京都市立学校・幼稚園
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金環日食観測会(2012.5.21)

 21日午前7時前、生徒有志およそ200人が本校グラウンドに集まり,金環日食の観測会を行いました。グラウンドでは天体望遠鏡による投影を行い,教員が観察の方法やその仕組みについて解説する中,太陽が欠けていく様子を観察しました。

 徐々に暗くなり,少し肌寒くなった午前7時30分頃,金環日食が観測され,拍手と歓声が沸きあがりました。7時頃と比べると,この時間帯では,気温が約−2.5度,日照は約10分の1程度になっていました(本校自然科学部の報告による)。
 使用した観察用メガネは,6月6日「金星日面通過」の観測でも活躍する予定です。

 自然科学部は,気温・日照の他に,湿度,気圧,騒音などについて日食前後の変化量を測定しました。その結果は「金環日食2012京都学校連携連絡会」で発表し,京都府で結果をまとめるとともに「金環日食北限界線共同プロジェクト」に報告される予定です。

写真上:観察会の様子
写真中:天体望遠鏡によるスクリーンへの投影
写真下:準備や片付けに忙しい自然科学部
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「町へ出よう!プロジェクト」祇園祭山鉾巡行ボランティア始動(2012.5.18)

 堀川高校「町へ出よう!プロジェクト」の一環として、今年も祇園祭山鉾巡行ボランティアに参加します。「町に出よう!プロジェクト」とは、掘高生が外の世界とつながり、他者と対話をする機会を提供するべく、4年前に始まった取り組みです。今年度の第一弾として、毎年7月17日に行われる祇園祭山鉾巡行の曳き手または本部要員のお手伝いをさせていただきます。祇園祭への高等学校単位での参加は、八坂神社の氏子の町内にある堀川高校限定の取り組みです。

 5月18日(金)の昼休みに、山鉾巡行ボランティアの第1回会議が行われました。男子60名、女子46名、計106名という予想を上回る立候補があり、一部抽選で参加者を絞ることになりました。会議はすべて、リーダーとなる2年生が進行を担当し、抽選後の予定や注意事項などを確認しました。川浪学校長からは、「『ボランティアに行かせていただく』という謙虚な姿勢で」、「京都が誇る伝統行事の意味と本質、そしてルールを学べ」との激励の言葉がおくられました。

昨年度の巡行の様子を、ぜひこちらからご覧ください。
https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/index.php?...
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生徒総会(2012.5.21)

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 5月21日(月)に生徒総会が行われました。
 去年までは行事計画の中にあらかじめ組み込まれており、5月中旬のLHRの時間に行っていました。しかし、本校生徒会会則には「生徒総会は、最高の権限を有する議決機関であって、全会員をもって組織する」、「生徒総会は評議長の招集によって開かれる」とあり、今年度は生徒評議長を中心に「いつ、どこでやるか」から生徒自身が考え企画運営を担当しました。昼休みの実施ということでどのくらいの生徒が集まるのか主催側の担当生徒には不安もあったようですが、全校生徒751名のうち549名の参加により、予定通り総会を行うことができました。
 この日の議題は「平成24年度生徒会予算案の承認について」で、会計部長からの予算についての説明の後、各自が賛否を投票用紙に記入しました。その結果、有効投票数531表、うち賛成478票で平成24年度生徒会会計予算案は承認されました。
 各予算は、今後各クラスの文化祭発表等の充実、各クラブのより有意義な活動のために生かされます。

遠足(2012.5.11)

 遠足は,ゴールデンウィーク明け,新学年・新クラスになって1ヶ月ほど経った頃に行われます。今年は,1年生は松の浦キャンプ場に行き、2年生はクラスごとに場所や活動内容を企画しました。3年生は,卒業アルバムのため全体写真撮影を兼ねて,恒例となっている希望が丘公園に出かけました。
 1年生は花背での宿泊研修,2・3年生は研修旅行で培った企画運営力を活かし,生徒自らがよりよい遠足づくりに取り組みました。
 堀川高校では,遠足でも研修旅行でも教員は「引率」ではなく「付添」として生徒たちをフォローします。その意味を生徒たち自身がよく理解し,行事に取り組んでいる姿をみることができました。

写真上:3年生(希望が丘公園でのバーベキュー)
写真中:2年生(神戸で記念写真)
写真下:1年生(松の浦キャンプ場でバーベキュー)
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4月〜7月の行事予定をアップしました。

 遅くなりましたが,4月〜7月の行事予定をアップしました。右の月間行事予定をクリックすると,今月の主な行事予定が見られます。

平成24年度第2回探究道場の申し込みについて

平成24年度第2回探究道場の受付を5月28日(月)〜6月4日(月)に行います。

詳しくは画面右側にある「配布文書」の中の「平成24年度第2回探究道場案内」をご覧の上、下記のいずれかの方法でお申込みください。

1.FAX申込:「配布文書」の中の「平成24年度第2回探究道場申込書及び保護者同意書」に必要事項をご記入の上、FAXしてください。

2.メール申込:必要事項をメールにて送付ください。


 案内文書はこちら
 https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/files/3006...

 申込書・同意書はこちら
 https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/files/3006...

PTA・振興会総会、進路講演会(5.12)

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 12日午前10時より、PTA総会及び振興会総会が行われ、178名の参加者がありました。
PTA総会(写真左)では、
 1.平成23年度事業報告・決算報告
 2.平成24年度PTA役員選出
 3.平成24年度活動方針案・授業計画案・予算案
振興会総会では、
 1.平成23年度決算報告
 2.平成24年度役員紹介
 3.平成24年度予算案審議
が、いずれも満場一致で可決・承認されました。
 総会後は進路講演会が行われ、第1部は「堀川高校の進路指導」と題して、本校の進路部長・末房和真が、「スクラップ・アンド・ビルド」の精神で、現状に満足せず、常に変化・向上する教育現場づくりに向けての抱負を語りました(写真中)。
 第2部は、「高校教育への期待〜”おもしろ おかしく”学んでいますか〜」と題し、株式会社堀場製作所 管理本部人事担当副本部長 野崎治子氏よりご講演をいただきました(写真右)。野崎氏は、日頃企業で人財育成に取り組まれている観点から、高校生や高校教育への期待を述べられました。また、「高校生のみなさんには、将来の理想を描いてほしい。その理想を実現するためには今何をすべきかを考え、目標設定をしてほしい。この先、理想どおりに物事がいかないことがあっても、その時々の課題に夢中になってほしい。努力はすぐには報われないかもしれないが、努力して決して損はない。努力しないことにははじまらない。」とのメッセージをいただきました。

1回きり

 5月3日の憲法記念日に4期生たちと久しぶりに話をする機会がありました。
 今年大学院を卒業して、4月から経済産業省で働く卒業生は、
「日本の現状把握はもちろん、エネルギー問題や国際関係など様々なことが関係しているので、必死でそれらを勉強中です。学生のときとは勉強の目的と質が違いますね。働くことの大変さをつくづく感じます」。別の卒業生が、「みんなすごく頑張っているので、仲間を誇りに思います。私も自分の強みを知って、独創的な何かができたらいいなと思いますね。仕事や職場で悩んだら、いつでも堀川に駆け込みますから」と言ったので、私も「いつでもどうぞ」と答えました。  
 4期生は木を植えた学年、と荒瀬前校長から引き継いだ「堀川物語」で紹介しました。実際に卒業前の2月に、玄関前に百日紅の木を植えてくれました。
「あのときの木は、まだありますか?」
「毎年夏になると、赤と白の花を咲かせますよ。いつでも見に来てください」
「なかなか行く機会がなくて。またホームページでも紹介してください」
「了解です」

 5日、今年度で定年を迎える3期生学年主任の教員の「最終講義」を3期生の有志が企画し、3期生約40名が学校に集まりました。学校側との施設使用の折衝、チラシ作り、運営・司会、本校の教員をしている有志の一人の働きもあり、スムーズに進めていました。
 当日、「最終講義」に敬意を表しての「前座」に3名の卒業生が自分の現在についての発表を行いました。
 1人目は、他県の市役所に勤務する卒業生からの「農林行政にふれて」という発表。初任地の支所の窓口業務も政権交代を挟んで様々な新しい対応を迫られた具体例があげられました。そして昨年度から全く専門外の農業・森林に係る農政課に異動。一からの勉強ながら、都市近郊型の農業・森林の問題点に向き合う真摯な姿勢と、行政が何を支援していくかについて自分なりのビジョンをもっていることに感心しました。
 2人目は、「若手社員が考えるインターネットビジネスの行方」と題しての発表です。
 プレゼンテーションのスタイル―スライドの作り方やリズミカルな話口調―が、時代の先端を行く世界で活躍していることを感じさせてくれました。彼一流の知性とやさしさをベースにしたユーモアも健在でした。
 最後は、理学研究科博士課程に在籍の卒業生。「脱レアメタルを目指した有機合成」という学会発表レベルの専門的な話を、化学の素人にもわかるような工夫をふんだんに凝らして伝えてくれました。「難しいことを深い理解の裏付けをもって分かり易く伝える」、負うた子に教えられた感でした。「研究の秘訣は?」という質問に対して、「自分が考えた方法で、必ず期待する結果が得られると信じで研究に取り組むこと」という明快な答えが返ってきました。
 しばらくの休憩をはさんで、いよいよ学年主任の「最終講義」が始まりました。タイトルは「授業ってなんだろう?」。
 30年近く高校の教員を続けると、1年に実質30週あるとして約1万回以上の「授業」を行うことになる。その中でああいい授業ができた、と心底思えることはそんなに多くない。あれをやり残した、これも言えばよかったと思いは残る。しかし「授業」というものは教師にとっても、生徒にとってもその日その時間の1回きり。・・・と話は始まりました。
 重みのある厳しい言葉でした。1万分の1回と無意識に教壇に立つのか、これが1回きりと思って授業に臨むのか。
専門の「化学」の奥深さを卒業生たちに「今日1回きり」の思いを込めて存分に語る3期生学年主任に、温かな感謝の拍手と大きな花束が贈られました。

 そういえば、大学はいくつも卒業できますが、高校は普通は一つしか卒業しません。私たちは高校生の「1回きり」を託されています。生徒諸君の堀川での「1回きり」の高校生活をいかにサポートしていくのか、多くの卒業生からたくさんのヒントをもらったように感じられる数日でした。

写真:最終講義
                         ・・・ 川浪 重治 ・・・
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平成24年度第1回探究道場の申し込みについて

平成24年度第1回探究道場の受付を5月7日(月)〜5月14日(月)に行います。

詳しくは画面右側にある「配布文書」の中の「平成24年度探究道場および第1回探究道場案内」をご覧の上、下記のいずれかの方法でお申込みください。

1.FAX申込:「配布文書」の中の「平成24年度第1回探究道場申込書及び保護者同意書」に必要事項をご記入の上、FAXしてください。

2.メール申込:必要事項をメールにて送付ください。


 案内文書はこちら
 https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/data/30060...

 申込書・同意書はこちら
 https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/data/30060...


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