京都市立学校・幼稚園
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SSH研究開発報告会(11.22)

 11月22日(木)にSSH研究開発報告会(第13回教育研究大会)が行われました。この報告会は、本校が平成22年度より指定を受けている、スーパーサイエンスハイスクール指定期間の3年次に行われる中間報告会として実施されました。
 この報告会は、本校の探究科目「探究基礎」における「言語能力育成指導」及び「指導法の引継ぎについて」をテーマに行われました。全体会第1部において1年生前期HOPの指導について報告があり、続いて1年生後期STEPの9つのゼミごとに行われる授業が公開されました(写真上)。公開授業と並行して、2年生生徒15名が個人研究の発表を行い、16名の1年生探究基礎委員が、探究基礎の授業や委員会の活動について紹介しました(写真中)。その後の分科会では、公開授業の概要及び2年生前期JUMPにおける各ゼミでの取組について発表することで、報告会全体を通して参加者に1年半の授業の流れを紹介しました(写真下)。どの分科会においても、公開授業において生徒が主体的に活動している様子に関心が寄せられ、本校において指導事例が蓄積される方法やその過程についての質問や意見交換が活発に行われました。
 全体会第2部では、指導法や生徒の変容の共有のための取組として、「体験記集」を作成し、研究指導の経過を記録するに至った経緯とその方法、成果を報告しました。後半の質疑応答では、参加者からの様々な質問だけでなく他校での取組なども話題に上がり、研究指導に取り組む上での課題や基本理念を共有しました。探究指導と一般教科の指導や進路指導との関連やバランスなどについての質問に対しては、探究活動と進路実現のための活動が生徒の成長の両輪を担うことが望ましい、という回答が参加者の共感を得ていました。

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<1年生対象進路講演会>

 11月10日にキャリア教育の一環として進路講演会・ワークショップを実施しました。今回はグループで行うワークショップを取り入れたためアリーナで実施しました。「多面的なものの見方」や「対話の重要性」を感じられる内容で、前・京都大学総合博物館准教授の塩瀬隆之先生が開発されたワークショップです。

 ワークショップではまず、自分の性格や問題へのとりくみ方をA(Attitude:姿勢),得意・苦手な教科をK(Knowledge:知識),その知識から身につけられる力をS(Skill:技能)とした3段階のキャリアマップをつくりました。次にランダムに割り振られた仮の職業を通して、グループの5〜6人で協力しながら社会問題を解決することに取り組みました。キャリアパスが多様な経験を通じて自分自身をデザインすること、それを短く疑似体験するワークショップで、あっというまの2時間でした。

写真:ワークショップの様子
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平成25年度京都市立堀川高校教員公募制度による募集要項について

 平成25年度京都市立堀川高校教員公募制度による募集要項を掲載します。
右の配布文書の募集要項をご覧ください。

説明会に向けて14期生準備スタート

 11月17日(土)、午前は中学3年生対象、午後は中学2年生以下対象の説明会を行います。今回は1年生から募集した説明会スタッフ80人が主体となり、いろいろなパートにわかれて企画・運営を行います。「受付」、「誘導」、全体会の「会場スタッフ」、吹奏楽部による「オープニングプレゼンテーション」、探究基礎委員による「探究活動紹介」、「パネルディスカッション」、全体会終了後の「個別相談」、各施設でパネルや展示物を使って堀川高校を紹介する「学校探究」。
 これから1週間、生徒たちは休み時間や放課後を使って、「ALL HORIKAWA」となり説明会準備を行います。中学生・保護者の皆様のご参加をお待ちしております。

お申し込みはこちらから(受付は11月15日まで)
・中学3年生対象説明会
  http://www.edu.city.kyoto.jp/hp/horikawa/entran...
・中学2年生対象説明会
  http://www.edu.city.kyoto.jp/hp/horikawa/entran...

1年生スタッフが全員集まり行う第1回スタッフ会議の様子
 写真上:リーダー代表のあいさつ
 写真中:各パートのリーダー自己紹介 
 写真下:パネルディスカッション練習中

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後期生徒会長選挙(10.22)

 10月22日月曜日、後期生徒会長選挙が行われました。
 立候補者の1年5組佐々木佑介くんが、同日昼休みにアトリウムにて立候補演説を行いました。「堀川高校を日本一の学校に」「生徒の生徒による生徒のための生徒会」という主張が、全教室に力強く響きました。結果、有効票718票中695票の信任票を得て当選を果たしました。
 佐々木くんの就任後の決意表明は以下の通りです。

 後期生徒会長に就任した佐々木佑介です。
 私は今回の演説で,この堀川高校を日本一の学校にできるよう尽力すると宣言しました。では,その日本一の定義とは何なのか。どういった観点で評価したときの日本一なのか。私が目指す日本一とは総合評価での日本一です。たとえ堀川高校に足りない部分があったとしても他の部分で補っていきたい。それは堀川高校なら可能であろうと考えています。
 私が考える総合評価の大きな部分は学校生活の主役である生徒全員が誇りを持てる学校であることにより作られるものです。文化祭,体育祭など高校生活の思い出の一ページを飾る行事を企画する立場として,参加者全員が青春を感じることができるよう作り上げていきたい。青春とは定義することが難しい言葉です。だからこそその青春を,主役である生徒全員が考え,感じられることこそが日本一の学校づくりへの第一歩ではないでしょうか。
 では具体的にどうしていけばよいか。私は演説でも話したように「二兎を追え、堀川高校」という言葉を大切にしていきたいと考えています。演説では「みなさんが何兎も追うことができるような環境作りに励みたい」と話しました。言葉の通り勉強,部活,行事,恋愛など,どんな場面でも何兎も追うことができるような学校を作っていきたいです。
 演説後,友人に声をかけられました。「日本一にこだわりをもちたい、って言ってたけど日本一でいいの? 目指すなら世界一でしょ、たとえどんな議員に言われようとも(笑)」と。私はその場では「もちろんやん(笑)」と答えました。演説中の「堀川高校に携わる全員で日本一の学校を作りたい」という言葉を直球に受け止めさらにその上を目指したい,と考えてくれた人がいたことに心から喜びを感じました。生徒憲章の中にある「高みをめざす」その言葉に改めて出会った気がしました。世界は広い。先日の台湾研修でも深々と感じました。しかし,堀川高校はその世界にも屈しない力をもっていると感じた瞬間でした。と同時に「生徒の生徒による生徒のための生徒会は世界に変化をもたらす」と話しましたが,世界に変化をもたらす日が来るのもそう遠くない気がしました。
 演説後この友人に限らず,たくさんの人が声をかけてくださいました。しゃべったことのない先輩方も。そんなあたたかい声を期待として受け止め,その期待に応えられるようみなさんの学校生活をサポートしていきたいと考えています。
 こんなにも情熱あふれる学校の生徒会長になったからには情熱の炎を燃やしつづけたい。そしてみなさんにも燃やし続けてほしい。消えそうな炎も再び燃やしてみせる。消えさせはしない。
 生徒の生徒による生徒のための生徒会は動き始める。私達の中心である堀川高校が,日本のそして世界の中心になる日へと動き続ける。堀川高校は止まらない。

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第4回探究道場(10.20)

 10月20日(土)に第4回探究道場が行われました。「社会で探究・あなたが裁判員!?」というテーマで裁判員役を体験する道場に、中学生35人が参加しました。
 強盗事件についての裁判劇を見た後、グループに分かれて評議を行い、判決を出すという内容です。高校生スタッフがそれぞれ評議の司会進行役を努め、中学生が証拠に基づき積極的な討議をしました。
 グループにより無罪・有罪の判決は分かれ、興味深い結果となりました。参加者は皆、納得のいく事実を導き出すことの難しさを感じたようです。

<参加した中学生の声>
・ 真実の追究は難しく疑問もさらに深まったけれど、とても楽しかったです。
・ 裁判員の制度は難しいし、自分の判決で人の人生を変えるかもしれないことはとても荷が重いと感じました。

写真上: お招きした弁護士のお二人より、裁判員の心得について学ぶ参加者達
写真中下: 裁判劇の内容を受け、討議をする参加者達

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12月〜1月の行事予定をアップしました。

 12月〜1月の行事予定をアップしました。右の月間行事予定をクリックすると,主な行事予定が見られます。

台湾研修に行ってきました。

 10月14日〜17日,2年生20名,1年生5名の25名が,パレスライオンズの補助をいただき,台湾研修に行きました。
 今年の5月に台北市立第一女子高級中学(日本での高校)より約70名が堀川高校に訪問し,2年生と交流しました。この交流は,2年生にとっても素晴らしい交流になり,今回その2年生がぜひ第一女子高に訪問したいと企画し,先方も訪問を歓迎するとのことで実現しました。第一女子高は,台湾の総統府の前に位置し,1学年25クラス,全校で3,000名を擁する台湾のトップの女子高でした。生徒たちは,3つのクラスの授業,HR,クラブに参加し,向こうの生徒と親睦を深めるとともに,アジアのトップレベルの生徒との交流を通して,よい刺激を受けることができました。最後のさよならパーティでは,この交流が長く続くよう思いを込めてプレゼンをしました。

写真左:故宮博物院にて 写真中,右:台北第一女子高との交流
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小中学生の発表にエネルギーをもらいました!その1 (小中高等総合支援学校 児童生徒ポスター発表会 10.13)

 10月13日「小中高等総合支援学校 児童生徒ポスター発表会」を堀川高校本能館で実施しました。471名のご参加,ありがとうございました!!
(小学生84名,中学生121名,高校生26名,保護者86名,教職員139名,他15名)

 発表者受付は12時から始まりました。
 会場の本能ホールには所狭しとパネルが並び,工夫を凝らして作製されたポスターがどんどんと貼られていきました。今年の発表者は179人で過去最高の人数となりました。発表準備ができたところで,まずは発表者全員による事前交流会。25グループにわかれた参加者たちが自己紹介し,初対面ながら互いの発表を見学しあう約束をしました。

13時15分,開会式。
 主催者側として,京都市教育委員会学校指導課首席指導主事の島本由紀様からご挨拶をいただき,堀川高校校長からは「伝えることを大切に」とアドバイスがありました。そして本校の探究基礎委員長が「研究を発表するだけでなく,質問をもらって次にいかす研究にする発表会にしましょう」と,自分の経験からのポスター発表の目的を皆さんへ伝えました。

13時30分。
 いよいよポスター発表の時間です。ホール内はわれんばかりの声と人であふれました。今回は参加者が増えて,会場が狭くなり発表者の声が聞き取りにくいこともありましたが,聴衆に向けてみんな元気良く発表しました。初めは自信がなさそうな生徒たちも,45分という与えられた時間の中で発表を繰り返したり,質問に答えたりすることで,一人ひとりが自信を深めていく様子が伺えました。事後交流会では,「文章は短く、はっきりとしゃべろう」「図やグラフは見やすく」「根拠もしっかり調べる」「もっと質問しよう」という次回に向けての前向きな反省が上がっていました。

 また関係教員の方からは,「なにより小中高と一同に介することに大きな意義を感じる」との意見を頂戴しました。この日,参加者たちは,言葉を伝え合う活動で上級生への憧れをもったり,下級生のハツラツとした発表に刺激を受けたりしたように思われました。堀川高校生も発表に参加したり,運営や司会をしたりしながら時間を共有できて,切磋琢磨しあう良い機会となりました。

 今年度の発表タイトルをご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。

https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/files/3006...

写真上:開会式
写真中:ポスター発表の様子1
写真下:ポスター発表の様子2



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小中学生の発表にエネルギーをもらいました!その2 (小中高等総合支援学校 児童生徒ポスター発表会 10.13)

写真上:ポスター発表会の様子3
写真中:ポスター発表会の様子4
写真下:事後交流会の様子

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