京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/19
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5/11(土)実施 中学1年生〜3年生対象、中学生向けスクールガイダンスのご案内を配布文書に掲載。4/10〜4/26が参加申込期間!

教育実習最終日<その2>

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6月18日(金)

放課後,「教育実習反省会」がありました。
校長はじめ指導に関わった教員も多数出席して振り返りを行いました。

話しながら涙が止まらなくなる実習生もいました。実習生の語る成果や課題,気づきに対して,教員側は,ねぎらいや励まし,教育についての自論やアドバイスを愛情深く贈りました。
よい教師,よい指導者を目指して,今後もがんばってほしいです。期待しています!

<田村先生(京都市立芸大・ヴァイオリン専攻)>
始めは,自分がしなければならないことで精一杯で,生徒が見えていなかった。徐々に生徒の目を見,名前を呼んで,コミュニケーションがとれるようになり,伝えたいことが伝わった感触が得られたときはうれしかった。指導案の作成にあたっては,全体像を見わたしたうえで一つ一つの授業を進めていくことの難しさ,大切さを実感した。
先生方が授業の裏で様々な準備をされているのを拝見し,生徒への愛情を感じた。まだまだ課題が多いが,これから人間的に成長していきたい。

<佐々木先生(東京藝大・フルート専攻)>
まず,ショートホームルームでのあり方を考えさせられた。一人ひとりに伝わる話し方の大切さに気づかされ,伝えようとする意識が高まった。音楽の授業では,生徒が「できた」という実感を持てるような授業をするには,綿密な計画や経験が必要だと思った。先生方の仕事に対する姿勢を目の当たりにして,勉強になった。うまくいかないことが多かったが,最後まで改善しようと挑戦できたことはよかったと思う。私も素敵な先生になりたい。

<田端先生(京都市立芸大・ピアノ専攻)>
第1週目に,指導案の作成にとりかかったとき,高校時代の先生方のご指導を思い出しながら計画したが,やってみると全然違った。授業では「今日の目標は〇〇です」などの提示が大切だと感じた。生徒一人と接するときと全体に向かうときの違いを知った。全体に向けた言葉を発信する難しさを感じた。このスキルを向上させられたらいいなと思う。どのようなかたちかはわからないが,教育者の道を進みたい。


<指導の先生方より>
・「反省会」というと「反省」ばかりを挙げがち。3週間過ごすなかで何らかの変化があって,できたこと成長したことも必ずあるはず。何の根拠もなくても自信をもって。今後もずっと成長し続ける人であれ。

・1回のアドバイスで,次回の授業が改善されていたのは,さすがでした。

・はじめは「実習生です」という顔で,「自分がこうしたい」ということで精一杯だった。3週間たって,今は「生徒にどうしてあげたら伸ばしてあげられるか」という「先生の顔」になってきた。自分の持ち味を生かしつつ,多くの先生方と補い合い協力しながら仕事をしていくことが大切です。

・生徒たちは,堀音で学んで成長したいという「やる気」を持っている。我々は,生徒を伸ばしてやりたいと指導する。ここはそういう素敵な場所。音楽の学びを通して人間力も伸ばしていけるようにと,いつも思っています。

【写真:教育実習生控室にて】各クラスからの贈り物を手に

教育実習最終日<その1>

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6月18日(金)

5月31日(月)から始まった教育実習も本日で終了となりました。

本校では,週1回あるロングホームルームが金曜日の7時間目にあるため,実習の締めくくりの授業は,3週間毎日接してきた,各担当クラスでの活動となりました。

実習生たちは,それぞれに生徒たちの前で演奏を披露し,3週間分の感想や感謝の言葉を生徒たちにおくりました。

先輩の演奏を間近で聴いたり,高校時代の経験を聞いたりすることは,生徒たちに大きな刺激となったことでしょう。

生徒たちからも挨拶があり,プレゼントなどサプライズを用意していたりと,大いに盛り上がりました。

3人の教育実習生のみなさん,お疲れさまでした!

【写真左】1年のクラスにて 実習生のヴァイオリン演奏
【写真右】同 生徒たちからのサプライズに感動の実習生

教育実習生の研究授業が始まりました!

6月15日(火)

教育実習生3名の先陣を切って,佐々木先生(東京藝大3年)が,2年生「ソルフェージュ(視唱)」の研究授業を行いました。

今回は,アメリカの現代音楽家ジョン・ケージ(1912-1992)の「リビングルーム・ミュージック」より第2楽章「Story」を取り上げ,多様なリズムと唱法を用いたアンサンブルを学習しました。

楽譜は,単線のリズム譜で,英語の歌詞がついています。歌い方や発声の仕方について,英語の短い指示がところどころに書いてあります。音符の下には,斜めに下がっていく矢印や,一度下がってまた斜め上に上がっていく曲線の矢印など,見慣れない記号があり,スタッカートやアクセント,強弱記号などがかなり細かく付いています。

佐々木先生は,見慣れない記号について,どう演奏するのだろうと生徒に問いかけながら,必要最低限の解説をされました。

そして,2班に分かれて,どのように演奏するか,意見交換を重ねながら練習し,自分たちはどのように表現したいのかを,短い時間でまとめていきました。

最後に,班ごとに互いの発表を聴きあった後,YouTubeで,ある演奏会での実際の演奏を鑑賞しました。アーティキュレーションやダイナミクスの豊かさに生徒たちは驚き,深い関心を寄せているようでした。

今回はたいへん短い時間でしたが,協働してひとつの音楽を創り上げる経験を通して,生徒たちは,作曲家の意図を汲み取り,なおかつ,自分たちらしい表現を追求することの面白さや大切さに気づけたのではないでしょうか。

<佐々木先生より>
生徒のみなさん一人ひとりが,楽譜に書かれた現代音楽特有の表現を考察し,グループで意見を出し合いながら意欲的に取り組んでいる様子が印象的でした。
今回の授業を通して,現代音楽の,枠にとらわれない自由な表現に興味を持ち,表情豊かな演奏表現に活かしてもらえたら嬉しいです。

<生徒Sさんより>
無声音で発音したり,口笛を用いたりする合唱は,シュールで新鮮でした。ケージの音楽は,普段私たちがあまり触れていないものなので,今回の授業で新たな音楽について知り,自分の中の音楽の幅が広がったと思います。とてもおもしろかったです!

【写真上】ジョン・ケージについての解説
【写真中】グループワーク,練習
【写真下】グループごとに演奏発表
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重要 中学生対象スクールガイダンスのご案内

中学1・2・3年生のみなさんへ

本校への進学を希望している中学生のみなさん,あるいは,本校への進学に興味を持っている中学生のみなさんと,その保護者の方々を対象に,下記の通り,スクールガイダンスを開催します。

すでに,新ホームページや京都府下の公立中学校等にはご案内しておりますが,このホームページのほうでは,ご案内がまだでした。申し訳ありません。

日 時:令和3年7月3日(土)13:30〜15:00頃

場 所:京都市立京都堀川音楽高等学校

内 容:13:00〜 受 付
    13:30〜 卒業生演奏
    13:50  スクールガイダンス
        ・学校紹介
        ・授業紹介(ソルフェージュ,音楽理論 等)
        ・その他
    14:40〜 個別相談(本校教員による質問・相談への回答)

*今年度も,新型コロナウィルス感染対策のため時間を大幅に短縮し,概要の紹介と個別相談を中心に行います。なお,内容については若干変更することがあります。ご了承ください。

■参加申込の方法:
京都堀川音楽高等学校新ホームページにお入りいただき,「受験ガイド」→「説明会等申込」内にある申込フォームにご入力ください。

新ホームページはこちらからどうぞ。右下のQRコードもご利用いただけます。

申込〆切:6月23日(水)必着

※お問い合わせは、本校 総務部(075-253-1581)まで
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教育実習,最終週に入りました。

 卒業生3名を迎えての教育実習も残すところ1週間となりました。実習生の皆さんは,今週の研究授業に向けて準備をしっかり進めているところです。
 実習が始まったころには,まだ表情が硬かった部分もありましたが,今では生徒の皆さんともずいぶん打ち解け,ホームルームでの伝達などもスムーズに行えています。この教育実習で多くのことを学び,さらなる飛躍を遂げてほしいと思います。がんばれ,実習生。
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第198回定期演奏会(公開実技試験)第1日目を開催しました!

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6月12日(土)

緊急事態宣言下のため,昨年度に続き今年も,一般の方にはご来場いただかず,在校生と保護者の方の前で,3年生が渾身の演奏を披露しました。

本日は,第1日目として,ピアノ専攻13名と管打楽専攻7名の演奏でした。

密をさけるため,昨年度末にPTA音友会の寄贈により整備された,ホール=アリーナ中継システムを活用して,ホールには3年生とピアノ・管打楽専攻の1,2年生,そして,3年生の本日出演の生徒の保護者の方各1名にお入りいただき,アリーナでは,1,2年生の保護者と別の専攻の1,2年生を中心に鑑賞いただきました。

本来なら,ホールいっぱいのお客様の前で演奏する緊張感や高揚感を感じながら,思い切り自分が磨いてきた音楽を皆様に届ける日となるはずでしたが,残念です。

しかし,今できる精いっぱいのかたちのなかで,頑張ってくれたと思います。
来週は,同様のかたちで,指揮・声楽・弦楽が行われます。

< 生徒の感想〜ピアノ専攻 K >
正直に言って,一年前の自分が今日のことを想像できたでしょうか。
大きな拍手で舞台に上がり,演奏後,さらに大きな拍手を贈ってもらえる。
こんな当たり前を,去年1年間,感じることができなかった。
そして,今日,この当たり前が実現されてうれしかった。
この実現のために協力してくださった先生方,後輩,保護者の皆さんに,本当に感謝しています。

【写真左】ホールの様子
【写真右】アリーナの様子(休憩中,明るい状態)



園芸部

 こんにちは。園芸部です。
 1年生と2年生に1名ずつの新入部員を迎え、5名になりました。
 今回の活動は、「千日紅」「ペチュニア」「日々草」を植え、その後、東門付近にある梅の木から梅の実を採りました。
 千日紅の花言葉は「色あせぬ愛」「不滅」です。丸くてかわいらしい見た目から、「団子花」や「達磨草」と呼ばれることもあります。
 ペチュニアの花言葉は「あなたと一緒なら心が和らぐ」「心の安らぎ」です。ペチュニアはタバコの花に似ているため、ブラジルのグアラニ語でタバコを意味する「ペチュン」が語源だそうです。
 日々草の花言葉は「楽しい思い出」「友情」です。日々草には毒が10種類以上含まれているので、万が一森で迷って食糧難に陥っても食べないようにしましょう。
 色とりどりでかわいい花壇になったので、みなさんもぜひお花の生長を見守ってください。
               園芸部部長2年 北田美結

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生徒自治会総会がありました!

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6月4日(金)

前期中間考査最終日となりました。考査終了後にアリーナにて,新・生徒自治会になって初めての生徒自治会総会が開かれました。

内容は,8月の「音高祭」(文化祭)についてです。
今年も新型コロナの影響で,様々な制約のなかでの実施となりますので,会長・副会長が「文化祭要項(案)」について丁寧に説明し,みんなもプリントを見ながら真剣に聞いていました。

質疑応答では,2つの質問が出ました。
1つは,「舞台発表」の出演者のマスクやフェイスシールドの着用について,もう1つは,「小編成・有志によるパフォーマンス」の上限人数についてでした。みんな,こんな表現がしたい,あんなことをやってみたいといった希望がいろいろあるはずですが,今できることをみんなで確認して,そのなかで精いっぱい取り組んでいこうとする静かな情熱が,質疑応答のやりとりのなかに感じられました。

昨年度以上に新たなアイディアを生み出し,生徒全員の力で「音高祭」を盛り上げていきましょう!

2年 今後の「総合的な探究の時間」に向けて

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6月3日(木)

2年生(74期)の「総合的な探究の時間」で今後取り組んでいく「合唱」をテーマとした探究活動に向けて,合唱委員の3人が,本日放課後,印刷・製本作業をしました。

全員で決めた曲目を題材に,これから探究活動を始めていきます。

全員でいっしょに「歌う」活動はしばらくできませんが,その曲目について,さまざまな角度から探究することはできます!

頑張ろう!

【写真左】アクリル板越しの冊子の作成作業
【写真右】冊子が完成しました!



共用スペースのパーテーション

 本校には,1階昇降口の奥と2階城巽アリーナの前に共用のスペースがあります。
 生徒が先生に質問したり,打ち合わせを行ったり,授業の合間に休憩をしたり,いろいろな活動をしています。
 これまでもマスクを着用して活動は行っていましたが,生徒たちがいろいろな活動をしながらも,しっかり感染症対策ができるように,共用スペースのテーブルの上に透明なアクリル板でパーテーションを設置しました。(写真ではわかりづらいかもしれません。)
 こうしたものを活用しながら,少しずつでもできることを進めていきたいと思います。
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京都市立京都堀川音楽高等学校
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FAX:075-213-3631
E-mail: ongaku@edu.city.kyoto.jp