京都市立学校・幼稚園
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク

グローバルリーダー研修報告 Day10

DAY 10 (August 1st)

 本日の午前中の授業は他国生とは別な動きをとり、課題研究の取り組みを行いました。出発前の事前研修時にグループ毎に研究テーマと仮説を立てて、現地調査を行い、結果をまとめて考察をし、最終的にはグループで論文を作成します。また、帰国後の報告会の中でも発表をします。現地で実際に生活をしてみて、より多国籍な環境を踏まえて研究テーマを修正したり、調査内容を工夫したりするなど、各グループ試行錯誤しながら研究を進めています。キャンパス内にいる様々な人達に"Excuse me"と話しかける姿があちこちでみられ、沢山のデータを集められたと嬉しそうに報告してくれました。まだまだ十分な質と量ではないので、継続して調査が必要ですが、金曜日の中間報告がとても楽しみです。

 午後は英語のレッスンで、新しいクラスメイト達との授業でした。様々な文化の違いや価値観の違いなどに気づく機会も多く、自分たちの価値観だけにとらわれない、広い視野と柔軟性が身につけられそうです。ただの"Difference"ではなく"Diversity"であり、それらを受け入れて互いに"Respect"する事に真の国際的な交流があるのでしょう。今週のプロジェクト型授業のテーマは劇で、互いの意見を組み入れながら1から創りあげています。残り少ない滞在期間を大切にして過ごしていけそうです。

 夜はMini Olympicという事で、グループに分かれて様々なスポーツを行いました。すっかり日が暮れて寒くなってきても、フィールド内には沢山の笑い声が響き渡っていました。元気いっぱいで何よりです!

画像1
画像2
画像3

グローバルリーダー研修報告 Day9

DAY 9 (July 31st)

 今日から午前と午後のアクティビティのスケジュールが入れ替わり、朝からスポーツなどのアクティビティ、お昼からは英語のレッスンのスケジュールでした。週末に到着したばかりの新しい生徒達とのアクティビティで初めは少しぎこちない様子でしたが、身体を動かすにつれて自然なコミュニケーションが取れるようになり、活動が終わる頃にはだいぶ打ち解けたようです。午後の授業の合間にも、同じクラスの他国生が自国から持ってきたというお菓子やお土産をもらったという声がちらほら聞こえました。不思議な材料の組み合わせのお菓子や、パッケージのデザインの違いなど、授業やアクティビティ以外でも様々な文化交流をしているようです。

 夜のevening entertainmentは、"social network"という活動を行いました。総勢200名近くの生徒が室内競技施設に集まり、向かい合うように二重の円になります。これから何が始まるのかワクワクした様な面持ちの生徒達。

 語学学校のactivity leader からの説明が終わると、生徒達から歓声が湧き起こりました。なんと、目の前のパートナーとおしゃべりをするのですが、2分後毎にローテーションをしてどんどん新しいパートナーとおしゃべりをするというものです。楽しげな音楽をBGMに、お互いの事や国のことを質問をしあいながら、暖かな友好関係が築かれていきました。活動が終わる頃には声も枯れてしまうほどでしたが、今まで交流をしたことがない生徒達ともしっかり話をすることができた様で、晴れやかな表情でアクティビティを終えました。


画像1
画像2
画像3

グローバルリーダー研修報告 Day8

DAY 8 (July 30th)

 本日は終日エクスカーションでケンブリッジ大学を訪問しました。体調不良者も居なく、無事に全員で出発できました。休日ということもあり、たくさんの人で町中が賑わっていました。あちこちで様々な言語が飛び交っており、世界的な観光地であることを実感することができました。

 その中でも私達のグループは現地の大学生・大学院生たちにガイドをしてもらい、様々なcollageの紹介や逸話などを教えてもらいながら街の中をまわりました。それぞれのcollageの歴史はもちろん、昔ながらの風習や"secret societies"の話など、実際に通っている学生だからこそ知っているエピソードを聞くことができ、生徒達も積極的に質問をしていました。

 午後からは学生さんに企画してもらった交流セッション。それぞれがなぜこの大学を選んだのか、どの様なことを研究しているのかなどを一通り話した後、生徒達からの質問に答えながら交流を深めていました。後半ではいいプレゼンテーションをする為の秘訣を具体例とともに教えてもらい、それらを使ってグループごとに簡単なプレゼンテーションを行いました。シンプルで身近なトピックでも、比喩や反復表現など教えてもらったテクニックを使うととても説得力のあるものになり、今後の課題研究や報告会にも生かせそうです。最後はセッション会場になっていたCambridge Union Societyの前で集合写真をとりました。本当にお世話になりました!

 帰りのバスの中は大変静かでした。不思議に思い、後ろを振り返ってみるとほとんどの生徒が寝入っている様でした。研修も後半に差し掛かり、だいぶ疲れも溜まってきている様です。今週にはさらに新しいグループが到着し、また学校やクラスの様子も変化していきます。そういった中でも、この機会を最大限に生かしてたくさんの学びを得られる様に、後半も頑張っていきましょう!






画像1
画像2
画像3

ストレス

 仙台でのインタハイを視察する機会に恵まれました。雨の中でしたが,サッカーに必要な3Sについて考える貴重な時間でした。speed,spirit,staminaであったり,スタミナのところにspaceを使ったり,あるいは,走り,パス,考える,この3つのスピードであったり,さすが全国に出てくる選手はそれぞれ秀でた素晴らしいトレーニングの成果を発揮していると思います。サッカーにとって立ち向かうべきものも3Sではないかと思います。速さ(speed)と強さ(strength)はボールコントロールと判断力に反比例します。さらに最も厄介なのがストレスです。ゲームが終わってみればそれほど深刻というほどではなかったのに,その時は結構きつくて負担で困難なことばかりです。サッカーは自分たちで判断し,決断する特性のスポーツです。小さい時から大人が道をつけ,与えてばかりではきっとこの先,壁にぶつかってあきらめてしまわないだろうかとおせっかいなことを考えたりします。
 受験勉強も同じではないでしょうか。多くの人が,「あの時もう少し頑張っていたら」とか「切り替えるときにきちんと本気出していたら」など失敗経験を開示してくれています。そこから学ばない手はありません。さらに,「共に高みを目指す」仲間との団体戦意識も広い意味で,ストレスをジョークに代えていけるのではないでしょうか。逃げない本物のサッカーや受験勉強に打ち込むことは成長の瞬間ではなかいと思います。受験勉強と学力との議論があることは十分理解したうえで,自分たちで本気で団体戦で取り組むことに一票入れさせていただきたいのです。



 学校長 恩田徹

グローバルリーダー研修 Day7

Day 7

 今日は,朝からExcursionでWindsor Castleへ行きました。さすが有数の観光地なだけあり,お城に入る前に長い列が街の方まで続いていました。待ち時間は長かったですが,待っている間に街の様子を写真におさめたり,課題研究について話をしたりしていました。時間の使い方も上手くなってきたようです。いよいよ城内に入り,古くから続くイギリスの歴史に対面しました。振り返りの日誌にも「見たいものがありすぎてどこから見たらいいのか困った!」とあったくらいに見るものも多く,有意義な時間を過ごせたようです。途中,衛兵交代も見ることができました。

 お城を出て,Long Walk と呼ばれる公園を歩きました。公園内に,名前の通りとても長い一本のまっすぐな歩道があり,そこをひたすらに歩きました。「まだ歩くのー?」「筋肉痛が・・・」などと言いながら頑張って最後まで歩きました。緑もきれいすがすがしい散歩でした。

 その後,城下町に戻り,街の散策をしました。お金と相談しながら,お土産等も買えたようです。

 夜は,Evening Activityです。今日のイベントはDisco Nightでした。大学構内のイベントスペースがDiscoにかわり,大音量の音楽のなか,みんなで踊りました。部活動などでダンスをしている生徒はもちろんのこと,みな自分の編み出した独自のダンスを,体全体を使って踊っていました。最後には,他国からの生徒たちを巻き込み,日本チームを中心に輪ができていました。この日も十分に楽しめたようです。



画像1
画像2
画像3

グローバルリーダー研修 Day6

Day 6

 今日は,午前中それぞれのクラスに分かれてレッスンを受け,午後はActivityに参加しました。語学学校で使用している建物や構内の施設など,初めはどこに何があるかわからず戸惑ったりしていたのが,すっかり慣れてきた様子です。ようやく「自分の学校」だという感じで動けるようになってきました。クラスメイトや先生,スタッフと休み時間や食事の時間に交流している姿を見る機会も初めの頃よりずっと増えてきました。

 今日は私たちのチームにとって大きなイベントがあるため,一日中少しそわそわしたところもありましたが,朝の授業時から抜かりなく各自宣伝をしていました。浴衣を着て授業に出た生徒もおり,朝から注目の的でした。

 Japan Dayの少し前には,部屋を借り,打ち合わせとリハーサルをしました。それぞれの動きを丁寧に確認している様子はとても頼もしかったです。いよいよ始まる時には,円陣を組み,気合を入れました。大勢の聴衆の前でMCを中心にプレゼンテーション行い,各国からの生徒たちからあたたかい大きな声援を受けました。その後,別室へと移動し,各班で用意した日本の文化に関するワークショップを行いました。お客さんの誘導も含めてチームワークを十分に発揮できたと思います。ワークショップの部屋から出てくる他国からの生徒たちは,漢字で書かれた自分の名前を自慢げに見せてくれたり,折り紙でおられた鶴を大切そうに持ち歩いていたりと,楽しんでくれていたようでした。終わった後の皆の表情は,疲れてはいましたが充実感にあふれていました。

 イベント後に振り返りの時間を設け,Japan Dayの取り組みで学んだことを次の課題研究にどう生かすのかと皆で考えました。時間の関係でプレゼンテーションができない班もありましたが,そういったことも学びにつながったようです。


画像1
画像2

グローバルリーダー研修 Day5

グローバルリーダー育成研修報告

Day 5

 今日は待ちに待ったロンドン市内観光です。朝の集合時からあちこちで「楽しみ―!」という声が聞こえていました。研修に参加している他の国からのクループと大型バスでロンドン市街地へ移動し,Tower Bridge付近に到着しました。バスから降りた時の皆の表情は,心の底からの笑顔でした。メディアを通してではなく自分の目で実際に見る「本物」の様々な建造物に大変感銘を受けたようです。テムズ川クルーズを経て,近くにSt. James’ Parkで昼食をとり,国会議事堂,ウエストミンスター寺院,バッキンガム宮殿,Horse Guardsの順で語学学校スタッフの案内に続いて散策しました。それぞれの場所で新しい発見があったようです。その後,Covent Gardenでは,少し自由時間をもらい,各自で散策しました。あいにくの雨でしたが,それぞれ充実した時間が過ごせたようです。

 Evening Activityでは,Bin Bag Fashion Showが開催されました。他の国からの生徒たちとグループになって,新聞紙やビニール袋などの材料で服を作り,競い合う活動です。京都チームからも数名モデルになり,発表時にランウェイを歩きました。ここでも他国からの生徒たちとたくさん交流できました。

 ロンドン市内観光+ファッションショーと,刺激的な一日でした。これまで,たったの数日しか経っていませんが,毎日様々な経験をし,日々頼もしくなってきています。




画像1
画像2

グローバルリーダー研修 Day3 Day4

DAY 3 (July 25th)
 いよいよ英語のレッスンが始まりました!クラス分けテストの結果から6段階に分けられ、他国の生徒と一緒に学習します。自分が振り分けられたクラスを確認し、次のクラス替えで上のクラスに上がることを決心したり、自分のクラスに不安を持つ生徒や、帰国までにスコアを伸ばすことを目標に決めた生徒もいました。最初の授業では少し緊張した面持ちでしたが、活動が進むにつれて徐々に慣れてきた様子でした。
 午後は初めてのエクスカーションで、他国生達と共に大英博物館に向かいました。歴史的にもとても貴重な物があちらこちらに展示してあり、感慨深そうな面持ちでした。かの有名なRosetta stoneの前には人垣が絶えることがなく出来ていました。関連するお土産なども買うことができた様で、満足げな様子でした。とても1時間程度で回りきれる場所ではないので、またじっくり訪れたいと思った生徒も多かった様です。

DAY 4 (July 26th)
 本日は1日英語のレッスンの日でした。レッスンは主に教科書をベースに語彙や文化知識などを増やしながら活動する授業と、グループで共同しながらテーマに沿った何かを創り出すプロジェクト型の授業と2種類あります。今日はテキストのレッスンの後にプロジェクト型の方の発表の日で、各々が創作した作品をみんなの前で発表します。今回は"invention"がテーマであり、オリジナルのベットやタイムマシーンなど、様々な文化背景を持った生徒達が共同するからこそ出来上がる個性豊かな発明品の数々に、生徒同士も互いに感銘を受けていた様です。語学学校の規定により残念ながら写真は撮れませんでしたが、どれも大変興味深いものでした。
 夕方には昨年同様、イギリスで活躍されている日本人の方にご講演いただきました。随所に散りばめられた、御本人の人生の学びや気づきに感化された生徒もおり、熱心に聞き入っている様でした。明日はいよいよロンドンへの終日観光!これを楽しみにしている生徒も多く、現地について予習して眠りについていた様です。イギリスは1日の中で四季があると言われるほど天気が変わりやすいのですが、どうか明日は晴れます様に!

 
画像1
画像2

グローバルリーダー研修 Day 2

Day 2

 今日は朝から各自で朝食をとり,クラス分けのテストに挑みました。終わってからは興奮を抑えきれず「簡単やった!」や「あの問題って何にした?」など,感想をお互いに交流しました。

 午後は,Activityと呼ばれる時間帯で,同じ語学学校のメンバーたち(約200人!!)と様々な活動を行います。この日は,スポーツとクラフトの選択肢がありました。スポーツを選択した生徒たちは,久々に体を動かし,リフレッシュできた様子です。野球に似たゲームを,大学の広大な芝生のフィールドで行いました。ルールの確認や,応援の掛け声など,積極的に英語で交流していました。クラフトチームは, “Bedroom signs”なるものを作成しました。何を作っているのかわからず作っていたようですが,次の機会には,疑問に思ったことは積極的に聞こうと思えるきっかけになったようです。作品は花をモチーフにしたもので,かわいくできたようです。

 夕食後はEvening Activityと呼ばれる時間帯で,ここでも午後のActivityと同様,大人数での活動です。この日は “Karaoke Night” で構内のラウンジに一同が集い,カラオケをしました。英語の曲はもちろん,プログラムに参加する各国の生徒が自分たちの国の曲をエントリーし,歌いました。残念ながら日本チームには順番が回ってきませんでしたが,他の生徒たちの歌をBGMにたくさんの人と交流できました。

 明日からは,いよいよ授業が始まります。楽しみにしている反面緊張もしているようです。



 写真上:Activity - Sports
 写真中:Activity - Craft
 写真下:Karaoke Night


画像1
画像2
画像3

グローバルリーダー育成研修 Day 1

Day 1 : 出発〜到着

 いよいよ研修が始まりました。スコールのような雨に見送られ,京都駅を出発し,バスにて関西国際空港へ移動しました。バス内では,これから始まる研修へ向けての期待や不安を皆で分かち合っていたようです。関西国際空港に到着し,渡航へ向けての手続きが着々と進んでいくにつれて,緊張感も徐々に高まっていきました。お互いをサポートしながら一つ一つの行程を乗り越え,搭乗の頃には団としてのまとまりもできてきました。

 機内では,銘々が映画を見たり,事前課題に取り組んだりと思い思いに過ごしました。初めの機内食が出された時には,メニューを聞かれて戸惑う姿も見られましたが,最後の食事のときには,自信たっぷりに大きな声で “Chicken, please! ”と答えていました。

 ドバイ空港に到着し,点呼を取ると,皆長いフライトに疲れ切っていました。それでも搭乗までの時間には,国際色豊かな免税店や,多国籍の雰囲気に興味津々で五感をフルに使って “international” を感じていた様子です。その後,ロンドンへ向けてのフライトでは,慣れたもので,自分たちで案内表示などを見ながら動けるようになっていました。

 ついにようやくロンドンの地に降り立った時には,皆疲れているにもかかわらず,心からの笑顔で本当にうれしそうでした。

 大学に到着後は,すぐに簡単なCampus Tourを経て,寮のそれぞれの部屋へと別れ,食堂で食事をとりました。夜には早速Evening Activityに参加し,他国からの学生と交流を図っていました。Movie と Board Gamesという2種類から選択しました。明日は朝からクラス分けのテストがあります。良い緊張感の中で長い長い初日を終えました。

 これから本格的に研修が始まります。実り多き研修となればと思います。




 写真上:ドバイ空港にて
 写真中:大学到着
 写真下:Evening Activity - Board Games
画像1
画像2
画像3
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
行事予定
8/9 SSH生徒研究発表会
8/11 山の日
京都市立堀川高等学校
〒604-8254
京都市中京区東堀川通錦小路上ル四坊堀川町622-2
TEL:075-211-5351
FAX:075-211-8975
E-mail: horikawa@edu.city.kyoto.jp