを目的として、男子は12キロ、女子は9キロのコースで実施しました。
 今年は、寒さが厳しかったですが、快晴・微風のコンディションの中で、それぞれが持てる力を出し切って、笑顔でゴールしてきたことが、とても印象的でした。結果は以下の通りです。
     男子 第1位 2年6組 稲村 飛翔  42分31秒
        第2位 2年5組 荒堀 功三  42分48秒
        第3位 2年3組 西村 侑真  44分17秒
     女子 第1位 1年4組 中本 有美  37分07秒
        第2位 1年3組 守田 乙葉  38分16秒
        第3位 2年1組 青木 のぞみ  38分35秒


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第4回英語プレゼンコンテストで優秀賞をいただきました!

 1月27日(土)に、「高校生ならではの発想と感性で世界に向かって発信しよう」と、第4回京都市立高等学校英語コンテストが高等学校コンソーシアム京都・京都市教育委員会主催で行われました。個人の部に6名、グループの部に6チームが参加し、「バリアフリー」「私の好きなプラモデル」「幸せな人生の秘訣」「ブラックホールと宇宙」などテーマは多彩で、身近な題材から人生について、社会や世界で関心のあることなどが取り上げられていました。発表する高校生たちは、自分の意見やアイデア、問題解決など、スライドを使用しながら説得力のあるプレゼンをして、聞いている人の気持ちを動かそうとみんな熱が入っていました。

 堀川高校からは個人の部に、1年生佐伯さんが‘Animal rights(動物の権利)’、2年生野村さんが‘Why not Scouting?(スカウティングしてみない?)’をそれぞれテーマに出場し、見事ゴールド賞とシルバー賞を獲得しました。佐伯さんは、自分の飼っている犬から、ペットショップなどで売られている子犬や子猫の中には劣悪な「商品」扱いをされていることがあり、感情や意志のある「生き物」の権利について考えようと、堂々とした発表態度で訴えて金賞を獲得しました。また、野村さんは小学校から続けているボーイスカウト活動の魅力をうまくまとめクリアな英語で発表しました。グループの部には1年生の荒木さん西村さんペアが‘The importance of our homework(宿題の必要性)’で、2年生の田中さん増渕さんペアが‘To avoid tricks lying in your familiar place(身近なトリックにひっかからないために)’で発表し、日常に潜んでいる「トリック」の要因と対策を主張した2年生ペアもシルバー賞を獲得しました。

 後半には、この夏に実施された、京都市教育委員会主催の「グローバルリーダー育成研修」に参加した市立高校生26名がイギリスのロンドン市での16日間にわたる研修の報告会が行われました。

 今回のプレゼン大会とグローバルリーダー育成研修を主催頂いた委員会関係者の皆さま、ならびに運営関係の皆さま、参加・参加指導の皆さま、会場参加の皆さまに感謝とお礼を申し上げます。


写真上:プレゼン発表の2年生野村さん
写真中:左から1年生西村さん荒木さんペアとゴールド賞にっこりの佐伯さん
写真下:参加者の皆さんと関係者の皆さんで
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【SSH】The 1st KVIS Invitational Science Fair (最終日)

 2月2日、KVIS高校のサイエンスフェア全日程が終了し、本日無事に帰国しました。
 日本語が通じない環境下で、一回りも二回りも大きく成長した生徒たち。飛行機から出ると、暑いタイから一転、思わず「寒い〜!」という声も出ましたが、日本語の案内板や話し声に、ちゃんと帰ってきたのだと一安心。元気いっぱいの帰還です!
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World Youth Summit 2018 最終日

 台湾滞在も最終日となった今日は、この模擬国連大会の主催校である台北市立第一女子高級中学を訪問しました。案内役の生徒たちと会話をしながら、歴史ある学校の内部を存分に探究することができました。また、学校の近隣にある台湾総統府も訪ね、現代台湾の政治状況の一端をうかがうことができました。
 午後には空路で台湾を出発し、この5日間で得た様々な悔しさと学びを胸に、帰国の途につきました。



 写真:台北市立第一女子高級中学の正門前で

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やりきる,指導しきる!

 最後まであきらめずに頑張る受験生への心からの応援を伝えたいと思います。どうか,守りではなく,攻めの姿勢で受験をやりきってほしいですし,先生方も指導しきってくださることを願っています。だれしも「早く終わりたい」と思っているのではないでしょうか。しかしここは一喜一憂せず,やりきること自体が次のステージはもとより今後の生き方の資質を形づくってくれると信じましょう。おとなになって,就活などでも同じ困難に出くわします。22歳にもなって「早く終わりたい」「親を喜ばせたい」と内定をとっても,実は何をやりたいのかよくわからない優等生も少なからずいると言われています。これもわが国の教育の課題の一つだと思います。
 いま苦しいのは,次のステージで苦しまないためです。目標は何だったのか,「早期決着」か「高みを目指す」か。私どもは,皆さんの才能に敬意を表しつつ,やりきる努力と学びを評価したいと思います。



 学校長 恩田徹

World Youth Summit 2018(台湾) 4日目

 World Youth Summitの最終日となった本日は、各委員会で決議案の修正と採択がおこなわれ、閉会時間が差し迫る中で粘り強い交渉が繰り広げられました。成果として、各委員会で最終決議案が承認されました。
 会議自体は午前で終了し、午後は記念撮影や閉会式が行われました。閉会式では、議論に積極的な貢献をした大使として議長たちから名前を挙げられた本校生徒もおり、他の参加者からも賞賛を得ていました。最後に3日間の健闘を参加者同士でねぎらい、今回の学びを次のステップへとつなげていくことを誓い合いました。
 一日の振り返りでは、知識や洞察力を日常生活の中でさらに深めていく必要性を、生徒たちが実感できた様子でした。「具体的な発言ができず、議論の輪に加えてもらえなかった」という悔しさから、「粘り強く交渉することの大切さ」に気づけたようです。また、「他人の議論に巻き込まれる側ではなく、議論の主導権を握れるようになりたい」と決意を新たにしていました。



 写真上:会議終了後のグループ(UNHCR)での記念撮影
 写真下:チーム堀川での記念撮影

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【SSH】The 1st KVIS Invitational Science Fair(2/1)

 2月1日は4つのコースに分かれてエクスカーションに行きました。大勢でバスに乗って移動し、タイの豊かな自然や動物に触れ、海外の生徒と同じ時間と空間を共有することで、より仲を深めることができました。
 KVIS高校に戻るとポスター発表と口頭発表の表彰式があり、瀬尾くんと磯野さんの「The improvement in convenience of the JR Nara line since the double tracking project」が数学、情報部門で銅賞を獲得しました!!英語という言語の壁があったかもしれませんが、その中で自分にできることをしっかりとやりきり、海外の生徒とお互いに分かりあった4人には付添教員も良い刺激を受けました。
 そして、KVIS高校の校長先生からは「一番大切なのは、ここで真の友達を作ることだ」という言葉をもらいました。4人の生徒はまさに成し遂げてくれたのではないかと思います。そして、サイエンスフェアの最後はFarewell Partyです。各国の生徒が、それぞれのパフォーマンスを披露し、大いに盛り上がりました。

 明日は、日本に向けて出発します。




 写真上:エクスカーションでの様子
 写真中:表彰式での様子
 写真下:Farewell Partyでの日本のパフォーマンスの様子



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行事予定
3/15 1年海外研修解団式  スクールカウンセラー来校日
3/16 中期選抜合格発表(生徒校内立入禁止 午前)
3/18 新2年教科書販売
3/19 新2年教科書販売 合格者登校日(午後生徒校内立入禁止)
3/20 後期終業式13:30〜
3/21 春分の日 新1年教科書販売
京都市立堀川高等学校
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