京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/20
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大切なものは何なのかをみんなで考えました。全校人権学習

 本校では全校人権学習の取り組みとして年に1回、団体鑑賞を実施しています。
 今年度は7月6日(木)午後から、京都府長岡京記念文化会館において劇団アルファ―による演劇『爺さんの空』を鑑賞しました。

 この作品は、戦争を知らない現代の青年が、かつて特攻隊員であった祖父の体験を知り、人間としてどうあるべきかを問いただしていくドラマです。舞台上で繰り広げられる役者の方のすばらしい演技とそこから伝えられる様々なメッセージを生徒たちは真摯に感じ取っているようで、最後まで熱心に鑑賞していました。
 事前のLHRではビデオを見たり、係の生徒から、彼ら自身が作成した資料を使った説明があったりと、今回の作品の時代背景などを各学年のクラスごとで学習をしました。

 今の平和な生活は先人たちの多くの犠牲の上に成り立っていることを改めて感じさせてくれる、そして、今を生きる私たちが失いかけている大切なものは何なのかを考えさせてくれる、そのようなすばらしい演劇でした。

世界脳週間講演会

 7月8日(土)に,本校講堂にて世界脳週間講演会が行われました。京都大学こころの未来研究センターの小村豊教授に「迷う私と悟る脳」というタイトルでご講演いただき,本校1年生約250名と,保護者や2年生の生徒,および一般の方々約20名の参加がありました。
 講演は小村教授の大学時代や高校時代の進路選択に関することから始まり,システム神経科学という心を生物学的,数理学的に理解する学問分野へと進まれた過程をお話しくださり,生徒が進路を考えていく上でも参考となるお話となりました。その後,動物の意思決定の「ゆれ」を定量化する研究のお話へと発展し,サルを用いた実験の紹介とそこからの分析により明らかになったことをわかりやすくご説明くださり,生徒たちは興味深く熱心に聴き入っていました。
 質疑応答では,内容の理解が深まるようにとご講演後ではなくお話のまとまりごとに質疑の時間を設けてくださったこともあり,生徒からは絶え間なく多くの質問が出て,講演の時間がなくなるほどの大盛況でした。「心はどのように定義されるのか」といった抽象的な質問から実験の手法に関する具体的な質問など様々な質問がありましたが,小村教授はその一つひとつに丁寧に答えてくださり,生徒の学びも深まったようでした。


      
 写真上:小村先生のご講演の様子
 写真中:質疑応答の様子
 写真下:講演会係によるお礼の言葉と花束の贈呈

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脳週間講演会に関するお知らせ

7月8日(土)に開催する脳週間講演会に関してお知らせです。

講演1の中尾教授がご体調を崩されたため,中尾教授のご講演はキャンセルとなりました。そのため,講演2の小村教授にご講演時間を延長いただくこととなり,それに伴い,講演会の時間を以下の通り変更いたします。

変更前  13:30 〜 16:00

変更後  13:30 〜 15:30

ご参加いただく皆様にはご迷惑をおかけいたしますが,ご承知おきくださいますよう,よろしくお願いいたします。

意味づけ、つなげ、仕掛けつづける・・第19回教育研究大会ご参加ありがとうございました

 6月30日(金)に本校において第19回教育研究大会が行われました。高等学校教育における生徒の学習活動のあり方について実践的研究を推進することを目的に、「探究能力を軸にした教育力向上と評価改善に組織的に取り組む」を研究テーマに掲げて実施いたしました。あいにくの天候にもかかわらずたくさんの方にご参加いただきました。ありがとうございました。

 午前中は9時30分から全体会1があり、研究授業・公開授業が行われた後、午後2時から各教科分科会、そして全体会2が実施されました。
 全体会1は、5階講堂にて、京都市教育委員会学校指導課教育担当課長、辰巳敏秀様からご挨拶をいただき始まりました。その後、研究テーマの報告に入りました。まず最初に、恩田徹学校長より「カリキュラムマネジメントの胎動」と題し、探究科がスタートした19年前から現在までの、教育目標に向けての取組や組織の動き・変化、そして課題について報告いたしました。次に統括室長兼学務部長飯澤功より、本校の3年間の学習モデルと教職員間の共有の仕方、そして組織的な評価について「総括を通した組織的な評価体制について」を報告いたしました。最後に研究部長井尻達也より、研究大会の大きな仕掛けである「組織的な取り組みを推進させる学習指導案について」報告いたしました。
 その後、会場を教室や特別教室へ移し、研究授業として、古典B,地理B,数学研究α、物理基礎、コミュニケーション英語、体育、家庭基礎、公開授業として、国語、地歴・公民、数学、理科の教科で日々の授業実践の様子を見学頂きました。その後、昼休みをはさんで各教科別分科会となりました。
 最後に講堂にて全体会2「拍動するカリキュラムマネジメント」と題し、統括室進路指導主事中村陸子より報告をいたしました。本校の最高目標「自立する18歳」の育成に向けて、学年主導体制をとる組織の連携をどのようにマネジメントしていけばよいか、また教員は何を共有すればよいか、これらの解に向けて組織的に動こうとしている現状を報告しました。

 教育目標の実現に向けて、各学校とも抱えておられる課題をどのようにされているでしょうか。今研究大会では、本校の学校の課題をカリキュラムマネジメントを手段として解決し、教育力向上をめざす現状や取組をご報告させていただきました。ご参加の皆様からたくさんのご助言をいただきました。今後の取組に活かしていきたいと思っております。重ねてお礼申し上げます。
 
(写真は午後の分科会の様子です。上から、英語、地歴・公民、理科です。)

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応援ありがとうございました。全国でも頑張ります。

 6月15日〜16日に西京極スタジアムで行われた第70回全国高等学校陸上競技対校選手権大会近畿地区予選会の男子走高跳3年生の阪口裕飛君が2m06の記録で見事優勝しました。
 表彰式では「TEAM HORIKAWA」の部旗が西京極スタジアムに上がりました。
 全国大会でも優勝を狙います。

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SSH中間報告会(18期生探究基礎研究発表会および全体会)のお知らせ

 以下のとおり,SSH中間報告会(18期生探究基礎研究発表会および全体会)を実施いたします。

  日 時:平成29年9月16日(土) 9:00〜15:00
  会 場:京都市立堀川高等学校
  対 象:学校関係者,教育関係者
  参加費:無料
  内 容:18期生探究基礎研究発表会(9:00〜12:25)
         9:00〜 9:45  A発表
         9:50〜10:35 B発表
         10:50〜11:35 C発表
         11:40〜12:25 D発表
         −昼食・休憩−
      全体会(14:00〜15:00)
            
※参加申込方法等のご案内は,8月上旬にホームページに
 掲載いたします。

なぜ学ぶのか

 昨年の同時期,「全力を出さずに,言い訳するな」と題して,35年ぶりのリーグ優勝に突き進んでいた我がカープについて書かせていただきました。今年も気分のいい朝が多いのですが油断は禁物です。とりわけ5月6日のタイガース戦で9対0から大逆転負けを食らった失敗はスルーしてはいけません。ゴールから逆算したとき「あの時の失敗さえなければ」については,1996年7月9日の札幌丸山球場での失敗体験とともに組織として引き継ぐことが肝要です。高校での学習も一緒だと思います。「あの時に目先にとらわれず“手を抜かなければ”」は多くの卒業生の思いです。
 本校の課題の一つに学習習慣があげられます。量も質もです。学年+2時間以上の自問自答型の家庭学習習慣こそが本校生としてのあるべき学習習慣のベースです。「授業についていくのが精いっぱい」「課題をこなすのが困難」という声を聴きますが,これが本校の正常な姿だと思っております。極論すれば,「余裕でやっていけるような授業や課題」に満足する程度であれば,それは本校で学ぶ意味があまりないのではないかと思います。負荷がかかって大変な状態を「学びに限界はない」といった謙虚な学習者の志に変えれば勝ちです。
 なぜ学ぶのか?学習に対するリターンの期待を否定はしませんが,学習そのものから得られる知的快楽も含まれるということを体験してほしいと願っています。
                      


 学校長 恩田 徹

19期生海外研修員会の活動が本格的にスタートしました!

 海外研修委員会で決めた目的を19期生全体で共有し、19期生全員が目的達成をできるように委員が中心となって活動を進めていきます。

□19期海外研修目的
・集団としての高い意識を持って想像力を向上させる。
・異文化交流を通してこれからの糧となる多様な考え方を培う。
・海外ならではの探究を深め、さらなる探究へ向かう。


 6月23日(金)LHR、24日(土)保護者会では、委員が研修先の4コースの探究テーマプレゼンテーションを19期生生徒、19期生保護者にむけて行いました。

マレーシア   自然環境 多民族 経済 
オーストラリア 生活文化 コミュニケーション 教育
ワシントン   政治 平和
ボストン    研究 芸術
オーランド   街づくり 宇宙開発

 各コースの探究テーマに沿って、ただ行きたい所に行くのではなく、自分の探究テーマに合ったコースに行くという事を確認し、19期生それぞれが自分の可能性を広げる為に、探究テーマ、コース選択にむけて動き出しました。

 「山」の19期生。すそ野を広げて踏ん張りのある取組をきたいしています。


(写真はLHRの様子です)
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3年生人権学習 講演会

 6月28日(水)3年生の人権学習講演会を行いました。
 講師には、京都大学総合博物館准教授の塩瀬隆之先生にお越しいただき、「学び」を中心にお話をいただきました。
 日本国憲法第26条、教育を受ける権利、普通教育を受けさせる義務のお話からスタートし、「私たちには常に学ぶ権利のみがあり、それを行使するかどうかである。」とお話いただきました。
 次に「学ぶ」の対義語と類義語を生徒一人ひとり3つずつ考えて記入し、その分析をしました。
 高校卒業後10年間を1年ずつその時の自分の姿を想像してみたとき、大学に入学した後の形態はこれまで(小・中・高)とは違ったことがあるというお話がありました。「うまくいかないことが起こるのは当然であって、大切なのはそのときにどう対応できるかである。」と。
 また、高校の学びから大学の学びに変わるときに、5W1Hの中で大きな違いがでるのはどれだと思いますか、そしてその理由は?などの問いかけがありました。「高校ではwhatやwhy、howを考える機会が多いだろうが、大学では、where、when、withwhomが学びにおいては重要な視点となってくる。」というお話がありました。
 主体的、対話的で深い学びは必ず自分の成長につながるので、それを信じて頑張ってほしいというメッセージを最後にいただきました。



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6月20日,球技大会が行われました!

1,2年生はハンナリーズアリーナ,京都市市民スポーツ会館で,3年生は堀川高校アリーナで行いました。

3年生運営代表生徒(体育部員) 
「生徒が中心となり,17期生らしいのびのびとした球技大会を行うことができました。9月の文化祭も,「葉」の17期生が盛り上げていきます。」

1・2年生運営代表生徒(体育部長) 
「各クラスの一体感ある応援で,どの会場も熱気に溢れていました。
また,試合後のエキシビションマッチも,例年以上の盛り上がりを見せました。
この球技大会で深まったクラスの絆や団結を,文化祭や体育祭に繋げていきましょう!」

各学年の結果は以下の通りです。

 
3年生
Aチーム
 1位 5組
 2位 6組
 3位 4組

Bチーム
 1位 6組
 2位 2組
 3位 1組


2年生
Aチーム
 1位 2組
 2位 3組
 3位 5組

Bチーム
 1位 1組
 2位 3組
 3位 2組


1年生
Aチーム
 1位 5組
 2位 3組
 3位 6組

Bチーム
 1位 1組
 2位 2組
 3位 5組


 写真上:3年生
 写真中:2年生
 写真下:1年生
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行事予定
7/13 短縮授業(6・7・3・4限) 午後:保護者懇談会  スクールカウンセラー来校日
7/14 短縮授業(1・2・4限・LHR) 午後:保護者懇談会
7/15 PST  午前:探究道場1  午後:2年生コミカレ
7/17 海の日  町へ出ようプロジェクト(祇園祭山鉾巡行ボランティア)
京都市立堀川高等学校
〒604-8254
京都市中京区東堀川通錦小路上ル四坊堀川町622-2
TEL:075-211-5351
FAX:075-211-8975
E-mail: horikawa@edu.city.kyoto.jp