京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/03/28
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第4回きらめきコンサート 報告と御礼

12月14日(金)

本校ホールにて〜音楽の街クラシックホールの夕べ〜「第4回きらめきコンサート」を開催しました。

多くのお客様ご来場の中、前半は現役3年生ヴァイオリンの岩谷弦さん(伴奏は松岡淳先生)、後半は、今年3月に卒業しましたサクソフォンの佐々木晴志郎さん(伴奏は高校時代からたびたび協演している同期生の新水美奈さん)による演奏をお聴きいただきました。超絶技巧を駆使しつつ、華やかで、ドラマをエネルギッシュに描く名曲が並び、また本格的なソナタや現代音楽的な作品もあり、軽やかで親しみやすい作品がソプラノサックスで演奏されるなど、変化のあるプログラムとなりました。

 終演後のアンケートでも、感動と称賛のお言葉をたくさんいただき、出演者の励みとなっております。ありがとうございました。将来が大変期待される岩谷さんと佐々木さん、そして「音楽の街 クラシックホールの夕べ」に、今後ともご支援、ご来場の程よろしくお願いたします。

 来年2月22日(金)には、現役生による「第3回ときめきコンサート」(本校ホールにて入場無料)を企画しております。どうぞご期待ください。
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全校人権学習

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12月19日(水) 3,4限

本年度は、「学習権と子どもの貧困」をテーマに、京都産業大学現代社会学教授で世界人権問題研究センター研究員の惣脇宏先生に講演をしていただきました。

貧困の中で教育を受ける権利を奪われてしまう子ども達は世界各国に存在しますが、実は日本でも格差社会が問題視されるようになった2006年頃から、貧困は確実に子ども達にも広がっています。

社会情勢に大きく影響される子どもの学習権や生きる権利について、考えるムードが出来たところで、講演後に全校生徒による意見交流会をもちました。
「経済的な理由で進学が困難になった時、あなたならどうするか」、「比較的親しい友人が家族や大人から虐待を受けていると気付いた時、あなたならどうするか」という問いについての各自の考えをグループで述べ合い、その後、十人近い生徒が、その場で意見を発表しました。

「子どもの貧困」を、遠い世界の他人事として捉えるのではなく、日本で生活する自分たちの問題として考える良い機会となったようです。

惣脇先生、お忙しい中、本当にありがとうございました。

2年 文化芸術探究授業(筝曲講座)

12月17日(月)
 「日本の室内楽−筝を中心とした糸の調べ−」と題して、生田流筝曲家 野田 弥生先生、野田 友紀先生、そして、本校「日本音楽史」担当 井口 はる菜先生による特別授業を、2年生40名が受講しました。

 筝についてのお話を伺い演奏をお聴きした後、生徒たちは2人1組で筝に触れました。平調子で調弦をしたあと「さくら」を教えていただき、先生に対旋律を弾いていただいて合奏をしました。初めて演奏したにもかかわらず、皆なかなか上手で、20面以上の筝での演奏は荘厳な響きがしました。

 その後「春の海」の冒頭部分も教えていただき、誰もが知る作品を自分も演奏できたと、とてもうれしそうにしていました。

 講師の先生方、素敵な時間をありがとうございました。

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平成30年度 松田康子先生ピアノ特別講座

12月12日(水)

11月末に個別事前指導をいただいた後、本日、芸術顧問 松田康子先生の特別講座を行いました。

事前指導での宿題をもらった受講生徒たちは、色々と自分なりに考え、工夫して練習を積み重ね、今日の特別講座でその成果を松田先生に聴いていただきました。
しかし、前回の宿題を解決して終わりではなく、そこからまた新たな問いが生まれ、そのためのヒントや考え方を、今日もまたたくさん教わることができました。

考え、選び、工夫し、また考え…と続けていくことの大切さ、そしてその積み重ねがその人なりの音になって行って欲しいという、松田先生の熱い思いがいっぱい詰まった特別講座でしたが、毎年来ていただいている松田先生だからこそ生徒たちにそれが伝わるものだと思います。

松田先生、お忙しい中にもかかわらず本当にありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
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【12/14開催】第4回きらめきコンサートご案内

12月14日(金)18:00より、本校音楽ホールにて、選りすぐりの若手音楽家による演奏会を開催します。
本校では、皆様にお聴きいただくことにより、逞しく魅力あふれる若き音楽家の登竜門となることを願い、卒業生・在校生とともに音楽文化の発信に努めております。中でも、この「きらめきコンサート」は、将来の活躍が大いに期待される卒業生と在校生による本格的な演奏会です。

優れた演奏技術を評価され、現在東京藝術大学で研鑽を積んでいる佐々木晴志郎さん(サクソフォン)は69期生。高校時代から高い志を持ち、中学の吹奏楽部、図書館、敬老の日などに演奏や指導のボランティアを行ってきました。
また、岩谷弦さん(ヴァイオリン)は本校3年生。全日本学生音楽コンクール全国大会など数多くのコンクールで第1位を受賞し、既にソロリサイタルを開催するなどの音楽活動を意欲的に行っています。

皆様ぜひご来場くださいますようよろしくお願い致します。
チケットは、1枚1,000円(全席自由)です。

ご予約・お問い合わせ等は、
京都堀川音楽高校 (075)253−1581
にて承ります。座席に限りがございますので、お早めのお申込みをお願いいたします。

※コンサートの詳細につきましては、下記URLをご参照ください。
https://next.horion.ed.jp/concert_20181214/

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平成30年度松田康子先生特別講座(Etudeグループレッスン)

11月29日(木)
今年も本校芸術顧問の松田康子先生にご来校いただき、Chopin Etudeグループレッスンを行いました。

腕の重みを利用した打鍵と美しい音の発音といったピアノ演奏の基本に加えて、Etudeが指の動きだけにならないよう和声を感じること、Chopinらしい和声の変化に必要な音を考え、感じ、発音させていくことなど、 Chopin Etudeに限らず、そしてピアノに限らず、どの楽器や音楽にも大切なことを学ばせていただくことができました。

またドイツでのご経験を通して先生が感じてこられた、ヨーロッパの文化や一人ひとりが持つ自分の意見や主張と他者への尊敬など、西洋音楽を学ぶ私たちにとって深く考えなければならないこともお話しいただきました。

お忙しい中、そして毎年、本当にありがとうございました!
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第71期ヨーロッパ研修旅行【第8,9日】

11月20日(火)・21日(水)

第8,9日のレポート(最終)をお届けします。

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21日(水)
今日も朝から雨と雪の寒いウィーンでした。

帰国のための荷造りを済ませ、早い朝食をいただき、まずは、ベルヴェデーレ宮殿へと向かいました。宮殿内のオーストリアギャラリーは、素晴らしい絵画が多数展示されていますが、19世紀末の画家クリムトのコレクションが、特に有名です。朝一番の入館だったため大変空いていて、生徒達はクリムトの「接吻」をはじめとする作品を、ゆったりした気持ちで鑑賞できたようです。

いよいよ、最後の研修はウィーン中央墓地です。広大な墓地の32区には、ウィーンで活躍した大作曲家達が眠っています。ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ヨハン・シュトラウス父子のお墓、そしてモーツァルトの記念碑に向かい、全員で「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を歌いました。生徒たちの心には、大作曲家への尊敬の気持ちと、自分の音楽をさらに高め、再びヨーロッパに来ようという気持ちが膨らんだのではないでしょうか。

生徒たちは、数名体調を崩しかけていましたが、看護師さん曰く、「薬等の準備が良く、体調の自己管理の意識が高い」ということで、結果として、全員無事にウィーン空港から日本に飛び立つことができました。

22日(木)
予定どおり、関西国際空港に到着。
簡単な解散式を行い、お出迎えくださった校長先生より、「旅行の成功おめでとう!でも家に帰るまでが研修旅行です」とのお話をいただき、保護者の皆様をはじめ、多くの方々に感謝しつつ研修を終えることができました。
ありがとうございました。  (教員M.K.)

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【写真上】ヴェルベデーレ宮殿にて
【写真中】中央墓地32区にて
【写真下】関西国際空港にて(研修旅行委員長の挨拶)

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第71期ヨーロッパ研修旅行【速報】

おはようございます。

昨日22:30過ぎと本日7:00過ぎに,配信メールにて,2年生の保護者の皆様にご連絡を差し上げましたが,サーバの不調でしょうか,まだ届いていないようです。
ご心配・ご迷惑をおかけし,申し訳ありません。

改めて,ご報告いたします。

昨日20日(火),2年生一行は,ウイーンでの最後の研修を無事終えて,予定通り,現地15:05発のエミレーツ航空128便でドバイに向かいました。

その後,ドバイ空港を本日の3:05(日本時間8:05)発のエミレーツ航空316便で,予定通り,関西国際空港に向けて離陸した模様です。

全員,元気です。

関西国際空港には,16:55に到着予定です。
入国審査,荷物のピックアップなどを経て,17:30から18:00あたりに関空で解散となる予定です。

以上、よろしくお願いいたします。

(第8日・第9日の様子は,後日改めてホームページでご報告いたします)


第71期ヨーロッパ研修旅行【第7日】

11月19日(月) 研修もいよいよ大詰め。
         ウィーンでは、雪が降ったそうです。

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今朝は雪が降りとても寒いウィーンでした。昨日まで天候に恵まれた旅行でしたが、ここで崩れました。しかし、雪のウィーンもまた風情があります。生徒たちは、コンサート開催の重圧から解放されたこともあり、とても楽しそうに研修を行いました。
映画「第三の男」で音楽とともに有名になったプラター公園に行き、市内中心部に戻り班別研修を行いました。自分達が計画した順路に沿って研修するのですが、慣れない土地だけに苦労もあったようです。でも、全員無事に有意義な研修ができたようです。
本日最後のプログラムは、国立歌劇場でのオペラ鑑賞です。ドヴォルザーク作曲の歌劇「ルサルカ」の鑑賞のためにややフォーマルな服装に着替え、本場のオペラを味わいました。

明日はベルヴェデーレ宮殿で、クリムトの作品などを鑑賞、偉大な作曲家達の眠る中央墓地を訪れた後、空港に向かい、日本に向けて飛び立ちます。あと少しですが、気を抜かず全員無事関西空港に降り立てるよう、頑張りたいと思います。  (教員M.K.)

次に、生徒のレポートです。

◆今日は班別研修とオペラ鑑賞がありました。とても充実していて楽しめました。  (K.S.)

◆研修旅行も終盤にさしかかった今日は、なんと雪が降りました。とても寒かったですが、朝から観覧車に乗ったり、班別研修で全力疾走したり、オペラ「ルサルカ」を観賞したりと、盛りだくさんの1日でした。班別研修では、シュテファン寺院を観光した際、午後12時に鐘が鳴り貴重な体験をすることが出来ました。とても楽しい1日でした。残りの時間も有意義にすごしたいと思います。  (M.H.)

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【写真上】プラター公園、大観覧車の前で
【写真中】観覧車から見た雪のウィーン市街
【写真下】ウィーンのお店の玄関に貼っていただいた、我々のコンサートのポスター

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第71期ヨーロッパ研修旅行【第6日】

11月18日(日)

第6日目のレポートです。ウィーン・カールス教会でのコンサートも大成功だったようです。

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本日のウィーン・カールス教会でのコンサートは,ブルノ・ヤナーチェク音楽院でのコンサートに,負けず劣らぬ大成功をおさめました。
18世紀初頭に建築された美しいバロック様式のカールス教会は,実に美しい響きと長い余韻を持っています。
おそらく,昨年以上に大勢のお客様にお越しいただき,満席状態の中,ヨーロッパで活躍中の外国人ソリスト,ウィーン及びドイツで学ぶ学生さんの力をお借りしつつ,本校生徒はのびのびと最高の演奏を披露してくれました。
鳴り止まぬ拍手の中,生徒たちは音楽に対する志を新たにしたこととおもいます。
生徒達にこのような素晴らしい経験を与えてくださった,保護者の方々を初め,すべての方々に御礼申しあげます。
ヨーロッパ研修も,いよいよフィナーレを迎えます。明日のウィーン市街班別研修,オペラ鑑賞も安全で充実した時間となるよう,気を引き締めて臨みたいと思います。 (教員M.K.)

続いて,生徒からのレポートです。

◆気温が日に日に冷えていく中,私たちはまずシェーンブルン宮殿へと向かいました。壮大な装飾品と美術品に圧倒されました。夕方,久しぶりの日本食を食べた後は教会でのコンサートです。
ウィーンの人たちは本当にあたたかく演奏を聴いてくださり,そして割れんばかりの拍手をくださいました。この感動を忘れずに精進したいと思います。残すところ,ヨーロッパ研修もあと2日。日本のラーメンが恋しいものですね。 (A.Y.)
 

◆今日はシェーンブルン宮殿や,ヨハン・シュトラウスの像のある公園に行き,カールス教会でのコンサートもあり,とても充実した1日でした。カールス教会でのコンサートは一瞬で終わってしまって,みんなとの合唱が最後だと思うと寂しかったですが,その分達成感も大きく,一生の思い出になりました。ヨーロッパもあと1日,最後まで元気にいきましょう! (M.S.)


◆今日は,チェコに引き続き,ウィーンのカールス教会で演奏会をしました。チェコとは違いとても寒くて,体調不良の人も何人かいましたが,本番は無事全員で出られて良かったです。教会のひびきがとても美しく,鳥肌が立ちました。現地の方もたくさん聴きに来てくださって,演奏していてとても気持ち良かったです。温かい拍手を頂き,笑がおで帰られるお客さんをみて,言葉は通じなくても,音楽でつながれることを改めて実感しました♪明日も安全に気をつけて楽しみましょう!! (K.N.)
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【写真上】シェーンブルン宮殿にて
【写真中】ウィーン市立公園,ヨハン・シュトラウス2世像の前で,71期のポーズ
【写真下】カールス教会コンサート,シューベルトのミサ曲を演奏

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