京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/25
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5/11(土)実施 中学1年生〜3年生対象、中学生向けスクールガイダンスのご案内を配布文書に掲載。5/11(土)中学1年生〜3年生対象スクールガイダンスの参加お申込はまだ間に合います!音楽が好き、音楽をもっと勉強したい、という中学生の皆さん、5/11(土)中学1年生〜3年生対象スクールガイダンスにぜひお越しください。

3年生を送る会

卒業式に引き続き,生徒自治会主催の「3年生を送る会」が開かれました。
卒業式の感動もさめやらぬ中,その厳かさとは対照的に明るく楽しい,笑いの絶えない会になりました。
まず,自治会の編集したビデオを上映。各専攻・学年毎の寸劇やパフォーマンスが上映され、以前の卒業生が送ってくれたビデオレターも披露されました。懐かしさの中にもユーモアにあふれるメッセージを届けてくれました。
1,2年の合唱,教職員の合唱,に引き続き、3年生が感謝の気持ちを込めて3曲の合唱を演奏しました。その中でも、3人の作曲専攻生徒共作のオリジナル曲が初演され、聴衆の感動を呼んでいました。楽しい1時間はあっという間に過ぎました。
自治会の皆さん,本当にご苦労様でした。

<写真上> 1年合唱
<写真中> 2年合唱
<写真下> 3年合唱
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第8回卒業証書授与式(69期)

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<写真上>卒業証書代表授与
<写真中>皆勤賞表彰
<写真下>答辞

学校長の式辞は、以下のとおりです。

             式辞
今年の冬は寒さの厳しい日が続きました。本校東門にある寒紅梅もここに来てやっと満開となり、次は桜のつぼみの開花、春の訪れを待つばかりとなりました。どこか一抹の名残惜しさと何ともいえず心躍る期待感、毎年のことながら年度の節目にあたり、複雑な思いと同時に、確実に訪れる季節の移ろいと時の流れの早さをあらためて感じさせられる今日この頃です。
本日は、京都市教育委員会学校指導課中村指導主事様、PTA音友会冨田会長ならびに役員の皆様、京都堀音同窓会塩見会長様、堀音父母の会貞松会長様、城巽自治連合会会長香川様のご臨席を賜り、京都市立京都堀川音楽高等学校第8回卒業式を挙行できますこと、厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。
ただ今、第69期生に卒業証書を授与いたしました。めでたくこの日を迎えた卒業生の皆さん、あらためて「卒業おめでとう」。本日受験のため、やむを得ず式に出席できない卒業生もありますが、健闘を祈り、ともに卒業を祝福したいと思います。 また、保護者の皆様、お子様のご卒業誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。今日の晴れの日をむかえられ、感慨も一入のことと存じます。ご入学以来、本校の教育活動にご理解をいただき、様々な角度からご支援を賜りましたことに、心より感謝いたします。ありがとうございました。
3年前の2015年春の入学式…、学校長式辞として、69期生を前に、このような言葉で激励し、入学を許可しました。『 校歌「海を遠く」の歌詞の中に『ゆらめき きらめくものを追いかけ手にすくおう』『心を合わせ、そよげば歌がひろがる』『たたんだ翼をひろげ、恐れずに向かっていこう』とあります。「音楽」を通した学びの過程で、自らの個性を磨き、伸ばし、他者の思いに心を寄せ、自分に何ができるか思索してください。そして3年後には、与えられた環境の中から思い切って翼を広げ、大きく飛び立ってほしい。』と。さらにしめくくりとして、皆に吉田松陰の言葉を贈りました。『志を立ててもって万事の源となす。』これは 何事をするにも志がなければ何にもならない。志を立てることが第一である。という訓えです。
あの入学式の日から3年間…。君たちは、歴史と伝統を誇るこの名門音楽高校で、先輩たちの後に続き、音楽の専攻実技や専門知識はもとより、学力と教養、将来社会を生き抜くために必要な力を培ってきました。加えて、城巽地域の方々にあたたかく育まれながら、最新の恵まれた施設の中で、様々な行事や取り組みを通して仲間とともに経験を積み重ね、新たな歴史を刻んできました。実技試験、定期演奏会、音高祭、ヨーロッパ研修旅行等の大きな行事はもちろん、日々のHR、授業、レッスン等、専攻の仲間や先輩後輩や先生方とのやりとり、それらを経験していく過程、その度ごとに、まちがいなく着実に成長をとげてきたはずです。同時に、音楽を心から愛し、自分たちがこの京都堀音の伝統をつくっていくのだという強い意思を感じました。その思いは今後、後輩たちに受け継がれていくと信じています。君たちと同じく今年 節目をむかえる私自身、69期生とはコンサート企画など新たなことにも積極的に挑戦し、また、ヨーロッパ研修旅行にも同行する等、3年間、ともに充実した日々がおくれたこと、うれしく、皆に感謝したいと思います。
さて、現代社会は、国際情勢、政治、経済、教育、情報の氾濫…、日本では今冬季オリンピックの感動も冷めやらぬところではありますが、そのスポーツや芸術文化の世界においてまで、苦悩や諸課題が山積し、とりまく状況は日々変化し、 そのスピードに対応していくことの非常に困難な時代だと言わざるをえません。しかし、時代はどのように移りかわろうとも、芸術、特に「音楽」が内蔵する大きな力は永久に不変です。それは人を幸せにする崇高なものでなければなりません。だからこそ君たちには、ぜひ、その才能を活かし、音楽を追求し発信することの価値や可能性を常に模索し、この先も絶えることなく、それぞれの生き方を通して表現し続けてほしいのです。
生きるということは時間を流すことではありません。人類が積み重ねてきた 文化に、どんなに小さくてもいい、自分の文化を積み重ねることです。そして、一生を真に充実して生きる道は、結局のところ、「今日」という日を真に充実して生きるほかありません。「限られた価値ある人生をともに尊重し合い、しっかり生きる」という原点に立ち返り、落ち着いて、しなやかに、かつ、力強く物事の真理を求めて生きてゆく地道な姿勢を大切にしてください。            
君たち69期生は、それぞれに個性豊かな音色を奏でながら成長を遂げ、  いよいよ、さらなる大きな世界へと踏み出す時をむかえました。過去が咲いている今、未来の蕾で一杯な今。高校卒業はあくまでも人生の通過点です。今後も  絶えることなく、真摯に、音楽そして自らの人生と向き合って生きてください。そしてこの21世紀、混沌とした時代だからこそ、常に新たな自己改革を求め続けてほしいと切に願います。
2018年春…69期生の巣立ちにあたり、最後にあえて、3年前の入学式で伝えた吉田松陰の言葉をもう一度、はなむけとして贈りたいと思います。
『志を立ててもって万事の源となす。書を読みてもって聖賢の訓えを考う。』
何事をするにも志がなければ何にもならない。志を立てることが第一である。そして書を読み、教養を深め、聖人・賢人の教えを学び、自分の生き方を考えることが大切である。常に大きな夢と「音楽」を携えて…。

平成30年3月1日
                  京都市立京都堀川音楽高等学校
                        校長  山脇 護

第12回ピアノコンサート終了

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第12回ピアノコンサートはたくさんのお客様をお迎えし、無事に終演いたしました。
ご来場いただいた方々からの温かい拍手に支えられて、生徒たちは精一杯演奏することができました。本当にありがとうございました。
演奏することの喜びを聴いてくださった方々や支えてくださった方々と分かち合えることの幸せ。その感謝の気持ちとともに、生徒たちはこれからの道のりを歩んでくれることと思います。今後ともご支援ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
演奏会の開催にあたってご共催いただいた公益財団法人青山音楽財団様、そしてご来場いただいた方々にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

センター試験激励会

1月12日(金)、3年生のホームルームにて、明日からの大学入試センター試験に挑む3年生に向けて、山脇校長先生が「渾身満力」の書を描いて、激励してくださいました。3年生が入学した時から、この言葉で励まそうと、心に決めておられたとのことでした。また、「有志竟成」と認められた色紙を生徒たちに贈られました。
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H29年度松田康子先生特別講座

 今年度最後の本校芸術顧問松田康子先生による特別講座として、12/13にショパンエチュードのグループレッスン、12/14に公開レッスンを行いました。
 エチュードのグループレッスンでは3年生3名、2年生2名が演奏するエチュードを聴き合い、互いに意見を交換したり、聴講する生徒が飛び入りで演奏したりと、受講生徒と聴講生徒が一緒になって学ぶ機会となりました。
 また、翌日14日には3年生5名がベートーヴェン、シューマン、プロコフィエフの曲を演奏し、短い時間の中でしたが、腕や肩の使い方、フレージング、音のイメージなど、それぞれの曲を演奏する上で大切なポイントを教えていただきました。
 松田先生の一つひとつの言葉、そして息遣いや先生の音楽を身近に感じた後、生徒たちの生き生きとした目の輝きが印象的でした。
 今年度は7月の特別講座にはじまり、エチュードの勉強会、そして12月の2回の講座と、松田先生には大変お世話になりました。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
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2年 文化芸術探究事業 筝曲講義

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 筝の野田弥生先生、野田友紀先生をお迎えし、日本音楽史担当の井口はる菜先生の解説により、《日本の室内楽−筝を中心とした糸のしらべ−》を受講しました。
 生徒用の箏20面のほか、大変珍しい楽器をいくつもお持ち頂き、部屋いっぱいに日本の弦楽器のある中で、先生方の演奏を間近で鑑賞したり、楽器の特性を聴き比べたりできる貴重な時間となりました。特に先生方による胡弓・三味線・筝による三曲合奏は心にしみました。 
 楽器や歴史、筝組歌・段物や、流派による違いなどを説明して頂いたほか、楽器の胴に弦を張る「糸締め」の実演を見せていただき、滅多にみることのできない楽器の構造や成り立ちを目の当たりにしました。また後半は自分たちで壱越平調子に調弦し、「さくら」を演奏しました。
 本物に触れ、西洋音楽との違いをたくさん感じることができるひと時でした。先生方、本当にありがとうございました。

全校人権学習

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 12月11日月曜日の3、4時間目に、「ネットトラブルからみなさんを守るために」をテーマに全校人権学習を行いました。
 つい先日、神奈川県で女子高生が巻き込まれる痛ましい事件がありましたが、本校でも、多くの生徒が今やネットユーザーであることから、ネットの利便性と表裏一体の危険性について考える学習会を計画しました。
 講師には、京都府警察から委託されたネット安心アドバイザーであり、華頂短期大学幼児教育学科講師の堀出雅人先生をお迎えしました。LINEやTwitterの恐ろしさをわかりやすくお話しして下さり、生徒達も「他人事」でなく「自分事」として、堀出先生の問いかけに活発に反応していました。
 また、今後、トラブルに巻き込まれそうになった時の相談窓口となる公的機関の連絡先やメールアドレスを掲載したプリントを、本日の資料として配布していますので、ご家庭でもご活用下さい。

ヨーロッパ研修旅行だより 最終回

2年生を乗せたANA224便が、16時02分、予定より少し早く、無事に羽田空港に到着、日本に帰ってきました。みんな元気だとのことです。このあと18時発のANA37便で伊丹空港へ向かいます。到着予定は19時10分です。お疲れ様でした。あともう少しです。

ヨーロッパ研修旅行だより 9

現地11月15日(水)、8日目の便りです。

※本日は生徒の記録はありません。
余りにも濃厚な毎日、気がついたらヨーロッパ最終日に。いつもよりも遅めの集合時間に、生徒達ものんびりと朝食に。
最終日に相応しい雲一つない快晴の中、最後の研修が始まりました。
まずはハイドンハウスに。ハイドンが過ごした家に展示された資料の数々や、併設されたブラームス記念室。愛用のクラヴィコード等、生徒達は大作曲家に一歩近づけたのではないでしょうか。
続いてパスクァラティハウスに。この家で彼は交響曲第5番「運命」や、「エリーゼのために」を作曲したと言われています。名曲が生み出された場所に立ち、生徒達は何を感じたでしょうか。
そして研修の最後は中央墓地です。モーツァルトの記念碑を囲んで眠るベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ヨハン・シュトラウス等の大作曲家達に、生徒達は写真撮影よりまず挨拶を始めました。彼らがいたから我々は音楽を愛し、今ここにいるのです。
そしてモーツァルトの記念碑に向かって「隙あらば」。感無量でした。

全ての研修が終わりました。
ウィーン空港からフランクフルト空港に飛び、現在羽田空港行きの飛行機を生徒達と待っています。
先生達や、保護者の皆様が待つ日本まで後少し。
笑顔で帰ろう!

画面上・中央墓地にて
画面中・ウィーン空港にて
画面下・フランクフルト空港にて

※現在、予定通り、フランクフルト空港を離陸し、羽田空港に向かっています。
羽田空港到着は16時15分、最終、伊丹空港到着は19時10分の予定です。

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ヨーロッパ研修旅行だより 8

記事掲載が遅れてすみません。
現地11月14日(火)、7日目の便りです。

昨日は、史上最多人数のお客様が来て下さり、とても感動しました。その余韻も抜けないまま、朝からウィーン美術史美術館に行きました。ヨーロッパに来てから、彫刻を見る事がほとんどで、絵画だけを見るのは初めてだったのですが、とても美しいもので、言葉では到底言い表せないものでした。色彩やバランスが緻密に計算されていて、決められた時間内に満足いくまで見ることはできませんでした。
その後にモーツァルトハウスに行き、彼の人生を感じ、改めて学ぶことができました。
午後からは、班別研修で、事前に予定されていたクリスマス市がなくなってしまった事から、班別研修の時間が延びる事になりました。それはそれで残念だったのですが、ウィーンの繁華街を堪能でき、偶然にも佐渡さんにお会いする事ができ、とても幸運でした。
最後に夕食会で、皆で最後の晩餐をしっかりと味わう事ができました。
今日は、集合時間に自分の都合で間に合えない人がいたり、反省すべき事が多々ありましたが、各自で気を付け、これから改善していければと思います。
この7日間、天候にも恵まれ、演奏会も成功させてきた70期。あと半日もしっかり過ごし、気持ちよく研修旅行を終わらせたいです!
J.K

充実した研修旅行もあと僅か。まずは美術史美術館を目指します。道中のモーツァルト記念像にて記念写真&隙あらば!通行中の方や、ジョギング中の方々が足を止めて聴いてくださいました。
そして美術史美術館。美術界の至宝の数々に圧倒される生徒達。
モーツァルトハウス。彼の大作曲家の人生を堪能。
午後からは班別研修。政治的な事情から、直前でクリスマス市の日程が変更され、研修旅行中に開催されなくなってしまった事もあり、班別研修の時間をその分長く取る事に。生徒達は残念がってましたが、自由行動の時間が延びた事を喜んでくれ、ウィーンの街を満喫してくれました。
また、偶然にも佐渡さんにばったり出会った生徒が。堀音の絆というものを感じざるを得ませんでした。
そして、研修旅行での最後の夕食「さよならパーティー」。
唯一こちらから旅行者さんにオーダーしたレストラン。
ウィーンで一番古く、ベートーヴェンやモーツァルトが通ったレストラン。
一室に彼らだけでなく、色々な芸術家のサインが壁一面に書かれた部屋が。時代を超えたロマンを生徒達は感じてくれました。
カールス教会での本番を終え、力が抜けたからか体調を崩した生徒も。
明日がヨーロッパで過ごす最後の一日です。とにかくしっかり休んで、笑顔で日本に帰ろう!

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