京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/20
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第2回探究道場「水上之塔―水の上でも倒れない―」を開催しました

 10月22日(土)に堀川高校本能館で第2回探究道場を行いました。今回のテーマは,「水上之塔―水の上でも倒れない―」です。中学生約90名が参加しました。堀川高校生スタッフのサポートとともに,水に浮く塔を傾けたときに,「元に戻る力」が大きくなる条件を探究しました。

 はじめに中学生たちは,塔の重心の位置を変えて,傾けたときに転覆せず元に戻る最大の角度を計測し,記録していきました。次に,どうすれば「元に戻る力」が大きくなるか,仮説を立てて,重心の位置だけでなく,重さや高さなど色々な条件を変えて,傾けても元に戻る条件を探究しました。堀川高校生は中学生を暖かく見守りつつ,中学生とともに探究を愉しんでいました。

 実験が終わり中学生は対話しながら,「元に戻る力」を大きくしているのはどのような要素か,自分たちなりの結論を導き出そうとしました。終了後の振り返りシートには,多くの中学生が対話やコミュニケーションの大切さを実感した,と書いていました。


 第1回の探究道場に比べると,スタッフの動きもよくなってきています。しかし,まだまだ改善点があると,気を引き締め直したスタッフたち。次回は12月17日,今年度最終回です。集大成としてふさわしい探究道場を目指して,スタッフはすでに動き始めています。乞うご期待!

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英語部 京都ガイド 伏見稲荷大社

 堀川高校英語部は10月22日(土)に、「英語で京都ガイド」を伏見稲荷大社にて行いました。英語部では世界各国から京都に訪れる外国人観光客に英語でガイドしながら英会話を実践する機会としてこれまで清水寺、東福寺、二条城などで実施してきましたが、今回の「英語で京都ガイド」は第6回目となります。
 外国人旅行者にも人気の観光地である伏見稲荷大社での開催は英語部としては二度目ですが、ガイドする生徒たちは初めての者が多く、事前にガイド内容を調べ、共有し、開始前には実際の建造物やポイントを確認してガイドに臨みました。

 部員たちは3グループに別れ、各グループに教員やALTが付き添う形でガイドを行いました。外国人観光客はたくさん見られましたが、もともと日本に詳しいガイドがいる観光客グループや、自分たちの時間を楽しみたい人たちも多かったようで、どの堀川英語部のグループもガイドさせて頂く外国人観光客を見つけるのに時間がかかったようです。
 しかし一度堀川高校生が英語でガイドすることを承諾して下さった方々は、根気強く彼女らの英語での説明に耳を傾け、貴重な時間を共有してくださいました。

 今回は時間の関係で各グループ1組しか英語でガイドさせて頂くことはできませんでしたが、自分の調べてきたことや見聞きしてきたことを英語で一生懸命説明しようとする姿は好ましく、生徒たちは日頃培ってきた英語力の実践と英会話や各国の方々とのコミュニケーションの楽しさを改めて感じられたのではないかと思います。

 せっかく世界遺産を含む、数多くの史跡や文化財を有する京都にいるのですから、堀川高校の生徒たちには様々なことに興味関心を持ち、英語で物事を紹介したり自分の想いを不自由なく伝えらえるように、今後もこうした企画を計画したいと英語部では考えています。

 写真はご案内させて頂いた、カナダ出身で中国で英語教員をされているご夫婦、フランスから英語の先生、歴史地理の先生ご夫妻、シンガポールからのカップルです。


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パーラメンタリーディベートに参加しました!

 過日10月8日(土)、京都市立日吉ケ丘高校にて京都即興英語ディベート交流大会が実施され、本校では英語部および希望者編成チームで2ラウンドのパーラメンタリーディベートに参加しました。

 第一ラウンドのお題は「外国人労働者を増やすべきである」で、この政策を進めた場合、社会はどう変化していくのか肯定側、否定側どのチームもしっかり自分で考え、意見を戦わせました。アカデミックディベートと異なり相手側の発言中にPOIと呼ばれる挙手をして質問や意義を唱える制度があるのがパーラメンタリーディベートの特徴の一つですが、果敢にPOIを試みたり、それに応答しようと奮闘する生徒も見られました。

 第二ラウンドでは「恋人同士はデートの際、割り勘が良い」が論題で、試合が終わり、ジャッジが意見をまとめて下さるのを待機中に日本語でも議論が続く場面もありました。

 残念ながら堀川高校は入賞できませんでしたが、2年生の岸根葵葉さんは午後のエキシビションマッチのディベーターに選出され、「日本で安楽死を合法化すべきである」という論題で各校からのベストディベーターたちと白熱した議論を展開しました。

 岸根葵葉さんはエキシビションディベーター賞、ベストディベーター賞2位を受賞しました。
 準備時間での立論や意見交流を通して、他校生徒たちと親睦を深め、得ることも大きかったのではないかと思います。
 グローバル化が叫ばれる昨今、今後あらゆる場面で自らの意見を論理的に、迅速で的確な判断力で、相手の気分を害さずに、交渉していく力は日本語英語問わず必要とされていくことでしょう。
 今後もパーラメンタリーディベートを続けていければと考えています。
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18期生 創立記念日 山口絵理子さん人権講演会

 18期生は創立記念日にマザーハウスの代表取締役兼チーフデザイナーである山口絵里子さんをお招きして講演会を実施しました。事前学習では2008年に山口さんが紹介されたテレビ番組「情熱大陸」を各クラスで視聴し、マザーハウスの理念や山口さんの考え方を学びました。

 「志をかたちに。一歩踏み出すチカラ!〜途上国から世界に通用するブランドをつくる〜」という演題で、山口さんの小学校時代からマザーハウスを起業するまでのお話を中心に、山口さんの考え方や生き方をお話し頂きました。

 柔道をされてきて今の仕事に役立ったことはありますかという生徒からの質問に対し、反復練習の大切さ、自分の弱さに勝つことや心をコントロールする練習になるということ。ただ、100%打ち込まないと100%の学びはない、エネルギーをどれだけぶつけられるかが重要である、など部活だけにとどまらない学ぶことの姿勢も教えてくださいました。


 「自己変革」をテーマとしている18期生にとって、山口さんのご講演を通して自己変革のモデルを学び、その先にある社会変革について考えることができました。心に響いた一つ一つの言葉を今後の活動に生かして、大きく成長していくことでしょう。

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10月23日 PTA社会見学会

 10月23日(日)に堀川高校PTA社会見学をおこないます。多数のご参加ありがとうございました。
 8月にお配りいたしました案内を再度以下に掲載いたしましたので、必要な方はご参照ください。

     ↓

 https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/files/3006...

 当日、集合時刻は8時です。時間厳守でお願いします。


 堀川高校PTA生涯学習委員会


 写真上:関西国際空港スカイビューからの景色
 写真下:昼食の焼肉


 
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Beyond 理不尽!

 本日,「自立する18歳の日」と明日の「創立記念日」を迎えるにあたって,堀川の過去,特に「創立」について少しお話したいと思います。そもそも本校の創立記念日は,なぜ4月ではなく,10月なのでしょうか?

 第二次大戦後,GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の意向が強く反映された教育改革の中で高校改革もすすめられました。この改革は,GHQの下部組織である地方軍政部の指導のもとに各地域で実施されましたが,この京都では,地方軍政部の管理がとりわけ厳格で,京都の公立高等学校では,1948年,地域制(小学区制)・総合制と同時に男女共学も実施,徹底されました。

 複雑ないきさつはありましたが,結果だけ言いますと,昨日まで高等女学校だった堀川が,ある日,高等学校となり,中京区に住居のある多くの高校生は昨日まで行っていた学校や男女の別に関係なく,堀川に強制的に集められ,在籍することになりました(一部の学科を除く)。開校式が行われたその日が,10月20日,すなわち創立記念日なのです。
当時の3年生は卒業まで半年を切るというこの時期に,何という理不尽なことか! これに従わず退学を選択した生徒もいたと聞いています。
そして,時代はながれ,現在では,自分の志望に基づいて高校を選べる制度になりました。皆さんは堀川高校を希望し,受検し,入学したはずです。

 かつて,戦後の教育改革はある面で生じさせた「理不尽」に,皆さんの先輩たちは憤り,抗い,そして受け容れ,友とともに乗り越えていきました。
一方で,みなさんには少なくとも高校の受検に際して,多様な選択肢が与えられたわけですが,それは望もうが望むまいがしなければならない選択でした。その意味で,強制的に選択することを迫られた上に,その選択の結果についての責任を負わねばならないのですから,今でも,ある種の「理不尽」が存在するとも言えます。

 しかし,「理不尽」を超え,それでも主体的に自分の人生を選び,その結果や状況を愛し,受け入れことが,自立する18歳には必要です。

 1年生はゼミ選択,コース・学科選択,海外研修のコース選択という様々な機会において,その選択の意味と結果についてしっかり考えらえれているでしょうか? 2年生は,これから広がる未来について想像するだけの力を例えば探究基礎などでつけられたでしょうか? そして必要な選択について考える準備を整え,筋道を立てているでしょうか? 3年生は,進路選択という機会で,未来の自分に対してその責任を負わせるだけの用意はできた,あるいはできているでしょうか。

 今日の自立する18歳の日,そして明日の創立記念日には,かつての先輩たちが直面した「理不尽」に思いを馳せると共に,これから自分が遭遇するであろう「理不尽」を乗り越える,beyond理不尽の心意気を確認する2日間にしていただきたいと思っております。


 校 長  恩田 徹



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秋季休業中!

 10月7日(金)に前期末考査が終了し、前期終業式が行われました。8日から12日までが秋季休業日となります。生徒たちは試験がおわり、委員会活動やスタッフ活動、部活動、自主活動にと熱心に活動しています。3年生は秋の学習会を行っています。
 明日13日から後期が始まります。



 写真上:部活動の様子
 写真中:科学の甲子園お勉強会の様子
 写真下:探究道場スタッフ会議の様子

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小・中・高等・総合支援学校児童・生徒ポスター発表会 速報!

 10月8日(土)午後、小・中・高等・総合支援学校の児童・生徒たちのポスター発表会を、堀川高校、京都市教育委員会主催で、堀川高校本能館で行いました。このポスター発表会は、堀川高校のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の取組の一つで、ポスター形式の発表による教育効果を普及して、京都市の教育力向上を図るということを目的として、毎年開催しています。
 今年は、小学校から89パネル、中学校から64パネル、高校から6パネル、総合支援学校から3パネル、京都大学教育学部から4パネル、関西学院大学から1パネルの、昨年以上の校種を超えた熱気あふれるポスター発表会となりました。発表者数は216名でした。
 今回のキーワードは「対話」でした。発表者も聴き手も含めてすべての参加者のみなさんが対話を通して、有意義な時間と空間を作ってくださいました。ありがとうございました。今回の体験、経験を今後の学びや生き方につなげていきましょう。
 たくさんの児童・生徒のみなさん、そして先生方、保護者のみなさん、さらに、全国から視察にいらっしゃった教育関係者のみなさまに心より感謝申し上げます。




 写真上:発表会全体の様子
 写真中:対話型ポスター発表
 写真下:発表後の振り返り
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一体感

 本日,終業式ですが,終業式の目的について,以下の文言を全教職員で共有しましたので,学務部長が調べ,解説してくれたことをもとに,全生徒にも翻案して少しだけ紹介いたしました。

 始業式・終業式は,「特別活動」の3領域「ホームルーム活動」・「生徒会活動」・「学校行事」がある中で,学校行事の「儀礼的行事」に位置づけられており,将来的には目標と評価が求められるもの。現行の高等学校学習指導要領解説 特別活動編(pp.56-7) からの引用です。
 「学校生活に有意義な変化や折り目を付け,厳粛で清新な気分を味わい,新しい生活の展開への動機付けとなるような活動を行うこと」
 今回は前期の終業式ですから,本年度の中間総括として,現状を正しく把握して目標の妥当性,取組を省察してください。
 言葉を徹底的に大切に出来ましたか。正解だと確信できないとコミュニケーションできないのは困ります。昨今は,コミュニケーションが緩くなり、集団の一体感を形成するのが困難な社会になってきています。しかし,本校ではコミュニケーションが双方向で成立するなら,タブレットなどハイテクに過度に依存せず,ローテクで目標を達成することも大事ではないかと思います。だからこそ全校で一斉に話を聞くこと,そして成果を上げることを尊び,儀式が学びの場になる学校でありたいとここで確認したいと思います。「一斉授業」の授業も,課題の発見を通して,知ることの素晴らしさを共に学べる学びの場である一体感を持って教材の質を高めていきます。引き続き,言葉,ふるまいを成長させること,傍観せず,取組のスピード感も加速させること,謙虚さをもって,そして決して自分を過小評価するな,以上,取組を通して成長させ,自立する18歳の育成に驀進したいと思います。


校長 恩田 徹




 写真上:終業式の様子
 写真中:伝達表彰の様子
 写真下:恩田校長のことば

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第18回教育研究大会(SGH中間報告会)の申込方法について

第18回教育研究大会(SGH中間報告会)のプログラム詳細および参加申込方法を掲載いたします。

(開始時間変更)
当日の開始時間は10:00に変更になりましたのでご確認ください。

(申込案内の請求)
参加には申込が必要です。参加を希望される方は,まずメールにて「申込案内」をご請求ください。その際には,以下の項目についてご記入ください。請求期日は10月27日(木)です。


送付先    kenkyu2016req*horikawa.edu.city.kyoto.jp
        (*を@にかえてください)
件 名    申込案内請求:(学校名)(代表者氏名)  
本 文     
1.氏名
2.E‐mailアドレス
3.住所
4.学校・機関名
5.所属
6.電話番号

ご記入のアドレスに「申込案内」を後日お送りします。「申込案内」に示された手順に従って申し込みください。

なお,過去3か年までの教育研究大会に参加いただいた高等学校,およびSGH・アソシエイト校には,こちらから学校あてに「申込案内」をお送りいたします(10月上旬予定)。「申込案内」の到着後,示された手順に従って申し込みください。

問い合わせ先  
京都市立堀川高等学校  研究部  瀬戸口,村石,村井 
MAIL  kenkyu2016info*horikawa.edu.city.kyoto.jp
    (*を@にかえてください)
TEL   075‐211‐5351   FAX  075‐211‐8975

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行事予定
10/29 第3回土曜テスト PST 午後:2年生コミカレ講演会(山本昌作氏)
10/30 3年模試(校外)
10/31 1・2年生短縮授業(1・2・3・4・限授業)  午後:保護者懇談会
11/1 短縮授業(1・2・3・4限授業)  午後:保護者懇談会  スクールカウンセラー来校日
11/2 短縮授業(1・2・3・4限授業)  午後:保護者懇談会
京都市立堀川高等学校
〒604-8254
京都市中京区東堀川通錦小路上ル四坊堀川町622-2
TEL:075-211-5351
FAX:075-211-8975
E-mail: horikawa@edu.city.kyoto.jp