京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/17
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「美術を学ぶ」から「美術で学ぶ」学校へ。美工(美術工芸高校)は、生徒たちに未来必要な力を身に付けさせる教育活動を展開しています。

3年アートフロンティアコースの総合的な学習の時間「表現探求F」 京都市交通局と連携した課題研究「洛バスの車内広告スペースのデザインを作成する」 その8

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 3年アートフロンティアコースの総合的な学習の時間「表現探求F」で取り組んでいる
京都市交通局との共同事業「洛バスの車内広告スペースのデザインを作成する」の授業の様子を紹介します。

 11月6日の授業から洛バスプロジェクトを再開しました。

 最初に10月の中間発表でいただいたアドバイスをもとに,コンセプトの確定やデザイン案の修正を行いました。次に,具体的な作業に入るための作業計画や役割分担,制作に必要なもののリストアップ,さらに今後検討すべき内容などをワークシートに書上げ,最後に振り返りシートをグラフィックレコーディングの手法を取り入れてまとめました。

 11月13日の授業では,嵯峨美術大学芸術学部デザイン学科イラストレーション領域の奥田一生先生を講師にお招きし,アイデアをデザイン化していくための指導助言をしていただきました。

 各チームは,前回の振返りシートを見ながら話合いを再開しました。奥田先生は,各チームの話合いに熱心に耳を傾け,「ゆるキャラ」チームには,「エリアごとに京都らいい風景の写真をちぎり絵風にして背景にするといい」,「アイドルプロデュース」チームには,「なぜその地域にはそのアイドルキャラクターなのか,自分たちが考えているほど他人には伝わらいことを意識すること。」,「かわいい仏像」チームには,「特徴やどこに行けばその仏像が見られるかなどの情報はアイコンを使って説明するといい」などど,的確で具体的なアドバイスをしていただきました。

 振り返りシートを見ると,かなり具体的なイメージが出来上がりつつあるグループも出てきました。次回から「三大祭り」チームは画用紙に水彩画を描き始め,「みたらし団子」チームは現地調査に出かける計画で,5つのチームがいよいよ本格的に動き出します。

3年 実習B 「パフォーミングアーツ・映像・iPad」講座 特別ワークショップ「コンタクト・インプロビゼーションの基礎を学ぶ」

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『コンタクト・インプロビゼーションの基礎を学ぶ』

 11月13日(火)6,7時間目の実習B 「パフォーミングアーツ・映像・iPad」講座では、講師としてコンテンポラリーダンサーの森裕子先生をお招きし、特別ワークショップ『コンタクト・インプロビゼーションの基礎を学ぶ』を行いました。

 この講座では身体を使う芸術表現を学び、iPadで撮影・編集し、映像メディア表現の特性を活かしながら表現する作品を制作しています。

 コンタクト・インプロビゼーションは、他者と触れ合うことで生まれる即興的な動きのことです。「自分と他者の身体と対話すること」をテーマに、思いがけないイキイキとした動きの数々を楽しく経験しました。自由に、自分をつくり出すことの面白さを感じながら、作品制作の発想を広げ、創造性を高めました。

 15日の授業では、学んだ動きを生徒のみでリフレクションし、新たな発見に挑戦しました。同じ動きを繰り返すことはとても気づきが多く、「私たち、レベルアップしている!」と生徒自身が感じられるような活動になり、また、笑顔の絶えない時間となりました。


写真上 「ワックスのワーク」完成ポーズを森先生と一緒に
写真下 テーマ「アスレチック」その後の授業での生徒作品

   

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3年 「古典」 香(こう)の体験

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 3年生の古典の授業で、香の体験をしました。

 香は仏教の伝来とともに日本にやってきたと言われ、平安時代にここ京都で発達した文化です。平安時代の人たちは、部屋の中に香りを漂わせて楽しむだけでなく、着物や手紙に香りをつけて楽しんでいました。

 『源氏物語』では光源氏や薫、匂宮の香りに女性たちがときめく場面が出てきます。また「梅枝」の段に香合せ(誰の香りが一番よいかを競う遊び)が登場し、源氏をはじめたくさんの女性たちがそれぞれ香を持ち寄る場面があります。同じ香でも調合によって微妙に香りが変わるため、それぞれに香の腕を競っていたようです。

 今回の授業では、まず六種香と呼ばれる平安時代から伝わる代表的な香りを楽しみました。黒方、梅花、荷葉、菊花、侍従、落葉の六つの香りにより、日本の美意識と季節感をあらわしていると言われています。生徒たちは「しっとりした香り」「華やかな香り」などそれぞれの違いを楽しんでいました。

 その後、香炉を使って実際に香を薫く様子を見たり、香を聞くための仕草を体験したりしました。

 千年前の楽しみを現代で体験することで、より古典を身近に感じてもらえればと思っています。

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1年専門科目「表現基礎1」 紙による立体表現 「平面から立体へ」

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 1年生の「表現基礎1」では、「紙による立体表現」の課題に取り組んでいます。

 この課題では、つながりをテーマにし、独自の発想で新たな立体をつくる」という目標が挙げられています。

2年専門科目「表現基礎2」 進路探索期間

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 2年生の「表現基礎2」では、現在、進路探索期間として課題に取り組んでいます。

 この期間は、卒業後の進路先、受験志望先などを考えながら、それぞれの進路希望先の実技検査を意識した課題に取り組み、自分自身の進路についてしっかり考える期間となっています。

 教員が進路希望先の課題をふまえた異なる講座を用意し、生徒はそれぞれが選んだ講座で熱心に課題に取り組んでいます。この進路探索期間は2月にも設定しており、生徒の希望、適性などをよく見極め、担当教員が丁寧に導いていきます。

1年「造形表現」2分野履修の様子

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 1年生の専門科目「造形表現」は、2年次からの8専攻を選択するために、4月から8分野実習、続いて選択した3分野実習、後期からは選択した2分野の自習を並行して履修して行く授業で、1年生の終わりには、2年次から取り組む専攻を1つに決めます。

 現在は、各自が選択した2分野の実習を火曜日と木曜日にそれぞれ学んでいます。

 ホームページでその実習の様子を少しずつ紹介します。

 今回はまず3つ。

写真上2 洋画分野  自画像
  中2 漆芸分野  研ぎ出し蒔絵パネル
  下2 染織分野  ろうけつ染め

3年アートフロンティアコースの総合的な学習の時間「表現探求F」 外部講師を招いて「ファッションの魅力」

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 今回は,京都精華大学ポピュラーカルチャー学部の小北光浩先生を講師としてお招きし,「ファッションの魅力」というテーマで講演を行いました。

 初めに「ファッションとは装いをつくること,社会の変化に対応して新しい価値を生み出すことである」と説明され,ファッションショーの映像を見ながらファッション・トレンドの変遷について紹介していただきました。「コレクションブランドは未知の新しさを求め,ファストファッションブランドは今の新しさを追求する。数年経つとデザイナー自身も変わる。どちらが良い悪いではなく,自分はどちらが向いているかを考えて」とアドバイスいただきました。

 また留学時代に作成されたポートフォリオや連続をテーマにした服やスカートの試作品など自身の学びを振り返りながら,頭の中だけで考えるのではなく,一度アイデアを頭の外に出してアイデアを並列に並べてみること,枠組みを外して考えることの大切さを伝えていただきました。ブランドデザイナー時代の経験から,売れる服は7割で3割は売れ残るという服の消化率を例にビジネスとしてのファッションの側面も語られ,大変興味深い2時間でした。

 授業を終えた生徒たちは,「“今ある新しさ”ではなく,次に流行しそうなものをpick upして行動していくというところに共感を覚えた。突き詰めていく作業が終わったら,人に新たな価値を提供できるよう視野を広げていくことが大切だと改めて感じた。」「人の求めるもの,あこがれを創っていくものがファッションの世界。見せるものと売れるものを見分けてやっていくのがビジネス,ということなどファッション界の仕事について学べて良かったです。デザインも枠の中だけで収めるのではなく,一度冒険してからまとめる方がいいものができるという思考法は,私も枠の中で考えて悩んでしまうタイプなので勉強になりました。」「私はファッションアート専攻だけど,人が考えないものとか,オリジナリティとか全然考えられないので,先生のようにシャツを重ねるとかポケットを重ねるというアイデアが思いつく発想力はすごいと思った。後期作品展では,一度枠組みを超えて視野を広げてもう一度しっかり考え直してみたいです。」などと感想を述べていました。

 今回学んだことやいただいたアドバイスを後期作品展や今後の制作活動に生かしくれることを期待します。お世話になりました小北光浩先生,本当にありがとうございました。

1年「保健」の授業 タブレットiPadを使ってグループ学習

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 季節の変り目で、急に寒くなり、風邪をひく生徒も出てきています。

 1年生の保健の授業では、「感染症とその予防」の単元について、テーマごとに各グループに分かれ、タブレットiPadを使って調べ学習を行いました。
 
 感染経路や予防方法を知ることで、体調管理に役立てます。

 次週の11月9日(金)は「ICT活用教育公開授業日」になっています。その日の保健の授業時に発表を行いますので、ぜひご来校いただき、ご見学ください。
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2年「表現基礎2」 進路探索期間 その2

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(つづき)

2年生「表現基礎2」 進路探索期間の様子


2年「表現基礎2」 進路探索期間 その1

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 2年生の「表現基礎2」の授業では、本日から「進路探索期間」に入りました。

 「進路探索期間」は、それぞれの進路希望に合わせた講座に登録して、志望先への受検を意識した課題に取り組みます。各大学等の傾向と対策についての説明の後、実際の過去問などに取り組み実技力を高めていきます。

(つづく)
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